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MATCH試合情報

2014Jリーグ ディビジョン2 第24節 - 東京ヴェルディ vs 京都サンガF.C.

マッチレポート

【試合展開】

後半戦に入って、自動昇格を争っている上位勢に善戦しているヴェルディ。ジュビロ磐田には内容も伴う勝利を挙げ、松本山雅FCには内容で圧倒しながらセットプレーで失点したものの1-1であと一歩のところまで相手を追い詰めた。そして、今節で迎えたのは、2010シーズンから2012シーズンの途中までヴェルディを率いた経験のある川勝良一監督が就任して間もない京都サンガF.C.。毎シーズン昇格争いを最後まで演じている強豪を相手に、後半戦の良い流れを続けていきたい重要な一戦となった。ヴェルディは出場停止明けのニウドをボランチに置き、磐田戦と同じメンバー構成で試合に臨んだ。

序盤から自分たちのリズムとテンポでボールを動かしてチャンスを作ったのはヴェルディだった。前線の杉本竜士の素早い出足でのプレスを合図に、コンパクトな陣形で連動したボールサイドへの寄せをみせてボールを奪取。奪ったボールを細かくつなぎながら機を窺い、じりじりとバイタルエリアに相手を押し込んでいく。イージーミスから逆襲を受ける場面も見受けられたが、ボールを保持してヴェルディらしい小気味の良いパスワークで試合を進めていった。この試合最初の決定機は38分。左サイトでボールを持った南秀仁が常盤聡とのワンツーを挟みながらバイタルエリアを横断。相手DFを完全にひきつけて裏のスペースへスルーパスを供給すると、右サイドから長い距離を走ってきた田村直也が相手の死角からスペースに飛び出してGKとの1対1を迎えた。右足アウトサイドで冷静に合わせたシュートはゴール左へと流れ込んだ。田村の2年ぶりとなるリーグ戦でのゴールで先制すると、その後もヴェルディは自分たちのペースを保ったまま攻めの姿勢を貫き、流れをガッチリと掴んで前半を折り返した。

前半の流れを保ったまま2点目を奪って試合を決めたいヴェルディは、やや押し込まれた展開の中でも反撃の機会を狙い続けた。63分には、先制点の場面に似たような展開で、杉本からのスルーパスに常盤が反応してペナルティエリア内のスペースへ飛び出し、GKとの1対1を迎える。しかし、この絶好機は相手GKのファインセーブに阻まれた。その後は、相手のリズムで試合は進み、自陣でブロックを敷いて耐える時間が続き、なかなか押し返せない時間帯が続いたが、松本戦の追いつかれたイメージを追い払おうと、終盤に入って前に出ていく姿勢を取り戻した。45+2分には相手のファウルギリギリのチェイスを撥ね返しながら澤井がドリブルで相手陣内を切り裂き、ゴール目前まで迫るチャンスを作った。これはGKに止められたが、アディショナルタイムの5分も含めてボールへの執着を失わず、相手陣内で時計を進めていくしたたかさも見せて試合をクローズした。

次節はアウェイで16試合負けなしのファジアーノ岡山と対戦する。負けないチームを相手に、自分たちのサッカーを貫けるか。そして、負けないチームに土をつけてリズムをつかめるか、ヴェルディの真価が問われる一戦となる。

 

 

 

【試合後選手コメント:MF 2 吉野 恭平選手】

――難しい展開の中でのプレーでしたが?

「1本、安西に決定的なパスを通せるところで引っ掛けてしまったので、そこは悔しいです。でも、自分の役目はきっちり“ゼロ”で終わらせることだったので、その役目を果たせたのは良かったです」

――押し込まれる中でも前に行くプレーが何度かありましたが?

「(鈴木)惇君もすごく疲れていたので、自分が行けるときは行こうと思っていました。さっきも言いましたが、決定的な場面に絡めれば良かったなという気持ちはあります」

――試合終盤に効果的に時間を潰していましたね。

「自分はボディコンタクトが嫌ではないので、身体を入れながらボールをキープしていました」

――裏を狙う大黒選手の対応のため、パスの出どころを抑えるのもポイントだったと思うのですが?

「出どころを抑えるというよりは、2トップの一角に守らせて自分はセカンドボールへの対応の部分を意識してプレーしていました」

――今後に向けた改善点は?

「90分間徹底的にやり切ることと、ラストパスの精度やリズムを作るようなボールの動かし方が大事だと思います」

――無失点で抑えたことについては?

「無失点でゲームを終えることは気分的に気持ちの良いものですし、これから上に上がっていくきっかけになると思っています」

 

 

【試合後選手コメント:MF 23 田村 直也選手】

――試合を終えた率直な感想をお願いします。

「最近は内容も良くなってきていて勝てる可能性も高まっている中で、苦しいゲームでしたが勝てて良かったです」

――ゴールシーンを振り返ってください。

「後ろで受けるふりをして前に出たときに南と目が合って、良いタイミングで抜け出してGKと1対1になったので、FWが中にいれば横に出してアシストをしようと思っていたのですが、誰もいなかったので自分で打つことに決めました。良いコースに行って、入ってくれたので正直ホッとしています。また、ヴェルディに来て初ゴールだったので最高です。だいぶ、待たせてしまいましたが、サポーターやいつも支えてくれている家族やスポンサーのために取ったゴールでもあるので、こういうゲームを続けていきたいと思います」

――良い時間帯のゴールだったのではないでしょうか?

「点は誰が取っても良かったのですが、試合の流れや守備の部分での自分の持ち味があるので、そういうところも出せたと思います。ゲームを通しての試合巧者という部分が今日はできたと思うので、今後も続けて行きたいです」

――ユース時代を過ごしたヴェルディでの初ゴールだけに感慨深いのでは?

「プロとしてどのチームに行っても、そのチームのためにやってきたので、何か違うということはそこまでありません。ヴェルディに戻ってきての初ゴールですが、これはまだ通過点ですし、まだまだ気を抜ける状況ではないので、チームとして良い試合をしていくことに今は気が向いています」

――攻撃面においてサイドバックとしての勘がだいぶ戻って来たのではないでしょうか?

「そうですね。前に行くことも、もちろん大事なことですが、自分の仕事はセンターバックやボランチのカバーだったりするので、それからの攻撃という形でプレーしています。全てが攻撃というわけにはいきませんが、今日は良い形で攻撃に絡めたと思っています。ただ、常にバランスを心がけて逆サイドのサイドバックが上がったら攻め上がりを自重したり、色々そのへんは駆け引きしてやっています。攻めの選手だけでなく後ろの選手もどんどんオーバーラップすることは大事なので、今後も続けていきたいです」

――最終ラインの選手としては無失点で終われたのは大きかったのではないでしょうか?

「センターバックの2人がしっかりとヘディングや前のボールへの対応で頑張ってくれていたので、自分たちサイドバックはカバーに回る場面が多かったですし、そこから前に出ていくなど良い守備ができたと思います。また、前線の2人が献身的に相手を追いこんでくれたので、ディフェンスラインもボランチもインターセプトを狙いやすかったです。前半に関してはよくはまっていたと思います。ただ、後半に入ってFWが追えなくなってきたときに課題があると思うので、その際にどういう守備をしたら良いのかをもう一度考えていきたいです。さらに、無失点で凌いだことを自信に持ち過ぎることなく、きっちり2点目を取りに行くなど、追加点という部分も求めていきたいです」

――後半戦に入って上位相手に2勝1分けです。チームとして自信が付いてきているのではないでしょうか?

「近い順位のチームにも勝たなければならないですし、上位にも食いついていかなければならないので、今後も勝ち続けていきたいです。苦しいゲームでしたが、連戦の中でこういうゲームに勝てたことは成長につながりますし、若い選手も自信を持ってプレーしてくれていると思うので、今後自分も鼓舞して行きたいです」

――後半戦の好調の要因についてはどのように考えていますか?

「前線の選手が勢いを持って自分の持ち味を出そうとやってくれていて、それに後ろが連動して良い距離感でできています。夏場、ウチは若い選手ばかりなので、ガンガンやらせて行きたいです。それは僕の仕事だと思うので、とにかく行けるところまで行ってもらって、ベンチには良い選手がたくさん控えているので、そこにバトンタッチしても良いと思っています。今日の試合でも前線の選手から“(前からのプレスを)続けますか?”という意見を求められましたが、“そのまま続けよう”と伝えました」

――後半戦に入って3試合連続で先制点を取れているのは大きいのではないでしょうか?

「そうですね。先制して引き分けた試合もありましたが、あまり点を取った時点で喜び過ぎるのはダメだったなと感じています。今日は自分もゴールパフォーマンスを控えめにして、すぐ試合に戻ることができました。試合後に喜びを爆発させようと思っていたので、そういうことも大事かもしれません。また、今日は相手もそこまで得点を取りに来なかったので、前節の松本戦とはまた違う良いゲームができたと思っています。次節の岡山は好調を継続している相手ですし、システムも違うので、その相手に対してどういうゲームができるか、試していきたいです」

――今後の展望について教えてください。

「前半戦は取りこぼしやもったいないゲームをしてきました。後半戦に入って今のところは良い結果を得られていますが、前半戦の悪かった部分を取り戻せたわけではないです。引き続き全員守備、全員攻撃を続けて行くべきですし、まだまだ順位も下なので引き続き頑張っていきたいです」

――サポーターに向けたメッセージをよろしくお願いします。

「長い間勝てていない時期もありましたが、後半戦に入ってこういうふうに勝ち点3を取ることもできるようになってきているので、まだまだ試合も残っていますし、今後も応援をよろしくお願いします」

 

 

【試合後選手コメント:MF 22 澤井 直人選手】

――試合終了間際に身体を張ったプレーを見せていましたね。

「そうですね。それまでは何もできていなかったので、最後にチームの勝利のために貢献することはずっと考えていました。あの時間帯にああいう時間の使い方ができたのは良かったと思います」

――ドリブルで積極的に仕掛ける場面が多かった印象ですが?

「もちろん、自分自身結果がほしいので、チームの勝利と同時に自分も点が決められれば、一番良いなと思っていました。点が取れなかったのは反省点ですが、またすぐに切り替えてやっていきたいです」

――日頃からおっしゃっている距離感はいかがでしたか?

「前半はあまり良い部分を出せず、(杉本)竜士君と距離も遠かったので、ボールの回しもあまり良くなかったです。ただ、後半に入ってしっかりと話し合ってコミュニケーションを取ったので、そこからは良くなりました」

――普段からコミュニケーションは積極的に取っているのですか?

「そうですね。ハーフタイムにはみんなよくしゃべりますし、前半の反省を踏まえてどう後半に臨むかは、いつも話し合っていることです」

――今日は前からの連動した守備が効いていた印象ですが?

「チームとしてアグレッシブに守備と攻撃をやるということだったので、前から行くのは当たり前でしたし、相手より多く走れれば、自然とチャンスも相手の攻撃も潰せると思うので、相手より多く走ることはいつも意識しています」

――今日は駒井選手とのマッチアップがひとつのポイントだったと思うのですが?

「駒井選手はうまいので自分の中で色々と対策を練っていたのですが、うまくかわされる場面が何度もあって、田村さんと話し合いながら縦を切るとか、色々と工夫してやっていたので、後半に関してはあまり攻められなかった気がします」

――あそこはやはり京都戦でのポイントになりましたか?

「そうですね。あそこのマッチアップがひとつのターニングポイントで、攻撃の部分では京都のストロングポイントだと思っていましたが、それと同時に相手の左サイドは守備の際にウィークになりうると考えていました。あそこをうまく突ければ、チャンスも増えると思っていたので、うまくやれたと思います」

――澤井選手が出場し始めてからチームはリーグ戦無敗ですが?

「誰が出てもこのチームは勝てると思っていますし、普段の練習からみんなが意識高くやれているので、誰が出るとかではなく、チームの誰が出ても勝てると思っています」

 

 

【試合後選手コメント:GK 31 キローラン 菜入選手】

――デビュー2戦目でしかも無失点での初勝利でした。試合を振り返ってください?

「前節の松本戦ではリードしていたにも関わらず、得点を入れられてしまい、勝利を逃したという感覚が強くあったので、今日は絶対に勝ちたいと思っていました。また、ここまでホームで1勝しかできていなかったので、絶対に勝つという気持ちでプレーしていました」

――今日も試合終盤に押し込まれる時間が増えましたが、その際にディフェンスラインとの連係はいかがでしたか?

「ペナルティエリア付近でボールを持たれていましたが、シュートやクロスはそれほど多くなかったので、クロスが上がったときには(キム・)ジョンピルやイバ(井林)が中心になって守ってくれたので、僕自身の印象として後半は枠内シュートが1本もなかったと思っています」

――前半からDFとボランチを動かしてコースを切るような守り方がうまくできていた印象ですが?

「そうですね。相手の大黒さんは現在J2の得点ランキングトップで日本代表にも選ばれていた選手なので、動き出しもうまいですし、常にディフェンスの間と間を狙ってきたので、サイドバックとセンターバックの間だけでなくセンターバック同士の間をきっちり締めるような守り方を心がけていました」

――ご自身にとってプロでの初勝利に加え、無失点での勝利ですが率直な感想を教えてください。

「楽ではないな、難しかったなと非常に感じています。プロで無失点というのはとても自信になりますし、こういうことを続けて行くことが勝利につながって行くと思います」

 

 

【試合後選手コメント:DF 15 井林 章選手】

――今日の結果について率直な感想をお願いします。

「前からプレスをかけて京都の攻撃を出どころから潰すことが多くの時間できたので、相手が支配する時間を少なくすることができました。そのぶん、自分たちの攻撃の時間を作れたのは良かったと思います」

――今日は相手にセットプレーを蹴らせる場面が少なかった印象ですが?

「前からプレスに行くことで高い位置でボールを取りに行った結果、押し込まれる時間を減らせることにつながったと思います。そういう面では良かったと思います」

――連動したプレスからうまくパスコースを限定していましたね?

「京都はクサビのパスが多いチームなので、そのパスコースを限定する守備をすれば、チャレンジ&カバーで潰せる回数が増えると思ったので、そこは徹底させていました」

――GKのキローラン菜入選手とは公式戦では2試合目でしたが、連係面はいかがですか?

「基本的に佐藤選手とやり方は変わらないので、そこはあまり気にせず、コミュニケーションを密に取ることを心がけてプレーしていました」

――今日は追いつかれた前節の反省が活かされた感じでしょうか?

「前節からというよりも、ここ最近は運動量を増やして積極的な攻撃や守備というのが、前線から後ろまで統一してできているのが今の結果につながっていると思います。そこは次の試合でもつなげていきたいです」

――次節の岡山戦に向けては守備陣としてどんなプランを考えていますか?

「プランを考えるというよりは、自分たちのサッカーを今ノッている岡山に対してできるかが、ポイントだと思っています。相手に合わせて戦うよりも、自分たちの時間をいかに作れるかが大事だと思っています。相手を気にせずに自分たちのプレーを90分間貫いて行きたいです」

 

 

【試合後選手コメント:FW 33 杉本 竜士選手】

――今日の結果について率直な感想をお願いします。

「みんながよく走ってハードワークをして、戦う気持ちを最後まで忘れずにやり通せたのはとても評価できると思います。ただ、4日後にすぐ次の試合があるので、この結果を忘れて切り替えてやっていきたいです」

――前節は追いつかれてのドローでしたが、今日はきっちり勝ち切ることができましたね。

「前の試合に関しては少し引き過ぎた面がありました。でも、今日は押された時間もありましたが、しっかり前で起点を作れたり、リードしていても前から追うことができたのが、良かった点です」

――ご自身の出来を含めて今日の攻撃面の評価を聞かせてください。

「自分は今日何もできなかったです。ただ、チームとしては連動したり、パスワークで崩す部分も多かったので、良かったと思います」

――後半戦に入って好調を継続している要因についてはどう考えていますか?

「特別何かが変わったというよりも、キャンプが始まってからみんな成長を続けて、それが今の結果につながっていると思っています」

――次節の岡山戦に向けて意気込みをお願いします。

「僕らの順位では簡単な試合はひとつもありませんし、チャレンジャーという気持ちを忘れずに、とにかくみんなで走って戦って勝つという気持ちで90分間やり通したいです」

 

 

【試合後選手コメント:MF 16 南 秀仁選手】

――素晴らしいアシストでした。

「ああいう形で点を取れるのが理想ですし、ああいう形で取れたのは素直にうれしかったです。シュートを打とうと思ってタイミングを計っていたのですが、そのときに田村さんが見えたのでパスに変えました。そうしたらうまく行ったので、良かったです」

――ご自身としては良いアピールができたと考えていますか?

「ケツさん(川勝良一・京都監督)に見てもらっていた頃よりは、マシなプレーができたので、良かったかなと思っています」

――磐田戦の勝利が若い選手の自信になっているのでしょうか?

「今は試合をしていても簡単に負ける気はしていないです。良い雰囲気というか、チームが勝てるときのメンタル、勝てるチームの雰囲気というものがあります。最初の頃はそういう雰囲気はなかったですし、悪い言い方をすれば、“また負けた”という感じでみんなも思っていたと考えています。でも、今は負けることを許せないぐらいにみんなが思っているし、すごく良い雰囲気でした」

――今日のご自身の出来はいかがですか?

「アシスト以外はすごく良かったわけではないので、課題も見えましたし、ああいうアシストができるという部分もありました。とにかく、良い緊張感でプレーできました」

 

 

【試合後監督コメント:三浦泰年監督】

――試合を振り返ってください。

「後半戦を磐田からスタートして、アウェイが2試合続いて、後半戦のホームひとつ目だったので、後半戦で勢いに乗るために重要な一戦でした。この西が丘で勝利すること、勝ち点3を取るということ、つまり良いゲームをしながら結果というものを求められている状況の中で、色んなプレッシャーを選手が自分たちのアイデアに変えて、良いサッカーをやりながら勝てたことは非常に価値のあることだと思っております。特に、攻撃のところでは相手のバイタルエリアから背後を切り開くのは、サッカーの中で非常に難しいものであって、そこへのこだわりというものを放棄するサッカーは、あるとは思うのですが、そこへこだわるわけではないですが、そこで点を取れたというのは、非常にヴェルディらしさというものが、周りに伝えられた得点だったと思います。マイボール時のリズムやテンポ、距離感を引き出すためにも、相手ボール時の守備がどうしても必要になってきます。その守備のところでも、ハードワークやプレスとプレスバックの連続、ボール際、セカンドボール、切り替え、サッカーの中で当たり前のことをしないで、いいサッカーはできないと思っています。したがって、その意味では、攻と守のバランスをしっかりとった中で勝ち点が取れたことは価値があると思います。まだまだ成長できるチームだと、私は思っています。成長できる選手がグラウンドに立って、練習からサッカーに取り組んでいるわけですから、個人がもっともっと成 長し、チームの成長につなげ、勝つことによってまたチームが成長して、また個人が成長して行くという、良いサイクルになればいいなと思っています。自分は勝利したときでも負けても引き分けでも、言うことは同じです。この試合が終わった瞬間から次の試合が始まっているということです。それは、監督を続けていく限り生涯そうであると思います。また、次の準備をしっかりとしていきたいと思います」

――杉本選手と楠美選手の交代の意図を教えてください。

「例を挙げれば、前節であれば平本一樹です。大きい選手を前線のターゲットにして、ないしはセットプレーがきた時に大きい選手が跳ね返せる一人のオプションを増やしたいということであったり、前節は1-1という形の中での起用ですから、守備のリスクマネジメントをしながら攻撃で平本一樹の一発、つまり彼の勝負強さで得点を狙うことの両面を考えての交代でした。今日は1-0という状況の中で、京都は中盤が厚く、フリーで前を向かせて前にフィードさせると上手い選手が多いです。10番の工藤であったり、山瀬もそうですし、中山もそうです。出し手、それに対しての受け手が大黒、後半であれば、プラス2トップでドウグラスが入ってきたわけですから、中盤を固めて、出し手にもアプローチが行けて、プレスバックすれば中盤のところでも守備が効く楠美を入れて、欲を言えば相手が前がかりになっている背後を突いてカウンターで点を狙えるという気持ちもありました。最後はどうしてもああいう形になりましたが、そういう判断は間違っているわけではないですし、2点目を取って最高の終わり方というものを望む人も当然、それが最高に美しいものであるとは思いますが、そこにはつながらなかったですが、うまく勝ち点3を取れたことは、ある意味、周りの期待と同じような形のプレーをしたのではないかなと思います」

――後半戦良くなってきた要因を教えてください。

「マイボール時の選手の距離感。パスの出し入れが自分たちのリズムとテンポでできるようになり、またボールの動かし方に非常に自信が出てきたことだと思います」

 

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