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MATCH試合情報

2019女子クラブ選手権 FIFA/AFCパイロット版トーナメント M3 - 仁川現代製鉄 vs 日テレ・ベレーザ

マッチレポート

【試合展開】

中1日という過酷な状況で戦うAFC女子クラブ選手権2019。大会2試合目は、第1戦でメルボルン・ビクトリーを4-0で下して勢いに乗る、ホスト国韓国の仁川現代製鉄レッドエンジェルズとの一戦となった。

 

初戦で引き分けている日テレ・ベレーザにとっては、初代アジアクラブ女王の称号を得るために勝利が求められる一戦。緊張感を持って迎えたナイターゲームは、体の芯に突き刺さるような寒さの中でキックオフを迎えた。

 

序盤からボールを保持したのはベレーザだった。初戦も相手を押し込んだが、マンツーマンかつ守備ブロックを敷いてスペースを消すサッカーに手こずった。一方、仁川はボールを保持してパスワークで崩すチームで、同じように主導権を握ろうとするベレーザにとっては与しやすい相手と言えた。

 

特に、左サイドのウイングに位置した植木理子が相手陣内の深い位置まで何度もボールを運び、永田雅人監督が語るように守備の観点でカウンターを敬遠しようとした狙いを着実に遂行していく。また、深さをとるウイングに呼応して2列目、3列目と後方から押し上げた選手たちが次々にボールホルダーに寄せていき、分厚く攻撃を仕掛けていく。

 

ただし、相手もホスト国としての意地を持ち、ウイングの選手を走らせて中央に構える外国籍選手をターゲットにしてチャンスを窺う。20分には右サイドを突破され、ゴール前にきわどいクロスを入れられる。ファーに流れたボールには11番の外国籍選手が反応するが、シュートはゴール上へと逸れた。

 

相手陣内の深い位置までえぐったボールをなんとかゴールへとつなげたいチームは、24分に植木が左サイドのスペースを突破。ゴールライン際でマイナスにクロスを入れると、ファーサイドで小林里歌子がワンタッチシュートで習うも、これはサイドネットに阻まれた。

 

36分にはセットプレーを起点にして、ラインの背後をとられてフリーでシュートを打たれるが、これはゴールわずか右へと逸れた。

 

ベレーザがやや優勢に試合を進める中で、試合は後半早々に動いた。49分、左サイド一杯から植木がドリブルで中央に切れ込みながら強烈なシュートを放つ。枠を捉えたシュートだったが、相手DFがブロックしコーナーキックへと変わった。すると50分、このコーナーキックを長谷川唯が蹴ると、ファーサイドからニアに走りこんでいた植木にドンピシャのボールが入る。勢いのままニア側に打つのではなく、ニア側に走りながら頭ですらすようにファーサイドに流したシュートは、ポストに当たってゴールに転がり込んだ。

 

ここからホスト国の反撃が始まるかと思いきや、攻勢に出たのはベレーザだった。小林のカットインからのシュートや籾木結花のミドルシュートなど、ゴールが見えたら打つ積極性を発揮し、畳みかけるように仁川ゴールに迫っていく。72分には右サイドウイングの小林が中央に向けてドリブルで仕掛けながら横パスを出すと、受けた植木がコースを作って強烈なシュートを放つが、これはわずかにゴール右へと逸れた。

 

終盤に近付くにつれて、相手も反転攻勢姿勢を強めてくる。ほとんどの時間を相手陣内で過ごすほどボールを保持したが、最後は前線の大柄な外国籍選手に押し込まれ、自陣に張り付きになる時間を強いられた。

 

そうして耐えながらアディショナルタイムの規定の2分を越えた。ケガの治療などでアディショナルタイムが終わらない。この日が20歳の誕生日となる宮澤ひなたが試合終盤のアディショナルタイム突入直後にピッチに送り込まれる。すると90+4分、試合を決めるゴールが生まれる。

 

相手の攻撃を撥ね返すと、そのまま勢いをもって左サイドから相手のバイタルエリアへ。遠藤純、小林、長谷川唯とつなぎ、最後は右ワイドの宮澤がペナルティエリアの右角で受けると、一度コントールした後にグラウンダーの横パスを小林に入れる。これを小林がワンタッチで右足を強振し、ゴール右隅へと流し込むスーパーゴールで勝利を力強く引き寄せた。

 

初戦で経験したアジアの戦い。スピードやフィジカルなど強烈な個で勝負する相手は、なでしこリーグにはいない。そうした未体験の大会にあって、ベレーザは中1日できっちりと修正してきた。しかも数人の選手を休めながら、戦い方を変えず、自分たちのストロングポイントを出し切って勝ち点3をつかんだ。

 

30日に迎える最終戦は、勝てば初代アジアクラブ女王の名を自力で引き寄せる大きなチャンスだ。相手は未だに勝利がないとはいえ、代表チームが躍進しているオーストラリアのチームだ。油断せず、最後までベレーザらしく、歴史に名が残る大会最初の女王へと駆け上がりたい。

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監督コメント

永田 雅人 監督

試合を振り返ってください。
同じようにボールを持とうとするチームが相手で、ボールを多く持てて、色々な入口からチャンスを作れて、主導権を握って試合を進められたのはすごく嬉しかったです。そして、ゴールを決めて勝利できたことがすごく嬉しいです。ボールを持ってウチの守備の機会を減らすこと、ボールをより相手の奥に運んで、カウンターを自分たちのゴールから遠ざける。そのふたつを先行して、その後に彼らは自陣コートでポゼッションしてくるので、それを早い守備で高い位置で奪うというのが今日の目標でした。それが中1日の中、よく走って、ボールのそばに居続けて、優位な状況を作っていたと思います。

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選手コメント

FW11小林 里歌子

試合を振り返ってください。
試合前から、初戦で足りなかったこと、サイドでもっと相手の深いところまでえぐるという部分をエネルギーを出していこうという話をチームでしていたので、個人としてはそこを意識して試合に入りました。上手くいく時といかない時で、いかない時にもう一回流れの中で崩していくだとかは、試合を通してもう少しできたかなと思います。すごくボールも回ったし、初戦よりもやりやすさはあったと思います。マンツーマンではなかったので、守備の部分で空くところにしっかりと詰められていたので、そこはベレーザらしさが出せたと思います。点につながるプレーがなかなかなかったですし、とこは突き詰めていきたいです。最後の最後にはゴールが奪えましたが、もっと早い時間に点が取れたらチームも楽だったと思うので、早い時間にものにしたいです。次勝たないと今日の勝利は意味がないので、結果にこだわってやりたいと思います。

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FW19植木 理子

試合を振り返ってください。
今日の試合は大事な一戦だというのは、チームで共通意識があったので、それで勝ち切れたのはすごく嬉しいです。前半はスコアレスで折り返した中で、後半に勝ち切れたことは自分としてすごく良かったです。(ゴールシーンは)コーナーキックでファーサイドにいたんですが、ニアのスペースが空いていたので、その時に(キッカーの)唯さんと目が合った気がしたので、ニアにスピードを持って入っていったら、すごく良いボールが来ました。上手くコースを変えて決めることができました。あの時間帯に先制点を決められたのはすごく良かったです。最終戦は優勝の懸かった大事な試合なので、チーム全員で勝利をつかんで、アジア一のクラブになって日本に帰りたいと思います。

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