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MATCH試合情報

2013Jリーグ ディビジョン2 第18節 - 東京ヴェルディ vs 水戸ホーリーホック

マッチレポート

【試合展開】

前節の愛媛FC戦に続き、ホーム2連戦を連勝で終えようと意気込んで臨んだ水戸ホーリーホック戦。ヴェルディは、前線からの厳しいプレスとセカンドボールへの素早い反応でボールを保持し、自分たちのペースで試合を運んだ。しかし、相手ゴール前に何度も攻め込む場面を作りながら、シュートはことごとくブロックに入った相手に当たるか、枠の外へと飛んでいった。ハーフタイムにしっかりとゴールへ向かうことを確認し合い、後半に入ってからも自分たちのリズムで試合を進めていくヴェルディ。しかし、ボールを動かしながら決定的なチャンスを作るものの、後半に入ってからもフィニッシュの精度は改善されなかった。セットプレーでも惜しい場面を作ったが、ゴールを決め切るまでには至らず。逆に、前がかりになって攻め込む背後を突かれ、カウンターから水戸にチャンスを与える場面が目立ち始めた。ヴェルディが主導権を握って攻め込み続け、一瞬の隙を突いて水戸が反撃に出る構図は試合終盤まで変わらず。ヴェルディは試合終了間際に連続してコーナーキックのチャンスを得たが、必死に守る水戸の守備網を破れずにスコアレスドローで試合を終えた。

 

 

 

【試合後選手コメント:FW 44 高原直泰選手】

――試合を振り返ってください。

「いつも通り、決める時に決めないと、こういう結果になってしまいます。今シーズンもたくさんそういう試合がありましたからね。でも、今日の試合はせっかく自分たちでたくさんチャンスを作ったので、そこを決め切る力がないと、上には行けないです。そういうところをしっかり練習から決める意識を持って、やらなければいけないと思います。もちろん、シュートだけでなくラストパスの部分。今日はあれだけきっちり崩したなかで、ラストパスがあれだけ合わないのはおかしいですし、中と外の意思の疎通が上手くいってないのかもしれないです。そこを練習から真剣に取り組んでいかなければいけないですね。それに尽きると思います。でも、決定機に結び付けるまでの過程は悪くなかったし、チームとして意図を持ちながらやれています。ただ、サッカーは相手を崩して終わりというものではないので、その後をしっかり突き詰めていかなければならないです。特に、ラストパスを出す方はどういう風にフィニッシュしてほしいのか、受ける方はどういうボールがほしいのかを、擦り合わせなければならないですね。もちろん、今日の決定機の中では個人的な部分でのミスもありましたが、ほとんどは意思疎通の問題が多かったです。センタリングを出す方、合わせる方がもっと意識を共有しなければいけないです。今日もセンタリングを上げる場面は多かったですが、きっちりと合う場面はそれほどなかったと思います。あれだけ崩しているわけですから、 もっと大事にやらないともったいないです。そういったことをチームがしっかりできるようになれば、もっと上に行けるチームになると思います。逆にできなければこういうことになってしまいます。チームとして、そのことは重々理解していると思います。それをポジティブに考えるのはあまり良いことではないですが、ネガティブに捉えても良くないです。とにかく、自分たちができることをしっかりとやって次の試合の準備をしたいです」

――もっと上を狙っているチームとしては、試合終了間際に続いたセットプレーをモノにしたいところでしたね。

「セットプレーの練習はしっかりやっているのですが、なかなか合わないです。そこはもう一度練習から確認していきたいです。合わせる方とキッカーの出すところがずれてしまっているので、あれでは何度入れても結果は変わらなかったと思います」

 

【試合後選手コメント:GK 1 佐藤優也選手】

 ――試合を振り返ってください。

「見ての通りだと思います。結果は0-0で、自分たちの良い部分は多くの時間で見せることができましたが、最後に決め切れなかった印象です。そこできっちり点を取って勝てれば良かったのですが」

――前節の失点場面では相当悔しがっていましたが、今日はきっちりクリーンシートで試合を終えることができましたね。

「守備に関しては、これまでこういう自分たちの良い時間が長い試合でカウンター1本でやられて負けてしまったり、引き分けで試合を終えることも多かったですが、今日は全員が我慢して“ゼロ"で終えられたのは、今後に繋がると思います」

――ピンチの場面でも落ち着いて対応できた印象ですが。

「自分たちが攻めている時間帯の相手のカウンターだったので、そこまで押し込まれている印象はなかったです。もちろん、映像で確認してみて問題があれば、修正していきたいです」

――次節の長崎は相手の長所を消すようなサッカーをしてくることもあり、難しい試合になりそうですね。

「昇格してきたチームということで、自分たちがあまり知らないようなプレーをしてくることが考えられますね。そういう部分はビデオを見て研究していきたいです。相手も上位にいるチームなので、しっかりしたサッカーをしてくると思います。なので、油断することなく、しっかり集中して試合に臨み、少しでも上に行けるように頑張りたいです」

 

【試合後選手コメント:MF 14 鈴木惇選手】

――試合を振り返ってください。

「ホームで勝ち点3がほしかった中、決定機も作りましたが決め切れず、勝ち点3を得ることができなかったです。次はきっちり勝ち点3を取りたいです」

――前節の反省を生かして守備面では改善が見られたのではないでしょうか?

「守備では相手に崩される場面も少なかったですし、試合への入りの部分でもセカンドボール、球際できっちり行けていたので、それは継続していきたいです」

――ここ最近の試合では前線に上がって攻撃に絡む場面が増えている印象ですが?

「だいぶチームと噛み合ってきた部分もありますし、自分のストロングポイントであるミドルシュートからゴールを狙う場面も増えてきているのは、良いことだと思います」

――攻撃参加が増えてきたのは守備の安定によるところが大きいのではないでしょうか?

「自分が前に行く時に、周りが空けたスペースをきっちりカバーしてくれるのは、攻撃参加をする上で大きいですね。僕の前に上がる意識と、味方がそれをカバーする意識がうまく噛み合っていると思います」

――次節の長崎戦に向けて意気込みをお願いします。

「今日の試合で引き分けてしまったので、次はアウェーゲームですが、勝ち点3を取るサッカーをしていきたいです。今日うまくいかなかった最後の場面での精度をきっちり突き詰めて、逆に“ゼロ"で終えることができた守備面は継続して必ず勝ち点3を取ります」

 

【試合後選手コメント:MF 15 小池純輝選手】

――今日は古巣との対戦で多少なりとも気負いがあったのではないでしょうか?

「そうですね。普段ではしないようなミスもしてしまいました。ただ、決定機の場面では単純に僕の技術的なミスでした。ファーストタッチの部分でうまくいかない部分もあったので、そこを修正できれば問題はないと思います」

――今日は決定機を決め切れなかったという印象の試合でしたね?

「決定機を作るまでの過程は、チームとしてできてきましたが、後は決めるところであったり、クロスの質であったり、今日もチームとして枠に入れられなかった。どのチームもそうですが、そういった細かい部分を突き詰めていかなければ、こういう結果になってしまうと思います」

――守備の部分ではセカンドボールの反応や球際でだいぶ行けていた印象ですが?

「前節で一番やられてはいけない時間に失点してしまったので、皆そこは集中できていたと思います。僕自身は途中からでしたが、高い位置から奪って攻撃に繋げられた場面もたくさんあったので、そういった良い部分は今後も継続していきたいです」

――次節の長崎戦に向けて意気込みをお願いします。

「今日の試合でも色々なことが起きたので、それをしっかり整理して一週間後の試合に向けて準備をしていきたいです」

 

 

【試合後監督コメント:三浦泰年監督】

――試合を振り返ってください。

「公式記録を見て、得点者の欄に誰の名前も載っていない、警告者のところに一人だけ名前が載っている。仮にここに誰も載っていなければ、記録だけ見た場合、何が起こったのか、周りには全く分からないような、そういう結果でした。前半からある程度形を作って、後半も引き続きワンギア、ツーギア上げたい中で、ゴールに向かっていく姿勢は見えていました。ただし、展開としてはお互いにどちらも勝ち点3を取れそうな状況になってしまっているし、お互いに勝ち点1ずつを分け合う形になりましたが、やはり我々にとっては勝ち点1だけでは足りない、そういう雰囲気でもありました。そういう試合が何試合も続いてしまっている中で、シーズンというのは続いていくわけですので、ネットを揺らすことができなかったことを、次の一週間の準備で練習を通して選手とともに突き詰めていき、次の試合でネットを揺らすことができるようにしていくしかないなという気持ちです」

――ゴールに向かっている中で、攻撃は良い形ができていましたか?

「何をもって良いというかは、J1に昇格するために勝ち点3を取るべきサッカーをやることが良いと考えれば、その部分ではまだ満足できる攻撃にはなっていないと思います。ただ、自分たちがトレーニングを行っている中で、ボールの動かし方であったり、スペースの使い方、それによるプレー精度という面で考えれば、開幕当初に比べてコレクティブになっていると思います。また、選手一人ひとりがこれまで積み重ねてきたものが、今日の試合では出たなと思います。ただ、私を含めて選手たちも、ゴールが決まらない攻撃をしたいわけではないし、やはり得点に結びつく攻撃をしなければいけません。何度かそれに限りなく近づく状況は作れていたのではないかと思います。選手たちも自分たちが決め切れなかった悔しさを持っていますし、次に向かって切り替えるという点では、彼らの顔はしっかり次に向いていると、私は感じています。なので、次の長崎戦に向けてしっかり準備していきたいと思います」

――決定機を決め切れなかったことで、内容的に相手に勝利する可能性を与える形になってしまったとおっしゃっていましたが、決定力の向上はサッカーにとって永遠のテーマです。それを高めるために必要なことは何だと思いますか?

「まず、私が表現したのは内容ではなく展開の話です。内容は我々が勝ることができましたが、相手も勝ち点1、もしくは勝ち点3を取れるような展開にしてしまったという印象です。内容に関しては、チャンスの数やボールの動かし方などで、彼らより良い形を作っていたと思っています。そういう意味で我々にとって勝ち点1は、内容に相応しい勝ち点ではなかったと思っています。今日の試合の決定機に関しては、正直なところ、あえて挙げることはできません。今日のスコアレスドローはもう過去のことなのです。こういう試合をした後に一番に思い浮かぶことは、トレーニングの中で、1本1本のシュートや決定的なシーンを、公式戦に限りなく近いイメージで打っているか、打っていないかを説いていって、やはり本番でその効果が出るように意識させなければいけないということです。実際にそういう気持ちでシュートを打てる選手はトレーニングの中でいますし、逆に少しリアルではない打ち方をする選手もいます。ただ、それは世界のどんなチームに行ってもあることだと思います。トレーニングで冷静に蹴ることができるのに、試合の中では慌てて相手に当てたり、ゴールを外してしまう場面は数多くあります。それは彼らだけでなく、代表クラスの選手でもあることだと思います。皆さんも知っての通り、これまでのワールドカップ4大会でもそういった選手は少なからずいました。そういう中で、本番に強く、大事な場面でゴールを決められる選手に成長してほしいと思っています。その確率を上げるために、ここが見えればコースが空いていることが多いとか、ここに流せば一瞬早くアーリーのボールを使ってほしいとか、プルバックはマークが空く可能性が多い、シュートは斜めに打てばセカンドボールが生まれるから、直接入らなくてもゴールの可能性が高くなるとか、限りなくゴールに近づけることが監督の仕事だと思います。後は、選手たちがその場で入れなければならないものだと思っています」

――今日の試合での高原選手の役割は?

「後半のある時間帯でやっぱりリズムとテンポが下がったことを考えれば、彼が少し下がってボールを落ち着かせてもう一度リズムを作ろうとしていた部分で、(キム・)ジョンピルへの横パスが少し危ない状況を作った時に、彼が少し前で仕事をするようにとジェスチャーで伝えました。また、彼が前線で張ることが相手の脅威となっていたと思います。また、遠征が続いたことや、14時開催という暑さもあって、どこかで彼を代えなければならないことを準備していましたが、後半の残りでリズムが出てきて落ち着かせる意味でも、彼がいることが大事だと思いました。だから、彼を下げずに交代枠をひとつ残す形になりました。この試合、彼は非常に集中して90分間+3 分を戦ってくれたと思います」

――決定力を向上させるために、トレーニングでどのように指導していますか?

「今週、私の中で“コンフォートゾーン"、つまり居心地の良い場所を作ってはいけないということをテーマに彼らに伝えていました。良い雰囲気で練習を行うことを好む選手が多い中で、私が自ら大声を出すことで居心地良くしないことを意識してやっていました。この話は選手にも伝えていました。私としては、ゴールを何とかこじ開けるために、一週間のトレーニングプランを立てて、彼らにメンタル的にも戦術的にも、スキルアップの部分でも準備する期間がありました。そういう中で、いかにそういう状況を選手たちが意識して練習からできるかが今後に繋がって行くと思いますし、今日はそれが結果として出ることはありませんでした。でも、明日や明後日がどんなふうになるかは分かりません。決定力不足に関しても、ブラジルの人間は決定力不足ではなく実力不足と言う人もいましたが、私はそこまでネガティブであるべきではないと思いますし、決定力不足は実力不足と彼らに対して、叱咤する必要もありません。少しずつ自分のスキルを上げて実力をつけていく段階の選手も多いチームなので、実力をつけて決定力を上げて目標を達成するために、これからもトレーニングを積んでいければと考えています」

 

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