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MATCH試合情報

2022 明治安田生命J2リーグ 第38節 - 東京ヴェルディ vs モンテディオ山形

マッチレポート

監督コメント

城福 浩 監督

試合を振り返ってください。
まさかこんなにホームで勝てないとは思っていなかったです。内容的には手ごたえを感じていましたが、勝ち切れない試合が特に7連戦のスタートのところでは天皇杯を含めて非常にストレスを感じていました。そういう状況に陥っていた中で、選手もかなり離脱をして、連戦ということを考えると、ここで持ち直すことは決して簡単なことではなかったです。極めて限られた中でメンバー選考をして全員が戦える準備をしてくれたこと。信じて自分たちのサッカーをやろうとし続けてくれたこと。あとはファン・サポーターが本当に厳しい連戦のスタートの結果にも関わらず、ずっと背中を押してくれたこと。それらが今日の勝利につながったと思います。相手のサイドを封じて我々のストロングを出すゲームプランがありましたが、かなりプラン通りにやれたと思います。できればもう1点を取ってゲームを終わらせたかったですが、チーム全員でゼロに抑えたこと。それはこのチームが積み上げてきたものを確信できるような90分だったと思います。

前半の中断明けに良い形で試合に入りましたが、味の素スタジアムのピッチを知り尽くしている経験を含め選手たちにどんな声掛けをされましたか?
中断するほどの雨は初めてだったので、特にどのへんでボールが止まってしまうのかは自分自身で確認にいきましたが、天気予報を見てもおそらくボールが試合中にスムーズに動くようになっていくとは考えていました。再開したときにはボールがどこで止まるのか、どういう転がり方をするかは、おそらく分からない。その中で効率や計算でプレーしてはいけない。どんなアクシデントや転がり方をしたとしても、そのアクシデントを自分たちの方に持っていくには走らないといけない、戦わなければいけないですし、身体だけでなく心の準備をさせました。『止まるぞ』とか『バウンドが変わるぞ』とかそういう次元の話ではなく、そんなものはどうなるか分からないという言い方をしました。

今日のスタメン選考について狙いを聞かせてください。
全員で合わせるのは昨日しかなかったです。もちろん、水戸から帰ってきてリカバーもしなければならなかったですし、選手の疲労や誰が回復するのか、あるいはどういうふうにつなげていくのか、誰を何分使って次につなげていくのか。それを計算すればするほど計算通りにはいかないのがサッカーなので、いろんなシミュレーションをして試合に入りました。ただ、想定内で試合が推移したこと。おそらくは出し切って次のベンチメンバーにつないでいくような展開になれば、我々のゲームになるとは思っていたので、いろんなことを思いがある選手を、疲労している選手、ぶっつけ本番の選手も含めて先発で出し切らせるようなメンバーにしました。

後半に良い形で入れた要因をどのあたりに捉えていますか?
ここのところ試合の開始ではすごく良い入りができていましたし、今日の中断後の再開は試合開始みたいな感じだったので、入りのところはみんながすごく意識をして足元でやるフットボールだけでなく、相手を広げるようなランニングをしっかりと使うところから入れたのが、ここ最近の試合だったので、今日に関しては試合の開始と同じような入りができたことと、ちょっとオープンになってくれば、我々らしくつなげると思ったので、それは相手に関わらず、相手の立ち位置に関係なくやることができました。後半も自分たちの時間になったときに点を取りたいと思っていましたが、流れの中で取れなくてもセットプレーで点を取れるようなチームになれればと思っていたので、チームとしてわりと長い間準備してきたセットプレーで点を取れたこと。最後はカウンターからビッグチャンスを作りました。ビッグチャンスが1、2回、その手前が3、4回あったと思いますが、あそこで点を取って仕留められるようになれば、本当にこのチームは連勝できるチームになると思いますし、この苦しい7連戦の最後を連勝で終われたことは、本当に彼らがタフになってきたということだと思います。

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選手コメント

DF3ンドカ ボニフェイス

ゴールシーンを振り返ってください。
チームとして練習していた形で、保坂コーチがデザインしてくれたものだったので、(森田)晃樹が良いボールを入れてくれましたし、それをゴールという形にできて良かったです。

前半は強い雨によるピッチコンディションの影響でディフェンスとしては難しい対応を迫られました。
立ち上がりのプレーはあそこでボールが止まるとは思わなかったです。そこは自分の準備不足というか、少し予想外な形でした。チームとしては前節、久々に勝利ができましたが、まずは背後に入れて相手を押し返すというか、そこで起点を作るというのはチームとしてやろうとしていたことで、それがこの試合もうまく出たと思います。ピッチ環境もそうですが、それが生きやすい戦術になったと思います。

今日は梶川選手ではなくご自身がゲームキャプテンを務めることになりました。
本当はカジくん(梶川)なんですが、少し試合から離れていたので、自分がやる感じでした。特に理由はなくどちらがやってもいいと思います。どちらも副キャプテンなので。カジくんはキャプテンマークを巻いても巻かなくても、チームを引っ張ってくれるので。

相手の強力な攻撃陣に対してどのような対応を意識していましたか?
(谷口)栄斗とはいつもできる限り2対1の状況を作りながら、チャレンジ&カバーを声をかけ合いながらやっています。もちろん、同数の形になることもありますが、その際には入れ替わられないようにという感じです。栄斗とは今シーズンに何度もコンビを組んでいるので、相手がどうであれチャレンジ&カバーを意識してやっています。一緒に組んでプレーするごとに栄斗とは良い関係を作れていると思います。

後半半ばにオフサイドの取り損ねからピンチもありました。
自分としてはオフサイドを取りにいきましたが、あのプレーはオフサイドにならないとああいう形でピンチを招いてしまうので、個人としてはあそこでオフサイドを取りにいくのではなく、足を運んで相手を外に行かせるプレーを選択すべきでした。ただ、あそこは(深澤)大輝がカバーしてくれたので、助かりました。

試合の終わらせ方に関しては非常に安定していたように見えましたが?
チームとして終わらせ方もそうですが、前節から前で起点を作ろうというチームのやり方がハッキリしていて、それもあって終わらせるときもシンプルに前へボールを蹴っても問題ないという雰囲気ができやすくなっていて、今日もそういう形で試合を終わらせられました。

2トップのボールの収まりもその戦い方を選択するうえで大きな要素になりましたか?
トヨくん(阪野)はアバウトなボールも収めてくれますし、(佐藤)凌我は背後への動きに加えて、2度追い、3度追いをしてくれるので、そういう選手が後から入ってきて、ちょっとアバウトでも前に蹴るという判断でも問題なかったと思います。

3-3のドローに終わった前回対戦に比べて、相手に持たれて嫌な形で守備に動かされるシーンは少なかった印象ですが?
自分たちがゆっくりとボールを持つ形ではなかったですが、シンプルに背後など相手コートに持っていって相手コートでサッカーをすることは監督が求めている部分です。それができる選手たちがいて、今日はそれができていたからこそ、そういうふうに見えたのだと思います。

7連戦の最後という厳しい試合になった中、日程面で余裕のある相手に対してディスアドバンテージを感じさせないパフォーマンスだったと思います。
チームとしてやることが整理されて、選手もピッチ内での迷いが減ってきたので、そういう部分で優位に試合を進められたと思います。あとは流れが良くない中でも、今日はたまたま自分が取ることができましたが、セットプレーからの一発はやっぱりでかいなと改めて思いました。あそこで1点取ることでみんなの動きが一気に変わりますし、今日自分がピッチでプレーしている中でああいう形での1点の重みを感じました。

ディフェンスとしては自分のゴールを無失点で守り抜くという最高な展開になりました。
拮抗したゲームで自分が点を取るというのは、これまでの自分のキャリアを振り返ると、あまりなかったことでした。3点目や同点ゴールはありましたが、拮抗した展開で1点を取って勝つというのは、ディフェンスとして個人でずっと求めていたものだったので、こういう試合をもっと増やしていきたいです。

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MF24奈良輪 雄太

試合を振り返ってください。
後半何回か決定機は作られましたが、あのシーンをしっかりと防げたこと。あとは前半の中断する前に相手のスローインから危ないシーンがありましたが、その2つをしっかりと耐えられたことが勝因だったと思います。

サイドバックの背後へのボールに対して、非常に出足速く安定した対応が目立っていました。
ディフェンスの最優先事項として背後を取られないことが一番だと思っているので、相手に関係なく常に自分の中では最低限のプレーとしてやっています。

攻撃面では前半は右サイドでバスケスバイロン選手をインナーラップでサポートし、後半は左サイドで高い位置を取ってのクロスとチャンスに絡みました。
左か右か、あとは自分の前にいる選手のタイプとの兼ね合いで自分がどれだけ高い位置を取るかを考えてプレーしています。前半は雨の影響やバイロンとの組み合わせという部分で、どちらかといえば後方から彼の良さを出させることを意識しました。後半はより高い位置でプレーしました。見栄え的には後半のほうが良い印象だと思いますが、90分を通してバランス良くプレーできたと思います。

試合を通しての流れの部分はどのように捉えていますか?
当たり前のことを全員がやれたのではないかと思います。それをやってはいけないというミスが90分通して少なかったと思いますし、そういう試合は締まった試合ができると思います。それがああいうセットプレーにつながったと思います。

前半の中断明けに一番意識した部分を聞かせてください。
ぬるく入らないというか、しっかりともう一度ゼロからのスタートという気持ちでやることが大事だと思いました。いつ再開するのか、再開するのかという部分も怪しい状態だったので、みんなは結構話をしていましたが、自分は身体をずっとほぐしていました。

試合の終わらせ方に関しては非常に安定していたように見えましたが?
今日は早く時間が過ぎてほしいという感覚でプレーしていなかったのが、良かったのかなと思います。ここ最近の良くないときは、スタンドから見ている感覚では早く終わってほしいとピッチ内の選手が思っていそうだと感じていました。今日に関しては何が要因かはハッキリ分からないですが、肌感覚としてそういう感じでした。本当に全員が当たり前のことを全員がやることができたという部分に尽きます。

前半は強い雨によるピッチコンディションの影響がありましたが、ディフェンスとして意識していたところを聞かせてください。
常に最悪の状態を予想してプレーすること。ボールがのびる、ボールが止まってしまうなど、最悪な形を想定して準備していました。あまり伝わりにくいプレーだと思いますが、そこを強く意識してプレーしました。

7連戦での厳しい状態からチームが盛り返せた要因をどのように捉えていますか?
何度も同じ表現になってしまいますが、当たり前のことを全員がやる。それしかないですね。それが実は一番難しいところで、このチームに足りていないことだと、ずっと思っていたことですし、自分が出る試合ではそれを80%ではなく90%、95%、できれば100%できるようにやっていますし、それがチームの勝利につながると思ってやっています。その当たり前の基準が高い選手がピッチに多く立つことが大事ですし、その基準をチーム全体で上げていくことが大事だと思います。それこそこのクラブが上に行くうえで大切なことだと思います。特に、こういう勝った次の試合であっさりと負けることがよくあるので、勝った次が大事だと常に考えています。

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MF4梶川 諒太

前半は積極的にフィニッシュに絡むシーンが目立ちました。
ピッチコンディションも良くなかったので、思い切ってどんどん打っていくことを自分の中で意識していました。ただ、ピッチコンディションが良くなかったから狙っていくではなく、そこは自分自身の課題でもあるので、打てるときに打ったほうがいいと思っています。(直接フリーキックは)感覚的に良かったですが、入らなかったですね。ああいうところで決められるようになりたいです。

前節は出番の少ない選手が多く出場しての勝利となりました。その中での今日の試合でのプレーということでどんな意識で臨まれましたか?
選手は本当によく戦っていると思います。もちろん、内容面ではもっと向上させていく必要があると思いますが、選手が自分のやれることを全力でやっている部分は外から見ていても感じていました。試合に出る選手はそこに関して惜しみなくチームのために戦うことが第一というところで、とにかく出し切ることを意識しました。

前半はかなりピッチコンディションの影響がありましたが、対山形という部分でどういったゲームプランを用意していましたか?
ボールをしっかりと持ってくるという部分があり、それをまずは受けないということ。あとは背後の対応がそこまで良くないという印象があり、相手は枚数をかけて前に出てくるという部分もあるので、逆に裏返していくところでチャンスになると考えていました。ピッチコンディションも含めて、みんなが積極的に背後を狙ったことで、相手もそれを少し嫌がっているという感覚はありました。

相手の2ボランチを含めてボールを動かすのが得意な相手に対して、粘り強く対応しました。
今日はピッチコンディションもあって相手にとっても難しい状況だったとは思いますが、それでもみんながしっかりと人に行くところなど、相手はやりづらそうな印象はありました。ただ、もう少し奪った後のボールの動かし方に関しては簡単に相手に渡してしまう部分もあり、課題だと捉えています。

途中出場の選手のアグレッシブなプレーも目立ち、試合の終わらせ方に関しては非常に安定していたように見えましたが?
みんながパワーを持って入ってくれましたし、替わって入った選手が仕事をしてくれたので、選手一人ひとりのやるべきことが徹底されていたと思います。

ここ3試合連続で先制点を奪うことができていますが?
相手を崩してという形ではないですが、今日に関してはセットプレーが大事になると、ピッチコンディションを含めて分かっていたので、それがひとつ先制点につながったことは良かったと思います。ただ、チームとしてもう少し攻撃の形を増やしていきたいという思いはあります。

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MF18バスケス バイロン

試合を振り返ってください。
なかなかチームに合流できない中でチームが天皇杯を含めて連戦をスタートしましたが、自分がチームの力になれなかったことで悔しい思いをしていました。合流してからは良い準備をしてとにかく楽しもうと心掛けながら、最近のチームに足りない攻撃の仕掛けや攻撃的なプレーを見せていこうと考えて臨みました。本当に久々の実戦復帰だったので、正直なところ不安もありましたが、思った以上に身体も動いていましたし、何よりもチームが勝てたことが一番うれしかったです。

復帰戦はいきなりのスタメン起用となりました。
僕自身、少しびっくりしましたが、しっかりと練習からコンディションを上げて体力的な部分では問題ないと考えていましたが、なかなか連戦という部分でフルコートで試合する機会がなかったので、そこだけ少し不安でした。ただ、不安要素はありながらも楽しみな気持ちの方が強かったので、全然問題なかったです。

前半はかなり厳しいピッチコンディションでのプレーになりました。
多少は影響を感じましたが、気持ちに勝るものはないと思っていて、自分の気持ちがチームのために戦おう、勝つためにやろうというふうになっていると、自然に身体が動きました。(プレータイムの制限は)全然なくてやり切れるまでという感じでした。

ここ最近チームに足りなかったサイドでの仕掛けやタメを作るという部分で存在感を示せたと思いますが?
最近はサイドで仕掛けられるタイプの選手がいなかったので、監督もうまくインサイドでプレーできる選手を使いながら難しいやり繰りだったと思いますが、時間を作ったり、仕掛けてクロスを上げるところで、自分たちのボール保持が長くして、相手をよりサイドに広げることで、相手も体力を消耗していくので、そういう部分での動きは良かったと思います。

サイドでの積極的な駆け引きや先制点のセットプレーにつながるシュートもありました。
雨で水たまりができて、雷による中断というアクシデントもあり、一時は試合を再開できるかも分からない状況でした。ファン・サポーターも1時間以上待っていてくれましたが、そういうアクシデントがあった中でもファン・サポーターは声を出して後押ししてくれていて、本当にホームの味スタは最高の雰囲気で後半はピッチも良かったので、楽しもう、やり切ろうということだけを考えてプレーしました。あとはチームのために攻守で走り切ることを意識していました。

思わぬ中断でメンタル面の切り替えは難しかったでしょうか?
正直なところは難しかったです。ただ、個人としてはなかなかチームが勝てないのを外から見ていて悔しい思いもしていたので、早くチームの力になりたいと思っていたので、今日は試合に出させてもらってみんなの前でプレーできたことがうれしかったですし、それがあったのでその気持ちが自分を前に出してくれました。

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