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MATCH試合情報

2018明治安田生命J2リーグ 第5節 - 東京ヴェルディ vs アビスパ福岡

マッチレポート

0321fukuoka_result_w.jpg【試合展開】
前節、敵地で大分トリニータと引き分け、開幕以来4試合負けなしで連戦に突入し、ホームに帰ってきたヴェルディ。中3日で戦うホーム連戦で勝ち点を積み上げたいところで、昨シーズンの3戦で1勝どころか1点も奪えなかったアビスパ福岡を相手に迎えた。

前節のハーフタイムでシステムを変えたヴェルディだが、この日はスタメンに手を加えた。右ウイングバックに菅嶋弘希を起用し、井上潮音をインサイドハーフに置いて渡辺皓太とアカデミー出身コンビを組ませた。また、林陵平をスタメン起用してドウグラスと2トップで並べた。

序盤は帰陣が早い福岡を前に、ヴェルディがボールをワイドに動かしながら隙を窺う展開が続く。しかし、前線でボールが収まらずに攻め手を欠くと、徐々に押し返されてしまう。19分にワンタッチパスをつながれて右サイドから崩されると、マイナスのクロスをフリーで合わされるが、ゴールカバーに入った井林章がブロック。22分にも少ないタッチでペナルティエリアに侵入されてゴール目前でシュートを打たれるが、これは上福元直人がファインセーブで凌いだ。立て続けに決定機を作られると、ここから試合の主導権は福岡に流れる。押し返したいヴェルディだが、陣形が深い位置まで押し下げられ、マイボールになった後も前線まで上手くボールを運べない。決定的な場面こそ作られなかったが、ボールを保持することができず、リズムを奪い返すことなく前半を折り返した。

選手個々に細かく役割を与えた後半は、徐々に自分たちのペースを取り戻す。前半以上に高い位置でボールを動かす井上潮音を中心に、ベクトルをゴール方向に向けて相手陣内で試合を進めていく。早い段階で交代カードを切り、58分には菅嶋に代えて林昇吾を、61分には林陵に代えてカルロスをピッチに送り込む。この交代策が功を奏した。69分、相手のクリアボールを拾った林昇がシュートを打つと、ゴール前の相手DFに当たってボールはゴール目前のスペースへ。そこに走り込んでいたカルロスがこぼれ球を豪快にボレーで叩き込んでヴェルディが先制に成功した。リードを奪うとやや引き気味になることが多いが、今日はここから攻撃のスイッチが入った。チーム全体が高い位置へとプレスを仕掛け、球際の攻防でも先手をとってセカンドボールをことごく拾い、マイボールを失ってもすぐに回収してショートカウンターに打って出る。巻き返したい相手の姿勢を逆手にとり、スペースを突いてチャンスを作った。しかし、75分のドウグラスの決定機、直後のコーナーキックからのカルロスのボレーシュートは相手DFの必死のブロックに阻まれる。82分にはカウンターでカルロスが左サイドを抜け出し、ゴール斜め左の位置からグラウンダーで狙うが、惜しくもゴール右へと逸れた。チャンスこそ決め切れなかったが、守備陣は粘り強く相手の反撃を撥ね返し続けていた。しかし、好事魔多し。88分にゴール前にエウレーが流したボールがスリッピーなピッチで跳ねて上福元の手をはじきゴールイン。土壇場で追いつかれてしまう。直後にアランを投入し前への圧力を強め、またカルロスが相手GKの意表を突いたロングシュートを放つなど積極的な姿勢は見せたが、畳み掛けられなかったツケが響いて勝ち点1を得るにとどまった。

もうあとわずかでタイムアップという局面で、勝ち点2が手元からすり抜けていった。サポーターへの挨拶時に悔しい表情を隠せなかった選手たち。チームが受けたショックは計り知れない。しかし、中3日でまたホームゲームがやってくる。モンテディオ山形との一戦に向けて、しっかりと切り替えて準備を進めることが重要だ。敗北以上に募るこの悔しさをバネにして、4日後に同じ場所で歓喜へと変えることに集中するのみだ。

監督コメント

ミゲル アンヘル ロティーナ 監督

試合を振り返ってください。
前半はあまり良いプレーができたという印象はありません。守備の局面、攻撃の局面双方です。福岡がより上回っていたと思います。逆に、後半は我々が上回っていたという印象があります。ボールも持てましたし、チャンスも作ることができました。また、追加点を取れる決定的なチャンスもありました。ただ、最後によく分からなかったプレー、また後で映像を見直したいと思いますが、追いつかれてしまい、勝ち点2を失った印象です。

3バックを採用し、右のウイングバックで菅嶋弘希選手を今季初めて起用しましたが、その意図と評価を聞かせてください。
ウイングバックの選手を選ぶ際に深さ、弘希は裏を取る動きが得意なので、それを期待して彼を起用しました。評価に関しては良いプレーをしてくれたと思います。ウイングバックで初めてのプレーでしたが、これ以上を求めるのは酷だと思います。

前節の大分戦を含めて今日も前半は相手に上回られる展開になったとおっしゃっていますが、具体的な要因はありますか?
特に前半守備的に入ったという感覚はなく、前半も後半も攻撃的に戦う意識がありました。ただ、ボールを持てたか、持てていないか、という部分で後半に関してはよりボールを持てて攻撃の時間が長くなった。それだけのことだと思っています。

途中出場で今季初ゴールを記録したカルロス・マルティネス選手の投入の意図と評価を聞かせてください。
カルロスは先週の試合でもそうでしたが、彼の投入でポゼッションの継続性が与えられるプレーヤーなので、今日もその部分を期待していました。今日はそれだけではなく決定的なチャンスも作り出してくれました。

開幕から5戦無敗という結果に関してどのように捉えていますか?
もし、今日勝てていればより満足できていたと思います。ただ、我々はこのリーグが毎試合勝つことが難しいリーグだということを理解しています。この状況が続いていくことを理解していますし、この難しいシチュエーションが続くことを覚悟して戦っていかないといけないと思っています。基本的にはチームの働きに満足しています。もちろん、すべての試合で勝ちたいという意欲を持ってプレーしていますが、すべてに勝つことは不可能な話です。

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選手コメント

FW 22カルロス マルティネス

ご自身の攻撃面での貢献に関して聞かせてください。
今日は自分の本来のポジションでプレーでき、より快適にプレーできました。ただ、違うポジションでプレーしていた時も同じ意識でやっていました。とにかく、自分としては与えられたポジション、役割の中でチームに貢献したいと思っています。

ゴールシーンを振り返ってください。
すごく速いプレーの中で自分のところにボールがこぼれてきたので、あとは蹴り込むだけというゴールでした。

ご自身にとっては久々のゴールでしたが。
すごく良い感触でした。どんなフォワードでも常にゴールはほしいものです。ただ、いつもゴールを目指していますが、それがいつでもできるわけではありません。

コーナーキックの場面で見事なダイレクトボレーから2点目に迫る場面もありましたが。
あの場面でシュートを打つことに迷いはありませんでした。シュートを打って入ったと思ったのですが、ディフェンスの足に当たって弾かれてしまいました。ゴールが決まったと思いましたが、あの場面では何か不運なことが起こり、ゴールにならなかったという印象です。

投入時にどんな指示を受けましたか?
中央でプレーすること。ディフェンスの局面では中盤の選手の前で中盤の選手を助けろと言われていました。

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MF 20井上 潮音

後半途中からボールを持てる時間帯になりましたが。
割とスペースがありましたが、最後の局面でサイドだけではなくワンツーだったり、もっとアイデアを出してゴールを目指したかったです。

ドリブルで持ち込んでシュートという場面も作っていましたが。
あそこはとにかくシュートしか考えていなかったです。カルロスや周りが動き出しているのも見えていましたが、あそこは味方をオトリにシュートを打つイメージでした。ただ、うまく打てず、シュートまで持ち込むことの難しさも感じました。

カルロス選手の投入でよりボールが回る場面が目立ちましたが。
今日は基本的にボールを上手く持てましたが、そこから先のバイタルエリアやゾーン3のところがインサイドハーフやフォワードを含めて精度が足りなかったと思います。

攻撃に厚みを与えるという部分でインサイドハーフのフィニッシュへの絡みが重要な課題となっていますが。
僕たちのところでボールを受けた時にサイドに散らしてクロスという形だけではなく、僕たちのところからのクロスやシュートを見せていかないとダメです。同時に僕たちのポジションの選手が目に見える結果を残せないと、J1昇格やもう1つ上のレベルのチームになっていくのは難しいと感じています。

サイドバックやウイングバックがサイドで深い位置を取れず、インサイドハーフがそこに流れてクロスという展開が多く、やや中の攻撃に迫力を欠く場面が目立っていますが。
サイドを崩すという選択肢とともに僕たちは中をコンビプレーで崩すなど、インサイドハーフ同士が近い距離感で何かを起こしていくことも必要だと思います。

2トップがサイドに流れることで中の枚数が足りない場面も前半は多かった印象ですが。
後半はそこを改善してやっていました。シンプルにサイドからのクロスを上げるという指示もありましたが、中央で違いを作る意味では僕たちのポジションの選手がもっと違うプレーというか、得点に絡むプレーを出せればと思っています。

そういう意味ではカルロス選手との中央での絡みは有効でしたか?
カルロスは近い距離で自分たちが絡むことで良さが出る選手だと思いますし、ドウグラスやアランとはまた違う特長を持つ選手なので、そこは上手く使い分けながらやりたいです。

守備での奮闘も目立ちましたが、改善点はありますか?
失点した場面では相手がクロスを上げようとしている中で僕たちのところでもっと寄せられたと思いますし、結果的に失点してしまっているのでもうちょっとやれたと思います。

ホームの試合では3試合連続で失点していますが、リードしてからの試合運びはいかがでしたか?
決めるところで決めるという部分や苦しい時間帯は毎試合必ずあるので、そこで耐え抜けるチームになっていかないと、勝ち点3はなかなか簡単に取れないと感じています。そういうチームになっていきたいと思います。

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FW 28菅嶋 弘希

ヴェルディ復帰後初の試合でしたが、試合を振り返ってください。
今日は上手くいかないこともありましたし、とにかくチームが勝てなかったことが残念です。

本職ではない右ウイングバックでのプレーでしたが、準備はできていましたか?
そこで出ることは分かっていました。監督から言われたことや練習でやっていた時のイメージを持ってプレーしました。

攻撃の部分でどのように自分の特長を出すイメージでしたか?
もう少しボールを受けた時に仕掛けたかったですが、そこはあまり出せませんでした。いま、チームは試合ごとに変化していて、そこで自分のプレーを出すということと同時にその時々のチームのコンセプトに合わせてプレーしていきたいです。

球際の守備では粘りも見せられていましたが。
最低限守備のことは頭に入れてやろうとは思っていたので、上手く守れたところ。できなかったところも出ていたと思います。

インサイドハーフの渡辺選手や2トップとの絡みのイメージはありましたか?
もうちょっと自分も中に入っていって、前線の選手のサポートをしたかったですが、今日は距離が遠すぎて上手くできなかったです。そこは残念です。

前半に相手が5バックになることが多かったですが、サイドでの崩しのイメージはどのように持っていましたか?
自分のところでは相手のウイングが下がり気味になっていたので、スペースはなかったです。その中で上手くボールを引き出すことができなかったです。周囲とのコンビネーションというか、精度が足りなかったです。

久々の味の素スタジアムでのプレーでしたが。
勝てれば良かったですが、勝てなかったことが残念です。

開幕無敗を継続してすぐに山形との試合がありますが、次節に向けた意気込みを聞かせてください。
勝つことだけにこだわり、自分にチャンスが与えられれば、勝ちに貢献できるような準備をしたいです。

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DF 15林 昇吾

今季初出場でしたが、試合を振り返ってください。
押される状況でもあったので自分で流れを変えられればと思って入りました。

右ウイングバックでのプレーでしたが、イメージはできていましたか?
今週は右で練習していたので想定はできていました。

攻撃面では先制点に絡んだプレーも含めて幾つか見せ場がありましたが。
シュートのところは自分で決める意識でしたが、ゴール方向に打ったことで結果的にゴールに繋がったと思います。クロスの場面では相手の手に当たりましたが、審判次第ではPKをもらえたのかなと思います。ゴールに繋がるプレーはできたと思います。

相手が途中で4バックに変更しましたが、守備の場面で気を配った部分はありますか?
特に意識したことはなく自分の与えられた役割をやろうと思っていました。普段から相手が4バックの方が多いので、プレスに関してはやり慣れた形でした。

守備の局面でのチームとしての反省点はありますか?
試合終盤にああいう展開になるとクリアを大きくしたり、ボールを外に蹴ることも重要ですが、個人的には自分が運んでいくプレーをもっと出せればと思います。

今季初出場ですが、個人的な手応えはいかがですか?
決して良かったわけではないですが、最低限のことはやれたと思います。

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