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MATCH試合情報

2025/26 SOMPO WEリーグ 第9節 - 日テレ・東京ヴェルディベレーザ vs サンフレッチェ広島レジーナ

マッチレポート

監督コメント

楠瀬 直木 監督

本日の試合の総括をお願いします
ファン・サポーターの皆さま、いつも応援ありがとうございます。 同点に追いつかれる場面もありましたが、選手たちは本当によく頑張ってくれたと思います。 怪我人やコンディションの問題もあって、ギリギリまでメンバーを決められない状況でしたが、相手の広島さんは質の高い選手が揃っているチーム。その中で、よく粘ってくれました。 正直、「やられるとしたら今日はその日かもしれない」と思っていた部分もあったんですが、そんな中でも選手たちは踏ん張って、先制できましたし、チャンスも作ることができました。 試合全体としては、6対4くらいの感覚で広島さんのゲームだったかなという印象はありますが、それでも最後まで集中を切らさず、耐えてくれたことは評価しています。 昨シーズンは3バックで苦しんだ相手でしたが、今日4バックで臨みました。センターバックの村松と土光が、どこまで耐えられるかが鍵でしたが、1点は取られたものの、よく守ってくれたと思います。 個々の力を点数で表すなら、やはり広島さんの方が少し上だったかもしれません。ですが、うちの選手たちも確実に成長しています。 特に今日は、高校生の式田が、台所事情もありながら、非常に面白いプレーを見せてくれました。クオリティの高いものを持っていれば、彼女のような若手がカンフル剤になることもあると思います。 ただ、広島さんのようなスピード感のある相手になると、うちの若い選手たちはまだ「やらせてもらっている」という印象もあります。今後のさらなる成長に期待しています。 勝ち点1を取れたことは評価したいですが、逆に言えば大きな勝ち点2を失ったとも言える試合でした。次の試合に向けて、しっかり準備していきたいと思います。

本日の試合では普段右サイドでの起用が多い山本選手を、先発で左に起用されていました。 後半頭で変えて、その後式田選手入ってもう一度山本選手が変わりました。その前半の最初の狙いと評価と式田選手を後半起用とした理由を教えて下さい。
山本を左サイドで起用したのは、前回の試合で彼女が左サイドからカットインして左足でシュートを打った場面があったのですが、少し芯を捉えきれなかった印象がありました。 なので今回は、練習でも取り組んでいた「左から右にカットインして右足でシュート」という形を試したかった、というのが一つの狙いです。 また、もしサイドに式田や眞城を起用するなら、その形の方がフィットしやすいとも考えました。特に式田の場合は、背後に青木がいることで、同じメニーナ出身という関係性もあって、連携面でのやりやすさも期待できました。 山本自身も「いろんなポジションにチャレンジしたい」と意欲を持っている選手ですし、私としてもそれを尊重して、さまざまな役割を担ってもらっています。ただ、どのポジションでもクオリティを落とさないことが前提で、最近は少し波があるようにも感じているので、そのあたりは引き続き見ていきたいと思います。 いずれにしても今回は、山本に右足でのカットインを狙ってもらうことと、若い選手たちがプレーしやすい形を作ることが、全体の起用意図でした。

選手起用に関して、今後AWCLも考えて、ある程度ベースの選手を決めてチャレンジしていくのか、新しい選手を起用していくのかなど、どのようにお考えでしょうか。
たくさんの選手をいろいろなポジションで起用していきたいというのが、本音としてあります。 ただし、試合に出すためには、どんな形であれチームとしての一定の基準をクリアしていく必要があると思っています。 今日、式田を起用したのは、彼女のスピードやドリブルといった持ち味に加えて、明るさといった部分も含めて、チームにプラスを与えられると判断したからです。そういった良さをピッチでしっかり発揮してくれれば、これからも積極的に使っていきたいと考えています。 また、ダネルもトレーニングでしっかりアピールしてきているので、そうした選手たちにはぜひ競争の中でポジションを勝ち取ってほしいです。 特に前半戦は、チーム内の競争をより活発にしていきたいと思っています。やはり、日々のトレーニングの中で激しく、強度の高い取り組みができてこそ、試合でのパフォーマンスにもつながると考えています。 その競争をしっかり勝ち抜いて基準を超えてくれれば、どんどんチャンスは与えていきたいと思っています。

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選手コメント

DF 16青木 夕菜

本日の試合を振り返ってください
今日はスタメンとして出場したので気合いも入っていましたが、広島のプレッシャーの速さや球際の強さ、個々の技術の高さを強く感じました。そういう相手に対して、自分の良さをあまり出せなかったなと感じています。チームとしても、自分たちの形を出しきれず、苦しい時間が多かった試合でした。

広島のプレッシングの速さに苦しんだ印象でした。どう対応しようと考えていましたか?周囲と話し合ったことなどがあれば教えてください。
本来ならしっかり繋いで攻撃を組み立てていくのがベレーザの強みですが、今日はその「繋ぐところ」を広島に狙われていた印象があります。前から圧をかけられて、なかなかうまくいきませんでした。その中でも、サイドに展開してかわしたり、一度前に蹴ってから押し上げるという形を試しましたが、セカンドボールを拾えなかったり、前に蹴ったボールにうまく連動できなかったりして、結果的に相手のペースになることが多かったです。もっと一人ひとりが状況を見て判断したり、チーム全体で狙いを共有できないと、こういう相手には勝てないと実感しました。

式田選手が本日の試合でWEリーグデビューとなりました。一緒に出場できたことについて、どう感じましたか?
中1から一緒にプレーしてきた仲間と、こういう舞台で同じサイドを組めたのは本当に嬉しかったです。特別な気持ちになりましたし、自分の中でも印象に残る試合になりました。この経験をこれからの活動にも活かして、少しでも還元できたらいいなと思っています。

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FW 38式田 和

本日の試合がWEリーグデビューとなりました。試合を迎えるまでのコンディションや準備はどうでしたか?
練習のときからチームの雰囲気がすごく良くて、初めて参加したときも、先輩方がすぐにその場を和ませてくれて、自然と馴染むことができました。「試合に出るからには、チームに貢献したい、役に立ちたい」という気持ちで今日を迎えました。

実際のプレーを見ていて、持ち味を発揮できていたように見えました。手ごたえはどうでしたか?
自分的にはまだまだです。もっと背が高い相手にも負けずに、ゴール前までえぐっていけたらよかったなと反省しています。

ベレーザには若い選手が多く活躍しています。例えば眞城選手や青木選手のような存在もいます。ご自身は今後どんなキャリアや活躍を思い描いていますか?
眞城選手や青木選手とはまた違ったスタイルで、見ている人を魅了できるようなプレーをしていきたいと思っています!これからも応援よろしくお願いいたします!

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