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MATCH試合情報

2015明治安田生命J2リーグ 第10節 - 東京ヴェルディ vs 横浜FC

マッチレポート

【試合展開】

前節、アディショナルタイムに2ゴールを奪って劇的な勝利を収めたヴェルディ。ゴールデンウィーク5連戦の第2戦は、またもホームに横浜FCを迎えた。ヴェルディは前節とはスタメンをかえ、中後雅喜に代えて田村直也を、杉本竜士に代えて平本一樹を、澤井直人に代えて高木大輔を起用した。

フレッシュなメンバーを起用したヴェルディだが、前節同様にスロースタートとなった。全体的にゆったりした雰囲気で試合に入り、なかなか中盤を作れず、攻撃の形を見出せないまま時間が経過していく。逆にミスからカウンター気味に逆襲を食らい、16分にはサイドから崩されてフリーでボレーシュートを打たれ、41分には中央を崩されてゴール前でピンチを迎えた。41分のピンチは佐藤優也のファインセーブに助けられたが、明らかに押され気味の展開を強いられた。25分には安田晃大の無回転ミドルシュートが枠を捉え、32分にはコーナーキックのこぼれ球を拾ったアランのミドルシュートがわずかボールひとつ分外れる場面を作りはしたが、劣勢な流れを断ち切れないまま前半を終えた。実にシュート数は3本。前節まで10本近くシュートを打ってきたチームとは思えない攻撃のチグハグさが数字に表れていた。

後半、勝負をかけたいチームは早い時間に動く。56分、高木に代えて中後を投入。10分後にはブルーノに代えて永井秀樹を投入し、攻撃の活性化を狙う。しかし、間延びした陣形と前線の連係ミスによる攻撃の単調化に歯止めをかけることができない。ミスからカウンターを受ける悪循環も変わらず、拙攻がピンチを招き、前掛かりに攻めるため守備は後手の対応を強いられた。終盤に入った84分には、福井のファウルからゴール正面のフリーキックを献上する。トリックプレーからこれを決められ、重い失点を喫した。その後、ホームでの敗戦を避けるべく、前が掛かりになって遮二無二攻め込んだが、1点を守り切る腹積もりの横浜FCゴールをこじ開けられず。終了直前の44分にはコーナーキックのこぼれ球からアランがアクロバティックなボレーシュートを放つもポストを叩いた。後半のシュートはこの1本のみ。アディショナルタイムの4分間も、岐阜戦や群馬戦のような猛追を見せることはできず、今シーズン初のホーム敗戦となった。

 

 

【試合後選手コメント:MF 23 田村直也選手】

――負傷明けで今季初出場でしたが、感想をお願いします。

「色々と準備をしてきましたが、結果に繋げることができず残念です。今日は少し難しかったです。スタートはアンカーでプレーしましたが、相手がジャンボさん(大久保選手)を先発で起用せず、機動性のある攻撃をしてきたので、その部分で少し意表を突かれました。そこで相手のグラウンダーのパスを引っ掛けてやりたかったのですが、なかなか上手く獲りどころがなかったです。やっぱり4-3-3で戦うと、どうしても自分の脇が空いてくるので、そこは分かってプレーしていましたが、そこで上手く攻めに人数をかけるというプランでしたが、そこも上手くいかなかったです。反省すべき点も多いですし、今日に関しては相手のスタートも良かったと思います。ただ、システムを4-4-2に変えてからは修正できたと思います」

――今季初出場が初先発ということでしたが、どんな心構えで臨みましたか?

「気負い過ぎずにいつも通りに試合に入ることができましたが、戦術も色々とありますが、攻撃でもっとできたかなと思っています。シュート数も少なかったですし、悔しいです」

――コンディション的には問題ないですか?

「ケガのところを言い訳にしたくないですし、今日は使って頂いたので結果を出したかったですが、非常に悔しいです」

――試合勘という部分はいかがでしたか?

「練習試合と公式戦は違うので、一度失点してしまった時の重さや危機感も違いますし、そういう部分を思い出すことができました。ただ、もっともっとやらなければならないですし、やれることももっとあるので、この連戦中にもう一度チャンスをもらえるように練習から頑張りたいです」

――互いにゴールが遠い展開でしたが、ご自身の印象はいかがでしたか?

「自分のところで言えば、もっとボールに触ってリズムを作りたかったですし、セカンドボールのところは後半に入って上手く対処できましたが、チーム全体を前に行かせるようなプレーがあまりできなかったので、それは次節以降の反省にしたいです」

――前半耐えて後半勝負というゲームプランの中でなかなか後半に攻撃のギアが上がらなかったですね。

「相手も後半に向けてベンチにそういう選手を残していたので、お互いに辛抱して後半勝負という気持ちはありましたが、そういう中でも立ち上がりに4-3-3でプレーしていた時にもっと攻撃の部分を上手くできれば、良かったですね。ピッチが濡れていてボールの回りが良くなっていたので、そこを生かしてもっと上手くやりたかったです」

――ご自身のボールの動かし方という部分ではいかがでしたか?

「寄せて逆サイドに振るというのが理想でしたが、今日は寄せて終わってしまいました。後半は多少そういう狙いが出せましたが、得点に繋がらなかったですね。自分のパスがあと1メートル前に出ていれば、どうだったのかというところもあったので、映像を見直したいです」

――ゴールデンウィークの残り試合に向けて意気込みをお願いします。

「自分ももっと攻撃に絡んでいきたいですし、シュートも狙っていきたいです。また、今日はセットプレーが結構あったので、もっと上手くチャンスに繋げないとダメですね。連戦なので5試合終わった時に立つべき位置にいられるようにしたいです。自分を含めて総力戦で戦っていきたいです」

――最後にサポーターの方々に向けてメッセージをお願いします。

「自分は気持ちを全面に出すタイプなので、そういうプレーでもっと盛り上げていきたいです。個人的にはもっと煽るようなプレーを出したいですし、引き続き勝ちに繋がるプレーをしていきたいです。応援をよろしくお願いします」

 

 

【試合後選手コメント:FW 18 高木大輔選手】

――交代でベンチに戻る際に悔しそうな様子でしたが?

「それは悔しいです。何もできなかったですし、サッカーの難しさを知りました。相手のスカウティングを見れば、ラインが高くて裏を取れるかなという簡単な考えの下、試合に臨んでしまったので、それが上手くいかなかった時にどうすればいいのかという対応力がなく、前半は自分のところで2回ぐらいドリブルで運んで自分なりにチャンスを作れたのかなという部分はありましたが、その回数をもっと増やしていかないとダメですし、攻撃のところで上手く試合に関わりたかったというのが、正直な感想です」

――前半半ばにアラン・ピニェイロ選手とサイドを入れ替えましたが、あれはベンチからの指示ですか?

「そうですね。冨樫さんから一回、アランとサイドを変えろと言われました。練習でも左でやることが多いのですが、昨日右サイドで出ると言われました。別に右サイドをやったことがないわけではないですし、全然違和感はなかったです。ただ、個人的には左の方が中に運べますし、外で受けて一樹さん(平本)にワンツーで当ててコンビネーションもできるというイメージがありました。そこはもう少し対応力が必要だったと思っています」

――今日はチームとして前線までうまくボールが運べなかった印象でしたが?

「そうですね。結構、1トップに一樹さんがいて中央はその下に晃大君とブルーノがいることが多かったので、自分とアランは逆サイドにボールがある時に中央に入って敵全体を寄せるというよりは、上手く3人が間に入って自分たちが裏を取る形の攻撃をしたかったです。そこが上手くいかなかった時にどうすればいいのかという部分で詰まってしまいました。もっと慌てずにボールを繋げれば良かったのですが、上手くいかなかったです。全体的に攻撃も守備もあまり良くなかった印象です」

――前後半でシュート4本となかなかシュートまで持ち込めなかった印象ですが?

「ここまでの試合の中では圧倒的に少ないと思いますし、それは今日代わって出た選手の責任でもありますし、そこは反省しないといけないですね。僕自身、今日はシュートを1本も打てなかったので、あのポジションで出た以上はもっとシュートを打ってゴールを決めなければならないです。後半に関しては僕と一樹さん、ブルーノのところで繋いであと少しでシュートという場面がありましたが、ああいうところを上手くやらないとダメです」

 

 

【試合後選手コメント:GK 1 佐藤優也選手】

――試合を振り返ってください。

「結果については悔しいの一言しかないですが、これを引きずっていられないので、次に切り替えていきたいです」

――互いにフィニッシュの場面が少ない重い展開の試合という印象ですが?

「相手の黒津選手がいなくなって、大久保選手が途中から出てきた時にそういう展開になるなという予想はありました。そういう展開の中でどちらが粘り強く我慢できるかが大事だという試合でした」

――前半耐えて後半に勝負に出るというゲームプランだったと思いますが、最後までなかなかギアが上がらなかったですね。

「今日は我慢する試合だと思っていましたし、いつも後ろはゼロを考えて戦う中、ゼロで耐えられれば、そこからチャンスも生まれてくるので、今日はそのどちらも上手くできなかったです」

――ここ最近、最終ラインのメンバーが固定されていますが、連携面の成熟具合はいかがですか?

「誰が出ても今は連戦ですしプレーできる状態なので、今のメンバーだけで戦うということではなく、誰が入っても変わらずに戦えるようにしていくことが大事だと思います」

――以前から苦戦していた大久保選手への対応という部分ではいかがでしたか?

「本当に強い選手なので、井林と(コ)ギョンジュンが競り勝って、たとえ競り負けてもセカンドボールを拾うことを意識してやっていました」

――今季初出場でアンカーに入った田村選手と最終ラインの関係はいかがでしたか?

「本来は黒津選手ではなく大久保選手を想定しての起用だったと思いますが、結局、黒津選手の負傷交代で大久保選手が入ってきました。そういう意味では練習した通りにセカンドボールに強い(田村)直也が入って、ある程度対処することができました」

――次節の讃岐戦への意気込みをお願いします。

「今日勝ったから負けたからと一喜一憂せずに、短い時間ですがしっかりと準備をして次の試合に臨みたいです」

 

 

【試合後監督コメント: 冨樫剛一監督】

――試合を振り返ってください。

「今日はサポーターもすごく入ってくれて、試合前から選手たちも気合いが入った状態で良いウォーミングアップを行い、ゲームに臨みました。ただ、なかなかギアが上がらない、自分たちがボールを持ってスムーズに攻撃に繋げていくためにも、攻撃の第一歩のパスがすごく重要と思っていました。そこのパスのスピードが上がらず、スピードの上がらない攻撃の第一歩になってしまいました。特に、前半はそこでスムーズさを欠いてボールを受けに下りてくる選手が多く、平本との間のスペースがかなり空いてしまい、自分たちが攻撃に出ることができませんでした。そこを後半は選手を変えていくことで打開を図りましたが、なかなか今日は上手くいかなかったです。今日は非常に良い雰囲気で応援してくれたサポーターにホームゲームで勝ちを見せることができなくてすごく残念ですし、勝つためのシュートという面でも少なかったので、本当に申し訳ないゲームをしてしまったと思っています。ただ、自分たちはすぐ大事なゲームが週末に来ますので、逆に自分たちにとっては次のゲームをしっかりと勝つことで自分たちの立ち位置を戻せると思うので、過密日程ですがしっかりとトレーニングをして臨みたいと思います」

――今日は相手のどのような部分が嫌だなと感じていましたか?

「向こうが嫌だなというよりも、自分たちの良さをシステムのミスマッチで出せればと思って、スタートのシステムをボールの動かせる人間とボールを獲れる選手の組み合わせにした中央と、外のモビリティというところで、良いボールの奪い方ができればと思っていました。ただ、そのミスマッチを相手の方がうまく突いてきて(田村)直也の脇に入ってくる人間にボールを付けてきて、自分たちが少し苦しんでしまいました。そこで前半の途中から中盤をダブルボランチに変えましたが、そこからはお互いに我慢をし合う展開になってしまいました。お互いにこの暑さの中、身体が重い状態で単純なミスが少し多かった気がします。そのへんはしっかりとトレーニングして、ボールを動かす部分でのトライアングルの ところをもう一回構築していきたいと思います」

――アラン・ピニェイロ選手のサイド起用にこだわった理由を教えてください。

「自分はサイド、サイドと指示したわけではなく、バイタルエリアが空いた際には中に入ってプレーしてほしいということは指示していました。サイドに張ることで受け易かったと思いますし、比較的平本が引っ張った真ん中のスペースが空いていましたが、なかなかアランと(高木)大輔が入り辛かったのかなと思っています。ただ、アランはすごく真面目な選手なので、そこから守備にしっかりと帰ってきてそこから前に出るという仕事のところでは、よくやってくれたと思っています」

――中後選手を途中出場させた理由は、連戦で休ませたかったからということでしょうか?

「いや、安田も調子が良かったですし、直也もこういう相手の中で長いボールを競ってセカンドボールに対して、ボールを獲るという点では、直也は非常に気を利かせられる選手なので、そういう部分での組み合わせを考慮して直也を使いました。中後をスタートから使わなかった点については、ゲーム展開の中で自分たちが最初我慢する展開やセカンドボールの拾い合いを予想していたので、外しました。ゲームの流れの中でしっかりとそこで安定して、今度は攻撃に行くという場面では彼の力が必要だということは、自分がゲームを読む中で中後をスタートから外しました」

――昨シーズン残留争いを繰り広げた讃岐との次節に向けて、讃岐のイメージと試合への想いを聞かせてください。

「讃岐さんも自分たちも去年の苦しい戦いというところから、もっと安定した上を目指す戦いをしたい。そういう部分でお互いに気持ちも入ってトレーニングもできているというところは、讃岐のゲームを見ていると感じます。自分たちもそうですが、讃岐さんも良い守備がベースになっていてハードワークできる戦いづらい相手だと思っています。お互いに失点をしたくないというスタート、特に自分たちはアウェーなので、すごく我慢しながらお互いにミスであったり、一瞬の隙を突くような形のゲームになるのかなと今の段階では考えています」

 

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