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MATCH試合情報

2018明治安田生命J2リーグ 第12節 - 東京ヴェルディ vs FC町田ゼルビア

マッチレポート

result_w0503.jpg【試合展開】

前節、敵地で大宮アルディージャに0-2で敗れて、今シーズン初めて黒星を喫したヴェルディ。連戦の中で嫌な流れを断ち切るべく、FC町田ゼルビアとのダービーを迎えた。前節からはワイドのポジションに変化を加えた。右MFに奈良輪雄太を左MFには梶川諒太を配置。新しい布陣で勝ち点3の獲得に臨んだ。

強烈な風が吹く中、ヴェルディは前半に風上に立って攻めに出る。最初は風で流れるボールのコントロールに苦しんだが、低いボールをつなぐことでチャンスが生まれる。14分、自陣の浅い位置で畠中槙之輔が相手のチェックを受けながらも、サイドに流すとみせて相手陣内中央の渡辺皓太に縦パスをつける。マーカーを剥がした渡辺が前を向いてバイタルエリアでポジションをとる林陵平にグラウンダーのパスをつける。林陵はワントラップで相手DFをずらし、左足を強振してゴール右へとボールを沈めた。幸先良く先制したかに思えたが、直後に手数をかけずに崩される。カウンターからバイタエルエリアに侵入を許し、人数は足りていたものの、クリアし切れなかったボールがフリーの相手の前にこぼれ、これを押し込まれてあっという間に追いつかれてしまう。その後は、深い位置までボールを運ぶものの、サイドを起点にした攻撃はゴール前でことごとく合わずにリードを取り返すことなく前半を折り返した。

攻撃の部分で複数の修正箇所を落とし込んだ後半だが、立ち上がりにつまずく。48分、自陣でボールロストすると、ペナルティエリア内の選手間のギャップに侵入されて豪快にネットを揺らされて逆転を許す。交代カードを切って攻撃の活性化を図ろうとした58分には、前掛かりになっていた隙を突かれて背後のスペースへ抜け出されると、シンプルにシュートを叩き込まれて突き放される。リードするたびにタイトになっていく町田の陣形を前に、縦にボールを運ぶ術を見出せないヴェルディ。ワイドにボールを動かしてスペースを見出すが、揺さぶり自体に時間が掛かって相手に陣形を整える余裕を与えてしまう。ボールを持ちながらも決定機らしい決定機を作れないまま、88分にはリスクを負って前に出たところで背後をとられてダメを押される。澤井直人、高井和馬、佐藤優平と攻撃的な手札を切ったものの、それも攻撃を活性化する有効策にはならず。人数をかけて前に出る姿勢は貫いたものの、万策尽きる形でタイムアップを迎えた。

連戦の中で連敗を喫し、苦しい戦いが続く。次節も中2日でやってくる。立ち直るために何が必要か。どこに立ち返るのか。短い準備期間の中でもロティーナ監督を中心にチームとして最善の策を講じ、6日には味の素スタジアムが笑顔で溢れるようにチームの持てる力を出し切って戦う。

監督コメント

ミゲル アンヘル ロティーナ 監督

試合を振り返ってください。
前半は良い入りができたと思います。先制点を決めて我々が最も良いプレーをしている時間帯に相手のカウンターから点を決められました。その後は彼らのプレーが上回る状況がハーフタイムまで続きました。後半に2点目を決められた後に我々はほとんどチャンスを作れなくなりました。交代で変化をもたらそうと思いましたが、今日は相手の方が効果的にチャンスを作っていました。後半は彼らの方が良いプレーをしており、彼らの勝利を祝福したいと思います。

後半の選手交代に関して、なかなか機能しなかった要因に関して聞かせてください。
彼らの責任ではないです。町田は明確なプレースタイルを持っているチームで我々にとって非常に厳しい試合でした。彼らも試合に入るのが難しかったと思います。負けた時は全員の責任であり、誰かのせいにすべきものではありません。特に、交代で入った選手たちには難しい試合でした。

チーム力の差があまりない中で今日のような試合展開になった原因に関して意見を聞かせてください。
チーム自体に大きな差はないと思います。我々はすごく良い入りを見せましたが、相手が時間の進むにつれてより自信を持ってプレーしていたように思います。逆に、我々は自信を失っていくように感じました。チーム力に差がないと思いますが、今日に関しては相手が上回ったことを認めなければなりません。

攻撃のやり方に関して相手のスタイルに付き合うような展開になった印象ですが。
我々のプレーを90分間出そうと臨みました。それをできている時間帯に関してはサイドでアドバンテージを生かし切れず、1対1で仕掛けることがなかなかできずにいました。

ここ2試合で複数失点が続いている原因に関して聞かせてください。
まずはしっかりと失点のシーンを確認したいと思います。ただ、2失点目に関しては自分たちのビルドアップのミスで失ったものです。それに関しては我々のプレースタイルにおいて起こりうるものです。例えば、1失点目に関しては修正すべきものです。ただ、2点目はビルドアップのミスというか、ビルドアップで繋いでいく意図から生まれたものなので、そこに関しては想定している部分です。

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選手コメント

FW 11林 陵平

待望のヴェルディ復帰後初ゴールを決めましたね。
先制点を取るまでは良かったですし、味スタではプロ1年目以来となるゴールを決められたことは良かったです。ただ、チームスポーツなのでチームが負けたことが何より残念です。

ゴールシーンを振り返ってください
まだ自分も映像を確認していませんが、ダイアゴナルに動いて足元にパスが入ったのでそこからボレーシュートという形でした。

注目のゴールパフォーマンスは誰のコピーでしたか?
(ドイツブンデスリーガの)RBライプツィヒに所属するオギュスタン選手のものでした。パリ・サンジェルマンから移籍してきた良い選手なので。

久々のゴールの感触はいかがでしたか?
それは僕自身、9年ぶりに帰ってきて点を取りたいと思っていたので、この味スタで取れたことは良かったです。ただ、チームスポーツなので自分が決めても試合に勝てないと意味はないです。チームが勝つことが一番の優先すべきところです。

1-1になって以降、相手のペースが続きましたが。
やっぱり、先制点を取ってから同点にされるまで短すぎですね。そこで先制してからの試合運びをもっと上手くやっていかないとダメですし、前半を1-0で終えるのと、すぐに追いつかれて1-1で終わるのではサッカーは大きく変わってきます。そこで一度落ち着いてから後半に入りましたが、立ち上がりに自分たちのミスから失点してしまい、相手の勢いが出てしまったのかなと思います。特に、後半は自分たちのゲームプラン通りに全くプレーできませんでした。前半は良い形もありましたが、後半は風の影響もあって上手くできなかったです。

早い時間帯に交代枠を使い切って勢いを取り戻したい中、最後まで流れを変えることができませんでしたね。
途中から出た選手が頑張らないといけない部分でもありますし、チームとして全員で共通意識を持ってやるべき形で戦うべきでした。

今季リードを奪ってからあれだけ早く失点したことはなかったですが、原因はどこにあるとお考えですか?
まだ映像で確認していないので俯瞰的に見ることはできませんが、失点場面は相手が人数をかけていたわけでなく、こちらの人数が足りていなかったわけでもないので、そういうところでの失点でした。要因は色々と考えられます。

今季初めてのフル出場でしたが。
試合をすることによってコンディションはどんどん上がってきますし、それはどの選手でも一緒です。試合に出ることが自分のコンディションを上げる薬だと思うので、これからもどんどんコンディションを上げて点を取っていきたいです。

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MF 38梶川 諒太

相手守備の揺さぶり方はいかがでしたか?
相手の守備というのは去年と変わっていなかったので、上手く剥がしていくというプランでした。ただ、サイドチェンジをした時に枚数がいる時は良い流れでやれていましたが、ただタイミング的にただスペースが空いているというだけでボールを入れてしまうと、結果的に相手に数的優位で守られてしまい、実際に奈良輪さんが孤立させられている場面もありました。そこは上手くサポートが行かないといけない部分だと思います。

1-1のスコアになってから相手の時間帯が続きましたが。
相手は徹底的に裏へボールを入れてくるチームで前にガンガン出て行くという部分で、1点を取ってその意識がより強まったのではないかと思います。前回の大宮戦のように相手がゆっくりとしてくれれば、こちらが陣形を整える時間もありましたが、今日はワイドのポジションから見ていてもそれが遅いのかなという印象で、その隙を突かれたと思います。

左ウイングバックで起用された狙いに関してはある程度出せていたと思いますが。
仕掛けながらクロスを入れていくという部分で僕のサイドは皓太が積極的にサポートに来てくれたので、やり辛さはなかったです。コンビネーションのプレーも出せていたので、あとはそこから点を取れればという感じでした。

ボール回しの部分で徐々に相手のプレスにハマッてしまった印象ですが。
中盤はかなり来ていたと思いますが、サイドに関してはそこまでという感覚でした。もう少しテンポを速く回すべきでしたし、逆に相手が途中からウチのディフェンスラインに持たせるという状況でボールが入ったところでハメに来ていたので、テンポをもっと上げていくべきでした。

センターバックから対角線上のミドルレンジのパスという部分で強風の影響がかなりあったと思いますが。
高いボールになると、風に押し戻されて相手に行ってしまう場面もありましたが、前半に関しては狙い通りの形で通る場面もありました。ただ、そこからの形が乏しかったと思います。

今季初の連敗によるショックは大きいでしょうか?
守備が堅いというコンセプトでやっている中で2失点、4失点というのは良くないと思いますが、まだ12試合終わった段階で、去年も序盤に連勝してそこから苦しみながらも立て直してきた力はあると思います。いつも分析面でもかなり分析をしてもらっているので、その与えられたヒントの中で選手たちがどれだけ対応できるかです。逆に、これだけボコボコにされたので全員で再度引き締め直していきたいです。もちろん、緩んでいたわけではないですが、もう一度立て直すために逆にこの大敗で良かったと思えるように切り替えたいです。

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DF 5平 智広

試合を振り返ってください。
相手の狙いにハマってしまったというのが一番の印象です。

前半に関してはチームとしての狙いが出ていたと思いますが。
前半は風の影響もあって狙い通りにできました。ただ、そこから個々の勝負で負けてしまったのでなかなか点を取ることは難しかったです。

今季リードを奪ってからあれだけ早く失点したことはなかったですが、原因はどこにあるとお考えですか?
一番危険なエリアでああいうプレーをしてしまうと失点に繋がってしまいます。今後、チームとして改善していきたいです。

後半はビルドアップの局面で相手のプレッシャーがかなり強かったですね。
前半と違って後半は風が逆向きとなり、自分たちの狙いだったサイドチェンジを出せなかったです。もっと中盤で回したかったですが、失点も重なってしまったこともあり、チームとして焦りが出てしまったと思います。

後半はメンバーや並びを変えてアプローチを変えましたが、なかなか機能しなかった印象ですが。
システムも変わったと思いますが、新しく試合に入った選手と自分たちの意図が上手く合わなかった部分もあります。そこは改善していきたいです。

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MF 16佐藤 優平

投入時にはどんなプレーを意識しましたか?
特別なメッセージはありませんでしたが、流れを変えるのと点を取りに行くこと、あとは大量失点しないということですね。

パスコースを作る動きをしきりにしていましたが。
今日はロングボールが多すぎたので、ドウグラスが頑張ってくれていましたが、2、3人に囲まれる場面が多かったです。それでもキープしてくれていましたが、できない部分もありましたし攻撃も単調だったので、自分が下りて逆サイドに飛ばすというのがプランでした。ただ、相手も逆サイドに振られた後の対応はできていたと思います。前半から逆サイドに振っていましたが、相手の戻りも速かったので相手の頑張る力が今日は大きかったです。

投入時に描いた攻撃のイメージを聞かせてください。
ドウグラスに一度当ててから戻してもらい、僕や和馬が絡んで行く形でした。失点に繋がってしまいましたが、中からの崩しがなかった中あそこでしっかりと繋がればシュートを打つこともできたと思います。そういうプレーが少なくコンビネーションがないと個での突破頼みになってしまいます。そこはその日の調子に依存してしまいますし、ボールの回し方なりはポジションを意識するサッカーなので、今日のように1人に2人分の仕事をされると難しくなります。今日は相手のカウンターが速くいつもやられることは少ないですが、今日は組織として守れなかったと思います。

ここ2試合、途中交代の選手とスタートからの選手の間で共通意識のすり合わせが難しい印象ですが。
ここ最近は新加入選手や梶川が途中から投入されるケースが多いですが、シンプルにやるのか、違うやり方をするのかの部分でしっくり来ていません。サッカーはどのチームもコンビネーションの部分でやっていることが多いのですが、ドウグラスやアランが個で点を取れているのでそれがベースになっています。ただ、そこで足りない部分があるのも事実でそのために僕たち新加入の選手がいるので、難しい選択ですがポジションを意識するサッカーやハードワークに加えて、流動性のあるプレーやリスクを冒すプレーを上手く融合させていきたいです。まだ負けの数も少なくベースはできているので、上手くチームのやり方に順応しながら自分の色を出していければと思います。

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