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2021-22 Yogibo WEリーグ 第21節  日テレ・東京ヴェルディベレーザ vs マイナビ仙台レディース
2022.05.15(日)14:00 KICK OFF

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三浦成美「とにかく勝ちにこだわりたい」

まだ点が取れていないので、残り2試合で絶対に取りたい

──前節の新潟L戦は終始押し込みながらも0-0の引き分けという結果でした。
相手の順位を見ても、2位を狙うという意味でも、絶対に勝たなければいけない試合でした。あれだけボールを持っていて、あれだけシュートチャンスがあったにもかかわらず0-0というのは、自分たちの足りない部分が見えた試合だったのかなと思います。これはシーズンを通しての課題でもあったんですが、もっとどん欲にゴールに向かわなくてはいけないと改めて感じました。

──先日、I神戸の優勝が決まりました。ライバルの優勝をどのように受け止めていますか?
早い段階で勝ち点差がついてしまっていたこともあり、自分たちは切り替えて、自分たちのサッカーをすること、成績を残すことにフォーカスしていたので、優勝が決まった当日はそれほど感情の浮き沈みはありませんでした。ただ、ベレーザが勝ち取らなければいけないタイトルだったというのはいつも思っています。

──リーグ再開後は4連勝を飾って追撃態勢に入りましたが、I神戸との直接対決を含む4月の3試合で3連敗を喫しました。後期の勝負所で勝ちきれなかった原因はなんでしょう?
自分たちのやるべきことを変えたわけではないんですが、あのI神戸戦での敗戦以降、自分たちがボールを保持してゴールを奪うということへの自信が少しだけ欠けてしまっていたような気がします。一人ひとりのポジション取りの速さだとか、ボールを受ける姿勢だとか、そういうものがちょっとずつズレて、結果として全体が後ろ下がりのサッカーになっていたように思います。

──WEリーグ1年目を改めて振り返るとどんなシーズンでしたか?
正直、苦しいことのほうが多かったなというのはあります。個人としても前期はケガでほとんど試合に出られず、外から見てウズウズするような時期が長く続きました。ただ、プロリーグになって自分たちの未熟さや甘さを知ることができましたし、ベレーザがどうあるべきかということも改めて考えることができました。どうやったらチームに良い影響を与えられるかというのを、今までで一番考えたシーズンでもありましたし、そういう面では成長があったのかなと思います。

──今季は若い選手の台頭も目立ちました。
一緒に練習していても本当に上手いですし、キレもありますし、WEリーグでも十分にやっていけると思います。あとは重要な試合、大きな舞台でどれだけ戦えるか。自分を含め、経験のある選手が彼女たちを導いてあげることで、技術的にもメンタル的にもより強いチームになれるんじゃないかなと思っています。

──プロリーグになって環境面に何か変化はありましたか?
けっこう変わりましたね。まず試合の時に用具係の方がいてくれるので、自分でユニフォームを持って行かなくてもよくなりました。これまでは何もかも自分でやっていたので荷物も多かったですし、そういう負担は減りました。ロッカールームに入ると、ユニフォームが綺麗に並べてあってカッコイイですし、雰囲気も変わりました。練習時間も早くなってコンディションが整えやすくなりましたし、そうやって支えてくれる人たちのためにも頑張らなくちゃと思います。

──残り2試合の意気込みを聞かせてください。
すべてを懸けて、とにかく勝ちにこだわりたいです。個人としても今季はまだ点が取れていないので、残り2試合で絶対に取りたいですね。毎回アウェイまで足を運んでくださるサポーターもいますし、そういう人たちのためにも良い結果で終わらないといけない。自分はサッカーが大好きで、サッカーを楽しみたいと思っているので、残り2試合はプレーしていてワクワクするような試合にして、それが周りの人たちにも伝わればいいなと思います。