再開初戦を無失点に抑え勝利に大きく貢献しました。試合を振り返ってください。
ボールを持てる試合展開で、前半なかなか得点できず昨季このスタジアムで負けたことを思い出しながら試合をしていました。勝てたことで克服できたのかなと思います。試合内容は、まだまだ満足のいくものではなかったので皇后杯決勝のような戦い方とか強気な姿勢を今後は出していけるかが自分たちがさらに上にいくために必要なことだと感じた試合でした。

先制後に2度のビッグセーブでピンチを切り抜けました。
あのピンチを招く流れがチーム全体に少しあったな、と思います。中断前からの試合を含めて良いセービングができていたので期間が空いても今日の試合で継続して出せたことは自信になりました。しっかり準備できていたからこそのセーブだったかなと思います。

次節へ向けてファン・サポーターへ意気込みをお願いします。
ジェフユナイテッド市原・千葉レディースは球際をすごく頑張ってくるチームで、昨季は悔しい思いをたくさんした相手でもあるので今季は結果でしっかりと克服していくところと、内容の部分で今日のEL埼玉戦はまだまだ改善できる部分が多くあったので内容も結果も充実した試合となるように準備していきます。

3対0で勝利しました。試合を振り返ってください。
前半は試合の動きが停滞している状況でチームとしてもゴールへ向かう意識がありながらも前にパスを配球するシーンが少なく、積極性に欠けてしまったかなと感じています。前線の仕掛けるタイミングが遅かったりといった前半だったのに対して、後半はチームとして、切り替えだったり、攻撃の部分でより熱量を持ってゴールに向かっていくことができました。そこは修正ができてプレーできたのかなと思います。相手のカウンターで決められてもおかしくない危うい場面もありましたので、気持ちを引き締めて前のめりでプレーする中でもリスク管理をすることは頭に入れてプレーしていきたいと思います。

2点目はオウンゴールとなりましたが得点シーンを振り返ってください。
（北村）菜々美さんとアイコンタクトが取れていたので前に良いボールが配球されると分かっていて走るだけでした。ボールが入ってきた時にトラップしてそのまま入れ替わることもできたのですが、流して相手の前に入ることでGKと1対1の状況をうまく作り出せたので決めるだけではあったのですが良い判断ができたと思います。

65分にチーム3点目をしっかりと決めました。代表活動を経て成長した部分でもありますか。
あのシーンは（氏原）里穂菜も入ってきていて、どっちが打つかというのが頭にはあったと思うのですが、チャンスなら振り切ってこそ前線の選手だと思うので迷いなく決断しました。迷いの少なさは代表で1回、1回チャンスがあるわけではないので自分自身でもこだわってやっていきたい部分でもありましたし、そこを求めていかないと先はないなとアメリカ遠征を通して感じたので迷いなくプレーすることは大事だと考えています。