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MATCH試合情報

2013Jリーグ ディビジョン2 第40節 - 水戸ホーリーホック vs 東京ヴェルディ

マッチレポート

【試合展開】

 本日の試合前に6位の徳島ヴォルティスが勝利したため、勝利以外に昇格の望みがなくなったヴェルディ。非常に厳しい状況の中、序盤はミスが出ながらも相手の出方を見極めながらしっかりと対応し、攻守ともに積極的な姿勢を見せた。コーナーキックのこぼれ球からあと一歩でゴールという惜しい場面を作るなど、前に出る姿勢は持ち続け、守備でも球際で身体を張って水戸ホーリーホックのチャンスを瀬戸際で食い止めた。しかし、前半終了間際に金鐘必が一発退場でピッチから去り、試合の様相は一変した。

 失点しないことを優先事項に、マイボールになった後はスピーディーなカウンターでチャンスを窺うことを目指したが、1人少ないことでマークが遅れて何度となく決定的な場面を作られる。これをGK佐藤優也のファインセーブで切り抜けると、守備の好リズムが攻撃にも良い影響を与え、素早い反撃で相手ゴールまで迫る場面が出てくる。決定的なピンチを防いでは反撃の機会を得る展開を繰り返してきたが、80分にゴール前の密集のエアポケットを突かれて失点。攻撃の糸口をつかみかけたところで喫した失点のダメージは大きく、守りに入った相手を前に攻めあぐねる時間が続いた。終盤にはロングボールを多用して、もう一歩というチャンスも作り出したが、1点を返せないままタイムアップ。

 2試合を残して6位の徳島との勝ち点差が9に広がり、プレーオフ圏内に入れないことが決まった。残るリーグ2試合は、決して消化試合ではなく、来シーズンに昇格という目標を達成するための試金石にしなければいけない。

 

 

 

【試合後監督コメント:三浦泰年監督】

――試合を振り返ってください。

「他会場は別として、我々ができることは残り3試合に勝利して勝点9を取るということ。積み重ねれば63。それを目標にグラウンドに立ちました。今日のグラウンドは非常に難しい状態であることは分かっていたので、その中で勇敢に戦えるかが重要で、今日はアグレッシブさと攻撃的な姿勢を打ち出した中で立ち上がりを迎えられました。そうした意味では、そんなに悪い立ち上がりではなかったと思います。もちろん、ホームで何試合か勝てていない水戸が高いモチベーションで来ることは分かっていたので、簡単な試合にならないと思っていました。前半はお互いにアグレッシブにやり合う流れになったと思います。その中で勝つためには、1人でも選手が減ると非常に難しくなる。ただ、それでも今日の試合はどうしても捨てることはできませんでした。もちろん、今日の試合だけでなく、1人減ったからといって試合が決まるわけではありません。ただ、戦術的には交代選手も持っている水戸に対して、しっかり固めてカウンターを狙うという展開になることは間違いなかった。それを選手たちは忠実に徹底していたと思います。終盤に失点をしてしまって、相手を優位にしてしまったものの、最後までゴールを目指して、試合としては引き分けでもおかしくない試合だったと思います。もちろん決定的なシーンを何度も作られましたが、そこをGKを含めDFたちが気持ちを出して防いでいました。それを考えれば、引き分けに持っていける展開ではあったのかなという気持ちです。ただ、勝利する、勝点3を取る試合にはならなかった。そこは1人減ったことを考えると、そういう展開になってしまっても、仕方がないと言っていいか分からないが、引き分けがどうしても自分たちの持った力の中で持っていけるものだったと思う。1分でも長く失点をしないようにして、最後の時間帯に勝点3を取れる望みを持ちながら試合をやりたかった。ただ、選手たちはこの結果を恥じる必要はないと思います。残り2試合、ヴェルディとして、プロサッカー選手として、サッカー人として、しっかりしたプレーをしないといけません。今シーズンの我々の目標である昇格の可能性なくなりましたが、プロとしての人生はまだまだ続くわけで、ヴェルディというクラブもこれからもっと険しい道を歩んでいくこともあるわけだから、この2試合で何かが終わるわけではありません。しっかりした準備をして、しっかりした姿勢を表していくことが大切になります。試合はトレーニングの発表会だと思っています。発表会でいいサッカーをできて、見に来てくれた人が喜ぶようなサッカーをやれるようにしたい。残り2試合で昇格はなくなりましたが、それは続けていきたいと思います。試合後、そういうことをサポーターに話しました」

――J1昇格の可能性が消えたわけですが、敗因をどのようにお考えですか?

「会見ですべてを伝えることはなかなか難しいと思います。今シーズンで起きたことを自分自身で受け止めて、クラブとしっかり話し合いをしていかないといけないと考えています。もちろん、リーグ戦には流れがあって、『この試合が取れれば』という試合は何試合かあったと思います。ネガティブな状況で、上手くいっていない流れの中でずっとここまで来たとはまったく私は考えていません。『この試合を取れば自動昇格する』という安定感ということで考えれば、この言葉は違うかもしれませんが、プレーオフを狙える勢いがつくだろうという試合が何回かあったと思うし、それが難しくなればなるほど、数字が少なくなればなるほど、周りとの兼ね合いで可能性がある試合が生まれてきたのは事実です。そういう意味では、私のチームマネジメントであり采配でありすべての部分で、勝利を取る勢いを持ってこられなかった側面はあったのではないかと思っています。こうした総括は、しっかりした形でクラブと話をして、それから世間に伝えていくべきだと考えております」

――これまで「結果に対して自分が責任を取る」と言っていましたが、今回J1昇格の可能性がなくなったことに対する責任をどのように考えていますか?

「自分自身がしっかり今の状況を把握して、クラブサイドとしっかりした話をしていくということ。現状と向き合い、逃げないということ。今シーズン、残り2試合を含めて自分が感じたありのままを、感じたそのままを、クラブサイドにぶつけていくことが僕の今持つ責任だと思っています」

 

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