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MATCH試合情報

2013Jリーグ ディビジョン2 第22節 - 東京ヴェルディ vs 京都サンガF.C.

マッチレポート

【試合展開】

4試合勝ち星から遠ざかっているヴェルディは、上位の京都サンガF.C.をホームに迎えた。スタメンを前節のジェフ千葉戦から3人入れ替え、2トップに巻誠一郎と常盤聡、トップ下には中島翔哉を起用。カンフル剤を打ち込んで迎えたが、またもや自チームのミスから早々に失点を喫する。7分、ペ・デウォンの横パスを奪われ、厳しくプレスをかけてきた相手を捕まえられずにゴールを奪われる。その後もペースを掴めずに相手に押し込まれる時間帯が続く。シュートも打てずにボールもつながらないまま前半を終える。

後半に入るにあたり、ヴェルディは巻に代えて高原直泰を、中島に代えて飯尾一慶を投入。流れを変えるための一石を投じた。しかし、立ち上がりの2分に失点し、流れを変えようとする出鼻を挫かれた。その直後に中後と鈴木惇を交代させると、アクシデントで前田が負傷してピッチから出ていく。10人で戦うことを余儀なくされたチームは、最後まで耐え凌いでいたが、終盤に立て続けに失点を重ねて、終わってみれば0-5。なんとしても勝利したかった一戦を大量失点で落とした。

 

 

【試合後選手コメント:FW 44 高原直泰選手】

――試合を振り返ってください。

「今日の結果は0-5で負けた。ただ、それだけです」

――中3日で迎える次節の鳥取戦については?

「やっぱり、次の試合では自分たちのメンタリティがどれだけ強いのか試される試合になると思います」

 

【試合後選手コメント:GK 1 佐藤優也選手】

――敗戦という結果について。

「悔しいという気持ちだけです」

――こういった厳しい敗戦になった理由についてどのように考えていますか?

「前節に続いて2回同じミスで失点してしまったということは、全然成長していないということです。そのミスをしっかり無くして、良いゲームの入りができるように、もっとやっていかなければならないです。それができるかできないかで、今日のような難しい試合になってしまいます」

――今日の試合ではなかなか良い形を作れなかったですね。

「先制点をああいう形から取られてしまい、ミスすることを恐れてどんどん消極的なプレーが積み重なってしまいました。そして、自分たちの良い色がどんどん消えてしまった印象です」

――次節の鳥取戦に向けて最も改善が必要な部分は何でしょうか?

「まずしっかりとしたメンタルを持って、また同じことを繰り返さないようにしっかり意識して、ズルズル引きずらないことが大事です。もちろん、反省すべき点はしっかり反省しますが、ある意味開き直って次に向けてプレーしたいです」

 

【試合後選手コメント:FW 18 巻誠一郎選手】

――どんな試合の入り方をしようとしましたか?

「これまでの試合は入り方が良かったので、そのような入り方をして先に点を取りたいと思いました。けれど実際は、早い時間帯に決定機のチャンスを逃してしまいました。集中はしていましたけれど、上手くいきませんでした」

――ほしい場面でボールは受けられなかったですか?

「相手の動き出しが早く、また早い時間帯に失点したことで、ぎくしゃくしたボール回しになって、悪循環になってしまいました」

――相手のプレッシャーはきつかったですが?

「今までだったら、一つ飛ばすパスとかがあったのですが、そのようなボールを引き出せなかったです。どうしても足元で受けようとすると、相手のプレッシャーも受けやすくなってしまったのかなと思います」

――久しぶりのスタメンでしたが?

「責任を感じています。試合は続きますので、チームの一員として責任感を持ってやりたいです。次の試合に切り替えます」

――次の鳥取戦に向けては?

「時間がないですし、気持ちを切り替えて、自分たちのやるべきことを整理することが必要です。そして団結してプレーすることが重要だと思います」

 

【試合後選手コメント:MF 7 中島翔哉選手】

――早い時間帯での失点でしたが、どう感じましたか?

「失点した時は動揺していなかったし、そこから2、3点返せるかなと思ったのですが、上手くいかなかったです」

――なかなか前にボールが出てこなかったのでは?

「そういう時もあるし、そういう時は自分でボールを奪って、自分でドリブルをしていければいいので、パスがこなかったとは思いません」

――中島選手にボールが入ると勢いが出たように感じましたが?

「このチームは自分たちの形があって、その中で自分は違いを作らなければいけません。それが最終的にゴールだったり、ボールを獲ったりというプレーに繋げることが仕事であり、自分の理想です。シュートまでいけていれば流れは変わっていたかなと思います」

――ボール自体は引き出せていた印象ですが?

「もっと受けられていたと思いますし、相手からボールを奪って仕掛けていくことが必要だと思います。自分の個人の能力が高ければもっと自分たちの試合になっていたと思います」

――途中交代についてどう思いましたか?

「選手として代えられることは悔しいけれど、次を考えるしかないです。負けてしまいましたが、もっと高いところを見ていなければいけないと思います」

――トップ下での出場でしたがどうでしたか?

「いつも通りやろうとしました。Jリーグで初めてトップ下で出ましたが、すごく悪かったという出来ではないです。けれど、このような結果となってしまったので、しっかり受け止めたいと思います。昇格の可能性がなくなったわけではないので、上を目指していきたいです。自分の能力を高めて、ひとりで試合を決められるようになりたいです」

 

【試合後選手コメント:FW 17 常盤聡選手】

――試合を振り返ってください。

「前半0-1で1失点してしまいましたが、後半からもう一度やり直そうと思って臨みました。でも、アクシデントで人数が減ってしまい、なかなか自分たちのサッカーをすることができなかったです。人数が少なくても、もっと気迫を出してゴールに向かう姿勢を見せられれば良かったのですが、今日はそういう形を作れなかったです」

――チームとして後半に向けてどのような修正を考えていましたか?

「システムも変えて、もう一度自分たちのスタイルでしっかりボールを大事にし、ゴールまで繋げていけるようなプレーを狙っていました」

――ここ2試合なかなかシュートまで行けていない印象ですが。

「もっとバイタルエリアに進入していく形をボールの繋ぎのなかで意識しているので、そこまで行けていない段階でむやみにシュートを打ちに行くよりは、イメージを共有するなかでシュートまで持っていくことをチームとして重視しています。だから、シュート数を気にするよりも、チームとしてイメージする形でバイタルエリアまで進入するなど、チームのスタイルとして、どこまでできたのかが大事だと思っています。そういう意味では今日の試合ではシュート数はもちろんのこと、そういった形を作れませんでした。それは悔しいですが、修正していくしかないです」

――中3日で行われる鳥取戦に向けて修正する部分はどこでしょうか?

「中3日で一人ひとりの技術を格段に向上させるのは無理なので、もう一度気を引き締めて挑んでいくという姿勢を見せていくことが最も大事だと思います」

 

 

【試合後監督コメント:三浦泰年監督】

――試合を振り返ってください。

「シーズンを半分終えて、ここ4試合勝つことができなかったなかで、後半戦に向けてこの状況をどのように考えるのか。毎回同じ失敗を繰り返している展開と考えて悪いと考えるのか、辛抱してこういう状況を良しと考えるか、厳しく受け止めるべきか、それともまだ大丈夫だという形で考えるべきなのかというなかで、自分が考え抜いたなかでの決断、トライでした。どうしても90分間の中でゲーム展開を変えることができない紙一重のところで、自分たちの方に持ってくることができない部分を、少し荒治療ではありましたが、中3日で疲れている選手もいる。責任感を強く持ち過ぎている選手がストレスを感じている。または、もう一度蹴られたらどうにかなってしまうケガを持 っている選手もいる。そういう中で、少し荒治療のようなことをトライしてみました。それは自分にとってチームのため、または選手の成長のため、またはクラブを支えてくれる人たちのため、それが結果逆に自分たちが、こういうウィークデイに来てくれた人、またはウィークデイにここで我々のために携わって準備を手伝ってくれた人を裏切ってしまった。そういう結果になってしまいました。ただ、私にとっては達成可能な期待をこれから持っていくため、大きくトライしてみたわけですから、すっきり勝ち点3紙か失わなかったわけですし、ひとつも取れなかっただけであるわけですから、勝ち点マイナスになるわけではないですから、次に繋げていきたいと思っています。0-1で負けた1-2で負けた、その方が ショックを和らげて次に自信を持って臨むというような小さいメンタリティではなく、0-5で負けて次に、まあ“グローバル・メンタリティ”というように世界ではそういう試合の後にしっかりした試合ができることの方が多いので、そういう意味では我々もこれをしっかり受け止めて、自分の姿であり力であると再認識して、次に勇気を持って鳥取戦に向かいたいと思っております」

――三浦監督について非常に反骨心の強い人だという印象を持っているのですが、こういった試合になって、より次の試合への情熱が沸いていらっしゃるのではないでしょうか

「ちょうど、今日の結果で6勝6敗10分になり、今日5失点したので、得失点差でもプラスマイナスがゼロになりました。正しくスタートという形だと思っていますし、ここで今までやってきたことも自分のやり方ですし、これからやっていくことも自分のやり方です。または今までの考え方も自分のものであり、これからの考え方も自分の考え方であると思っています。自分自身強いメンタルを持って気持ちを持ってやらなければ、選手たちに強いメンタルが宿るわけはないわけで、自分自身が大きなモチベーションを持って明日グラウンドに行かなければ、選手にモチベーションが宿るわけはないと思っています。より強い気持ちでしっかりとした自分の価値観を持って、もちろん 自分はボールを蹴れませんので、しっかり選手たちと共にやっていければなと思っています」

――前半の戦いの印象について教えてください。

「やはり、攻撃に切り替わった時に非常にイージーなミスが多かった気がします。失点に繋がったパスもそうですし、前に積極的に付ける、またはひとつ奥に付けるということをこういうことがテーマになって積み重ねをしているにも関わらず、逆のことをやる。メンバーを変えたことによって、前への勇気が持てなかったのか、それにプラスして京都の速いプレッシャーに対して、自分のプレースピード、ボールをキープするスピードが付いていけない部分があった。要するにボールをかっさわれてしまう、奪われてしまう部分がひとつ多かったので、攻撃のリズムを我々から出して行きたかった。ただ、後半の立ち上がりに再び失点してしまい、逆にセットプレーで取られた後は、自分たちは立ち上がりに交代枠を3枚使うことになってしまいました。私の采配というか、動きがすべてここに繋がってしまったと思っているので、どちらかというと、前半の選手たちがもっと勇気を持って相手の背後に行ってほしかった気持ちはあるものの、この敗戦というのは私の動きにあると思っています。なので、この辺はもう一度しっかりした形に戻して、勝利する確率を上げるような采配をやっていきたいと思います」

――巻選手と常盤選手、中島選手が先発しましたが、後半に向けて高原選手と飯尾選手を投入しました。その意図を教えてください。

「そうですね。自分自身は勇気を持ってやっているように見えれば、そこまで早い時間に代える気持ちはなかったです。ただ、ひとつの誤算なのは、練習との比較になるとかなり差があったということです。パフォーマンス自体はそんなに低くなかったですし、特に前半の最後5分ないし、10分はもう一度映像を見て振り返らなければなりませんが、その5分、10分は良いリズムになっていた。または少しボールが収まったり、ボールを動かすといった、彼ららしい動きができていたと思いました。ただ、それが後半の頭からそれが続いていくのかという不安は自分のなかにありました。それは練習と本番のギャップというのが、正直自分の中にありました。逆にトレーニングよりもこういった試合の方がパフォーマンスがアップする選手を置いて、この流れを変えられればという思いは正直ありましたが、そんな浅い形ではありませんでした。まあ、見ての通りの状況となってしまいました」

 

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