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MATCH試合情報

2018明治安田生命J2リーグ 第4節 - 大分トリニータ vs 東京ヴェルディ

マッチレポート

0317oita_result_w.jpg【試合展開】

今日から中3日で3試合を戦う序盤の連戦に突入する。21日、25日とホームで連戦を迎えるヴェルディにとっては、このアウェーゲームで勝ち点3を持ち帰り、連戦でのスタートダッシュの糧にしたい一戦となった。スタメンの顔ぶれは開幕後3試合と変わらず。リザーブには澤井直人が入った。

序盤はお互いに探り合いの展開だったが、ヴェルディ側がビルドアップや前線のコンビネーションでミスが出ると、徐々にペースは大分へと傾いていく。試合も中盤に入ると自陣で過ごす時間が増えていき、奪い返してマイボールにしても、その直後のファーストプレーでボールロストしてまた自陣にプレスバックする場面を繰り返す。守備から攻撃へのスイッチが上手く切り替わらなかったのに比べて、攻撃から守備への切り替えは素早く、またボールサイドへのスライドやマークの受け渡しもスムーズで、相手の積極的な姿勢が目立ってシュートを打たれたものの、崩される場面はなかった。逆にヴェルディは、前半終盤に梶川諒太のクロスをドウグラスが頭で合わせたシュート1本に終わり、守備に奔走させられる展開で試合を折り返した。

後半に入り、藤本寛也に代えて井上潮音を投入し、戦術に変化を加えたヴェルディ。立ち上がりこそ、慣れない戦い方に戸惑いが見られ、ズルズルと下がってしまったが、井上のところでボールを落ち着かせてビルドアップが安定してくると、前半の戦いが嘘のように相手を押し込んでペースを握った。ただし、ボールを保持して相手陣内で試合を進めていくものの、なかなか相手のセットされた守備を前に、フィニッシュへの糸口をつかむことができない。徐々に噛み合ってきたのは20分過ぎから。サイドを起点にワンタッチでバイタルエリアを攻略し、コースを作り出してフィニッシュまで持ち込むシーンを作る。そして、この日最初にして最大のビッグチャンスが74分に訪れる。左サイドに開いてボールを受けた渡辺皓太を起点に、ワンタッチでつないで相手のマークをはがし、カルロスがペナルティエリア内に抜け出す。強振したシュートは低い弾道でGKの反応しにくい脇の下のコースに飛んだが、タイミングよく間合いを詰めた相手GKのビッグセーブにあいネットを揺らすことができなかった。その後はややオープンな展開の中で相手に押し込まれ、守備に回って耐える時間が続いたが、綻びを見せずに無失点でタイムアップ。勝ち点3こそ逃したが、開幕から4試合無傷で、ホーム連戦へとつないだ。

劣勢を撥ね返すために戦術に変化を加える決断を下した首脳陣と、それに即応して戦況を変えてみせた選手たち。確かに勝ち点3を得られなかったが、今のチームには苦境に負けないだけの戦術的なバックボーンと自信がある。これを過信にしないためにも、続くホーム連戦でしっかりと結果を出し、序盤のスタートダッシュに成功したい。まずは目の前のアビスパ福岡戦。昨シーズン、もっとも苦杯を舐めさせられたといっても過言ではない相手。勢いをつけるためには、恰好の好敵手との一戦に全力で臨む。

監督コメント

ミゲル アンヘル ロティーナ 監督

試合を振り返ってください。
前半は明らかに大分が試合を支配していました。我々は良いプレーができず、ボールを失い過ぎていました。彼らはボールを上手く動かして試合を支配していました。後半はより拮抗した展開になり、こちらが試合を支配する時間帯がありました。試合を決める決定的なチャンスを作ることもできました。しかし、大分も決定的なチャンスを作っていたことも確かで、両チームのゴールキーパーがとても良いセーブを見せていました。0-0という結果は、我々にとっては悪くないものだと思っています。

前半に上手くいかなかったのは、切り替えの部分で相手に分があったと思う。ヴェルディの選手のサポートが遅いとか人数が足りないということが原因でしょうか?
その通りです。ボールをすばやく奪い返されて、彼らのゲーム展開に持っていかれたと思っています。ふたつのことが起こったと言えます。まず、彼らがすごくいいプレーをしたということ。もう一つは、我々が簡単にボールを失い過ぎていた。

後半からシステムを変えたが、そのポイントは?
前半のゲーム内容というのは好きになれなかったので、何かを変える必要があったのでシステムを変えました。システムだけではなくて選手も代えて、ゲームの展開を変えようと試みました。

具体的に変えたかったのはどこですか?
攻撃も守備も両方です。0-0で前半を終えられたのは運が良かったと思います。守備の面ではボールは持たれましたが、そんなに問題はなくしっかり守れていました。攻撃の面は、よりボールを持ってポゼッションの時間を伸ばすためにシステムチェンジをしました。

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選手コメント

MF 24奈良輪 雄太

前半は相手のやり方にはまってしまったように見えました。
ありがちなのが、相手が何枚だからとか、ウチが何枚だからはまらなかったというのはよくあると思うし、戦術を大事にするチームなのでそれも大事だと思います。それに加えて僕個人的には、個人個人が対峙した相手に負けないとか、切り替えのところとかを常に大事にしているので、そういった点で考えると前半は課題が多かったです。

単純にボールロストが多かったですか?
相手もウチもボールを長く持ちたいようなサッカーをするチームだと思うので、単純に前半は相手が良かったなと思う理由は、相手が大事にボールを持てて、ウチはボールを奪った後のファーストプレーで失うことが多かったからだと思います。そこは大事にしないといけないですね。

後半に入って高い位置までボールを運べるようになった要因は?
それも最初の話に戻りますが、戦術的なことも要因かもしれませんが、単純に対峙する選手を押し込むことだったり、しっかりとボールをキープするという基本的なことができたから後半の展開になったんじゃないかなと個人的には考えています。

感覚的には引き分けでもよしとする試合なのか、それとも勝負をつけられたという悔いが残る試合なのか、どちらでしょうか?
常に勝ち点3はとりたいし、そういうゲームをしないといけないと思っていますけど、どちらかというと自分は勝ち点3を拾いにいくことに直結するプレーよりも、勝ち点を拾うプレーに徹することが多いと思います。ウチは前線に決定的な仕事ができる選手が揃っているので、こうして最後まで0-0の引き締まったゲームができれば、どこかで必ずゴールが転がり込んできたりすると思うので、個人的には悲観するような内容ではなかったと思います。

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MF 20井上 潮音

甲府戦で出場はなく、前節の松本戦に続いて2試合続けて出場機会を得ました。
最近の中では長い時間をもらった中で、前半は流れも良くなかったし、自分が入ったことで勝利につなげようという想いでピッチに入りました。それができなくて悔しいです。

大事にプレーする、ボールを持ってリズムを作ってからという入りでしたか?
最初は前半の流れを見た感じだと、ボールを大事にして主導権を握ってから点を取りに行くプレーを入れようかなというイメージで入りました。最初の主導権を握るところまでは良かったですけど、そこから点をとりにいくための恐いプレーというか、シュートなどが少なかったというのは反省するところです。

もう少しゴールに向かいたかった?
最初はそれで良かったと思うんですが、時間が経つにつれて、自分のポジションを高くしなければいけなかったと思うし、もっと前でボールに絡む回数を増やしたかったという気持ちはあります。

チームとして、相手が守備をセットしている局面でも、崩していけるような場面があったように感じます。
慣れないやり方で攻撃の形というのは減りましたけど、自分たちのアイデアで何回かゴールに迫る場面もあったし、それをゴールにつなげられればよかったです。

個人的にはもっと怖いプレーでしょうか?
今日は自由にやるような部分もあったし、自分としてはボールをたくさん受けられましたけど、得点に絡むプレーはなかったので、それは物足りないですね。

連戦に入りました。まだチャンスは増えてくると思います。
最善の準備をして、頭をクリアにして、チームが必要としているプレー、自分が理想としているプレーができるようにしたいと思います。

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GK 21上福元 直人

前半は非常に苦しい展開でした。古巣相手でやりづらさは?
前半はしんどくて、後半にパワーを出せないくらい守備に追われてしまったのは課題ですね。戦う前から、特別な感情を出さないように、出してチームに迷惑を掛けないということで、チームの勝利を優先するというのは決めて試合に入りました。試合を始まる前から違和感があって、冗談ですけど、本当に集中し過ぎたり試合に入り過ぎて青いチームにパスを出さないようにっていうのは肝に銘じていました(笑)。いくら自分が天然でも、そうしたミスは冒さないようにと(笑)

実際にプレーしてみた感覚は?
試合は集中して、自分がやるべきことをして、まだまだ課題が残る部分はありますけど、試合に集中して相手の分厚い攻撃を受けながらも無失点で終えられたというのは、僕らが生かしていかなければいけない部分です。今日は、やっぱりやってみたら特別な時間でしたし、サッカー選手として幸せな時間でした。一番は、また後半戦で戦うので、そこで僕たちが勝つというのを見せていきたいし、大分ももちろん応援しています。

前半の終盤にニアのシュートを防いだ場面は好セーブでしたね。
あれは僕の中では、大分は遠いところからでもシュートを打つ回数が多くなると予想していました。昨シーズンのヴェルディはミドルでやられているという印象が大分のスタッフや選手の中にあるかもしれないという予測があったので、そうした準備は常にしていたつもりです。結果的にシュートを打たれる回数も多かったですし、僕から点をとってやろうというギラギラした気持ちがプレッシャーになってくれたのかなと、自分としては勝手に思っています。シュートストップについては、良い準備ができていました。クロスかシュートかの駆け引きもありましたが、シュートに対する良い準備ができていたかな、と。(シュートを打った後藤選手は)一緒にやってきた選手だったので、まあ、ありがとうございますと言う感じです(笑)

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