MATCH試合情報
マッチレポート
監督コメント
竹本 一彦 監督
試合を振り返ってください。
試合としては荒れた、点数として3-5という大味なゲームになってしまいました。
今日のゲームはカップ戦の決勝で3-3のゲームをやった西が丘での再戦ということで、選手、スタッフが良いゲームをつくれるようにということで臨んでいました。今日は二種登録のメニーナの選手を先発させて、右のサイドバックにも坂部を起用しました。
序盤から浦和の前線からのプレス、ロングボールを使っての狙いもあって、危ないシーンもありました。そこを切り抜けていって先制しましたが取られて、追いついて後半ということでした。後半も自分たちのリズムになるところはありましたが、失点したシーンは自分たちのミスパスからで、FKのこぼれとかもそうですし、相手にボールを奪われていました。そこは修正をしないといけないと考えています。今日は試合が終わってしまったので、次のノジマ戦に向けて修正して試合に臨みたいです。
今日の良いところとしては、岩﨑が先制点を挙げたり、初めてPKを木下が蹴ったこと、最後の時間帯で小林、宇津木がしっかりと自分のプレーの持ち味を出してくれたことは、次につながると思いますので、前を向いて進みたいと思います。
植木選手の不在は？
体調不良です。植木と西川ですね。先頭でチームを引っ張ってくれる存在ですので、今日不在だったことは、自分たちのスタイル、前線のターゲットがいないというところで戦術的には変更せざるを得ず難しかったです。ただ、土方が先発しましたが、U-20の世界大会に出ている選手なので将来性も高く、彼女にとっては良い経験になったと思います。
相手のプレッシャーに対し、ビルドアップの部分でどう解決しようと考えていましたか？
永田ヘッドコーチと今日の試合を考えたときに、三浦選手を低い位置に落として組み立てようかとかを考えたりもしました。そこは難しいところで、どちらにいっても良いところも課題もあったと思います。
後半は落ちてボールを配れという指示をしましたし、ただ試合の中での判断は選手がすることになると思います。
相手のプレスに対して無駄に下がっても仕方ないですし、下りて3枚でというのは指示をしていました。
背中を消しながら追ってくるので、今後その解決策が必要なのかなと感じました。
そこは改めて課題ですね。我々のビルドアップに対してはいろいろと考えてくると思うので、そのあたりはまた考えていきたいと思います。
MF 18岩﨑 心南
得点シーンを振り返ってください。
試合に入る前に竹本監督より「ゴールを取るために足を振っていけ」と言われていて得点したいと思っていました。あの場面では桃香（木下桃香選手）がボールを持った時に出してくれると思ったので裏に走って、そうしたら良いボールが届いて、最初のトラップでそのまま打とうと思いましたが相手の動きを見て上手く交わすことができて、決めることができました。桃香は同期ということもありパスを出してくれると思っていました。
3-5という結果に関してはどう感じていますか。
試合前から後ろから繋いでいこうと話していて、自分は真ん中のポジションなのでもっとボールを動かせたら良かったのですが、相手の勢いに押されてしまって上手くボールを受けることができなかったです。自分で打開して相手を剥がすことができなかったことは自分の実力不足だと思います。
相手選手はフィジカルの強さがありボールを持たせてもらえなかったように見えましたが？
浦和の選手の方が体格が強い中で、ベレーザの選手が足元の技術で打開しなければいけないと思うのでそこはまだまだ課題かなと思います。
WEリーグ２年目のご自身の目標は？
自分の良さを出すというところを毎試合やっていこうと思っていて、その中で攻撃では得点シーンに絡むなど自分自身がチームメイトの良さを引き出していきたいと思っています。守備の部分でも相手に負けないことや球際で勝つという事をやっていきたいです。
監督・コーチングスタッフから求められているプレーはどういったところですか。
自分はどちらかというと人を活かすタイプなので、自分自身が目立たなくてもみんなが活躍できるようにサポートできるプレーをしたいですし、そういったところが求められています。
FW 10小林 里歌子
大きな怪我を乗り越えて復帰しました。今の気持ちをお聞かせください。
チームが負けたのでネガティブな気持ちになってしまいますが、まだ始まったばかりなので、切り替えて次の準備をしていきたいです。個人としては、出場時間を伸ばせて、怪我なく戦い切れたことは自信になりました。
途中出場でしたが、どのようなことを心掛けて試合に入りましたか。
負けていた状況だったので、意識の方向をより前へ向けてやっていこうと思っていました。
勝ち切るためにどういったことを改善していきたいですか。
チーム全員が前半のビルドアップに課題を感じていると思います。相手選手にマークを付かれるシーンが多かったので、そこは後ろの選手だけの問題だけでなく、全体としてどういった配置や逃げ方をするのかということを全員で統一意識を持ってやっていきたいと思います。
今後プレー時間も伸びていくと思いますが、今季の意気込みや目標を教えてください。
チームが勝つことが一番で、そこに自分が少しでも貢献できるようにしていきたいです。あとは怪我を完治して、シーズンを通して戦い抜けるように、ずっとプレーし続けられるように頑張っていきたいです。
DF 6宮川 麻都
試合を振り返ってください。
DF陣としては5失点もして、攻撃陣は3得点してくれたのに、こういう試合になって本当に申し訳ないと思っています。
得点シーンは宮川選手からでした。振り返っていかがでしょうか。
あのシーンは桃香（木下桃香選手）が良い形で前を向いてくれたので、前に自分が入って、できるだけゴールに近い位置でプレーをしようと思っていたので、ゴールにつながったのは嬉しかったです。
北村選手とのコンビネーションが高まっているように見えます。
今日は結構互いにパスが通らない事が多かったんですが、前回の試合から良いコミュニケーションができていると思っています。
勝ち切るためには何が必要ですか。
守備陣が失点をしていなければ負けることがないので、攻撃陣はしっかりと得点してくれていますから、自分たちがしっかり守りたいです。その中で試合運びをしっかり意識したいです。