日本瓦斯株式会社
株式会社ミロク情報サービス
株式会社H&K
ATHLETA
ゼビオグループ

MATCH試合情報

2022 明治安田生命J2リーグ 第20節 - 横浜FC vs 東京ヴェルディ

マッチレポート

監督コメント

堀 孝史 監督

試合を振り返ってください。
自分たちが先制点を奪った後、さらにパワーを出していこうとしたところで、相手のリスタートの流れからのロングボールで失点してしまいました。集中を欠いたというわけではないですが、横浜FCさんの個の部分が出たのかなと思います。自分たちもチームとして戦う部分が必要で、当然そこに取り組んでいますが、それぞれ個々のパワーアップも一緒に図っていく必要があると感じた試合でした。ただ、今日の先発で出た選手を含め途中から出た選手も流れを持ってきてくれた部分もあると思うので、そこはポジティブに捉えて次のゲームに向けて準備していきたいと思います。 ゲームが始まる前にメンバー選考のところで、ちょっと難しいところがありました。本来、メンバーに入るかなと思っていたところで、コロナに罹った選手が出た部分もありました。その選手にとって残念だったことは間違いないですが、逆にそこに向けて新たに入った選手たちにも少し難しさがあったのかなと思います。ただ、そういう部分を表に出さずによく戦ってくれたと思います。そして、ここから前向きに進んでいきたいと思います。

攻撃力に特長を持つ横浜FC相手に守備ではまずまず奮闘したと思いますが、そこの部分の評価を聞かせてください。
横浜FCに対して、5連戦の最後というところで、守備をどうやっていくかを選手たちと話し合った中、自分たちが今日やろうと考えていた守備はできていたと思います。

この試合ではより後ろに重心を置いた形での守備のやり方になりました。対横浜FCというところなのか、今後のベースにしていくのか、どちらでしょうか?
当然、失点を減らすことを意識しての守備でもありますが、連戦や今日の試合に出る選手、それと今後自分たちがリーグを戦っていく上で、気候の部分も含めてそういう選択肢も作れるのではないかというところでのトライでした。

メンバー選考を含めて、今日の横浜FC戦に向けてどんなプランで臨みましたか?
自分たちがしっかりとボールを持ちながら攻めていく中で、今日の横浜FCさんのような守備をしてくる相手に対して、どういうところを狙っていくのか、その相手の守備に対して用意している形は幾つかありますが、その中で今日の横浜さんを見てのプランがありました。当初の予想通りに相手がきたわけではなかったですが、どちらかのやり方でくるというところで、今日の守備のやり方に対しての攻め方は整理できていたので、それを出そうということでした。

サウロミネイロ選手へのロングボールや、自分たちのサイドバックの背後のスペースを狙ってくる相手の攻撃は想定通りでしたか?
予想通りでした。相手の幅を取ってくる選手が裏を取ってくるということも、情報として入っていました。そこに対してどうやって対応していくかを考えて臨みました。

前半途中に守備陣を中心に指示を出していましたが?
前半の時間帯に起こっていた事象について、どう対応すればいいのかというところ。こちらで危険を感じたところがあったので、それを伝えました。守備の部分や切り替え、自分たちが攻撃しているときのことも含め、攻撃と守備に分けられない部分もありますが、様々な要素について前半のうちに話しておくべきところを伝えました。

投入直前に石浦選手、森田選手に声をかけていましたが?
彼らが入ってどういうことをやってもらうのか、あの時間帯にあのポジションに入った際の役割が何なのか、彼らも理解してくれていると思うので、自分たちが攻撃するチャンスも増えていた状況で、1本決めていくところ、しっかりとゲームに入れるようにと声をかけました。

コメントを読む

選手コメント

DF 5平 智広

先制点を振り返ってください。
カジくん(梶川)のボールが良かったです。個人的にニッパツ(三ッ沢球技場)での試合は(2018シーズンのJ1参入)プレーオフ以来です。2019年は控えだったので。後半のゴールを決めたときは懐かしい感じがしました。ドウグラス(ヴィエイラ)が決めたときですね。ちょっと、そのときに比べるとサポーターの数は少なかったですが。

試合を振り返ってください。
ここ最近勝っていないので、まずは守備から入ろうというところでした。失点しないという全員の守備意識は高かったと思いますし、これを継続できれば簡単にやられることはないという手応えはあります。ただ、自分たちの攻撃のスタイルをもっと出せれば、もっと良いサッカーになると思います。

サウロミネイロ選手へのロングボールはセンターバック2人でかなり警戒していたと思いますが?
裏へのボールが相手の最も狙っていた形だったと思うので、そこはボニ(ンドカボニフェイス)と話し合いながらやっていました。

この試合ではより後ろに重心を置いた形での守備のやり方になりましたが?
なるべくラインは保ったまま、我慢しながらラインを上げていこうという形でした。それでも、相手がロングボールで裏を狙ってくることは分かっていたので、そこは駆け引きしながらやっていった感じです。ボールホルダーに行けないと、相手もドリブルで運べるチームだったので、そこは行くときと行かないときの判断をしながらでしたが、うまく対応できたのかなと思います。

ビルドアップの場面では縦に差し込むパスの本数はなかなか増えなかった印象ですが?
相手のボランチの立ち方や、人を捕まえに来る場合は、(端戸)仁のところは空いてきますが、相手も後半は修正してきて、なかなか空く場面がなかったと思います。

ここ数試合は途中交代で流れを引き寄せられないことが多かったですが、今日は交代選手でうまく流れを引き寄せられた印象ですが?
自分たちのやることが明確になりつつあると思いますし、途中から入った選手も自分で流れを変えてやろうという選手が多いので、そこは頼りにしています。

天皇杯での公式戦約1か月ぶりの勝利によって良い形で試合に臨むことができましたか?
勝てたことで、リーグ戦でも勝ちに向かっていくことができました。日程的には短かったので、コンディションを整えるぐらいしかできませんでしたが、チームとして今日の試合に勝つために良い準備ができたと思うので、正直なところは勝ちたかったです。

コメントを読む

DF 3ンドカ ボニフェイス

試合を振り返ってください。
相手にはパワーとスピードがある選手が前線にいるというところで、リスク管理はここ最近かなりやっている部分ですが、今日はより強くやっていこうと守備陣では話していました。そこの部分ではほぼやられなかったと思います。

サウロミネイロ選手と見ごたえのあるマッチアップを展開しましたね。率直な感想はいかがでしょうか?
想像以上に速くて強かったです。最初に当たったときに想像以上に強かったので、パワー勝負というよりは、少しボールを持たせて入れ替わられないようにと意識していました。無理にボールを奪いに行くのではなく、入れ替わられないことを優先しつつ、相手が速いのでいつもに比べて早めに戻ることを意識してうまく対応できたと思います。

この試合ではより後ろに重心を置いた形での守備のやり方になりましたが?
一番危険なゾーンを空けないことを意識していますし、平くんとセンターバックのところで要求し合っています。そういうコミュニケーションが取れているのは良いことだと思います。今日は相手のフォワードが速いというところで、前から行くというよりは相手を見て守備する機会が多かったと思います。そこは相手によって変わってくると思います。

ビルドアップに関しては前半の飲水タイム明け辺りから相手の守り方も変わって苦戦した印象ですが?
ビルドアップはあまりうまくいってなかったので、そこは課題になります。

先制点直後の失点場面を振り返ってください。
試合を通してやってきたことが無駄になってしまうような、簡単なプレーからの失点だったので、そこはチームとして反省しなければいけないと思います。シンプルなチャレンジ&カバーだったので、そこは反省したいと思います。ちょっとした緩みというか、単純なやり方をしていれば、ああいうことは起こらないので厳しくやっていきたいです。

上位相手の勝ち点1という結果をどのように捉えていますか?
守備面ではここ数試合、天皇杯を含めて手応えを感じる部分はありますが、攻撃面の課題は出ているので、本当に次の試合次第かなと思います。今日はしっかりとやれましたが、次の試合でどうやれるかが、今後に関わっていくと思います。

コメントを読む

MF 17加藤 弘堅

試合を振り返ってください。
どっちが先に点を取るかという展開の中、自分たちが先に取ることができました。その直後の失点というのは、ゲームの流れでも良くなかったです。結果的には勝ち点2を取りこぼしたという気持ちの選手が多いと思います。

追いつかれた直後に相手の攻勢を耐え、終盤は勝ち点3の可能性も十分にある戦いを見せられた点はチームとしての成長と捉えることもできますが?
そこは我慢していつ点を取るのかが重要なところで、決めるべきときに決めて、我慢するところは我慢する。押し込まれたことが悪いわけではないですし、押し込めていることが良いことでもないので、まずは点を取ることが大事です。そこに関しては今日の反省点です。

この試合ではより後ろに重心を置いた形での守備のやり方になりましたが?
横浜FCさんが前に強い選手がいたので、そこに対して前から押していき良いボールを蹴らせない形をとるのか、蹴られた後にしっかりと全体がプレスバックできるような守備をするのか、というところでチームとして準備ができていました。結果的に、得点後のキックオフから失点してしまいましたが、流れの中ではあまりピンチはなかったので、そこは良かったと思います。

ビルドアップに関しては前半の飲水タイム明け辺りから相手の守り方も変わって苦戦した印象ですが?
誰を引き出すのかという部分もあったので、そこを見ながらプレーしていました。なかなか良い形で引き出して、そこから崩すことはできなかったですが、その中でも良いシーンは作れましたし、プレスを変えられたというところを中で判断して今後もみんなで話し合いながら、ゲームの中で変えることができれば、もっと良くなっていくと思います。そこは次に向けて反省したいです。

先制点のコーナーキックに繋がる場面では杉本選手への素晴らしいスルーパスがありました。狙い通りのプレーでしたか?
(杉本)竜士と(小池)純輝くんは常に裏を狙ってくれているので、そのタイミングを逃さないようにと意識していました。前半から狙っていましたが、なかなか出せなかったですが、あそこでは良い形で竜士とタイミングが合ったので、決定機に繋がったと思います。

後半半ば過ぎに主審の方に何か手渡しているシーンがありましたが?
僕が手首に付けているテープで、ベンチまで持っていこうと思っていましたが、そんな時間がなかったので、「すいません」と言って預けました(笑) 正直、助かりました(笑)

上位相手の勝ち点1という結果をどのように捉えていますか?
まずは上位相手に負けなかったこと。先制できたというポジティブな要素もありましたが、試合の中で反省点もたくさんありました。もちろん、勝ち点3がほしかったですが、全く勝ち点を取れずに反省するのと比べれば、アウェイで上位相手に勝ち点1を取って反省するのとでは、負けたときに比べてメンタル的にもコントロールしやすいので、次に繋げていきたいと思います。

コメントを読む

FW 11端戸 仁

試合を振り返ってください。
個人的なボールタッチの感触は良かったと思いますが、チームとしてはもう少し相手陣地に押し込みたかったです。シュートチャンスがあまりなかったので、一発で全部裏を狙うというよりも、ひとつずつ越えていく作業をしていった方が良かったのかなと思います。結局、相手が読んでいるのに裏へ蹴ってセカンドボールを拾われる場面も多かったので、もう少し押し込むシーンを増やしたいと、みんなで話していました。

ご自身にボールが収まった後の展開がなかなかうまくいかなかった印象ですが?
今日の相手に対してはフィジカル勝負をしてもなかなか勝てないので、相手陣地でプレーする時間を増やしていかないと、ゴールチャンスはなかなか作れないですし、自分たちは一発で点を取るチームではないので、プレーを共有しながら押し込む時間を増やしたかったです。

前後半で相手の出方に変化を感じるところはありましたか?
そこまで感じなかったですが、個人的には後半に入って(運動量が)落ちてしまったので、復帰して2週間ぐらいではありますが、もう少し後半も消えないようにというか、前半のようにボールを受けられるようになれば相手も疲れると思うので、状態を上げていきたいと思います。

コメントを読む

FW 27佐藤 凌我

投入時はどんな指示がありましたか?
引き分けの状況だったので、点を取ってこいという指示を受けて試合に入りました。

森田選手とのパス交換からの決定的なシュートやセットプレーの流れからオーバーヘッドシュートとチャンスに絡むシーンもありましたが?
(森田)晃樹に一度出して背後を狙ってというシーンで、良いパスを出してくれたので、決め切りたかったです。あそこは一対一だったので、どうにか決めないとダメでした。また、練習していきたいです。(オーバーヘッドシュートの場面は)もう少しボールが高く上がってくれていれば、良い状態で打つことができたと思いますが、あそこも決め切りたかったです。

ご自身の投入後はそれまでのチームの守備に比べて、より前からプレッシャーをかけていく場面が増えたと思いますが?
前の方はメンバーが替わっていましたし、時間もあまりなかったので、前からかけていこうというところでした。良い守備から良い攻撃を意識してやっていました。

この試合ではより後ろに重心を置いた形での守備のやり方になりましたが?
今日に関してはしっかりとブロックを敷いて戦う時間が長かったと思います。そこは中の選手と話し合いながらやっていたところで、出た人がうまくコミュニケーションを取りながらやっていければと思います。相手は個の力が高いチームですし、回すのもうまかったので、その部分はあったと思います。

ベンチから見ていた試合の印象はいかがでしたか?
かなりマンツーマン気味に、人に付いてくる守備の印象があり、うまく背後を取れれば引っくり返せるシーンも多かったと思います。ただ、(端戸)仁くんのところでボールが収まってマイボールになる時間が長かったので、もう少し前向きのサポートが良い距離感でできれば、うまく越えられたのかなと思います。

上位相手の勝ち点1という結果についてどのように捉えていますか?
ここはしっかりと勝ち点3を取りたかったですが、次に向けてまたホームでしっかりと勝ち点3を取れるように良い準備をしていきたいと思います。

コメントを読む

関連動画

試合一覧へ