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2021 明治安田生命J2リーグ 第16節  東京ヴェルディ vs ブラウブリッツ秋田
2021.05.29(土)16:00 KICK OFF

PICKUP

森田晃樹「泥臭くてもゴールと勝利を」

まず気持ちや姿勢のところで負けないようにやる必要がある

──長期のケガからようやく復帰を果たしました。離脱期間は精神的にキツかったのでは?
左ひざのケガでリハビリをしていましたが、昨年もグロインペイン(鼠径部痛)で長く離脱した経験があったので、それほどネガティブな気持ちになることなく、前向きに過ごせたと思います。ただ、ケガをしたのが開幕直前だったので、当初は「ヤバい、試合が始まってしまう」という焦りは少しありましたね。

──5月16日の北九州戦では72分から、続く磐田戦では後半の頭からプレーしました。現在の状態はいかがでしょう?
ミスなくプレーできたという点ではそれなりにやれたと思いますが、攻撃面でもっと積極的にプレーできたはずですし、特に磐田戦は流れを変えなくてはいけない状況で、期待されていたようなプレーができませんでした。ひざにテーピングを巻いているのでまだ少しだけ違和感はありますが、試合勘というところは特に問題ありません。

──なかなか上手くいかないチームをピッチの外から見ていて、もどかしさもあったと思います。チームのパフォーマンスが安定しない原因はどこにあると感じていましたか?
特にシーズン序盤は相手にボールを握られることも多かったので、「もっと自分たちの時間帯を増やす必要がある、増やせるはず」と感じていました。自分たちの立ち位置も大事なんですが、相手によってプレスの掛け方などが違うので、もっとピッチの中にいる選手が考えながら、臨機応変にやってもいいかなとは思います。

──ピッチに立てない時期にどんな形でチームに貢献しようと考えていましたか?
リハビリの時間と他のメンバーの練習時間がズレていることも多かったので、頻繁にコミュニケーションを取れる状況ではなかったんですが、試合に出ていた選手に感想を聞いたり、外から見ていて感じたことを伝えたりということはやっていました。どこまで力になれたかは分かりませんが、そういう会話はしていました。

──今季から背番号が7番になりました。7番に対して何か特別な思いはあるのですか?
もともと背番号にこだわりはなかったんですが、去年まで付けていた河野(広貴)選手に「オマエに付けてほしい」と言われました。広貴くんの意思みたいなものを託されたと自分では思っていますし、ヴェルディの選手としての自覚や責任を継承するというか、この番号に恥じないプレーをしていきたいです。

──今節は昇格組の秋田と対戦します。初対戦ならではの難しさもあるのでは?
選手によって個人差はあると思いますが、僕の場合は何度も対戦しているとか、初めて対戦するとかで、やりやすい、やりにくいということはないですね。すべては自分たち次第だと思うので。

──ホームで連敗するわけにはいきません。勝つために何が必要でしょうか?
戦術うんぬんの前に、一生懸命走るとか、球際で負けないとか、そういう闘う姿勢で負けちゃいけないというのはミーティングで永井さんにもよく言われます。もちろん、相手の分析も大事ですけど、まず気持ちや姿勢のところで負けないようにやる必要があると思います。そのうえで相手の弱点を見つけてそこを突いていければと思います。

──序盤戦を欠場した分、残りのシーズンに懸ける思いは強いと思います。ファン・サポーターにどんなプレーを見せていきたいですか?
サポーターのみなさんが一番見たいのはゴールや勝利だと思いますし、個人的には泥臭くてもゴールやアシストというところにフォーカスしています。より多くのゴールに絡むことが結果的にチームの助けにもなると思うので、そこを意識してやっていきたいです。