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MATCH試合情報

2022-23 Yogibo WEリーグ 第7節 - 大宮アルディージャVENTUS vs 日テレ・東京ヴェルディベレーザ

マッチレポート

監督コメント

竹本 一彦 監督

試合を振り返ってください。
リーグ戦再開で大宮さんとの試合でした。大宮さんの粘り強い守備に手こずるのは分かっていましたが、しっかりと後半の立ち上がりに2得点でき、結果として勝利できたことが良かったです。今日、寒い中、応援に来ていただいたファン・サポーターの方々の前で試合ができたことに感謝しています。ファン・サポーターのみなさまの応援がとても力になりました。ありがとうございます。 リーグ戦では、前節・広島に黒星を喫しました。そのあと皇后杯と今節の大宮戦で2勝しなければいけないという心構えと高い意識でトレーニングを進めてきました。重要なこの2試合を勝利できたことが来年に繋がります。来年といっても、1月9日にマイナビ仙台戦と皇后杯・準々決勝の広島戦がありますので、少し休んでチームとして次のステップに上がっていけるようにしていきたいと思います。

0-0で折り返しましたが、ハーフタイムに修正したポイントは?
大宮さんとの試合はいつもロースコアになってしまいます。これまでの試合もチャンスは作っていますが得点が入らないことが多かったです。今日の試合もチャンスはありましたが、最後の一歩が合わなかったり、大宮さんも守備を頑張る中でペナルティーエリアでのシュートの精度が前半は足りませんでした。 ハーフタイムで植木選手の動き出しについて指示しました。ペナルティーエリアで待つだけでなく、自分から外側やボールサイドに動き、それによって空いたスペースを里歌子(小林選手)やあおば(藤野選手)が入ってきたり、中盤が上がってくるような、ペナルティーエリアでの動きをもう少しはっきりとつけようと話しました。 後半は植木がペナルティーエリアにもいますが、サイドにも流れることによって、相手の守備も、これまでにいた所にいなくなったりしてスペースができチャンスの数も多くなっていきました。その中で良い宇津木のボール奪取があり、木下から理子にパスが入り、良い体の使い方をして相手ディフェンダーと入れ替わり冷静に流し込んでゴールを奪いました。あのようなシーンをもっと増やしていってほしいと思います。そのあたりは変わったところだと思います。そして苦しい試合展開の中で、練習してきたセットプレーでゴールを奪えたこともとても良かったと思います。

復帰した小林選手のコンディションと評価は?
すごく持ち味を出し始めています。先日の皇后杯では1ゴール1アシストしました。今日は決定的なシーンまではいっていないですが、彼女のキープ力、ボールを収める力、それから裏に抜け出すスピードで活躍してくれました。今日はシュートまでは至っていないですが、だんだんと慣れていくと思います。

リーグ戦初先発の宇津木選手への評価を教えてください。
皇后杯でも先発出場しました。彼女の経験から来るポジショニングと、ビルドアップで自分のところにボールが来た時の落ち着きは、チームに安定感を与えてくれます。彼女の左足のキックは女子サッカーの中でワールドクラスです。縦にも斜めにも入れることができ、サイドチェンジをする時のパススピードも速く、視野も広いです。サイドバックで出場していますが、チームに安定感を与えてくれて、攻撃のオプションも広がったと思っています。90分間出場しましたが、彼女自身も自信になった試合だと思います。

次節マイナビ仙台レディース戦はどんな戦いをしたいですか?
ホーム・西が丘で戦う試合です。マイナビさんとは皇后杯で戦い、前半で4得点し、前半の内にほぼ決着をつけることができた試合展開でした。この次はマイナビさんも我々を研究し同じ展開にはならないと思います。明日浦和レッズさんと試合をしますので、その試合内容や戦い方をしっかりと見たいと思います。皇后杯や代表で中断になる前の前期7試合の最後をしっかりと勝って終わりたいと思います。

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選手コメント

FW 10小林 里歌子

試合を振り返ってください。
自分たちがボールを持つ時間が長くなることは分かっていました。相手もブロックを敷いて守ってくることが予想された中で、どれだけ焦れずに自分たちのやりたいサッカーができるかが一番勝負の分かれ目になると思っていました。そう意味では前半は難しい試合展開でしたが、後半早々にゴールを奪えて自分たちのリズムで試合できて良かったと思います。

怪我から復帰してどんな思いですか?
一番はチームのためにという思いがあります。長い間怪我でチームから離れてチームに迷惑を掛けた分、復帰してからはより良いサッカーができるように意識しています。個人の結果よりまずチームが勝つことを考えているので、もっとチームに貢献できるようにしていきたいです。

手応えや課題はどのようなところにありますか?
自分のプレーの感覚がすごく戻ってきている部分もあります。ただ今日の試合でも、最後にコントロールで抜け出せるところをできなかったシーンなど、力の発揮具合はもう少し戻ってきても良いのかなと思います。課題としては、感覚を戻すこともそうですが、ボールを持った時のアイディアや推進力をもう少し突き詰めていきたいと思っています。チームとしても、今は良い攻撃と守備ができていますが、上手くいかなかった時のアイディアはもっとあっても良いのかなと思います。

次節のリーグ戦は皇后杯で戦ったマイナビ仙台レディースです。
皇后杯で戦った時は、すごくオープンな試合で背後にスペースがあり、そこを上手く使ってゴールまでいけました。ただ皇后杯と試合間隔も近く、自分たちの攻撃の起点となるところを潰してくると思います。前回と同じ戦いをしてきたら自分たちも同じ戦いをして上回っていきたいですし、戦い方を変えてきたらそれに対応していきたいと思います。苦手意識はないですし、このままの良い勢いで戦っていきたいです。

自分の見てほしいプレーは?
攻撃の選手なので攻めのところもありますが、前からの守備やセカンドボールを拾うところを今は一番重要視しています。セカンドボールを拾えればそこから攻めることができますし、前からの守備がはまればショートカウンターで攻められるなど、こうしたことが今ベレーザの良さとして出ていると思いますので、良い守備から攻撃に繋げられるようにしていきたいです。ここは個人としても力を入れていますし、チームとしても意識して取り組んでいます。

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FW 9植木 理子

試合を振り返ってください。
前半にシュートチャンスが多くあった中で決め切れなかったです。皇后杯では前半のチャンスでゴールを奪って良い試合展開になりました。今日の試合では決められなかったのは反省点ですが、上手くいかない展開もあることはチームでも話していました。得点が入らない時にいかに自分たちらしく戦っていくかが重要な中で、後半に2得点できたことはチームの成長だと思います。今日のような試合を勝ち切れたことは大きいと思います。

ハーフタイムにはどのようなことを話し合いましたか?
前半の試合展開は想定内でした。ゴールを奪うためのアイディアを増やすことや、ゴールに向かっていくためのボール回しが足りていなかったので、そこはハーフタイムで監督・コーチから指示がありました。

反転してからのゴールは狙い通りですか?
ゴールに向かっていくプレーは自分の良さだと思います。今はセンターフォワードをやらせてもらっていますが、どこのポジションでも、ゴールに背を向けた状態でも、ゴールに向かっていく姿勢が自分の良さだと思っていますし、そのような形でゴールを奪えて嬉しいです。

動き出しの良さが光っていましたが、参考にしている選手はいますか?
ボールを持っていないオフの時の動き出しは、スアレス選手がすごいなと昔から思っていて、オフの部分の動きは気にしています。相手の死角に入ってから一番ゴールを奪える位置に走っていくことが上手な選手だなと思っています。

良い勢いをこれからどう繋げていきたいですか?
直近の2試合は対極の試合でした。皇后杯の仙台戦は、主導権を握ったまま良い形で得点できた試合。今日の試合は、主導権を握っているけど得点ができず、それでも焦れずに後半にゴールを奪えた試合でした。どちらも結果として良い形で終えられた2試合だと思いますので、リーグ戦や皇后杯に繋げていきたいです。

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MF 20木下 桃香

試合を振り返ってください。
今日の試合は相手が前からプレッシャーをかけずに、引いて守ってくる中で、1点が大事な試合になると思っていました。前半は攻め切れなかったですが、後半は自分たちがやりたいことがある程度はできたのかなと思います。

ご自身がプレーする中で大事にしていることは何ですか?
今は里歌子さん(小林選手)がオフェンシブのポジションで出ていることもあって、攻撃の最後の所は前の選手に任せています。そのため自分は前線に良いボールを届けることと守備でいかにボールを早く奪い返せるかということを意識しています。

次節は仙台戦ですが、どんな印象ですか?
仙台は前線に速い選手が多い印象です。前回の試合は立ち上がりに得点が入って簡単な試合展開になりましたが、もう一回やるとなったら違う試合展開になると思います。 今のチームには、相手にここは負けないというストロングポイントがあります。そこを出し切れば絶対に負けないという自信を持っているので、自分たちのやることをやるだけかなと思います。

そのストロングポイントはどういったところでしょうか。
ディフェンスラインに長いボールを蹴れる選手がいることと、前線にスピードやフィジカルがあって得点を取れる選手が3人、4人と揃っているので、そこがストロングポイントかなと思います。中盤の役割としては、ストロングポイントをいかにカバーできるかが大事だと思っています。

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MF 18岩﨑 心南

どのようなプレーを意識していましたか?
自分は途中から試合に入りました。前半は攻めていましたが得点ができなかった中で、自分が入ったらゲームを作ることとゴールを意識していました。

いまチームが上手くいっている要因はどこにあると感じていますか?
守備で失点が減っていることと攻撃の層が厚くなっていることだと思います。里歌子さんが復帰してより攻撃が活性化していることが今の強みかなと思います。

チームでの競争が激しくなっていると思いますが、岩﨑選手はどのようなプレーを発揮いきたいですか?
自分はすごい攻撃が得意というわけではないですが、試合状況を見てチームのバランスを整えて、守備から攻撃を活性化できるような役割を果たしていきたいです。 自分は目立つようなプレースタイルではないので、周りの選手がやりやすいようにすることを心掛けています。桃香(木下選手)とはずっと一緒にやってきていることもあって、特にやりやすいと思っています。桃香の攻撃はチームの力になるので、その良さを出すためにまずは自分がその状況を作るところを練習でも試合でも意識しています。

次の試合で大事にしたいポイントを教えてください。
皇后杯で戦ったことで、相手もこっちの攻撃に慣れていると思います。その中でもゴールを一番に意識して、失点せず先制点を奪うことが勝負の分かれ目になるのではないかと思っています。早い時間帯でゴールを奪えると気持ち的にも安心でき優位に試合を進められるので、先制点が大事だと思います。

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