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MATCH試合情報

2022-23 Yogibo WEリーグ 第21節 - 日テレ・東京ヴェルディベレーザ vs AC長野パルセイロ・レディース

マッチレポート

監督コメント

竹本 一彦 監督

試合の感想、総括をお願いします。
リーグ優勝の懸かった試合が同時刻である中で、ベレーザのホーム最終戦に来ていただいて、ありがとうございます。 前節(INAC神戸戦)を引き分けて、優勝がなくなった中で、試合前は2位を狙うための重要な一戦ということで勝利を目指しました。その中でケガ人や体調不良の選手がいたので、永田ヘッドコーチ、他スタッフと工夫しながらゲームを始めました。 AC長野は全員の動き、守備の粘りがあり、また前節浦和に勝った自信、最後まで諦めない姿勢も感じました。 それを覆すべきだったのですが、それができなかったことが残念です。気持ちなのか、プレーの精度なのか。ボールロストしてしまうことが多かったです。なぜ、そうなるのか、というところを突き詰め、修正して次のアウェイ・最終節の新潟L戦に臨みたいです。今日は引き分けて残念なゲームだったので、引き分けではなく勝利を挙げるために、1週間、準備をしていきたいと思います。

ケガ人、体調不良の選手がいる中で、どこを工夫されましたか。
INAC神戸戦、N相模原戦とセンターバック陣にケガ人が出ています。守備ラインをどう作るかというところを考えていました。今日は4バックでいきましたが、前節は3バック、その前(EL埼玉戦)も3バックでした。コンディションの良い選手、ケガ人などの治り具合なども見て、今日は4バックを選択しました。 今日に関しては、もっと前線で、相手のラインの裏にボールを運ぶという狙いで4バックにしたのですが、そういうプレーができなかったです。自分たちのフィジカルの問題なのか、相手の裏にボールを入れることが少なかったです。逆に言うとAC長野の中盤のプレスが効いていたということだと思います。

最終節(新潟L戦)はメンバー復帰などはありそうですか。
今日の現有戦力になると思います。1週間の中で誰がどれだけ戻ってくるかというのは言えません。

WEリーグ2年目で、皇后杯は獲得しましたが、2年連続でリーグを逃してしまいました。来季に向けて頂点に立つためにはどうプラスアルファをしますか。
リーグは3クラブ(浦和、INAC神戸、ベレーザ)の争いになっていますが、そこでの対戦成績が3分1敗なんですね。そこで五分以上、勝ち越せなければ優勝争いを勝ち抜くのは難しいと思います。ホームで浦和に負けて、それ以外は引き分けでした。そこをどう勝つかが重要です。勝ち抜かなければいけません。 また平均年齢が若いチームなので、若い選手ゆえに試合運びなどの部分で未熟さがあるので、改善をしたいと思っています。試合運びの部分に長けた選手を加えたり、既存の選手を成長させたりすることが大きいと思います。

他チームでも10代、20代前半などで海外に移籍するという難しい編成になる環境があります。
あえて言いませんでしたが、シーズン始めに清水梨紗選手が移籍し、シーズン中盤には三浦成美選手が移籍しました。そのたびにチーム戦術を変えなければいけませんでした。簡単に替えが効く選手ではないので、そこを変えるのに苦労したのは事実です。ただ今いる選手で勝てるチームにする、そうした作業が必要になると思っています。

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選手コメント

FW 9植木 理子

チームとしては厳しい試合となりましたが、試合を振り返ってどういった印象ですか。
何度か勝ち越すことができたのに最終スコアが引き分けで、追いつかれての引き分けですし、責任を感じます。個人としてもゴールを奪えなかったのが一番です。収めるところなどもチームにプラスの要素を与えられませんでした。

ワールドカップを控えた中でのテーマは何かありますか。
一番はゴールというところです。チームのためにもなりますから。そこは最後までブレずにやりたいです。そういう中で自分の良さなどをもっと出せると良いと思っています。

得点王に関してはどうですか。
意識していないと言えば嘘になりますが、毎試合ゴールを奪うのが仕事なので、その先に得点王があれば良いと思います。得点王というのは個人表彰になりますが、チーム状態が良くないと獲れないものなので、ベレーザの攻撃の良さの証明にも繋がると思っています。 ただ、まずは次の試合を全員で勝ちたいという気持ちが強いです。

今シーズン得点が量産ができている理由は?
練習の中でもコミュニケーションを取っている印象がありますし、ゴールに向かう姿勢、迫力がすごく強いと思っています。北村(菜々美)選手や藤野(あおば)選手など、個人で打開できる選手がいる中で、チームの中でうまい選手もいて、バランスが良いと思っています。それが結果に繋がっているなと思います。

オフ・ザ・ピッチでチームメートとコミュニケーションを深めている事例などはありますか。
今年は練習後にジョギングをしている時やアップをしている時に選手が決まった人としていないというか、それが良いコミュニケーションになっていて、仲が良いなと思っています。ただ、仲の良いチームが強いとは限らないですし、結果を出さないと仲が良いということがプラスの意味を成さないので、なんともいえないところがありますが、良いコミュニケーションが取れているな、と思っています。

現在の状況で上積みしたいところは?
トップの部分でもっともっとできるところがあると思いますし、もっと作りの部分でもやらなければいけないところもあります。作りの部分というか、ビルドアップの部分で絡むのが得意ではなかったのですが、その役割も増えてきて、やらなければいけない立場になってきているので、そこはまだまだ足りないと思っていますし、今後のFWとしての引き出しとして出せるようにしたいです。

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FW 11藤野 あおば

試合を振り返ってください。
スコアだけ見たら激しい試合展開だと思います。ただ失点の部分に関しては何もできなかったというよりは、自分たちのミスからやられてしまった印象です。こういった試合は今日の試合だけでなく、今シーズンを通してあり、自分たちの勝負弱さが失点に繋がったかなと思います。相手に隙を与えてしまうところは次の試合に向けて改善していかないといけないですし、リーグ優勝を目標にするには簡単に失点すると難しくなるかなと思います。

1点目は狙い通りでしたか。
クロスのイメージだったので狙ってはいないですが、試合を優位に進めるための先制点を奪えたことはプラスだったと思います。

PKの場面では自らキッカーを志願したのか?
自分で仕掛けて得たPKだったので、蹴りたい意思は示しました。

植木理子選手は刺激になる選手ですか?
良い刺激になっています。刺激を受けながら自分の得点にこだわっています。理子さんと私どちらが決めても、私たちはチームを勝たせるための得点を奪うことが任されている仕事なので、ゴールが結果に結びついていないのは、自分たちの得点力不足だと思います。個人として結果を出すことが目標ではなく、リーグ優勝をすることがチームの目標なのでもっとこだわってやっていきたいです。

このメンバーで試合をするのは次の新潟L戦が最後になりますがどんな試合にしたいですか?
勝つために1週間準備をしていきたいです。最後の試合ですがベレーザの良さであるビルドアップや前線の攻撃のところをより積極的にやっていきたいです。 試合を通して自分自身の頼りなさや力不足を感じることが多いので、自分自身もっとレベルアップしていきたいです。この人なら決めてくれると思われて、ラストパスが自分に集まってくるくらいに突き詰めてやっていきたいです。理子さんや(小林)里歌子さん、(北村)菜々美さんのように相手にとって脅威となる選手が増えれば増えるほどチームとしての厚みが増し、攻撃の仕方も多彩になると思うので、自分自身のレベルをもっと上げていかないといけないと今季を戦いながら強く思っています。

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