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MATCH試合情報

2019明治安田生命J2リーグ 第16節 - 東京ヴェルディ vs 京都サンガF.C.

マッチレポート

【試合展開】

前節、ジェフユナイテッド千葉とのオリジナル10対決で1-1と引き分けたヴェルディ。連勝は止まったものの、7試合負けなしと良い流れを続けて上位勢の京都サンガF.C.との一戦を迎えた。スタメンの入れ替えは1トップ。コイッチに代わってレアンドロが入り、サブにはFC琉球戦で負傷離脱した林陵平が戻ってきた。

 

序盤はお互いに主導権を握ろうとボールに積極的にアプローチし、ヴェルディは特に右サイドを多用してチャンスを創出する。そのままゴールを引き寄せられるかと思いきや、流れはまったく逆の展開に。13分、相手FWに入ったくさびのボールを奪えず、そのままペナルティエリアに侵入されて右足を強振されると、ブロックに入ったDFに当たってゴールへと流れ込んだ。先制される展開は前節と一緒だったが、この日は守備の立て直しが進まない。右サイドでボールを処理しきれずに深いところまでボールを運ばれ、最終ラインが下がって対応したところでボールにアプローチし切れなかった隙を突かれてミドルシュートをゴール左隅へと流し込まれて連続失点。前線からのアプローチとボール奪取後のショートカウンターで反撃に出たいところだが、球際へのアプローチに距離があり、一人がプレスに行っても連動できずにズルズルと陣形を下げられてしまう。そして27分、プレスがはまらずに下がってしまったところで強引にシュートを打たれて、これもゴールネットを揺らされて3点のビハインドを負って試合を折り返した。

 

流れを変えたいヴェルディはハーフタイムに河野広貴に代えて復帰したばかりの林陵平をピッチに送り込む。選手の配置とシステムを変え、一気に反撃に出る姿勢で後半に入った。ハーフタイムに指揮官から檄を飛ばされた選手たちは、3点のビハインドを撥ね返すために一気に前に出た。リスクを負い、球際へ厳しくアプローチしていく。好調時のリズムが出てきて、陣形も前のめりになり、ボールは保持できるようになった。しかし、ラインを下げ過ぎずに中盤をタイトにしてボールを中央に入れさせない相手の守備を前にチャンスを作り出すことができない。ボールを握りながらも攻めあぐねるかと思われたが、63分、左サイドで奈良輪雄太からくさびのループパスが林に通る。林は胸でサポートに入ったレアンドロに落とすと、レアンドロのスルーパスに井上潮音が反応してペナルティエリア左側のスペースへ入っていく。ゴール前への折り返しは林に合わなかったが、ファーサイドに流れたボールに小池純輝が飛び込み、右足で放ったワンタッチシュートは相手DFとGKに当たってゴールに流れ込んだ。ここからギアを数段上げてゴールに迫りたいところだが、相手も闘莉王を投入して逃げ切りモードに入る。73分には、右サイドで仕掛けた渡辺皓太からゴール前に飛び込んだ林陵平にスルーパスが通る。ラインを破った林がゴール右斜めから右足を振り抜いたが、シュートはゴール右上隅へと逸れていった。追い上げムードを作りたいところだが、ここからアクシデントが続く。66分には足を痛めたレアンドロが交代し、84分に3枚目の交代カードを切った直後に空中戦での接触プレーで渡辺が足を痛めてプレー続行不可能となり10人での戦いを余儀なくされる。後半序盤からの追い上げで選手たちの疲労はピークにあり、さらに10人になったことでプレスが効かなくなり、京都にボールを持たれてしまう。89分にはコーナーキックからダメ押しの4点目を決められて万事休す。

 

上位との差を縮めるチャンスで、前半立て続けの3失点が重くのしかかり、手痛い敗戦となった。プレッシングが効かなかった前半にチーム全体が後ろ向きに守らざるを得なかった部分が大きな課題として残る。次節からアウェー連戦に臨むが、課題とストロングポイントは表裏一体。好守の連動性を今一度取り戻すために、この1週間で万全の準備を整えて鹿児島に乗り込みたい。

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監督コメント

ギャリー ジョン ホワイト 監督

試合を振り返ってください。
前半はかなり恥ずかしいサッカーをしてしまいました。相手にスペースを与え過ぎたところ。単純にファイトできなかったところ。また、パッションを感じない、そういった前半でした。個人のところで簡単にボールを失ってしまったり、1対1のところで簡単に負けてしまいました。そういう部分が少し目立つ前半でした。ハーフタイムにこちらが思っていることはすべて選手たちに伝えましたが、後半はようやく目を覚ましたのか、パスを回し始めてフォーメーションを変えたこともあり、自分たちがやるべきサッカーというところが少しできていましたが、後半から試合を始めるのは明らかに遅く、後半やったことを前半のうちからやるべきでした。今日の試合までは7戦負けなしということもあり、自分たちを含め選手たちに少し気が緩んでいたところが多少あったのかもしれません。この負けをしっかりと受け止めて、ここから切り替えてやっていけるようにしていきたいです。

試合の入り方に関して慎重に入ったというよりも、アグレッシブに戦えなかったという感覚でしょうか?
当然、前半の立ち上がりからアグレッシブに行くということは自分たちのやりたい形でした。ただ、先ほども話しましたが、1対1のところで簡単に負けてしまったり、相手にリズムを作らせてしまうようなミスを自分たちから起こしてしまいました。後半の立ち上がりから切り替えることができましたが、それでも試合というものはそう簡単に動くものではないですし、後半からでは遅いということを感じさせられるゲームでした。

負傷退場した渡辺皓太選手の状態を聞かせてください。
今、チェックしている最中です。今、メディカルチームの下でチェックを受けています。

試合の入り方が難しくなった原因に関してより具体的に説明していただけますか?
もしかしたらプレッシャーがあったのかもしれませんし、前半は1対1で簡単に負けてしまうだとか、明確な理由に関してはなかなか分からないところです。今週のトレーニングを振り返っても1週間良いトレーニングができていたと思いますし、そういうところに関して今は細かく分析し切れていません。もちろん、見つめ直していく部分はあると思いますが、現時点で突き詰めていくのは少し難しいです。

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選手コメント

MF 19小池 純輝

ゴールシーンを振り返ってください。
サイドに流れてきたところを、とりあえず、ふかさずに枠に入れようと思い打ちました。結果的に相手に当たって少しコースが変わりましたが、入って良かったです。クロスのところでがちゃがちゃっとなって抜けてくればいいと思って狙っていましたが、あれほど綺麗に抜けてくるとは思っていなかったです。

相手の背後を狙う意識を幾度も見せていましたが。
個人的にサイドから逆のセンターバックの裏を狙う意識を持っていて、相手のセンターバック同士でコミュニケーションは取っていましたが、なかなか上手くいっていない感じもあったので、ボールが出てくればチャンスになるとは思っていました。ただ、結果的になかなかボールが出てこなかったです。そこは声をかけるなり、コミュニケーションを取っていきたいです。

後半に入って並びを3-5-2の形に変えていましたが。
前半はウチのアンカーの脇のところにすこすことボールが入ってしまっていました。前節の千葉戦もそうでしたが、京都もそこを使う意識を持っていたと思います。それに対して自分たちはなかなか修正できずに、そこを使われて3失点してしまいました。後半は後ろを3枚にして2ボランチにして単純に相手のシャドーの選手に当てた感じでした。そこで守備が安定して攻撃の時間も増えていきました。あの時間帯に2点、3点と獲れれば良かったですが…。

前半に関しては守備の悪さが攻撃にも影響してしまった感じでしたが。
守備のところで上手くハマらない中、自分たちが良い形でボールを持つ時間も少なかったです。そういう状況を撥ね返す力をチームとして付けないとダメです。

相手がそこまでガツガツ来たわけではなかったですが、球際の勝負で劣勢を強いられた印象ですが。
ボールを失うシーンも単純なミスも多かったですし、そうなると難しい試合になりますし、そういう部分でしっかりと戦えないと勝つチャンスはないと思うので修正したいです。

前半はこちらのウィークを突かれた部分もありましたが、相手の出来が良かったという感覚もありましたか?
もちろん、出来は良くなかったですが、相手が自分たちのことをよく研究していて後ろのセンターバックからのビルドアップでドリブルで持ち運んだり、そういう難しいことはしていませんでしたが、シンプルにミスなく的確に攻めてきていたので、そこは自分たちも見習わなければならないと思いました。

結果、内容ともに厳しい敗戦という感覚ですか?
ダメージが大きいというか、前節のところを相手が研究してきて前節やられたところを同じ感じでやられてしまったので、そこは修正しなければならなかったですし、結果的にその形から3失点してしまったので、3点取られるとそこから引っくり返すことは難しいですし、こういう試合をしてはいけないです。

これまで悪くても引き分けに持ち込んできた中、今季最多失点と初めての複数得点差の敗戦となりましたが。
不甲斐ない試合でしたし、悔しい気持ちですが、ここでもう一度自分たちを見つめ直してできていない部分、課題を潰していかないと厳しくなりますし、上に行くためには絶対に必要なことなので、もう一回頑張っていきたいです。

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FW 11林 陵平

投入後の役割に関して説明してください。
今日はレアンドロと並ぶというか、3-5-2の2トップでしたが、僕が最前線で裏への動き出しなどで相手を釣ってレアンドロをフリーにする意識でした。

ベンチから窺っていた前半の戦いに関して率直な感想を聞かせてください。
皆さんが見た通り、酷い出来でした。ボールにも行けないし、行かないわりに簡単にパスを通されてしまい、相手にやりたいことをやらせてしまっていました。

ご自身が入ってからどんな打開策を考えていましたか?
まずは1点決まることによってチームは上向きになるので、後半に入ってシステムも変わって自分も入ったので、チームの士気を盛り上げるという部分で入りました。後半立ち上がりに関しては良い形で入れて1点も取れて流れは良かったですが、前半がああいう出来だとゲームは難しくなるので、立ち上がりから良いゲームをしないとダメです。

ここ数試合、チームとしてファーストディフェンスが上手くいっていない印象ですが。
相手も後ろが多いので1トップのところでボールを奪い切ることは難しいですが、最低限どちらかのパスコースを切って後ろのために限定していく仕事は大事だと思います。自分がプレスの一番手となり、行くときは行くという姿勢を見せることがフォワードとして大事なことだと思います。

練習復帰後、ぶっつけ本番での実戦となりましたが、ご自身のコンディションはいかがでしょうか?
1か月半ぶりでぶっつけ本番でしたが、思ったよりも動けましたし、試合への入りも上手くいきましたし、個人的にはここからスタートを切るというか、コンディションを上げてやっていける実感はありました。

後半半ばに決定機もありましたね。
コウタからのパスを受けた時に周りはオフサイドと思っていたようですが、僕自身は横に並びながら裏に飛び出せました。右足で少し角度がなかったですし、キーパーが前に出ていたので思ったよりもコースがなくニア上を狙おうと思っていましたが、そこはもう一回練習して次は決められるようにしたいです。フォワードなのでポジティブに考えてそういう得点チャンスに顔を出せることが一番大事だと思うので、個人的には復帰戦にしては動けたと思いますし、ここからコンディションも上がってくると思うのでチームのために頑張っていきたいです。

ご自身が起点となったゴールシーンは良い崩しだったと思いますが。
あそこはナラが、自分が足元でもらうふりをして裏に抜けたところを見てくれていたので、レアンドロに落としてサイドに展開する良い流れだったと思います。ああいう形を前半から出して行きたいです。ここ最近、ずっと負けなしで来ていましたが、逆に今日負けたことで反省して次に繋げていくことが一番大事だと思います。今日の敗戦自体はネガティブなことですが、今後に向けてはこの敗戦をポジティブに繋げていくことが一番大事だと思います。

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MF 24奈良輪 雄太

試合を振り返ってください。
ここ1か月ぐらいはどんな状況でも勝ち点を取る試合ができていましたが、今日はすべての面で相手が上だったと思います。単純に完敗です。

前節の課題に挙がっていたアンカー脇を突かれての3失点でしたが。
そこに関しては個人的に2つ原因があると思っています。ひとつはファーストディフェンダーが強く行けずに、比較的相手に自由にボールを持たれているという部分。もうひとつはこの前の千葉戦もそうでしたが、試合の入りに関して緩さを感じています。今週のトレーニングでも前日、前々日の練習からそういうプレーは見受けられていましたが、今日は絶対そうしたくないと個人的に思っていた中でこういうゲームになってしまったので、分かっていてもそうなってしまったので、個人的に歯痒かったです。

後半は並びも変えて積極的なプレーが少しは出せたと思いますが。
前半の戦いに関しては相手の形がこうだったとか、ウチの形がこうだったという話以前の問題でした。なので後半から並びを変えて比較的上手く戦えたということより、もちろんその影響もあったかもしれませんが、個人的にはサッカーとして当たり前の前に行く姿勢、相手からボールを奪いに行く姿勢が後半に関しては前半よりもできていただけだと思っています。90分間、そういうことをやり続けなければ勝てないと思いますし、ここ数試合そういう甘さがあった中でも勝ち点を取れていただけに、そういう甘さが今日の結果に表れたと思っています。

ここ最近出始めていた甘さが好調な京都相手に露呈してしまったということでしょうか?
今日の試合までは甘さがあったとしても自分たちがボールを持って相手をいなすことができたりしていました。究極を言えば、自分たちは常にボールを持っていることが一番いいですが、それは簡単にいかないので、そういう時にしっかりと地に足をつけてやっていかないとダメです。相手がボールを持っている時に自分たちがやるべきことをやらなければいけないです。そこに関して前節も甘かったですし、今日もそういう部分が出てしまいました。

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