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MATCH試合情報

2013Jリーグ ディビジョン2 第13節 - ザスパクサツ群馬 vs 東京ヴェルディ

マッチレポート

【試合展開】

序盤は高い位置でボールを奪って素早く攻める形が見え、リズムをつかんで攻め込んだヴェルディ。特にサイドを起点に相手を押し込んでチャンスを作ります。13分にはセットプレーの流れで左サイドから飯尾選手が弾道の低いクロスを供給。ニアで高原選手と相手DF&GKが競り合ったボールがファーに流れ、詰めていたキム・ジョンピル選手が頭で合わせて先制に成功します。その後もテンポよくボールをつないでいたヴェルディですが、ミスからマイボールを失う場面が増えて相手に押し込まれ始めます。15分には刀根選手がセットプレーの場面で相手選手と交錯して負傷交代するアクシデント。しかし、サイドMFの石神選手をセンターバックに下げて対応し、前半を1-0でリードして折り返します。

後半に入ると強風の風下に立つことになり、思うようにボールがつなげずに、引いて守る時間帯が続きました。ただ、相手の圧力に押されてボールが前線に収まらないながらも、ヴェルディは素早く守備に切り替えて相手の攻撃をブロックし続けます。途中投入された前田選手と西選手も身体を張って守備に奔走し、チーム全体で相手の猛攻をシャットアウト。プロデビュー戦となった井林選手も、身体能力を生かした打点の高いヘディングでロングボールを何度も撥ね返しました。前々節のカターレ富山戦では終了間際に追いつかれましたが、この試合は最後まで集中力を切らさず、1-0でアウェー初勝利を手に入れました。

 

 

 

【試合後選手コメント:DF 5 キム・ジョンピル選手】

「自分のゴールを守り切って勝つことができて、とてもうれしいです。セットプレーで自分たちが攻めている時に、セカンドボールに対して非常に集中して反応することができました。サイドからのクロスボールのこぼれ球が自分の前に流れてきて、しっかりと頭で合わせることができた。前の試合は自分のミスのせいで負けてしまったので、今日は絶対に勝ちたいし、チームの勝利に貢献したいと思っていました。残っている全部の試合に勝ちたいと思っているので、これからも応援をお願いします」

 

【試合後選手コメント:DF 26 井林 章選手】

「監督からは、試合前に『思い切ってプレーしてこい』と声を掛けられたので、いつも通りにプレーすることを意識していました。とにかく今日の1試合を全力でやることだけを考えていました。プロデビュー戦で勝つことはできましたが、攻撃に関わる部分ではまったく貢献できませんでした。無失点に抑えることができましたが、守備だけではサッカーはできません。守備で貢献することはもちろん、そこから攻撃へつながるプレーをしていけるようにしたいですね」

 

 

【試合後監督コメント:三浦泰年監督】

――試合を振り返ってください。

「勝利することはできましたが、我々が目指しているサッカーを実現することができませんでした。特に後半の内容については、そのように感じています。90分間を通してボールを大事にして、イマジネーション溢れるアグレッシブなサッカーを展開したかったのですが、難しい風とピッチコンディションの中で、狙い通りのプレーができませんでした。ただし、そうした難しい環境の中で最低でも勝ち点3を獲得することができたことは評価したいと思います。この試合で得たことを教訓にし、次に向かわなければいけません。後半に関しては、もっと攻撃に出て行きたかったのですが、選手たちの言葉を借りれば『今までで一番難しい風』が吹いている中で、なかなか前への推進力を出すことができなかった。それでも前半に1点を守り切って勝てたことは非常に大きかったと思います。こうしたアウェーの難しい環境の中で勝利することができたのは、スタッフを含めたチーム全体が全力で試合に臨んだ結果です。またゴールデンウィークの混雑も顧みずに駆けつけてスタンドを埋め尽くしてくれたサポーターの後押しの力があって、最後の時間帯を守り切ることができました。次の試合ではもっと自分たちが目指すサッカーができるように、日々の練習からしっかりと見つめ直して準備をしていきたいと思います」

――前節で大敗したことで、この試合のテーマとしたことはなんですか? また、プロデビューとなった井林選手には何か指示はされたのでしょうか?

「前節が始まるまではリーグ最少失点だったわけですが、そんなチームがホームで大敗した後に大切なのは、失点をしないこと。しっかりした守備から取り戻すことが大切でした。狙いとしてはある程度はできましたし、自信を持って守備の意識を高くプレーしてくれた。その結果として、最優先課題である無失点を実現することができました。選手たちは、前節の敗戦を生かして、“敗者のスピリット”を持って戦ってくれたと思います。井林についてですが、センターバックで出場していた石神をサイドに出したいという狙いがあって、デビュー戦となる井林をセンターバックに置くという決断をしました。彼については、非常に難しい状況にいたわけです。時には練習中の紅白戦にすら入れない状況の中でも、常に変わらない姿勢で練習に取り組んでいた。そして、手にしたチャンスを生かしてくれました。試合前に『今日ミスをしたら、サッカーを辞めるのか?』と聞いたら、『辞めません』と答えてきた。『そうであれば恐れることはないんだから、思い切ってプレーしてこい』という言葉をかけました。その通りのプレーを見せてくれて、チームのピンチをチャンスに変えてくれました。彼にとっては、まずは今日の試合を全力で取り組む姿勢でいたと思います。そうした姿勢をこの先も忘れずに、次の試合以降、何十試合、何年も続けていってほしいですね」

 

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