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MATCH試合情報

2019明治安田生命J2リーグ 第10節 - 東京ヴェルディ vs アルビレックス新潟

マッチレポート

【試合展開】

前節、FC琉球を相手に試合終了間際に失点して土壇場で追いつかれたヴェルディ。なんとしても勝利で流れを変えたいホーム連戦は、アルビレックス新潟を味の素スタジアムに迎えた。林陵平が負傷離脱した1トップにはコイッチを起用し、中盤の右ワイドのポジションに梶川諒太をスタメンで配置した。

 

自分たちのテンポで試合を進めるために、ゴールキーパーも含めて最後尾からもつないでビルドアップする姿勢を見せた。しかし、それが原因で失点につながる。4分、上福元直人からのパスを受けた井上潮音が相手選手につつかれてピンチを招く。この場面は近藤直也がブロックしたものの、これで与えたコーナーキックを頭で合わされる。シュートは上福元の両腕の間をすり抜けながらもゴールカバーに入っていた渡辺皓太が辛うじてブロックしたがクリアし切れず、相手選手に押し込まれて先制を許した。その後、リードを追う姿勢を一度は見せてボールを保持して相手陣内で試合を進めていくが、新潟のブロックを前にゴール目前まで迫るもののフィニッシュまで持ち込めない。一度マイボールを失うと早い段階で相手の攻撃を遅らせることができず、下がって自陣のバイタルエリアまで押し込まれてしまう。そこからはボールサイドに厳しく寄せようとしたが、久々のスタメン起用となったコイッチと2列目の連動が噛み合わず、簡単に剥がされて押し込まれてしまう。追加点は許さなかったが、自陣ゴール前で瀬戸際で耐える時間帯が続いた。

 

リードを追うヴェルディは、ハーフタイムにコイッチに代えて端戸仁を投入し、前線からのプレスと連携でのゴールダッシュを狙う。端戸が連動したプレスを先導しつつ、攻撃時にはポスト役を果たして高い位置で起点となる。50分には左サイドの連携で相手をひきつけ、一気に右サイドへ展開して若狭大志がペナルティエリアに入ってきたワンタッチで合わせるが、シュートは相手GKの懐に収まる。60分には、ゴール正面の位置で間接フリーキックを手に入れる。梶川のワンクッションを置いて佐藤優平が直接ゴールを狙ったが、バウンドしながらゴール左隅を捉えた絶妙なシュートは相手GKの好守に阻まれた。連続して好機を作ると、流れがヴェルディに傾く。65分、ハーフライン左サイド付近の相手フリーキックの場面で前から厳しく寄せると、最終ライン間での横パスを端戸が鋭い読みでインターセプト。そのまま新潟ゴールに向けてドリブルで進み、GKとの1対1の場面でゴール右隅へと冷静にシュートを流し込んだ。追いついた勢いのままに、攻撃の手を緩めないヴェルディ。72分にはヴァウメルソン、78分には永田拓也と加入後初出場となる選手を投入し、フレッシュな力で押し込みを狙う。ドリブルで仕掛けるヴァウメルソンが新潟の陣形を押し下げると、84分には佐藤、ヴァウメルソン、奈良輪とつないで左サイドの深い位置で崩すと、奈良輪のクロスボールにヴァウメルソンが走りこんでフリーで合わせるが、シュートはミートできずにゴール上へと逸れた。

 

最後まで攻撃姿勢を貫き、終盤のオープンな展開でも勝ち点3を目指してカウンターを仕掛けたが、逆転まで至らずにドロー決着。2試合続けてホームで勝ち切れずに悔いが残るが、攻撃はゴールまで迫る形を作り出すことができている。試合を組み立ててペースを握る時間帯もあった。新たな選手の組み合わせを試し、攻撃のバリエーションも増えつつある。その先、勝ち切るためのプラスアルファを、来週、岡山の地から持ち帰ってきたい。

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監督コメント

ギャリー ジョン ホワイト 監督

試合を振り返ってください。
前半は早い時間帯のセットプレーからの失点に、ボールを簡単に失う場面が多いなどかなり苦労しました。ただ、ハーフタイムには選手たちに話して後半は少し自分たちのやりたいサッカーを見せられてそこは良かったのかなと思います。

前後半のパフォーマンスのギャップに関して原因を聞かせてください。
サッカーの中では常に上手くいくということはありませんし、今日の試合の中で何人か上手くゲームプランを遂行できなかった選手もいたりしました。自分たちが求めていたものに対して、できなかったところがそういうギャップを生んだ原因だと思っています。後半は選手同士の距離感も良くなり、お互いかなり近づいた状態でうまくプレーできたと思います。それがインターセプトからのゴールにも繋がったのかなと思います。

前半の途中に小池選手と梶川選手のサイドを入れ替えた理由について聞かせてください。
これまで(小池)純輝をずっと右に置いていたので相手も対策を練ってくるという想定の下で今日は左に置きました。そこから試合途中に普段の形に戻して自分たちのやりたい形にする意図がありました。純輝は愛媛戦で左サイドで非常に良いパフォーマンスをしていたので、その時からの信頼もありました。

前半前からプレスをかけるところでハマらない場面が目立っていましたが、その原因を聞かせてください。
前半相手のビルドアップにガツガツと行けなかったこともあり、それが相手に主導権を握られる要因になりました。プレスに行く際の合図が当初のゲームプランとずれていたのかなと感じています。そこで後半はそういう部分も含めて修正し、それが良い方向に向かったと思います。動き出しや一体感、選手同士の距離感が良くなったと思います。自分たちのゴールシーンに関しても上手くプレスが機能して相手のミスを誘えたと感じています。

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選手コメント

FW 18端戸 仁

試合を振り返ってください。
前半ベンチから見ていた中で攻撃が上手くいっていないと感じていたので、とりあえずボールを間でたくさん受けてリズムを作った中、チーム全体を押し上げてゴールを目指せるようにという部分は意識していました。ホームだったので勝ちたかったですし、チームとしてチャンスもあったので勝ち切れなくて残念という思いが強いです。

ハーフタイム明けの投入でしたが、どのタイミングで声が掛かっていましたか?
前半終盤のタイミングで後半頭から行くぞと声をかけられていました。

前後半の違いという部分ではファーストディフェンスがかなり変わった印象ですが。
ディフェンスもそうですが、今日は間でボールを受ける選手がいなかったのでボールに触れる機会を増やして自分たちの良さを出してボールを持つ機会を増やしながらゴールを目指したかったです。裏に抜ける動きよりも近くのサイドで作ってから展開したり、シュートまで持ち込む意識でした。

ゴール場面ではゴールキーパーとの1対1を冷静に決め切りましたね。
この前の試合では決められなかったので、とりあえず1点を取れたことは良かったですが、ホームだったので勝ちたかったです。それにこういうゲームで勝ち切らないと上とどんどん離されてしまうので、もっとチームとして同じ方向を見て勝ち点3を取っていきたいです。

ゴール場面では相手の横パスを狙っていたのでしょうか?
プレーしている中で狙えそうだという感覚があって、あの場面では一度下がるふりを見せて前に出たら上手く取れました。ウチも前半の失点に繋がるセットプレーを与えた場面ではカミ君(上福元)から後ろで繋いだところを相手に食われてしまったので、そういう時は展開を見極めながら前に蹴ってしまってもいいと思っています。流れが悪い中でああいう場面で無理に繋ぐ意味は個人的にないと思うので、そこは割り切って前に蹴ってそこから全体を押し上げてキープするようにしていれば、あの失点もなかったのでそういう部分は共有していきたいです。

後半の守備の改善は自分たちでボールを持てるようになった影響が大きいでしょうか?
距離感が近ければ、ボールを奪われてもすぐに囲い込むことができますし、個人的には動かないと話しにならないので。コヤ(コイッチ)も自分も今日のポジションでプレーするのは初めてでしたが、彼もそういう難しさがあったと思います。自分は前半を通して試合を見ることができたので、それが上手く入れた要因だと思います。

1トップでのプレーはあまり経験がなかったでしょうか?
キャンプやチーム始動時にはプレーしていましたが、キャリアを通じて公式戦ではほとんどないです。自分の適性ポジションが自分でもよく分からないですが、とにかく与えられたポジションで、どこでプレーしても平均以上のプレーをしたいですし、どこでプレーしてもチームのリズムを乱さないようにというか流れに乗りたいです。自分の場合はみんなとコンビネーションをしていくタイプなので周りを上手く流れに乗せられるようにしたいです。

ヴァウメルソン選手が入ったあたりから少しご自身の立ち位置を変えていた印象ですが。
ヴァウが公式戦初めて出たという部分もありますし、彼はドリブラーなのでなるべく外で1対1の状況を作ってあげようと思い、あまり寄り過ぎないように意識していました。ゲームをやっていく中で一緒にプレーを共有できるようにしていきたいです。彼はドリブルが巧いですが、ボールを奪われた後の切り替えの甘さなんかは自分たちでしっかりと言って、そこを上手く切り替えられるようになれば、チームとして奪い返した中でもっと厚みのある攻撃を仕掛けられると思います。今日は日本で初めての試合でしたし、ここからもっと良くなっていくと思います。

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MF 7渡辺 皓太

試合を振り返ってください。
ボールの獲られ方が悪く、攻め切る場面を増やしていかないと厳しいなと感じさせられる試合でした。

前半はプレスがハマらず、ズルズルと下がってしまう守備になっていましたが。
プレスの仕方は新しいことをやったこともあり、なかなか上手く行かなかったです。早い段階で先制をされましたが、時間は十分にありましたし、逆転できる試合でした。

端戸選手の投入で後半は盛り返すことができましたね。
あそこでひとつ収まると、前に出て行きやすいです。ただ、ゴール前に人が居なくなる部分もあったので、そこは自分たちが、ジン君がいなくなったところを埋めて行ければ、もっと厚い攻撃にできたと思います。

攻撃の改善が守備のカウンタープレスなどにも良い影響を与えたという感覚でしょうか?
距離感が良いとボールを獲られた後も守備に行きやすいです。ただ、ボールの獲られ方の悪さを改善しないとカウンターを食らってしまうので、そこはなくしていきたいです。

押し込んだ状態で少しスイッチが入り切らない場面もありましたが。
何本か良い縦パスが入った際にそこでボールを失ってしまったりしていたので、あそこで一発で前を向ければチャンスになるので、そこは自分がその仕事をやるべきでした。

前回の琉球戦に比べて個人としてはよりバランサーとしての仕事が多かったですが。
全体を見ながらのプレーで恐いプレーはできなかったと思います。自分のポジションの悪さやなかなかボールが入ってこなかった場面もあったので、そこはもっと要求して自分がボールに触らないとチャンスにもならないので、意識していきたいです。

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MF 6井上 潮音

試合を振り返ってください。
早い時間帯に点を取られてしまい、相手もリズム良く攻撃していましたし、あまり守備がハマらなかったというか、押し込まれた中でボールを回されてしまい、なかなか厳しかったです。

端戸選手の投入で後半は盛り返すことができましたね。
攻撃の場面で距離感が良くなったというか、ジン君が入って1枚プラスされて攻撃ができたので距離感も良かったですし、そのぶん守備でも狭いスペースで守備ができていたので、そこが前半と後半最も違った部分だと思います。ボールを獲られた後も周りの人数が多かったので、そこで奪い返してというシーンが何度かあったので、そういう場面をもっと増やせれば良かったです。

後半は左で作って右に展開してという攻撃の形から幾つか決定機も作れていましたが。
無理にサイドを変えようとは思っていませんでしたが、人数をかけたサイドで攻め切れれば良いですが、相手が食い付けば逆サイドはいつでも空いていたのでその使い分けは大事だと思います。前半は右サイドで作って左サイドで仕留めるという形を出したかったですが、それができなかったことは課題です。

端戸選手が作りに参加する一方、中の枚数が少なくなってしまう課題も出ましたが。
そういう課題はありますが、後半に見せた攻撃の形は自分たちのやるべき形だと思いますし、ああやって人数をかけて攻めるやり方が得意な選手が揃っているので、後半に関しては今のチームに合った攻撃だったのかなと思います。

行ったり来たりとなった試合終盤に関してもっと自分たちでコントロールをしたかったという感覚でしょうか?
ヴァウメルソンが入ったり、スペースがある場面で生きる選手がいたので、もう少しこっちにもチャンスがあったのかなと思いますが、ボールの失い方などはもっと大事にやっていかないとダメです。ああいう展開の中でももっと考えてプレーしていく必要があります。

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MF 38梶川 諒太

今日は初めに右サイド、途中から左サイドでのプレーになりましたが。
最初は右でしたが、試合前に、上手くいかなければ中で話してサイドを入れ替えてもいいと言われていました。それで変わった方がいいなということで変わりました。

相手の監督が交代した影響もあり、やり方は当初の想定と違いましたか?
そうですね。ただ、こちらが失点するのが早かったこともあり、相手も後ろから繋ぎますが、自分たちが無理にプレスに行った場面で間を空けてしまい、危険なボールを入れられた場面もありましたが、自分たちが構えたところではあまり恐いプレーはなかったですし、やられていた感覚はなかったです。ただ、前半に関してはただただこちらの出来が悪かったです。相手がどうこうと言うよりも自分たちが上手くいっていなかったです。

ハーフタイムにはどの部分を修正していきましたか?
まずはイージーなミスを減らすこと。あとは選手を変えていくという部分でタイプが異なる選手を入れることで少しやり方を変えてあの流れになったと思います。

今日はボールを繋いでいくことを意識したメンバー構成でしたが、前半リズムを作れなかった要因に関して聞かせてください。
距離感も良くなかったですし、自分たちで相手のプレスにハマってしまうようなパス回しになっていたので、もう少し上手く間に付けたり、前を意識して回せば逃げられる場面もありましたが、後ろに後ろにボールが動いてしまい、相手にとってプレスに行きやすい形になってしまいました。

早い時間帯の失点によって相手に嵌められながらも無理に繋がざるを得ない状況になってしまったという感覚でしょうか?
いや、相手の先制点に繋がるセットプレーが自分たちが後ろから繋ぎにいったところで奪われたものだったので、そこで恐がって後ろで繋ぐのをやめてしまうと、何をやっているのか分からなくなってしまうので、中では自信を持って繋いでいこうと声をかけてやっていました。ただ、自分たちで苦しむような回し方になってしまいました。

端戸選手の投入で後半は盛り返すことができましたね。
前に上手くポストプレーなどで絡んでくれたのでリズムは出ました。ただ、そこからの課題はラストパスでのミスであったり、彼が作りに絡むところで中に枚数をかけられないという部分はありました。もっと決定的なプレーを見せないと、ただボールを回しているだけになってしまうので、もっと勝負という部分で考えると、決定機に繋がるようなボール回しをしていかないとダメです。仮に、勝っている状況であれば、今日のような形でも問題はありませんが、あの展開だともっとゴールに近づくプレーを選択していかないとダメです。ただ、そういう部分が課題として出たことは良い部分でもあります。ただ、守備をするだけの展開であれば、そういった課題も出てこないと思うので。

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DF 22永田 拓也

右のウイングというポジションでのデビュー戦になりましたが。
練習では数回やったことがあるポジションでした。普段から慣れているポジションではなかったですが、どこでプレーしてもきっちりやらなければいけないと思っていましたし、あそこで出るということは監督が追加点を求めて起用したと思っていますし、決定機を演出するクロスなどを期待されていたと思いますので、そういう要求にひとつずつ応えて決定的な仕事ができるようにこだわっていきたいです。

試合に入った中で感じた部分を聞かせてください。
自分が入った時間帯はかなりオープンな展開だったので、カウンターに行ける場面もあったので、そういうところでもっとやり切る力がチームとして必要だと思いますし、個人としてもクロスや仕掛けるところはもっとやっていかないとダメです。

後半は決定機に絡むようなプレーもありましたが。
ヴェルディの良さも出しつつ自分のやり方を出し切るという部分でもっとチームとして突き詰めていきたいです。

前半はかなり厳しい戦いを強いられた中、後半に向かう中でピッチ内ではどんなコミュニケーションを取っていましたか?
自分が入った時にはオープンで互いにバテているところもあったので、そこまで戦術的な話というよりは最後の場面での個人の質や戦うところが重要だったので、そこまで戦術面での話はなかったです。

ここ2試合連続で試合終盤の失点が続いていた中、リスク管理を意識しながらのプレーだったと思いますが。
個人的な見解ではヴァウを入れたり、僕も入ったりしていたので、この前の試合のように守備的に戦うというよりは勝ち切ることを意識していたと思っています。それができなかったのは僕たちの力不足だと思います。

味の素スタジアムでのデビュー戦という部分で感想を聞かせてください。
だいぶ遅くなってしまったという感覚はありますし、これからだと思っています。

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