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MATCH試合情報

2018明治安田生命J2リーグ 第25節 - 東京ヴェルディ vs アルビレックス新潟

マッチレポート

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【試合展開】

夏場の連戦に突入し、前節、敵地でアビスパ福岡との激闘を0-0で終え、勝ち点1を持ち帰ったヴェルディ。ホームに戻って戦う中3日のアルビレックス新潟戦は、勝利でこの勝ち点1に大きな意味を持たせたい一戦となった。

相手の戦いを研究したヴェルディは、選手の並びに変化をつけた。右サイドバックに奈良輪雄太を置き、左サイドバックに田村直也を配置。通常とはサイドの配置を変えた。インサイドハーフも梶川諒太が右、渡辺皓太が左にスイッチ。1トップのドウグラスの両脇は、右に佐藤優平を配置し、左には2試合連続スタメンとなる泉澤仁を起用した。

試合は早々に動いた。4分、左からのコーナーキックでショートコーナーを選択。梶川と佐藤がワンツーで相手のチェックをはがしながら佐藤がゴール前にクロスを入れる。これがゴール前に立っていた相手DFに当たりそのままゴールイン。ヴェルディが労せずに先制点を手にした。直後にもチャンスが訪れる。6分、右サイドを奈良輪が抜け出してゴール前に鋭いクロスボールを入れると、ドウグラスがゴール正面に走り込んでフリーで合わせるがシュートはゴール上へ。ここから流れは相手に傾いていく。その中でも、守備陣はブロックを敷いて粘り強く耐える。カウンターでドウグラスが抜け出し、相手DFがあわや退場処分かという場面を作るなど、一瞬の隙を見逃さない鋭さを見せていた。しかし、自分たちのペースに引き込もうとした矢先に試合をひっくり返される。37分、ペナルティエリア内でファウルをとられてロティーナ体制で初めてのPKを献上。これを安田に決められて追いつかれると、42分にはフリーキックのこぼれ球を田中に詰められてあっさりと逆転を許して前半を終えた。

巻き返しを図る後半は、頭から動く。泉澤に代えて負傷明けの藤本寛也を投入した。お互いにラインを高く保っていた前半から一転して、お互いに徐々に陣形が間延びしていき、オープンな展開へと変わる。目まぐるしくボールが行き来する展開の中、ヴェルディはサイドから相手の隙を突く。右サイドバックにスイッチした田村が深い位置からクロスボールを入れると、これに飛び込んだドウグラスが相手のアフターファールを誘ってPKをゲット。これをドウグラス自身が決めて同点に追いついた。このまま一気に逆転までいきたいところだったが、矢野を起点にした新潟の攻撃を正面から受けてしまう。相手に主導権を受け渡した67分、コーナーキックをファーサイドに送られると、広瀬に押し込まれて再びリードを許す。不穏なムードが流れそうな展開だが、声量を強めたサポーターの気持ちがヴェルディを前に動かす。その大きな声援の中でピッチに送り込まれたレアンドロが流れを変える存在になった。76分、ペナルティエリア左側でハイボールがゴールライン際に落ちてきたところをアランがコントロール。そのままマイナス気味に落とすと、パスを受けたレアンドロがワンタッチでコースを作ってシュート。一度は相手DFにはじき返されたが、ゴールファーサイドにこぼれたボールがドウグラスの足元に転がり、これをドウグラスがワンタッチで合わせて豪快にゴールに叩き込んで再び追いついた。こうなると、お互いにオープンな展開の中で死力を尽くす形になる。84分には守備ブロックの隙間を縫うミドルシュートを打たれるがゴール隅を突いたシュートは上福元直人のファインセーブで切り抜けた。すると、劇的な展開はアディショナルタイムに待っていた。90+2分、カウンターの場面でドウグラスが起点となり、レアンドロに預けると、左前方のスペースへ絶妙なパスを供給してアランを走らせる。スペースへと抜け出したアランはDFをかわしてカットインしながら得意な位置にボールを置き、ゴール右隅を狙ったグラウンダーのシュートを放つ。曲がりながらゴールを捉えたボールはネットに突き刺さり、味スタに逆転の歓喜を呼びこんだ。

ロティーナ監督が試合後の会見で指摘した通り、失点を重ねた守備に課題があることは事実。それよりも、3点を失いながらもヘッドダウンすることなく、4点を奪い返したチームの粘り強さに大きな成長を認めたい。この打ち合いを制して、チームは自信を深めた。連戦はまだ続く。ここで満足して成長の歩みを止めるわけにはいかない。中3日で京都に乗り込み、さらに自信を深めて東京の地へ戻ってくるだけだ。

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監督コメント

ミゲル アンヘル ロティーナ 監督

試合を振り返ってください。
スタートは良かったです。プレーも良かったですし、1点を取った後も良いプレーを続けることができました。また、2点目を取るチャンスもありました。その後、相手がリアクションを見せて彼らは凄く良いチームなので、エリアの近くまで進入してチャンスを作り始めました。PKで同点に追いつかれてしまい、フリーキックから逆転されてしまいました。後半はまず同点にしようという形で入り、同点にすることができました。ただ、相手のコーナーキックから2-3になってより難しい試合になりました。その後に選手たちは自信をもってリアクションをみせて同点に追いつき、アランのゴールで逆転しました。とても強い相手に逆転することができました。1-2の時も2-3の時もチームのリアクションはとても良かったですし、自信を持って状況に対して向かっていくことができました。守備面では我々の課題というものもありますが、相手に良い選手がいてクオリティーの高い攻撃を仕掛けてきました。それによって他の試合よりも自分たちのミスが増えた印象です。

後半途中に投入したレアンドロ選手に期待した仕事に関して聞かせてください。
彼の持っているクオリティーというのは誰もが知っていると思います。チームに多大な貢献をしてくれます。ケガ明けなので少しずつ時間を伸ばしながら起用していくことが我々の計画です。

守備面の課題に関して具体的に聞かせてください。
守備の課題については常にあるものですが、今日の相手に関しては19番(矢野選手)を基準に相手が良い攻撃をしてきたと思います。19番は日本代表としてプレーしていたということを聞きましたが、今も良いフォームでプレーしています。彼を中心にそこから2列目の選手が狭いスペースを突きながら、止めるのが難しい攻撃をしていたと思います。課題を修正するのはいつものことですが、今日に関しては相手の攻撃を褒めたいと思います。

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選手コメント

FW 7アラン ピニェイロ

ゴールシーンを振り返ってください。
レアンドロから非常に良いボールが来て良い形で自分のところに来て決めることができて良かったと思います。ただ、大事なことは、このゴールによってチームが勝てたことで、最後まで諦めずにチーム全員が走って戦って勝利を掴みにいったことが良い結果に繋がったということ。みんなにおめでとうと言いたいです。

久々のゴールがチームの勝利に結びつきましたね。
ここ最近、ゴールは決めていませんでしたが、普段のトレーニングからしっかりと良い仕事をして自分が良くなっていくことを心がけてきました。最後まで諦めずにやり続けたことが、今日こうやってゴールに、最終的にチームの勝利に繋がり凄く嬉しかったです。

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FW 9ドウグラス ヴィエイラ

主導権が入れ替わる難しい試合展開でしたが。
新潟は非常に良いチームで難しい試合になると思っていました。ただ、そのチームに対して良い試合ができたと思いますし、行ったり来たりの得点が多いゲームの中で最後に逆転して勝つことができて良かったと思います。

今日は勝利に繋がる2ゴールを奪いましたね。
とても嬉しいです。ゴールに関しては2点入れられたことはもちろん嬉しいことですが、それがチームの勝利に繋がったことがより嬉しいです。

アウェイの京都戦に向けて意気込みを聞かせてください。
まずはしっかりと休息を取って身体を休めて次に向けて準備をしたいです。自分たちは今日非常に難しいゲームをして結果内容ともに難しい試合をしたので、非常に疲労があると思います。ただ、京都戦に向けては良い準備をして賢いゲームをしていくことも大事だと思います。自分たちがきっちり勝ち点3を取れるようにチーム全体でやっていきたいと思います。

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FW 10レアンドロ

投入時に意識したことを聞かせてください。
今日初めての形でしたが、ボランチの前に立って1.5列目としてドウグラスの背後でサポートにいくトップ下のような役割でした。おかげさまで良い形でプレーできチームも勝つことができて嬉しいです。

シンプルなプレーでチームを前向きにさせていた印象ですが。
ゲームの中では時にそういうプレーが必要で、たくさんボールをこねてドリブルというよりも、時には球離れを速くしてそのテンポをチーム全体で上げていき、ゴールにより良い状態で近づいていくことが大事です。それが今日はできたと思います。

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MF 23田村 直也

ご自身のクロスがいずれもゴールの起点になりましたが。
ドゥグは足元とかへの入り方が上手いので、あそこに入れれば何か起きると信じています。PKを与えてしまい、そのぶんを取り返したかったです。3つともに何となく繋がったので良かったと思います。

今日はサイドのユニットを完全に引っくり返してのスタートでしたが。
ジンが入って前節は普通にやりましたが、その時も後半からナラとジンのサイドを変えていましたが、今日もスタートはそんなイメージです。みんなが持ち味を発揮するためのポジションの配置だったと思います。ポジションに捉われないという意味で個人的にはアリだったと思います。ジンが入ったことでジンシフトではないですが、彼の持ち味の縦への仕掛けは出たと思います。

守備の局面で右に比べて少し感覚が違いましたか?
いつもと違った感じはありましたが、そこは言い訳にはならないですしPKの場面は我慢するべきでしたし、反省しています。今日は勝てて良かったですが、そこは反省して次に生かしたいです。

失点はしましたが、流れ自体はそこまで悪くなかった印象ですが。
流れは悪くなかったですし、ドゥグへのボールもカジやコウタも入れられていましたし、ジンも仕掛ける場面を作っていたので、悪いイメージはなかったです。ただ、失点の仕方が2点ともに悪かったのでそこは反省です。失点の部分で流れが悪くなりましたが、後半もウチのやりたい形はできました。新潟に点を取られましたが、やっていることにストレスは感じませんでした。

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MF 6泉澤 仁

今日はやり慣れた左サイドでのプレーでしたが。
やりやすいポジションでしたが、少しウイングバックのような守備的なポジショニングになってしまったのはもったいないです。

プレーの中で気を配った部分について聞かせてください。
ポジションの立ち位置は決まっていて意識します。ただ、周りに合わせていこうという意識が強すぎて自分の個性がまだ出せていないと思います。

ロティーナ監督のポジショナルプレーへの適応はいかがですか?
最初の立ち位置の部分に関しては昔いた大宮時代と似ているので違和感はないです。ただ、守備の部分に関しては戻らないといけないので、そこは大変な部分です。

個性を生かすという意味での改善点を聞かせてください。
やっぱりサイドチェンジのボールをもらった時は縦への突破を出せれば、自分の良さを出すことに繋がります

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MF 35藤本 寛也

ご自身の投入以降、サイドの形を従来通りに戻しましたが感触はいかがでしたか?
1-2という展開で出ましたが、今日はチームのやり方を少し変えていた部分もありますが、後半は自分たちのいつもの形に戻して個人も今までやってきたプレーをしようということでした。そこはあまり戸惑いなく、普段慣れていることをやるだけでしたし、とにかく追いつこうという目標で入りました。

レアンドロ選手の投入で新たなシステムでプレーしましたが。
練習でもあまりやっていない形で初めてでしたが、前の5人は攻撃的にやっていたのでそれが4点目に繋がったのかなと思います。ただ、初めてという感覚はあまりなくて、距離感は少し遠かったですが、ボールも良い感じで回せていました。結果的にゴールを取れて良かったです。

レアンドロ選手の存在感はやはりピッチ内で感じますか?
レアンドロはあそこで受けるのも上手いですし、そこからのプレーも上手いです。逆に自分たちがもっと彼を生かしていきたいです。自分たちも不安なくボールを預けることができるので、ボールを預けた後のランニングなど増やしていければ、もっと良い攻撃になると思います。

今日は追う展開が長かったですが、攻撃面では手詰まり感が少なかった印象ですが。
ドウグラスとアランのところでだいぶ相手が困っていたと思いますし、自分やレアンドロ、カジ君が3人目の動きで受けたりして最低限の押し込みはできたと思います。

新戦力の加入で前線はさらにポジション争いが熾烈になりますが。
とりあえず、自分のポジションを勝ち取って試合に出ることはもちろんですが、そこでどういった結果や自分のプレーを出せるかが重要だと思います。その中で新加入選手が2人入ってきたので、コミュニケーションも上手く取っていきたいです。

連戦の中で次の京都戦は出番もありそうですが。
出ることができれば、チームが勝つために今日のように自分のプレーを出していければいいなと思います。

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