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MATCH試合情報

2022 明治安田生命J2リーグ 第17節 - ブラウブリッツ秋田 vs 東京ヴェルディ

マッチレポート

監督コメント

堀 孝史 監督

試合を振り返ってください。
ここのところなかなか結果が出ていない中、選手たちと共に今日の秋田戦に対して準備してきたものを出しながら戦いました。今日はリードできたところもありましたが、後半に入って相手の圧力に対応するのが難しくなってしまい、失点を重ねてという形でした。非常に悔しい思いもありますが、すぐに次の金沢戦もあるので、その試合に向けてしっかりとした準備をしていきたいと思います。

3点リードから難しい流れになったきっかけについてどのように考えていますか?
相手も長いボールを入れてきたところからの自分たちの撥ね返すところ、セカンドボールへの対応の部分で、相手に拾われることが多くなり、最終的に自分たちのゴール前にどんどんボールを入れられてしまうシーンが増えてしまいました。

試合後に選手たちにはどんな声をかけましたか?
次に向けて準備しようということを伝えました。

今日の試合に向けてどんなゲームプランを用意してきましたか?
相手が前からプレッシャーをかけてくる場合は、ラインが高いので相手の裏を狙っていくということ。それにプラスして自分たちが狙っていくスペースから前にボールを進めてゴールを狙っていくという攻撃を考えていました。守備面では相手が早いタイミングで長いボールを入れてくるところで、それに対して制限をかけていくことやしっかりと入ってくるボールに対応していくことを考えてやっていました。失点が多いので、失点をしないようにというところはトレーニングの段階から伝えていますが、今日もそこのところで失点してしまいました。

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選手コメント

MF 19小池 純輝

試合を振り返ってください。
3-0までは非常に良いゲームでしたが、1失点してからはやられ方がすべてセットプレー絡みの似たようなものだったので、そこは中で修正したかったです。最後の方は本来自分たちが目指す繋ぐサッカー、ボールを保持するサッカーというよりも、相手のサッカーに付き合う形になってしまったというか、長いボールが多くなってしまったので、そこは自分たちが取り組んできたものをしっかりとやっていく必要があると思います。連戦なのでとにかく次に向けて反省して修正していくしかないと思います。

今季初ゴールを振り返ってください。
今日は前半から自分のプレースタイルでもある背後への動きを狙っていましたし、その中でボールも出てきていたので、後半はカジ(梶川)に救われたという感じです。これまでなかなかゴールを取ることができず、自分自身苦しい時間が多かったですが、本当にみんなが祝福してくれましたし、ここからチームのためになるようにまた頑張っていきたいです。

逆サイドの杉本選手と共に相手の背後を狙う仕掛けが効果的でした。当初のゲームプラン通りの形でしたか?
タイプ的に僕と(杉本)竜士は背後を狙う選手なので、その特長を周りが理解してくれているというところ。あとはここまではなかなかボールを引き出すことができなかったですが、ボニ(ンドカボニフェイス)やカジが特長を理解してチャレンジのパスを出してくれたので、それが今日のように得点やチャンスに繋がると、次に繋がると思うのでそこは良かったです。

前半に関しては両サイド、中央とのバランスを含めて思い通りの試合ができていた印象ですが?
入りも良かったですし、その流れで先制点も取ることができたので、本当に良い形でというか、簡単ではなかったですが、良かったところです。ただ、失点の部分は相手のやり方もありますが、自分たちで修正しないといけないですし、3-0から追いつかれてしまうのはもったいないので、そこはしっかりと分析してというか、全員で乗り越えていけるように頑張りたいと思います。

選手交代も含めて試合の締め方という部分でなかなかパワーを出し切れない難しい展開になりましたが?
ボール保持者に対して、周囲の味方が正しいポジションを取っているのか、誰が出ても同じようにやるというスタイルをみんなでやっていかないといけない。そういった部分を含めて今日は最後の方は長いボールを蹴ってしまうというような場面も多かったので、反省が多い試合でした。

前後半の流れという部分でセカンドの拾い合いという部分が大きく影響しましたが、後半の苦戦に関してどのように捉えていますか?
後半もゴールを2点取っていますし、セットプレーの流れから相手にまだまだ戦えるという勢いを与えてしまったのが良くなかったと思います。相手は僕らがボールを保持して背後を狙っていくという形が嫌だったと思いますが、セカンドを拾えなかったり、少し繋ぐことを放棄するというか、今までとは違うセーフティにプレーしすぎたところもあったので、そういった部分が重なってしまった印象です。秋田はそういう土俵でサッカーをやっているので、自分たちは向こうが嫌がるプレーというよりも、相手に合わせてしまった感覚です。

セーフティに行き過ぎたという面ではここ最近勝てていないというメンタル的な影響もありましたか?
各選手が正しいポジションを取っていれば、ボールを付けることもできたと思いますし、ピッチの状況もあったと思いますが、普段のスタイルでやらなければ自分たちのサッカーをやる意味がなくなってしまうので、そこは反省というか、もう一度みんなで見つめ直してやっていきたいです。

ご自身のゴールを含め、悔しいドローの中でもプラス材料もあったと思いますが?
今日もたくさんのサポーターの方々が秋田まで足を運んでくれて、試合後にはいろんな感情を持たれていると思いますが、僕たちも日ごろの練習から勝利のために取り組んでいますが、なかなか思うようにいっていないのが現状です。ただ、すべてが悪かったわけではなく、一時は3-0にできたことも事実ですし、守備のところは自分たちで修正できる部分でもあるので、そこは自分たちに目を向けてやっていけなければいけないです。連戦なので反省すべきところは反省しつつ、前を向いてプレーしないともったいない時間を過ごすことにもなるので、みんなで声をかけ合いながらやっていきたいです。

ひとまず連敗をストップしましたが、天皇杯を含めここからの3連戦は非常に重要な意味を持つと思いますが?
連戦で勝ち点差もさほどない中、勝っていければまた上に行けると思いますし、逆にどんどん下がっていく可能性もあるので、そこは一試合ひと試合大事に戦っていくことが重要だと思うので、今日良かったところと不甲斐ないところの両側があったと思いますが、切り替えて次の試合で結果を出せるように取り組んでいきたいです。

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MF 6山本 理仁

試合を振り返ってください。
前半は相手の嫌がるところを突けたというか、相手のハイラインの背後を(小池)純輝くんが狙ってその後のボールを回収して自分たちのペースを掴めていたと思います。後半は(加藤)蓮くんのアクシデントもあって立ち位置が変わった中で効果的にパスを繋ぐこともできず、自分たちのやりたいことを全然出せなかったというのが、今日の結果の要因だと思います。

前半に関しては今季スタートからでは初の馬場選手のアンカー起用を含め中盤のトライアングルを中心に良い形で試合を進めていた印象ですが?
アンカーの位置にボールが上がった際、馬場なら絶対に競り勝ってくれるので、そこへの信頼を含めてセカンドへの反応も速かったと思います。あとはひとつ前の位置で僕とカジくん(梶川)が起点を作って、自分たちのリズムが掴めていたのかなと思います。

1失点目まではほぼ完ぺきな形で試合を進めていた中、そこからの苦戦の原因をどのように捉えていますか?
交代選手が入ってきた中、うまくマークのところの変更などがスムーズにいかず、曖昧になってしまっていた部分もあります。それでも、中でやるのは自分たちなのでハッキリ付かせるところは付かせて、ゾーンのところはゾーンで対応すべきですし、集中力の部分では3点を取ったというところで少し緩みが出てしまったところもあったかもしれません。もちろん、僕らは緩めているつもりはないですが、そういう部分もあったのかもしれませんし、反省していかなければなりません。

失点に関してはセットプレーの流れからのすべて似たような形で、最後まで修正できずに3失点目まで喫してしまった印象ですが?
中でも1失点目した後に話し合って、セカンドのところにもしっかりと行こうと話していました。ただ、最後の1歩、2歩が甘いという、ここ最近と同じ形の失点になってしまいました。そこはここからの連戦で本気で直していかないと、上位に食い込んでいくことはできませんし、勝利を掴みに行くという、より強い覚悟が必要だと感じています。

セーフティに行き過ぎたという面ではここ最近勝てていないというメンタル的な影響もありましたか?
前半にできていた背後への仕掛けがなくなったことで、相手のセンターバックに前で撥ね返されてしまう回数も多かったですし、前半のように相手の守備を後ろ向きにさせることができれば、もう少し間が広がって自分たちのサッカーができたのかなと思います。自分たちのサッカーをやっていく上で、ワイドの選手が背後を狙っていくことの重要性を改めて感じたところなので、それを生かしてここからの5連戦を戦っていきたいです。まだまだ上位との差はそこまで大きくないですし、しっかりと勝ち点3を積み重ねていきたいです。

後半なかなかボールを繋げなかった部分で、背後への動きの少なさ、運動量の低下以外に考えられる要因はありますか?
運動量の影響もありますが、自分がボールを受けて展開していくという個々の気持ちも大事だと思いますし、良いときは常に良い距離感で周囲の選手が常に自分でボールを受けようという気持ちを持てていると思うので、セカンドボールを意識したポジショニングと共に、拾った後の広げていくという作業に関して、もっと良い立ち位置を取ってやっていければ、今日もまた違った展開の試合になったのかなと思います。

個人としてはJリーグ通算100試合出場達成となりましたが?
自分一人の力ではなく、周りの方々のおかげだと思っています。1年目はまだまだひ弱だった自分を支えてくださった先輩の方々のサポートがあっての100試合なので、まずはその方々への感謝を忘れることなく、ここから200試合、300試合と重ねていければいいのかなと思っています。 小さいころからお世話になっているヴェルディというクラブで100試合を達成できたことを素直に嬉しく思います。トップチームで勝ち続けて、アカデミーの選手たちに夢を与えたりお手本のような選手になれるように頑張っていきたいです。

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