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MATCH試合情報

2018明治安田生命J2リーグ 第31節 - ツエーゲン金沢 vs 東京ヴェルディ

マッチレポート

【試合展開】

前節、鬼門だったフクアリで10年目にして初勝利を挙げたヴェルディ。アウェー連戦となる今節は、これもまた未勝利の金沢の地に乗り込み、鬼門連続突破に挑んだ。スタメンの大半は前節と変わらず、インサイドハーフの佐藤優平に代わって李栄直をスタートで起用。サブには負傷離脱していたレアンドロが戻ってきた。

この夏に入って成熟の度合いを深めていくヴェルディのサッカー。この日も、最終ラインから丁寧にボールをつなぎ、相手をゆっくりと自陣へと押し込んでいく。マンツーマン気味についてくる相手に対して、丁寧にボールを動かして視線を外し、一瞬の隙を突いて縦にスピードアップする。最初のチャンスは14分、右サイドの深い位置で藤本寛也が起点を作ると、相手のマーカーを剥がしてゴール前にクロスボールを入れる。マーカーよりも一歩早く動き出したドウグラスが先にボールに触ってシュートまで持ち込むが、これは相手GKの好守に阻まれた。20分には、今度は左サイドの泉澤仁が仕掛けてファーサイドへクロス。藤本が頭で折り返したが、ゴール前に詰めていたドウグラスにはわずかに合わなかった。ショートパスのつなぎでなかなか相手のバランスを崩せなくなってくると、今度はパスの長短に変化を付けて相手を揺さぶる。23分、最終ラインの井林章がスペースへと抜け出す動きをしたドウグラスに絶妙なタイミングでロングボールを供給。相手DFよりも先に身体を入れたドウグラスがゴール前までボールを運ぶが、後方から間合いを詰めたDFともつれてシュートは枠からわずかに逸れた。なかなか決定機を決め切れないでいると、39分にピンチを迎える。カウンターから人手が手薄になっていた左サイドを突かれ、ゴール前にフリーで飛び込まれるが、勢いのあるシュートは上福元直人が鋭い反応でボールに食らい付いて弾き出した。

相手のマンツーマンの守備に対して両サイドバックと両ウイングのバランスを変えるために、後半から田村直也に代えて香川勇気を投入。奈良輪雄太を右サイドに配置換えし、香川を左サイドバックに置いた。その効果はすぐに表れる。49分、右サイドのスペースに奈良輪が飛び出し、そのままゴールラインに沿ってペナルティエリアまで侵入していく。ゴールに向かう見方を見極め、クロスボールをゴール前に入れると、ボールは相手GKの手をすり抜けたが、その奥に飛び込んできたドウグラスにはわずかに合わなかった。後半も流れはヴェルディかと思いきや、金沢の反撃に押し込まれる時間帯が続く。ラインを下げ過ぎずに対応するヴェルディは、相手にボールを持たれながらも粘り強いスライドで簡単にシュートまで持ち込ませない。流れを変えるために、ヴェルディベンチが動く。61分、泉澤に代えて負傷明けのレアンドロを早速ピッチへと送り込む。するとその直後にレアンドロを仲介してビッグチャンスが訪れる。66分、相手の攻撃を止めた守備から、ハーフラインに落ちてきたレアンドロが相手のマーカー3人を引き寄せながらワンタッチで味方に落として、スペースがある状態で前向きにボールを運ぶチャンスを作る。相手を背走させながら梶川諒太が縦パスを入れると、それを受けた李がボールを運びながら数体優位な状況で左サイドのスペースに飛び込んできた香川を使う。香川はボールをコントロールせずに、李からのパスをそのままワンタッチでクロスまで持ち込む。これにドンピシャのタイミングで飛び込んでいたドウグラスがワンタッチボレーでゴール左隅へと流し込んで先制に成功した。直後の68分にも同じ形で左サイドの香川のクロスをドウグラスがワンタッチボレーで合わせたが、これは相手GKの必死の守備に阻まれた。相手の反撃に押し下げられる時間が増えていくが、撥ね返した後は、レアンドロがボールを収めてオープンになりそうな展開にリズムを作る。74分には、パスを受けたレアンドロがワンタッチで金沢の最終ラインの背後へループパス。GKも飛び出せない絶妙な強さのパスは、抜け出したドウグラスの足元に収まる。1対1の状況でドウグラスが早めにシュートを放つがこれはGKにブロックされ、こぼれ球に詰めた李のシュートも相手GKに撥ね返された。

その後は、パワープレー気味に圧力を強めてきた相手に対して陣形を押し上げることができず、自陣で耐える時間帯が続く。しかし、抜けたボールは上福元が鋭い読みで相手より先に到達し、バイタエルエリアでボールをつながれても、守備陣が粘り強いスライドとカバーリングで決定的な場面を作らせない。アディショナルタイムにはゴール前に押し込まれたが、すんでのところでゴールを割らせずに虎の子の1点を守り切った。

鬼門と呼ばれるスタジアムを2試合連続で突破したヴェルディ。ホームに戻る次節は、横浜FCとの上位直接対決を迎える。言わずもがな、昇格争いの今後を左右する非常に大きな分水嶺だ。勢いを止めず、そのまま自分たちの手で未来を切り開きたい。そのためにやらなければいけないことは、これまでと変わらない。目前の試合に向けて、この1週間で最善の準備をすること。全力を賭す一所懸命の姿勢で、大一番へと臨む。

 

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監督コメント

ミゲル アンヘル ロティーナ 監督

試合を振り返ってください。
我々にとってすごく難しい試合でした。拮抗した試合で、我々がいくつかの試合でできた良いプレーができなかった。彼らは我々を快適にプレーさせてくれなかった。その上に良い攻撃を仕掛けてきた。我々はとても集中して守る必要があった。攻撃は彼らのほうが多いかもしれませんが、チャンスはもしかしたら我々のほうが多く作れたかもれません。とても良いチームに対して、とても重要な勝ち点3を獲れたという感覚です。

パスの山車手と受け手の理想の関係は?
前半は中盤の戦いの中で、ボールロストすることが多かった。ハーフタイムにそれを修正する必要がありました。もっと継続してボールを持てるように修正しました。守備は90分通じて集中していたと思いますし、レアンドロが入ってから彼がボールをキープしてより攻撃を継続させることができたと思います。

李栄直をスタメンで起用した理由は?
ヨンジはずっと高いレベルでプレーしていて、優平も同じように高いレベルでプレーしているのは事実です。ただ、この試合のプランを考えた時には、ヨンジのキャラクターが必要だという判断をくだしました。

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選手コメント

FW 9ドウグラス ヴィエイラ

ゴールシーンを振り返ってください。
自分たちの良い形から左サイドの攻撃で、勇気が非常に良いクロスを持っているので、クロスが上がってくる前にしっかりとアイコンタクトをして、良い動きからポジションをとって良いゴールを決めることができました。それがチームの勝利につながって、とても嬉しいです。

足を痛める場面もありましたが。
残念ながら足を痛めてしまったんですが、チームに迷惑を掛けたくないですし、もっと良いコンディションの選手が入った方がいいと思ったので、残念ですが交代することになりました。

連勝で次節の上位直接対決に臨みます。
我々にとって、このアウェー連戦はサポーターの熱い声援が力になっていますし、2試合勝てたことは大きいですが、また次の試合にホームで彼らの素晴らしいサポートを送っていただき、我々が歩んでいる正しい道、目標に向かって進んでいきたいと思います。

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DF 4香川 勇気

今日は後半からの登場になりました。前半を見ながら、イメージしていたことはありましたか?
金沢のペースになっていたいので、それをしっかりと自分たちのほうに持ってくることを考えていました。

高い位置でボールを受けるシーンが目立った印象です。
0-0だったので、しっかりと点を獲るイメージを持ちながらゲームに入ったので、できるだけ高い位置でボールを受けて攻撃的に行こうと思っていました。

決勝点のアシストの場面を振り返ってください。
良い感じでヨンジ君が受けてくれたので、左サイドが空いていたので、チャンスだと思ったのでしっかりと上がりました。クロスの場面は、ニアのコースを切られていたので、誰か入ってきてくれるだろうと速いボールを入れてので、そこでしっかりとドゥグが決めてくれて良かったです。

ゴールに向かうというよりマイナス気味なコースのクロスは狙い通りでしたか?
誰かをピンポイントで狙ったわけではないですが、空いたスペースへしっかりとボールを落とすことができたので、良かったと思います。

シーズン途中から加入して、すでにチームには溶け込めているのでは?
そうですね。練習を重ねることに、チームのスタイルやサッカーが分かってきているので、よりコミュニケーションもとれていると思うので、今日もこうして一緒にプレーすることで関係を深められたかなと思います。

次節、ホームでの上位直接対決、横浜FC戦に向けた意気込みをお願いします。
今日は半分だけでしたけど、今日のプレーを90分続けられるようにしっかりと準備して、上位対決ですしこの先も負けられない試合が続くため、どの試合も重要なので勝ちにこだわってやっていきたいです。

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GK 21上福元 直人

難しい試合だったと思うのですが。
ハーフタイムにも言われていましたけど、後ろでボールを動かしていても真ん中のところで相手が激しく来ていたので、そこで上手く収まらないというか、相手にボールを渡してしまうとか失うシーンが多かったです。相手があってのことなので、相手のプレッシャーが良かったと思うし、そこをなかなか剥がすことができずに相手にボールを持たれる時間というのも少し長くなってしまったのかな、と。でも、そういう試合の中でも、後ろは粘り強く守るとか、そういったところで結果的に相手のチャンスもありましたけど、そこでなんとかゼロで守れれば、勝ち点3にしていけると思うので。理想は、もっと自分たちでボールを動かせれば良かったですけど、そういう難しい試合でもチームとして共通理解を持ってできているというのが、この結果につながったのかなと思います。

上福元選手のところでも、非常に良い準備ができていたように感じます。
相手に対する準備はチームとしてもしていたので、それが良い準備につながったこともありますし、それでチームに貢献できていれば幸いです。

ビルドアップでもよくボールに絡みました。
相手の出方は分析できていたので、相手がGKまでプレッシャーをかけるのは難しいと思ったので、試合前から自分のところで持ち出して味方を楽にさせたいというイメージはしていました。後ろの動かし方は、それはそれで上手くできていたところもあったし、もっとテンポよくやっても良かったかなというところもあったんですが、こうして相手を見ながらサッカーをするというのも試合の中で重要なことだと思うので、自分らしさをプラスアルファを出していく面もやっていければいいなと思っていました。それがプラスに働いたかどうかは分かりませんが、相手を苦しめるためにポイントになってくれていればいいなと思っています。

次節、ホームに戻って上位直接対決です。
自分たちは1試合1試合という意識でやっているので、今日の試合もすごく重要だと分かっていたことなので、皆が粘り強く90分戦えたことは良かったと思います。次の試合に最高の準備をするということだけを考えてトレーニングに臨みたいと思います。

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