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MATCH試合情報

2017 明治安田生命J2リーグ 第31節 - ジェフユナイテッド千葉 vs 東京ヴェルディ

マッチレポート

【試合展開】

鬼門の愛媛で3-0で快勝し、4連勝を果たしたヴェルディ。今節は、チームとして一度も勝利したことのない鬼門中の鬼門であるフクダ電子アリーナに乗り込み、ジェフユナイテッド千葉との試合に臨んだ。メンバー構成は連勝中の4試合と変わらず、好調を維持するシステムも継続して5連勝を懸けた一戦を迎えた。

 

序盤はお互いに球際での攻防で一歩も退かず、中盤での勢力争いを繰り広げる。絶え間ないプレスと奪ってからの素早い攻撃で、両チームともに白熱した好ゲームを期待させる立ち上がりになった。やや千葉が高い位置でボールを持ったかに思えたが、時間が経つにつれてヴェルディのプレスがはまり、奪った後の相手のプレスをいなしながらショートカウンターを仕掛ける。最初のチャンスは16分、右サイドの深い位置でスローインを受けた安西幸輝がドリブルでカットインしながらドウグラスへくさびを入れる。反転したドウグラスのシュートは相手GKにセーブされた。21分には渡辺皓太が相手最終ラインの背後に出したボールに安西が抜け出しかけたが、これは前に飛び出した相手GKにクリアされた。直後の22分にも相手のハイラインの背後をアランが突き、スペースへと飛び出した。アランがボールをコントロールする間に相手も必死に戻ってブロックを作ろうとしたが、戻り切る前にアランが豪快にミドルシュート。しかし、これも相手GKにセーブされて得点には至らなかった。しかし、相手のハイラインの背後を突く戦い方がはまり、前半は終始自分たちのペースで試合を運んだ。守っても、サイドに追い込んでいく守備で相手の攻め手をクロスに絞り、ゴール前をきっちり固めて決定的な場面は作らせずに前半を折り返した。

 

後半に入ると、千葉がシンプルに縦に入れる形でヴェルディの陣形を押し下げていく。なんとか高い位置でこらえていた最終ラインもラリベイのポストプレーを潰し切れず、高い位置で起点を作られ、一気に攻め込まれる。前半はサイドで攻撃のスピードを遅らせる対応ができていたが、中央に起点を作られてサイドのスペースを早い段階で使われて、効果的なクロスをゴール前に入れられてしまう。そして51分、サイドを突破されてクロスを入れられると、ゴール前で競り勝ってクリアしたボールが、運悪くこぼれ球につめていたラリベイのもとへ。落ち着いて合わせたシュートがネットを揺らし、前半の堅守があっさりと綻びを見せてしまった。ところが、ここ4試合の連勝で自信を深めているヴェルディは、立ち上がりの失点すらも成長の糧にするかのごとく強烈な反攻の姿勢を見せる。焦らずに自分たちのサッカーに徹するようにコントロールしたのは内田達也。失点直後からチーム全体に声を掛け、焦らずに前半から貫いてきたサッカーの徹底を呼びかける。それをプレーで示そうと、畳み掛けようと前に出てくる千葉の出端をくじき、ハイプレスをかいくぐってテンポよくボールをワイドに動かしてスペースを使い、攻撃のスイッチを入れる。反撃の一手は、その内田のサイドチェンジが起点だった。56分、自陣でボールを受けた内田が右サイドへ大きくサイドチェンジ。ボールを受けた安西が縦ではなく中に向かって切れ込んでいくドリブルから、ペナルティエリアを横切るグラウンダーのパスを入れる。手前に飛び込んできた渡辺がこれをスルーすると、相手DFの足が止まったところで背後のドウグラスがワンタッチで華麗に合わせてゴール右隅へ流し込んで同点に追いついた。息を吹き返したヴェルディは、相手の背後を執拗に突いて攻勢に出る。狙いを徹底して貫く姿勢はさらに試合を動かした。62分、守備から攻撃に素早く転じ、自陣でボールを拾った渡辺が、相手のプレスより一足早く最終ラインの背後に浮き球のボールを入れる。ドウグラスが反応してDF2人の間を割って入ろうと競り合うが、これを前に飛び出した相手GKがヘディングで処理する。しかし、ボールは後方からサポートに入っていた梶川諒太のちょうど足元へ。ワントラップした梶川は、ゴールカバーに必死に戻る相手を見極めて、スピードを出し過ぎないようにかつカバーに入った選手にクリアされない絶妙な高さの浮き球シュートを放つ。これが戻る相手よりも一歩早くゴールへと吸い込まれて、ヴェルディが一気に逆転に成功した。梶川のチーム復帰後初ゴールで沸き立つチームに、さらなる展開が待ち受けていた。相手の攻撃に対してラインを下げて対応していた時間帯に、サイドで1対1の場面を作られる。前半から運動量の多かった安西が、対峙する相手のフェイントに一瞬反応が遅れると、ゴール前に入ってきたクロスボールは、正面を越えてファーサイドへ。逆サイドのマークが手薄になっていたところで、大久保にフリーの状態で頭で押し込まれて同点に追いつかれた。その後は、ともに陣形が間延びしてオープンな展開でせめぎ合う。千葉もサイドを起点に幾度となくヴェルディゴールを攻め立てたが、柴崎貴広が身体を張ってボールを手中に収めると、ロングスローがゴール前を抜けてゴールに押し込まれそうな場面で、平智広が身体を投げ打ってカバーに入ってゴールを死守する。そうして耐えてきたヴェルディも、アディショナルタイムに決定的なチャンスを作り出す。高木善朗が右サイドで粘ってライン際からクロスボールを入れると、ゴールニアに飛び込んだ橋本英郎が頭で合わせてゴールを襲うが、これはクロスにつられた相手GKがギリギリで戻って弾き出されてあとわずかでゴールならず。このまま激しい攻防戦は、2-2のドローで決着した。

 

4連勝の勢いを持って臨んだヴェルディにとって、勝ち点の近い相手との引き分けは、勝ち点2の喪失と捉えられても仕方がない。しかし、先制されながらも慌てず、取り乱すことなく淡々と自分たちのやるべきことに注力し、一度は逆転まで持ち込んだチームの底力が今後の道を明るく照らす。逃げ切ることができれば最高の結果ではあったが、勝負どころでどっしりと構えて攻め切るだけの力があることは証明できた。ここで頭を下げるわけにはいかない。ハードな試合が続く9月。次節は、勝ち点1差の松本山雅FCとの直接対決を迎える。この日の結果を、『勝ち点2の喪失』ではなく『勝ち点1の獲得』という前向きなものにするために、また1週間で最善の準備を進めて“緑ダービー”に臨む。

 

 

【試合後選手コメント:MF 38 梶川諒太選手】

――復帰後初ゴールの率直な感想を聞かせてください。

「逆転ゴールでしたし、本当に嬉しかったです。やっと点を獲れたという気持ちもありました。正直、申し訳ない気持ちもあったので、やっと獲れた安心感と素直に嬉しい気持ちでした。ただ、それが結果に繋がらなかったことは残念です。今日のことは忘れて、しっかりと反省して次に繋げないといけないと思います」

――ご自身のゴール直後に仲間からの盛大なお祝いがありましたが。

「みんなデカいので周りが見えなくなりました(笑)。 ただ、やっとゴールを決められて、戻ってからも長かったですし、ゴールという結果でチームに貢献できていなかったので、ちょっと申し訳ない気持ちもありましたし、やっと獲れたということがガッツポーズという形になって表われました」

――ゴールシーンは狙い通りの形でしたか?

「完全にディフェンス2枚が潰れてキーパーも出てきてしまっていたので、本当に冷静に枠へ入れるだけでした」

――前後半でプレスのかけ方を変えましたか?

「いや、やり方は変えていませんが、体力の問題で行き切れない場面もありました。その行けない時にどうするかという部分に関しては、リトリートする場面などチームとして結構整理されてきています。ただ、今日は間を通された部分もあるので、そこは後ろと声をかけながら、もっとコミュニケーションを取って危ないところを消していきたいです。今日はジェフさんが思ったよりも蹴ってきたので、そのセカンドボールに関して前半は拾えていましたが、ラリベイ選手に結構収まっている印象もあったので、もっと中で繋いでくる意識もありましたが、相手が蹴ってくることに関してもっと試合の中で対応したかったです。自分たちが前に出て蹴らせる形は悪くなかったですが、試合中にウッチーとも話した中で相手が繋いでくるという意識の中、少し全体が前にかかりすぎた面もありました。だから、蹴られてイバや平が跳ね返したボールに対して、もっと強く行ければ良かったとも思っています」

――逆転した後の勢いの戻り方が印象的でしたが。

「あそこは前回対戦で相手が失点するとそのままバタ付く傾向があったので、そこで畳みかける意識でした。その中で相手GKのミスからアランにもチャンスがありましたが、ああいうところを決めていくという部分が勝利の分かれ目なので、そこはしたたかにやっていかないとダメだということは痛感しています。リードした時こそ攻撃の部分で雑に終わらないように、もっとできたと思います。あの場面では僕も後ろにドゥグもいたので、もっと決定的なシーンにできたと思います」

――攻守の切り替えの連動性が増した中、攻撃への切り替えのミスが明らかに減っている印象ですが。

「それは切り替えのミスを減らすというか、攻撃への切り替えの繋ぎの部分は1月から徹底されていたところですし、相手にしっかりとプレスをかけられることで、周囲との距離感が良くなっています。自分のところでも無理せず、簡単に味方に預けられることもミスが減ったことに繋がっていると思います。とにかく、連動してプレスをかけられていることが距離感の良さに繋がっています。また、ウッチーが後ろで良い位置にいてくれることで、自分は躊躇なくプレスに行けますし、奪った後にボールも預けられますし、その信頼関係が良いと思います。皓太に関しても、とにかく動き回ってやってくれるので、良い関係ができています」

――試合後のサポーターの反応は拍手でしたが。

「たぶん、戦い方として最後の瞬間まで誰一人足を止めなかったですし、プレスに関してもアグレッシブにみんなが戦えていることが、サポーターの方々にも伝わったのかなと捉えています。でも、選手たちは勝てていないので、どれだけサポーターの人が拍手をしてくれても、もっと反省して厳しくやっていかないと昇格もできないと思います。とにかく、シーズン中にもっと自分たちに厳しくしていかないとダメです」

――J1昇格の経験がそういったイメージに繋がっていますか?

「あの時の湘南はあれだけ独走していても、1つの負けに対するチームの反応も厳しかったですし、早い段階で昇格が決まりましたが、その後の戦い方に関しても厳しくやり、絶対に1位で上がるという気持ちがありました。それぐらい自分たちに厳しくしていかないと、このJ2リーグを戦い抜くことはできないです。これだけ若い選手がいるので、これで上がれれば、もっと良いチームになっていくと思うので、伸びしろしかないと思っているので、だからこそもっと厳しくやっていき、みんなと共に成長していきたいです」

 

 

【試合後選手コメント:MF 33 渡辺皓太選手】

――試合を振り返ってください。

「先制されても点を獲れる自信があったので、そこまで慌てませんでした。逆転した後に失点しないで終われれば良かったです」

――梶川選手と共に相手センターバックへの激しいプレスが機能しましたね。

「それは監督が準備してきたプランなので、自分たちはそれをやっただけでした」

――いつもより深い位置でボールを受ける相手に対して、果敢に前へ出てプレッシャーをかけていましたが。

「それでも、自分たちが行かないと、相手はプレッシャーがない中でのプレーが本当に上手いですし、少しでもプレッシャーをかけないと快適にプレーさせてしまうので、そこは意識しました」

――持ち味の球際でのボール奪取も効いていましたね。

「それが自分の特長のひとつでもあるので、そこは出せたと思います」

――ドウグラス選手のゴールシーンでは見事なスルーもありましたね。

「あれは練習からやっている形です。あれをダイレクトで打つ練習はしていませんが、あの位置に自分が入って奥で落としてもらう形は練習しています」

――厳しい内容で勝った前回対戦に比べ、ドローでも今日の内容の方が手応えを感じているのではないでしょうか?

「前回対戦はずっと押し込まれて、後半相手のミスからポンポンと点が入った試合だったので、あまり勝った気がしなかったです。逆に、今日は勝ちゲームを勝ち切れなかったという印象ですが、手応えを感じています」

――連勝は止まりましたが、ここからの松本山雅戦、横浜FC戦に向けてどのように修正していきますか?

「今日に関してはアウェイで負けなかったことが大事だと思うので、今後も無敗を継続していきたいです」

 

 

【試合後選手コメント:MF 17 内田達也選手】

――渡辺選手と梶川選手の仕事量がかなり多い試合になりましたね。

「2人は明らかに仕事量が多いので、僕たちがもっと声をかけてあげたいです。下がらなくてもいい場面で下がってきたりもしているので、声をかけた方が良い場面もありました。もちろん、それは悪いことではなく、一番危険なところを消して、そこから前に出て行ってくれているので、それは問題ないですが、僕も控えているので、一番恐いところを消さずに、そのまま前にプレスに行き、前のプレスで残りながらでもいいです。真面目に帰ってきてくれたことにより、仕事量が増える面もあるので、そのへんは周りが声をかけてあげないと、走れるぶん、良くも悪くもやってしまうので」

――相手はかなりやりにくそうにしていましたが。

「やりにくかったというか、千葉の最近のスタイルがそうなのか分かりませんが、極端にラリベイに蹴ってきていたので、ここまで蹴るのかという印象もありました。前にやった感じとは違い、シンプルに蹴って前の勢いで攻めてサイドからクロスという印象でした。前はもっと中を使って攻め切る印象だったので、そこでやられるかもとは思っていましたが、その形は減っていました。今日に関しては相手が狙いを外してきたというよりも、やりたい形でできなかったという印象です。ちょうどラリベイに収まっている場面もあったので、そこを使ってきていました。恐さはあまり感じませんでしたが、クロスからロングスローやセットプレーを与えてしまい、その形は少し嫌でした」

――千葉相手にこのやり方が機能したことで、今後のスタンダードにしていきたいところでしょうか?

「システムの影響なのか、よく分かりませんが、攻撃面ではもっと繋ぎたかったです。相手のプレッシャーがキツかったので、少し落ち着いて回せませんでした。そこに関してはある意味スカウティング通りでしたが、引っくり返せる場面も多かったですが、裏も狙って繋げる方がチームにとってプラスが大きいです」

――1点目に繋がったサイドチェンジは狙い通りの形でしたか?

「あれは狙い通りでした。ああいうのをもっと前半からやりたかったですが、味方の動きが見えていなかったり、パスが強かったりで上手くできませんでした。やろうとしていましたが、蹴りにくい感じもありました。正直、千葉に関しては動きが見えていなくても背後に蹴っていいチームですが、それが少なかったです」

――今日の勝ち点1に関してどのように捉えていますか?

「正直、勝てたゲームでした。勝てた印象が強かったですし、千葉に関してはあまり流れが良くないのかなという雰囲気もあり、相手がバタバタし出したらチャンスはあるという、ゲームだったので」

 

 

【試合後選手コメント:DF 3 井林章選手】

――試合を振り返ってください。

「難しい試合でした。先制されましたが、チームの雰囲気は悪くなく、そのまま終わる感じではなかったです。失点に関してはある程度仕方ない部分もあり、相手が一枚上手だったという感覚です」

――プレスが行き切れていない時間帯に相手の攻撃を受ける中、相手の個の能力を感じましたか?

「どうしても相手が1枚浮いてしまうところがあり、特に皓太とか幸輝のポジションに関してはプレスをかけ辛い感覚もあったと思います。どうしても皓太が前に出て行くぶん、真ん中が空いてしまいます。そこでダイレクトで入れられてかわされる場面もありましたが、頑張ってプレスに行ってくれたので、そこで何とか形にできていたと思います。相手の個の部分に関しては、思ったより、という感覚です。ドンピシャでやられたわけでもなかったので。2失点目はセカンドからの流れでしたし、あまりやられた感覚はないです。なんだかんだ抑えられた感覚もあり、あれだけやって引き分けという結果は、しょうがない部分もあります」

――梶川選手と渡辺選手の運動量が落ちた時間帯の試合運びに関してはどのように考えていますか?

「気にするほどのことではないと思いますし、この戦いを継続していきたいです。今日も悪くなかったですし、千葉もあの形を嫌がっていたので。正直、ビルドアップがうまい千葉であれば、簡単にいなしてくると思っていましたが、意外とそれができなかったです。逆に、自分たちの攻撃では相手がなかなか掴めていなかったので、今やっていることをブレずにやっていきたいです」

――守備のやり方よりもボールを落ち着かせる時間を増やしていきたいという感覚ですか?

「ボールを持った方が、特にカジ君とかは活きる選手なので、守備に追われるとああいう選手たちは活きてこないので、いかに彼らに良い形でボールを預けてポゼッションできるか、という部分を突き詰めています」

――守備から攻撃の連動性が高まる中、カウンターに行き切らず、ボールを落ち着かせる選択もあったと思いますが。

「落ち着く時間も必要ですが、今日に関しては3点目を獲りに行き、相手にトドメを刺しに行くべきでした。あそこでもう1点獲って、相手の士気を落とす必要があった気がします」

――ラリベイ選手とのマッチアップはいかがでしたか?

「それほどでもなかったです。それよりも、次の高崎選手(松本山雅)、横浜FCのイバ選手の方が武器はハッキリしていて、そっちの方が警戒すべき選手です」

――対ラリベイ選手という部分では前に出て潰しに行く場面が目立ちましたね。

「前が追っていてくれるぶん、自分たちがボールを獲り切れないと、前の選手にストレスを与えてしまうことにも繋がるので、そこは自分たちが責任を持ってやっています。それができないと今の守備のやり方自体が機能しなくなるので、そこはリスクを冒して最悪ファウルで止めるという感覚を持って、自分たちが積極的にやっていかないとダメです」

 

 

【試合後監督コメント: ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督】

――試合を振り返ってください。

「前半はとても良かったです。良いディフェンスができていてジェフにほとんどチャンスを作らせなかったです。中盤で良いボールの動かし方もできました。前半唯一足りていなかったのは、チャンスを決め切るということでした。ただ、それ以外は非常に良くできていました。セカンドハーフはよりオープンな展開になり、ジェフはよりアグレッシブにプレーしてきました。特に、センタリングで多くのチャンスを作られました。引き分けは妥当な結果だと思います。彼らはより多くのチャンスを作っていたことは事実ですが、私たちも最後に試合を決めるチャンスがあったので、それを考えれば引き分けは妥当な結果だと思います」

――久々に先制を許した中、一時逆転まで持って行きました。これまでとメンタル面で違いが出ている印象ですが。

「チームの姿勢に関しては評価しています。点を入れられた後の選手たちのプレーに満足しています。引き分けという結果に終わりましたが、悪くない結果だと思います。特に、プレー内容には満足しています」

――後半は相手に多くのチャンスを与えましたが、その要因をどのように捉えていますか?

「ジェフのような力のある相手と対戦する時は、当然こういう展開になります。後半の内容こそ普通の内容だと思っています。彼らはとても強いチームで、勝利を求めてプレーし、多くのチャンスを作っていました」

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