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MATCH試合情報

2021-22 Yogibo WEリーグ 第12節 - 日テレ・東京ヴェルディベレーザ vs AC長野パルセイロ・レディース

マッチレポート

監督コメント

竹本 一彦 監督

本日の試合を振り返ってください。
今日は後半の開幕戦という事で、前半戦が不本意な成績、勝ち点だったので、後期に向けて、まずこの開幕戦を必ず勝利で終えようという事でトレーニングもしてきました。結果が出て、次に進んだなという気持ちです。 前半0-0は、久々の公式戦、気持ちは、前に行こう、ゴールを目指そうということだったのですが、今ひとつ、動きが嚙み合わなかったり消極的なプレーがあったと思います。前半は右サイド、後半は左サイドが活性化して攻撃の数が増えてきましたが、セットプレーで先制点をあげられた事がこの試合を大きく動かしてくれたなと思います。4点取れましたが、もっと取れたのではないかとも思いますが、無失点で終えられたという事も非常に大事だったと思います。

アジアカップで活躍した植木理子選手を見に来た人も多かったと思います。アジアカップでつかんできたものがあると感じている部分はいかがでしょうか。
やはりアジアカップで5得点あげて、長い時間出場してきたので結果を残してきたということで成長した、自信をつけた部分は感じられます。彼女のストロングポイントのヘディングシュート。今日の一点目もそうですけど、高さを活かしたフォワードということも彼女自身も分かってきているので、自分のプレーでどんな事ができるのか、中盤で何かうまいことをやって自分で打開していくというよりは、中盤では、簡単に周りを使って、ゴール前でいかにポジションを取るのかが分かってきたかなと思います。その理解があるから周りも得点をあげさせようという組み合わせが出来ているなと感じます。

新加入の藤野あおば選手のプレーはいかがでしょうか。
前半、右サイドからチャンスを作り、いいクロスを上げていたと思います。 右サイドを崩せてあのクロスを入れてくれていたら(中が)彼女のプレーがもっと光ったかなと思います。彼女自身は、右サイド、というよりも中央もできる選手なんですけども、またその中央でのプレーにも期待してます。今日点は欲しかったですが、片鱗は見せてくれたので次に繋げていきたいです。

中断期間の三か月間をどのように使おうと意識していましたか。
前半戦は、暫定で5位。3敗2分け。前半戦、我々が求めていた結果ではありません。その9試合を振り返って、何が課題だったのかなというのを明確にして、それは得点力なのですが、やはり先制点がとても大事なので、チームとしては先制点をいかに取るか。それまでに取らせないか。をみんなの共通意識として、持ちました。そしてなんといってもチームが成長するのは、試合に出る選手だけではなく、所属選手全員が練習中にどうやって自分達のプレーを伝えて、どう受け取るか。コミュニケーションですけども、そういう声が前半戦よりピッチ上での声が非常に多くなってきた。何をしたいのか、何をしてはいけないのか。そういう指示が出るようになってきた。これをさらに向上させて自分たちの攻守を作り上げていると思います。

小林選手、遠藤選手がいない中での4得点。選手たちの自信になったのではないでしょうか。
課題が、得点だったので、リーグ戦に限っては3カ月前の大宮戦(0-0)で引き分けまして、その前、仙台アウェイが(0-1)で負けまして、皇后杯準々決勝が(0-3)で敗退しまして、やはり『0』というのが並んでいたので『0』をいかに『1、2、3、4』に変えていくかがチームとして大きな課題だったので、大宮戦が(0-0)で、負けたような空気だったので、とにかく取り返すのは今日ここで結果として得点をあげることだ。という事だったので、まずその意識だったとは思います。

宇津木瑠美選手が12年振りにベレーザでプレーしました。
チームを和ませてくれるキャラであり、何をやるべきかを分かっているベテラン選手なので非常に助かっています。12年振りということで、ヘディングシュートが1本惜しいのがあったのですが、彼女の左足のキック、クロス。これは練習でも、短い時間でも素晴らしいものを出してくれると思っていたので、彼女の残り10試合のプレーがチームの勝利やチームの雰囲気をつくりあげる事にはとても期待しています。

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選手コメント

DF 33岩清水 梓

本日の試合を振り返ってください。
中断期間が長かったので、試合に入るにあたり個人的にでもですし、チームとしても緊張から入り少し硬いところもありました。そのなかでも守備の人間としては失点しないというのはまず集中して中で声かけていましたし、フォワード陣が点を取ってくれると信じていたので、そこを目標にやりました。入りは結構難しかったです。

そのなかで目標としていた親子での選手入場を果たせました。
自分の夢にしていたことなので、やっと夢が叶えられてすごく大事な1日にもなりましたし、みんなのお陰でその1日を勝利で終わられたのも素敵な1日になりました。 今日をスタートラインとして、もちろん勝利を目指しつつ母親としてピッチに立つという回数をもっと増やしていきたいなと思います。息子には最初、ぐずられました。ユニを着るのが好きじゃないみたいで。託児所の先生のほうが好きみたいで(笑)。ピッチに向かって歩いているときに落ち着いたのか、本人も飲み込んでくれたのか、喜んでくれました。

スタメン復帰までの道のりで大変だったことはなんでしょうか。
2つありますが、産後復帰の選手に戻るまでの身体づくりが今までにない経験だったので、チームに合流することの大変さというのを感じました。 もう一つは復帰してもすぐに試合に出れるチームではないですし、そのなかで自分も怪我したりとかリハビリしたりとか。チームのスタメンを取るというのも大変な部分でした。

トップコンディションに戻すまでに大変だったことはなんでしょうか。
最初は産後復帰で練習に混ざってからは、もともとの自分と、現在の自分のイメージに違いがあって凹むことが多くて。それを受け入れることから始まって。ようやく受け入れられるようになってから少しずつやれることが増えて、達成感を感じるようになりました。時間を掛けないとトップコンディションには戻らないと気づいたので、続けることが大事だと思って、みんなにしがみつきながら頑張りました。

ヘディングの強さでなく、持ち上がったりダイレクトプレーをしたり。ここから挑戦したいことはありますでしょうか。
ベテランとしての立場から言えば、みんなが自分がいることで安心して、精神的に頼ってくれればいいです。自分のやれるプレーはやりますけど、新しいことにも挑戦しつつ、みんなにも負けない成長を見せていけたらと思います。

お子さんからは何か言葉をかけられましたか。
たぶん何のことだか分かっていないので(笑)。何をしているのかが分かるようになるまで頑張ろうという新しい目標ができました。

普段、お子さんはお母さんがサッカー選手ということは理解しているのでしょうか。
あんまり自分のことを認識していなかったと思うんですけど、保育園にベレーザのポスターが貼ってあって、1か月前くらいからそれをみて「ママ」って言い始めたので、ようやく認識したのかなと思います。息子が記憶に残せるくらいまで選手として走れたらいいですし、どこかの選手がやっていましたけど、引退する頃にはセレモニーに出て、手紙とかをくれるくらいになったらうれしいです。そこまでサッカーをやれているかはわかりませんが、今与えられているところで頑張りたいと思います。

リーグ後半戦へ向けての意気込みを聞かせてください。
前半戦を5位で終わってしまったので、まだ優勝をあきらめていないので全部勝つことを目標に頑張っていますし、長いスパンというよりは1試合1試合を勝利にこだわって頑張っていきたいです。前半戦は怪我でチームに貢献できなかったので、そういった面では後半戦では貢献していきたいと思います。

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FW 9植木 理子

本日の試合を振り返ってください。
前半いくつかチャンスがあったり、良い流れの時間があったので、そこで決められなくて流れとして良くなかったと思います。後半に得点を重ねて、しっかり勝利できたので良かったです。

前期では良くない流れのまま試合終了になることも多かったなかで、今日勝ち切れた要因はなんでしょうか。
試合のなかで自分自身、シュートの意識を高く持つことが大事だと思っていて。前半こそ決めきれなかったですけど、チャンスは作れているという部分はポジティブに考えながら試合に入れたのが良かったかなと思います。

3得点。先制点を振り返ってください。
ニアに誰かが強く入っていくことはチームとして持っていたので。そのなかで自分にとってもいいボールでしたし、最後ゴールに入ったところは見えていなかったんですけど、ゴールに向かって首を振れたのは良かったです。自分の武器だと言っていいところなのかなと思っています。 前半戦振るわなかった分、取り返さないといけないという気持ちは強いので。さらに自分のゴールがチームを勝利につなげることができると思うので。そこは前半戦の分まで取り返さないといけないと思っています。

好調の要因に岩清水選手が戻ってきて、ディフェンスラインが安定してきた部分はありますでしょうか。
出産前もいろいろな場面でチームを救ってくれたり、守ってきてくれた選手なので、また一緒にできるのは素直に嬉しいです。練習のなかでチームに必要な声掛けとかプレーで見せるところだったり、そういうのを見てきたので一緒に出れて嬉しかったです。試合前に少し話したんですけど、「イワシさんのスタメン初試合を勝利で終えられるように頑張ります」と話していたので、それが自分のゴールで勝てたのは、自分にとっても嬉しかったです。イワシさんは勝つための手段、声掛けなど、プレー面でも勝つための術を1番知っている選手だと思います。

後半戦に向けての意気込みをお願いします。
1試合1試合が大事な試合になるのは変わらないので。その試合で如何に勝つかだと思いますし、今日は複数得点で勝てましたけど、今後は1点を争う試合というのもあると思うので、そういったなかで自分がゴールを決めてチームを勝たせられるのが理想かなと思います。

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