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2017.01.14 クラブ トップ

2017シーズン東京ヴェルディ新体制発表会見を行いました

東京ヴェルディは本日、2017シーズンの新体制発表会見を行いました。
今シーズンからチームをサポートしていただく一般社団法人国際スポーツ振興協会のご協力のもと、
新宿の京王プラザホテルにて、ロティーナ新監督と新加入選手に加えて、
その他の全選手とスタッフが登壇し、今シーズンのチームの陣容をお披露目しました。

オープニングムービーでスタートし、羽生社長、竹本GMの挨拶に続いて、
ロティーナ新監督と新加入選手が意気込みと決意を語りました。
2017シーズンの新ユニフォームのお披露目では、
高木大選手(1st)、井上選手(2nd)、柴崎選手(GK1st)、太田選手(GK2nd)、
中野選手(練習着)、高木純選手(オフィシャルスーツ)がモデルとして登場。
あわせて今シーズンのメインパートナーの発表も行いました。

そして最後は、背番号発表に合わせて全選手と全スタッフがステージに登壇。
会場に詰めかけた報道陣、パートナー、サポーターの皆様に、
新チームの体制を披露しました。

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新体制発表会見でのコメントは、下記をご覧ください。

【新体制発表会見:羽生英之社長】

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「みなさん、こんにちは。東京ヴェルディの羽生でございます。はじめに、このような素晴らしい私たちの門出の場を用意してくださったISPSの半田会長、本当にありがとうございました。昨年から今年にかけて素晴らしい出会いが、私どもヴェルディにとって、たくさんありました。たくさんのパートナーの方に加わっていただき、また今私の横にいる実績も経験も本当にたくさんの修羅場も潜り抜けてきた、ロティーナ監督を私たちのクラブに迎え入れることができました。
ヴェルディは昨年、非常に苦労しました。私が想像していた以上の苦労をしました。その中でもう一度、私たちが今までレンガを一つひとつ積み重ねるがの如く、積み上げてきたものを、また一段積み上げること。それと同時に、また私たちが今行っていることが、本当に正しいかどうかということを見つめ直す。もしくは再発見すること。この2つが私たちのクラブのテーマであると考え、スペインの監督に託そうというふうに決めました。
監督とは昨年の9月からずいぶんコミュニケーションを取らせていただき、私どもクラブのフィロソフィーなどに関して、ずいぶんお話をさせていただき、彼の今までやってきた経験、その考え方のようなものを共有させていただき、お互いにお互いを尊重し、リスペクトし合える関係を築けると判断しましたので、今回私たちのクラブを指揮していただくことになりました。
まだ、トーレニングを始めて今日で3日目ですが、私たちが今まで経験してきたことと違います。それはすごく新鮮な驚きであり、楽しい変化です。早く2月26日の開幕戦が来ないかという気持ちで一杯です。大きな期待とともに今年1年をスタートできることをすごく嬉しく思います。そして、誇りに思います。今年一年ぜひ皆さん、力強いご声援を、もしくは叱咤激励をよろしくお願いします。以上です」

【新体制発表会見:竹本一彦GM】

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「竹本です。今日は忙しい中、足を運んでいただき、ありがとうございます。昨年、非常に悔しい、残念な結果に終わりました。今年はロティーナ監督、イバンヘッドコーチを指揮官に据えて、去年味わった悔しさを晴らすために、ここにいる新入団の選手とともに、それから昨年の悔しさを持っている選手たちと、上の成績を目指して戦いたいと思っています。
ロティーナ監督はスペインリーグで500試合に近い試合数をこなしている経験豊富な指導者です。国王杯優勝、ヨーロッパチャンピオンズリーグ出場。そういう上のいい思い。そして、下の非常に辛い状況のクラブを率いて、もちろんそこで降格したりと、悔しい思いもしている監督です。私が一緒に話をさせていただき、その人間性、サッカーを見つめる知識、経験。選手とのコミュニケーション。非常に期待していますし、実際にここ3日を見て、やはり良い方向に持って行ってくれると、実感しています。
イバンコーチに関しては、今ここに居ませんが、まだ37歳という若いコーチです。彼は指導者畑を歩みまして、バルセロナの育成というところで成長してきて、タイやカタールでの指導経験も持っています。彼と接してみて、非常にモダンな日本人に合ったサッカー感、それから指導感、プログラミングをしてくれると、この3日間を見て、そういう方向に持って行ってくれていると、実感しております。この2人の指導者と新しい選手たちを含め、昨年よりも上の成績を目指して進んでいきたいと思います。よろしくお願いします。今日はありがとうございました」

――できるだけ上の順位という目標は具体的にどの辺りを考えていますか?
「順位と言いますか、去年の目標というのが、昇格争いとしました。それはJ2では6位以内、自動昇格とプレーオフがあるので、そのプレーオフを争うところにはチームの目標としておきたいと思います。昨年が18位という数字だったので、ここで大きく自動昇格とか、そういうのは現実味が足りないと思うので、あくまで今年ここにいる選手を含め、登録している選手、サポーターの思いが昇格にあると思うので、まずそこに行けるような心づもりはしています」

――新加入選手を獲得するうえでどの辺りを重視してチーム作りをしたのでしょうか?
「昨年、チームの失点が61ありまして、得点は43、得失点差マイナス18という数字的には非常に残念な結果でした。まず守備ありきと言いますか、失点の数を1試合1点ぐらいの42ぐらいに落とさないといけないのは、当然だと思います。そこにおいてここにいる選手たち、まずはチームの守備を鍛え直すというか、そこを目的として役割を担ってほしいと思います。
攻撃に関してはチームの戦術をもう一回ブラッシュアップして、その役割の中でまだまだ在籍している選手の良さ、特長を出せると判断しています。そこは監督、コーチ、スタッフを始め、コミュニケーションを取りながらチーム戦術を安定させて、攻守にバランスの取れたチーム作りを監督に求めています。チームとしてはそういう方向性で進みたいと思います」

【新体制発表会見:ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督】

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「今日はここに来ていただいてありがとうございます。そして、私たちを信用してくれて契約してくれた東京ヴェルディに感謝しています。今年、ヴェルディを率いることを非常に光栄に思っています。このクラブは非常に伝統があるクラブで、最近のシーズンはJ2で苦しんでいますが、私たちはこのクラブで重要な仕事をするため、この会場に非常にワクワクした気持ちで来ました。空港に着いた時もファンが出迎えてくれました。ファンの声援が私たちの要求を上げてくれると思いますし、私たちの責任を高めてくれると思います。契約していただいたフロント陣、記者の方々、そしてファンのみなさん、その3者がシーズンが進む毎に満足して頂けるように仕事をしていきます。
サッカーというのは選手によって勝つものです。目標の順位に関しては、選手だけではなくフロント、監督、スタッフ陣、そしてファンのみなさんと達成して、獲得していくものだと思っています。今年の目標がもっと高くなるようにハードワークしていきます。もう一つは、ヴェルディに居られることに本当に満足しているということです。そして、みなさんとこういった時間を共有できることを嬉しく思っています。ありがとうございました」

――チーム始動から3日間を過ごしての練習の手応え、選手の反応を含めてどのように感じたか聞かせてください。
「サッカーで重要なのは、まずディフェンスを安定させることです。そして、相手チームにとって難しいチームにすることです。守備も大事ですが、私たちは今シーズン、ゲームを支配するチームになりたいと思っています。毎試合、ゲームを支配するチームを目指します。日本に来る前にヴェルディの試合をたくさん見ていたので、選手のことも知っていました。新しい選手についても、他のチームの映像を見て、確認しています。僕たちが持った印象では、私たちは良い選手を持っているということです。その一方で、僕たちが今考えていることは、その良い選手たちが僕たちのアイデアやプレーモデルに適応していけるか、という部分です。僕たちのアイデアというのは、選手たちの良さを失わずに、僕たちのフィロソフィーをチームに導入していくことです」

――現在の日本サッカーに対する印象について聞かせてください。
「日本に来たいという希望は昔から抱いていました。それは日本人の仕事に対するメソッドが非常に好きだからです。正直なところ、何人かのヨーロッパでプレーしている日本人選手は苦戦しています。日本代表の選手がヨーロッパの難しいリーグに在籍してプレーしていますが、毎年プレー機会や出場時間を増やしています。リーガエスパニョーラでは、2人の日本人選手がプレーしていますが、2人とも非常に良いプレーヤーです。日本代表も非常に良いレベルにあると思います。1か月半前の12月には、日本のクラブがレアル・マドリードを苦しめて勝つ寸前までいきました。それは非常に難しいことだと思います。レアル・マドリードと対戦したチームは、ほとんど日本人選手がプレーしていました。そういった事実こそ日本人選手のレベルが上がっている証拠だと思います」

【新加入選手コメント:GK 31 武田博行選手】

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「ゴールキーパーの武田です。ヴェルディがJ1に昇格できるように必死になって頑張っていきたいです。よろしくお願いします」

【新加入選手コメント:GK 34 内藤圭佑選手】

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「こんにちは、内藤です。チームのために自分ができることを精いっぱい頑張っていきます。よろしくお願いします」

【新加入選手コメント:DF 19 永田充選手】

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「永田充です。まずは東京ヴェルディに移籍できたことを嬉しく思っています。そして、このチームで結果を出して、必ずJ1に上がれるように、全力を尽くします。よろしくお願いします」

【新加入選手コメント:MF 27 橋本英郎選手】

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「こんにちは、橋本英郎です。試合に出られるように頑張りたいと思います。よろしくお願いします」

【新加入選手コメント:MF 38 梶川諒太選手】

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「こんにちは、梶川諒太です。プロとして1年目を過ごしたこのクラブで、もう一度プレーできることを本当に嬉しく思います。もう28歳の年なので、チームを引っ張っていける存在になれるように頑張るので、よろしくお願いします」

【新加入選手コメント:MF 17 内田達也選手】

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「こんにちは、内田達也です。チームのJ1昇格のため、自分自身の成長のため、毎日精いっぱいやっていきたいと思います。よろしくお願いします」

【新加入選手コメント:MF 33 渡辺皓太選手】

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「こんにちは、渡辺皓太です。小さい頃から憧れていたヴェルディでプロになることができて本当に嬉しく思います。チームの勝利に貢献できるよう頑張るので、応援をよろしくお願いします」