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顔を上げて、7月反撃へ
前節の千葉戦は、いずれもセットプレーからの失点で1-3の敗戦。早い時間帯にリードを奪われ、守備を固める相手を攻めあぐねる展開となり、城福浩監督の就任後3試合目にして初の黒星を喫した。たが、下を向いている暇はない。今節から天皇杯を含む5連戦がスタートする。今こそ、城福監督がよく口にする「リカバリー」が必要なときだ。
6月から異常な暑さが続いているだけに、この夏は改めてチームの総合力が問われる。その意味で、マテウスや井出遥也の戦列復帰、河村慶人ら出番が少なかった選手の奮闘は心強いかぎりだ。また、前節は代表遠征から戻った馬場晴也が新体制下で初出場を果たし、右サイドバックで試された。結果には結びつかなかったが、メンバー構成や選手の起用法に新たな選択肢が出てきたことは好材料だろう。
今節の相手は琉球。現在7戦未勝利で最下位に沈んでいるが、前節から新監督の下でリスタートを切り、違った一面を見せているだけにあなどれない相手だ。0-2から5点を奪って大逆転勝利を収めた前回対戦の良いイメージをこの一戦で生かしたい。
7月に入り、暑さはさらに過酷になることが予想されるが、ここでチームとしてのタフさを見せつけなければ上位進出は望めない。まずは5連戦の初戦を制して「反撃の7月」とできるか。
対『FC琉球』戦績
通算：2勝2分3敗 12得点12失点
ホーム：0勝2分1敗 2得点3失点
アウェイ：2勝0分2敗 10得点9失点
［直近5試合の対戦成績］
2022/03/30 J2第 7 節（A）○5-2
2021/11/21 J2第40節（H）△1-1
2021/04/17 J2第 8 節（A）●0-2
2020/11/29 J2第37節（A）●0-4
2020/08/08 J2第10節（H）●0-1