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MATCH試合情報

2015明治安田生命J2リーグ 第29節 - 徳島ヴォルティス vs 東京ヴェルディ

マッチレポート

【試合展開】

5連勝中の3位に順位を進め、自動昇格圏内2位のジュビロ磐田まで勝ち点2差と肉薄したヴェルディ。今節は敵地に乗り込んで、徳島ヴォルティスと対戦した。徳島も直近5試合で4勝1敗という好成績を残し、後半戦の巻き返しを狙っているだけに、わずかな差が勝敗を分ける接戦が予想された。ヴェルディは警告累積で出場停止の高木大輔に代わって菅嶋弘希を起用。その他は前節と変わらない陣容となった。

立ち上がり、早速好調な徳島の狙いに苦しめられる。最終ラインを押し上げて前線からコンパクトな陣形で攻守を進めたいヴェルデイに対して、徳島は縦の長いボールを長身FWのキム・ジョンミン目掛けて放り込み、キムのキープからジワジワとヴェルディの最終ラインを押し下げていく。サイドバックの背後のスペースも狙われ、上げ掛けたラインを押し下げられた。反撃に出ようと奪ったボールをいつものようにテンポよくつなぎながら自陣を抜けようとしていくが、ミスが多く思うようにボールを運べない。14分にはロングボールを処理を誤り、背後にいた津田にフリーで抜け出される。GKとの1対1の決定的な場面は、佐藤優也のビッグセーブに助けられた。嫌な流れはなおも続く。28分、右サイドからペナルティエリア内にくさびを入れられ、ゴール目前の位置で津田ターンされてシュートを打たれる。これも佐藤がビッグセーブにボールをかきだした。直後のコーナーキックでもキムにフリーでヘディングシュートを放たれたが、三度佐藤が右腕一本で弾いてゴールを死守した。守護神の攻守を契機に流れを取り戻したいが、連係の些細なズレを修正することができずフィニッシュまで辿り着けない。前線からの連動した守備で相手のミスを誘う場面もあったが、そこから効果的な攻撃につなげない。そして38分、シンプルなボールでペナルティエリアに侵入され、抜け出そうとした津田をたまらず倒してPKを献上する。39分にこのPKを津田に決められて流れを取り戻せないまま先制を許した。このままいいところなく終わるかと思われたが、前半終了間際に高い位置でボールを動かし、相手のプレッシャーをものともせずに長短のパスを織り交ぜて守備網を突破。サイドチェンジでマークを分散させ、早めのクロスからヘディングシュートを打つ場面を作った。

ハーフタイムに冨樫監督は、細かく攻撃面での修正に関する指示を出し、前半終了間際のチャンスのような形を作っていくよう伝えて選手を送り出した。しかし、その指示を全うする間もなく、チームのプランが崩れる。後半立ち上がりの1分、3分と立て続けにラフプレーで澤井直人がイエローカードをもらい退場。反撃に出たい後半早々に10人での戦いを余儀なくされる。ベンチは即座に高木善朗を入れ、システムも3バックに変更して応急処置を施したが、前掛かりに出たい時間帯で相手にボールを持たれるもどかしい展開を余儀なくされる。その後、平本一樹、アラン・ピニェイロと攻撃的なカードを切って攻撃の活性化を促すが、徐々にポゼッションを上げていき一人少ないとは思えない運動量とパスワークで相手陣内の深い位置まで何度もボールを運んだ。しかし、肝心のシュートまで持ち込めず、崩し切れずにボールを奪われて背走し、自陣に必死で戻って取り返してはまた丁寧に攻め直す繰り返し。結局、前半に比べてボールを保持する時間帯も連動性も向上した後半だったが、シュート数はわずかに2本。10人になってから自分たちの流れを取り戻すまでに時間が掛かり、相手を攻略する糸口をつかむまでには至らず、6試合ぶりの敗戦を喫した。

次節は、首位大宮アルディージャを3-1で破り、プレーオフ圏内の6位まで順位を上げてきた好調な愛媛FCをホームに迎える。再び上昇するためには連敗を許されない。必勝を期す次節に向けて、まずはこの敗戦から学び、ヴェルディのスタイルを取り戻す。

 

【試合後選手コメント;DF 6 安在和樹】

「10人になっても、ボールの動かし方ややっていることはそんなに悪くなかったと思います。ただ、シュートが枠にいっていなかったところが足りませんでした。相手が前に出てくるのは相手の良さだったし、耐える時間帯ができるのはある程度は想定内でしたし、ギリギリのところですが最後まで集中はできていたと思います。(前半終了間際のような場面をもっと作りたかった?)いつも起点になるところで上手くボールが収まらず、ミス続きになったところもありました。ただ、常に上手くいくとも限りませんし、そうした時でもしっかりとチャンスを作れていたことは大事だと思います。失点の場面もクリアし切れていれば分からなかったですし、わずかな差を次は自分たちのほうに持っていきたいです。次の対戦相手も調子がいいですが、前半戦で負けていて2回負けることは許されないので、借りを返したいと思います」

 

【試合後選手コメント:MF 11 南秀仁】

「相手の勢いを受けるようなところはなかったと思います。ボールも自分たちのやり方で動かせていましたし。PKをとられた場面のちょっとした集中力だったり、そこに至るまでの流れや空気が、勝っている時よりも僕も含めて疲れていたのか分からないけど集中力が欠けていたように感じます。澤井が退場した後も、ボールは回せると思っていましたし、相手を焦らして点をとれればいいなと思っていましたが、早めに前にいくのかもっとつなぐのか、チーム内でちょっとしたズレがありました。今シーズンは、10人になる局面自体がなかったので、そこは選手同士が話し合っていけば、同じような場面があっても今度はもっといい形で追い上げられると思います。次は好調な愛媛が相手ですが、ホームゲームは大丈夫です! 今日の課題をしっかりとチームで話し合って、攻撃のところもつなげるところはつなげていたし、チャンスも作れていたので、もう一度整理していけばまた自分たちらしく戦えると思います」

 

【試合後監督コメント:冨樫剛一監督】

――試合を振り返ってください。

「自分たちが先に失点してしまって、サッカーなので1失点というのは覚悟しながらやっていましたが、後半の頭には退場者が出てしまって10人になりました。けれども、少しリスクを背負った形で中盤から前の形は変えずに、ボールを動かしながら攻撃をしていこうということで、最後はシュートを打ち切れなかったですけど、何回かは良い形が作れました。サポーターも最後まで一生懸命支えてくれましたし、自分たちの選手も最後の最後まで走って身体をぶつけて戦ってくれました。最後の部分については、自分の采配もあるので非常に悔しいですが、自分たちはこういう時こそ前を向いて次のゲームに向けて前を向いて戦っていきたいと思います」

 

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