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2021-22 Yogibo WEリーグ 第16節  日テレ・東京ヴェルディベレーザ vs INAC神戸レオネッサ
2022.04.03(日)13:00 KICK OFF

PREVIEW

逆転優勝へ、負けられない大一番

アウェイで行われた前節の大宮V戦は、後半から出場した宮川麻都の今季初ゴールで1-0の勝利。後半には大きなピンチも迎えたが、村松智子のカバーリングなどでしのいで今季8試合目のクリーンシートを達成した。この試合ではGK野田にな、DF宇津木瑠美、MF木村彩那の3選手がWEリーグ初先発。前々節のN相模原戦を含め、様々な選手がゴールを決めていることが好調の要因となっている。竹本一彦監督も「自分たちが求めていた試合はできた」と今季初の4連勝に手応えを得た様子だった。

追撃体制が整ってきた中で迎えるのは、I神戸との首位攻防戦だ。WEリーグで唯一無敗を守り、WE ACTION DAYで試合がなかった第2節終了時以外は首位をキープしている。元ベレーザのFW田中美南、GK山下杏也加が攻守の要となり、なでしこジャパンで存在感を増している今季加入の成宮唯も、前への推進力でチームを支えている。杉田妃和がアメリカへ渡ったウインターブレイク以降は、時折3バックから4バックへ変更するだけでなく、阪口萌乃をセンターフォワードで起用するなど変化も多い。リーグ後期初戦のEL埼玉戦こそ1-1で引き分けたが、2週間前のマイ仙台との上位対決では、田中がドリブルから決勝点を挙げて1-0と勝利した。

昨年10月に行われた前回対戦では、髙瀬愛実のクロスが直接ゴールに吸い込まれる不運な失点で0-1の敗戦。多くのシュートを放ちながら最後までゴールが遠かった。もっとも、約3カ月前の皇后杯4回戦では、野田、木村、大山愛笑、土方麻椰らを擁したメニーナが2-1で勝利したように、相手にも付け入る隙はある。竹本監督が話すように「自分たちの時間ではなく、相手の時間の時にどうやってしのぐか」が今節の大きなポイントとなりそうだ。

ベンチワークを含めた総合力でI神戸との勝ち点差を「6」から「3」に縮め、逆転優勝へと突き進みたい。

対戦相手情報
INAC神戸レオネッサ
1位(勝ち点32・10勝2分0敗)
[直近5試合の成績]
2021/11/14 WEリーグ第 9 節 ○1-0 vs新潟L(H)
2021/11/21 WEリーグ第10節 △1-1 vsマイ仙台(A)
2022/03/05 WEリーグ第12節 △1-1 vsEL埼玉(H)
2022/03/12 WEリーグ第13節 ○1-0 vs千葉L(A)
2022/03/19 WEリーグ第14節 ○1-0 vsマイ仙台(H)

INAC神戸レオネッサ選手一覧