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MATCH試合情報

2024-25 SOMPO WEリーグ 第21節 - 大宮アルディージャVENTUS vs 日テレ・東京ヴェルディベレーザ

マッチレポート

監督コメント

松田 岳夫 監督

本日の試合の総括をお願いします
まず、本当に苦しい状況の中でも最後まで応援してくださったファン・サポーターの皆さまに、本当に感謝しています。(皆さまの声援に)背中を押されて、選手たちがさらに力を発揮できたとも感じますし、非常に嬉しく思います。ゲームの方は、やはり最初に失点を受け、この失点が最後まで重くのしかかった。そういう展開でした。基本的には、前から来る相手をどう剥がしていくかという当初の予定だったのですが、失点によってやはり相手の守備の人数が多くなり、ゴール前を固める戦術に切り替えてきた。それを、崩すところでは、なかなか自分たちの良さを発揮することができなかったと思います。ボールは持てても、やはり最後のところを突破するというところでは、工夫が足りなかったのかなという風には感じました。ただ、ゴールを目指すというところでは、最後まで選手たちの思いもしっかり表現できたと思います。それがPKを取れたり、あるいは途中出場の氏原のゴールに繋がった。ここも、本人たちはもちろん、しっかりとプレーした中での出来事ですけれども、やはり全員がサポートしながら関わって奪えたゴールだったなという風に感じています。本当に苦しいゲームをしっかりと勝ち切り、最終戦に繋げたという意味では、非常に貴重な体験を全員がしたと思いますので、全員で戦うという意味で最終戦しっかりと勝利を収め、一番高いところに行きたいなという風に思っています。

交代で入った土方選手、氏原選手が仕事をしました。この2人を起用した意図や決め手を教えて下さい。
決め手になったところは、やはりゲームは支配してボールは持っていても、シュートまで行ききれない。この2人に関しては、本当にどんな体勢からでもシュートの意識が高い。他の選手よりも、トレーニングの中からそういうものはしっかり見せていましたので、2人を起用しました。本当にこちらの期待通り、ゴールに向かうシーンが増えたという意味では、非常にいいプレーをしてくれたなと思っています。

最終戦が千葉L戦です。この貴重な体験を次に活かす次の1週間だと思いますが、どのように臨まれますでしょうか
本当にこういう緊張感の中でプレーすること。分かりづらいけれど、やはり選手によっては緊張していたり、いつものプレーを出せない。そういうプレッシャーというのは、チーム全体を見ていても何となく感じます。ただこれは、本当にそういう中で自分のプレーをする、その中で出来るプレーが今の自分の実力だと、ずっとそう言いながら今シーズン進めてきたので、それは最後のプレッシャーの中で、みんなが出来ればのびのびと自分のプレーをしっかりと出し切る、そういう展開にしていければいいなという風には思います。

本日の試合で宇津木選手は出場、ベンチには岩清水選手がいましたが、このシチュエーションでこの2人の果たす役割をどうお考えですか。
WEリーグが始まってから三位が続き、一番高いところに我々が到達するためにはあと何が足りないのかと。やはりそこを経験している選手というのは、まだまだ少ない。実際に、プレーでの貢献度ももちろんですけど、それ以上に、メンタル的な他の選手への影響力を考えると、やはりこの2人の力というのは非常に大きかったなと。ベンチでの一言、あるいはハーフタイム、あるいは飲水タイムの中で、選手たちにアドバイスしている。その一言の重みというのは、やはり出てる選手たちの力に変換できたと思いますし、非常にチームとしてまとまる。そういう中で、彼女たちの良さを出してくれたのかなと思ってます。

前半の失点は予想外だったと思いますが、中盤人数をかけて選手たちはボールを動かし続けていた。後半はどのような指示をして送り出されましたか。
ゲーム展開の中で、相手のボックス前でのプレーが多くなってきました。 やはりリスクを恐れてなのか、あるいは相手を探りながらなのか、どうしても安全なパスを選択していた。もちろんアベレージを上げて、しっかりボールを動かすことも大事なんですけれど、どこかでリスクがあっても取り組まなければいけない、チャレンジしなければいけない時があると。それを前半は出来なかった。その辺で、例えば1対1で勝負を仕掛ける、あるいは縦パスを1本入れて、縦に潜って行く。色んなプレーがあるんですけれども、どうしてもそこにチャレンジする勇気を持てなかった。それをやれば、プラスアルファで味方がついてくれば、やはり相手にとっては非常に嫌な展開になってくるというところで、まずは1対1の積極性と、それからプラスアルファを作っていくこと。その辺をハーフタイムには要求して、後半実行させました。攻め込みながら、今やはり欲しいのはゴールというところで、当たり前ですけどシュートを打たなければ点は入らない。そういう意味で、最後のシュートの場面に多く人が関わるというところは特に強調しました。それから、なかなかサイドを崩せなかったんですけれども、やはり相手の背後に対してのランニング、ボールが出てこなくても、その動きをすることによって、相手にギャップができる。それをゴール前でやりきるところに意味があるというところで、そういう積極性というのは求めていったつもりです。先ほども言ったように、うまくいくかどうか分からないことに関して、どうしても五分五分のところでやらないという決断がすごくあった。前半に比べて、後半の方がしっかりそこは取り組めたのかなという風には思ってます。

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選手コメント

GK 31野田 にな

勝利おめでとうございます 。今日の試合を振り返ってみていかがでしたか。
率直に勝ててよかったなっていう気持ちが一番大きいです。

前節の悔しい負けからこの1週間どのように取り組まれていましたか?
負けたことで落ち込む部分もありました。ただ幸いにも他のチームの結果によって、自分たちがまだ首位だったので 、試合が終わってからポジティブに捉えるようにしていました。本当に神様が見ててくれたじゃないですけど、そういう運の部分も味方につけて残りの試合をしっかり勝とうという気持ちでした。

最終節に向けて、勢いのつく勝利でした。
最後勝って笑って終わる。そこに優勝がついてくるという気持ちなので、とにかくラスト1試合絶対に勝ちたいと思います 。

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FW 11土方 麻椰

今の率直な気持ちを教えてください。
本当に勝つことだけをチームで目指していました。 個人的には結果を残したことがプラスになりましたが 、チームとしてもっと高められる部分が前半からあったと思いますし、後半、細かいところでもう1点、2点取らないとこういう展開になっちゃうよねっていうシーンがありました。 あまり納得がいく内容ではなかったのですが、勝てたことは本当に良かったです。

後半からの出場でした。試合に入る前はどういう指示がありましたか?
『後半頭から行けるか?』って言われて行ってこい的な感じで、特に指示はなかったです。 自分の中で得点を求められているっていうことは分かってますし、逆転することだけ を意識して試合に入りました。

あの状況で、PKを決めることは簡単じゃないように感じました。
(山本)柚月さんからボールをもらって、『いける?』と言われて自分が点を獲りたいっていう気持ちが強かったので『蹴らしてください』って言いました。 大宮V側のゴールとかは関係なく、落ち着いてGKを見て蹴れたと思います。

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FW 23氏原 里穂菜

勝利おめでとうございます。逆転勝利でした。
早い時間に失点してしまいました。勝たなきゃいけない試合だったので、そこから2点 取ることはなかなか難しいところではありましたが、自分が入った時はやるべきことが分かりやすかったので積極的に足を振っていこうと思っていました。 まや(土方麻椰選手)からいいパスが来たのでよかったです。

試合に入る前に監督やスタッフからどんな指示がありましたか?
『シュート打て』と指示がありました。 試合に入ってからも、おとさん(菅野奏音選手)からも『全部シュート打って』と言っていただいたので(自分のやるべきことは)分かりやすかったです。

得点シーンを振り返ってください
完全にゴールが見えていたわけではないのですが、反転した時になんとなく『振ろう!』という感じでした。 バーに当たった瞬間、本当にお願いって感じでした。入っ てくれてよかったです。

チームの優勝に向けて勢いを与えるゴールでしたね。
結果的にそうなってくれたら嬉しいです。 個人的にも長野戦(11/2)で得点してからなかなか得点に絡むことができていなかったので、勝利に貢献できたのは個人としてもプラスですし、チームに勢いを出すことができてよかったです。

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