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MATCH試合情報

2023-24 WEリーグカップ グループステージ 第5節 - ちふれASエルフェン埼玉 vs 日テレ・東京ヴェルディベレーザ

マッチレポート

監督コメント

松田 岳夫 監督

試合を振り返ってください。
難しい試合でした。先制点を奪われてしまった。これまでの試合も先に点を奪われ、自分たちが苦しむ展開でした。カップ戦5試合中4試合はそういう(先制点を奪われる)展開であったという意味では、自分たちが先制点を奪うこと、自分たちのリズムをしっかり作ること、このあたりがチームとしての課題なのかなと思っています。チーム全体としては攻撃的な選手が代表や怪我でチームから離脱してしまったという少しネガティブな要素はありましたが、攻撃力が足りなかったというよりは、どちらかというと守備力が足りなかったと思います。先週と今週のゲームを合わせて9失点。本当に2試合でこれだけ奪われるということは、守備の課題がそのまま出たのかなと思います。どちらかというと点を奪えないというところに意識がいきがちですが、守備力を含めもう1度チームをしっかりと立て直していきたいと思っています。

カップ戦を通して失点が重なった要因をどのように捉えていますか。
チームは今シーズンから新たな体制でスタートし、より攻撃的に、よりゴールを目指す、リスクもあるけれどアグレッシブにプレーしようというところに今取り組んでる最中です。ただその中でもちろんリスクは管理しなければならず、それをどのようにもそうですし、どこのラインで考えていくかということもこれからの課題だと思っています。そういう意味では攻撃に意識がいき過ぎ、比重が高まり、守備が手薄になってしまった。そこが1番の原因なのかなと思っています。その点では、バランスを保つというよりは、全員のやれることを少しずつ増やす。あるいは攻撃を高める中でも、簡単にミスして奪われない。守備力を高めなければいけないですが、攻撃力を高めることで同時に守備力も高まることに繋がるので、(攻守)両面を高めていきたいと思っています。

本日のスターティングメンバ―の平均年齢が23.45歳と若いですが、その選手達に今後どのようなアプローチをしていきますか。
選手は積極的にプレーしてくれたと思っています。ただ本当に今日のパフォーマンスが彼女たちの全ての力なのかと考えると決してそうではないです。やはり何かプレッシャーもそうですし、もしかしたら遠慮もあるかもしれないですし、そういう意味で自分の持っているプレーの100%を出し切れていないことはとても感じている部分です。本当に悔しければ次に1歩を踏み出せますし、ここから再スタートを切れるかどうかということはとても重要なことだと思っていますので、若い選手には今日の負けを胸に刻んで、次の1歩を踏み出してほしいなと思っています。

システムの変更もありましたが、どのように状況を打開しようと考えていましたか。
こちらの中盤の選手はおそらくWEリーグの中でもかなり質が高くやれることは多いです。ただ真ん中を固められた時に、その他の選択肢でどうするのかというところはチームの課題です。今季がスタートした時からサイドの突破はチャレンジしてきました。ただサイドを活かして最終的にゴールを目指すというところでは、迫力や強さの前に巧さを出そうとしているようなそんな印象はあります。相手が守備をやり切る力と比べると、最後のところで詰めの甘さはすごくあると思います。どういうシステムや選手の並びにしても、最終的には最後までやり切ることが重要になってきますので、この部分を突き詰めていきたいと思います。

WEリーグカップ5試合を戦い、主力選手の移籍もありましたが、今後どのようなチームにしていきたいですか。
やること自体は何も変わらないです。ただ得点を奪う側の選手が移籍し、勝負というところでゴールに絡むシーンが薄くなってきていることは事実です。ただ新しい選手が台頭してくる。新しい得点の形が増える。そうすれば当然チームもまた勝てるようになっていく。そこに至るまでには若干の時間は必要かなとは思います。1番大事なことは選手が危機感を持って取り組んでいけるかどうか。やや今は物足りない気がしています。逆に言えばまだまだ出せていない力がたくさんあります。意識が変わっていけば、このチームがまた新たな顔を見せていけると思っていますので、そういう取り組みをしていきたいです。

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選手コメント

FW 11藤野 あおば

今日の試合を振り返ってください。
相手がやるべきことを徹底していたという印象です。ただ自分たち次第ではここまでのスコアにはならなかったと思います。崩されて失点したというよりは、自分たちのチーム状況的に上手くできていない部分を突かれたという印象が強いです。

前線の選手としてどのようなプレーを意識していましたか。
前線の選手として得点を奪うことは絶対的に求められていると思います。ピッチに立っている以上はチームを勝たせるためにプレーすることは自分自身の役割だと思っています。ゴールを奪えなかったところもそうですし、攻撃の作りの部分でもっと自分が関われる場面を増やしたいということは今日の試合で思いました。フォーメーション的にもサイドに位置する中で、ボールを受けるとゴールから遠いです。得点シーンはより内側にランニングして、自発的にアクションをかけたからこそのゴールだと思いますので、そういった動きをもっと早い時間帯から増やしたかったです。

サイドからセンタリングを上げる場面もありましたが、中の選手との連係はもっと高めていきたいですか。
前線は怪我や移籍などもあり、センタリングの部分は合わせる時間がなく、意思疎通を少し上手くできませんでした。ただ逆サイドのななみさん(北村選手)がセンタリングに入るシーンがいつもより多かったですが、彼女にパスを通し切れなかった、自分の対峙する相手に当ててしまう場面が多くありました。隙を逃さないところやワンテンポ早くクロスをあげる。試合中に雨が降ってスリッピーな状況になりボールが速く流れる変化がありましたが、そういう要素をうまく使っていけるようにしないといけないと思います。

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GK 1田中 桃子

今日の結果を受けて今後どのように改善していきたいですか。
WEリーグまで1ヵ月近くある中で、修正というよりも1からやり直す意識でやらないといけないと思います。気持ちの部分でも、戦術の部分でも、もう一度見つめ直す必要があると思います。今日だけでなくこれまでの試合を含めてもそう感じています。

後ろの選手からビルドアップする場面が多くありました。
あれだけボールを保持していながらも相手のゴール前に侵入することができませんでした。自分も含めて後ろの選手が前線にどう効果的なパスを送っていくかというところは、もっと相手を見てサッカーをしないといけないと思います。基本に立ち返ることも必要かなと思います。

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