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MATCH試合情報

2019明治安田生命J2リーグ 第38節 - 横浜FC vs 東京ヴェルディ

マッチレポート

【試合展開】

前節、西が丘で上位勢のヴァンフォーレ甲府に2-1で競り勝ち、2連勝でアウェイ3連戦に突入した。今季2度目となるアウェイ行脚の試練。前回は1分け2敗で勝ち点を取り損ねた。プレーオフ圏内に入る可能性がある以上は、前回の雪辱を果たし、残る試合にすべて勝利してあとは天命を待つ状態にしたいところ。

 

スタメンは連勝時と変わらず。サブには負傷離脱から戻った佐藤優平が入り、同じく負傷明けの河野広貴がメンバーに入った。

 

序盤はお互いにタイトな陣形でボール保持を狙い、中盤でのボールの奪い合いとなった。どちらが主導権をにぎるでもなく、どちらもボールを保持して相手陣内に入っていき、フィニッシュまで持ち込み切れずにターンオーバーする展開。ヴェルディはワイドな展開から左ワイドストライカーの小池純輝をターゲットに打開を試みるが、ゴール前には迫るもののフィニッシュ手前で守備網にかかってしまう。どちらに転んでもおかしくない展開の中、均衡はスーパーゴールで破られた。26分、ヴェルディ陣内深い位置で、左からゴール正面気味でポスト役の皆川にボールが入ると、皆川はマイナス方向にボールを落とす。そこに飛び込んできた中村にワンタッチで豪快なミドルシュートをゴール左上隅に決められて、ヴェルディが先制を許した。ビハインドを追う形になって以降、やや攻め急いでポジショニングがズレ、セカンドボールが拾えずに相手に押し込まれる時間帯があった。終盤に入ってギアを上げたものの、反撃ムードを高めきれないまま試合を折り返した。

 

後半に入ると、パライバやクレビーニョの突破力を利用して高い位置で相手ゴールへとどんどん仕掛けていく。チーム全体が反撃ムードで満たされる中、54分にエアポケット。バイタルエリアを通そうとするパスに澤井直人が反応してスライディングしながらボールの軌道を変えるが、これが運悪くゴール左に入ってきた選手の足元へ。チェックが遅れたヴェルディの守備陣の目の前をグラウンダーで通され、松尾に押し込まれてビハインドを2点に広げられた。

 

ガクッとダメージがありそうな時間ながら、ひとつの交代が試合を動かす。62分、左サイドで小池がスルーして流れたボールを奈良輪雄太が拾い、そのままゴール前へクロス。相手GKに向かったボールながら、諦めないパライバが競り合ってGKの処理のミスを誘うと、その1分前に投入されたばかりの李栄直が詰めていてこぼれ球をプッシュして同点に追いつく。ここからは一方的にヴェルディが攻めに出る展開に。72分にはセットプレーのチャンスから若狭大志のヘディングシュートがGKの頭上を抜けたもののクロスバーに弾かれて得点ならず。ロングボール一辺倒ではなく、しっかりとつなぎながら、サイドを起点にして横浜FCゴールに迫るヴェルディ。あと一歩、あとわずか、という場面が続きながら、最後まで決めきれずにタイムアップ。悔いが残る90分となった。

 

シーズンの残りがあと4試合となり、順位の上でも立ち位置が明確になった。それでも、最後の最後まで匙を投げるわけにはいかない。相手を圧倒するサッカーの完成を果たすため、1試合、いや1分たりとも無駄にはできない。結果も、そしてサッカーのクオリティにもこだわりながら、1分の積み上げ、1試合の積み上げを果たしたい。

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監督コメント

永井 秀樹 監督

試合を振り返ってください。
上位チームとこのタイミングで、なおかつ自分にとっても非常に思い入れが強いこの三ツ沢でやれることを楽しみにしていた中で、我々のサッカーがどのぐらいやれるのかが非常に大事なところだったと思います。そう思って試合に入りましたが、前半に関しては合格点とまでは言えませんが、まずまずはやれたと思います。ただ、質のところは我々が今週1週間取り組んだ守備の仕方、その一番大事なところを少し疎かにしたので、あれは本当に個人としてもチームとしても反省すべきところです。後半に関しては佐藤優平を入れてさらに我々のボール保持率を高めて、自分たちのサッカーをより見せるという形でスタートしました。ある程度はやれたと思いますが、最後の崩しの部分のイメージの共有という部分は、まだまだ精度を上げていかないといけないと感じました。個人的には中村俊輔という選手があらためて素晴らしい選手であるというところを、相手ながらに感じたのが正直な感想です。

失点場面に関する守備の問題に関して具体的に聞かせてください。
ミドルシュートに関しては俊輔を褒めるしかないですが、サイドに広げられて中央からもそうでしたが、やっぱり(レアンドロ・)ドミンゲスのところとターゲットマンのトップのところにボールが入らないような、パスラインディフェンスということを今週1週間やってきた中で、あの状況においてあれほど簡単に入れられてしまうのは非常に納得がいかないところです。そこはさらに勝って行くチームになるため、厳しさを持って高めていく必要があります。

敗戦したとはいえチーム全体として成長を感じる内容だったと思いますが。
そこは選手の頑張りと普段からの取り組みの成果のおかげだと思います。チーム力は上がってきていると思っていますが、ただ自分たちが目指す理想はまだまだ高いところにあるので、そこから考えると、まだまだだと思います。当然、改善すべき点は多いですし、質をさらに高めていく必要があります。ただ、就任から3カ月という部分では非常に選手たちがよくやってくれていると思います。選手には普段の取り組みに感謝しています。

後半頭から投入した佐藤優平選手に求めた役割について聞かせてください。
ある意味、いつも通りと言いますか、きちんとリベロのポジションで正しい方向にボールを渡すという部分でスタートになるポジションなので。優平に関して一番良いと思っているのは、距離感を正しくできるというか、彼本人もそうですが、チーム全体の距離感が彼のプレーを通じてよくなります。それは本人にも伝えましたし、その部分を期待して使いましたが、まずまずよくやってくれたと思います。

同じく途中投入となった李栄直選手に求めた仕事を聞かせてください。
彼はまたレアンドロであったり、森田晃樹とは違うフリーマンのスタイル、彼にしかできないフリーマンのスタイルがあります。そういう意味でよくやってくれたと思います。具体的には前線からの守備の起点になってほしいというところ。また、前でしっかりとボールを収めて前向きな選手を使う。そして、自分でも最後の点のところに顔を出すところです。非常にたくさんのミッションを与えましたが、よくやってくれたと思います。

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選手コメント

DF 17李 栄直

ゴールシーンを振り返ってください。
初めは自分がパライバの位置に入っていこうと思っていましたが、パライバが中に走っていくのが見えたので、自分の感覚的には同じところに走っていかずに裏にいた方が良いなという気持ちと、ファーにボールが来るという予感がありました。また、横浜FCの守備がボールウォッチャーになりがちというのはスカウティングで分かっていたので、自分は相手を外す動きを特長としているので、あそこは狙い通りでした。ただ、パライバが潰れてくれたこそのゴールだと思います。

自分で受けたサイドに展開してフィニッシュに絡むという仕事でしたが。
ちょっとサイドに人をかけ過ぎていて中に人がいないということが多いと感じていたので、そこを自分がシンプルに散らしてサイドで勝負してもらってクロスを上げてもらえれば、そこが相手のウィークであることは分かっていました。ただ、その形をあまり作ることができず、中に自分しかいないという場面が多かった気がします。そういう意味で少しもったいない試合でした。

投入時に永井監督からどんな指示がありましたか?
フロントボランチと違う高さを取るというか、フロントボランチが頂点にいる時は一つ下の位置で受けるなど、チームとしてのゲームプランを遂行しつつ、最後の点の感覚は自分の持っているものを信じて入ってほしいと言われていました。そこは注文通りやれたのかなと思います。守備のところではアグレッシブにという指示もあったので、自分が入った直後にプレスをかけたら結構蹴ってくれるという感覚があったので、そこは積極的に狙いました。狙いが嵌ってマイボールが増えていましたが、そこからのプレーが自分たちの課題です。速く攻めるのか、遅攻で行くのかという判断を含めてです。

残り10分間でなかなか決定機を作れない展開になりましたが。
クロスに入る人数、クロスを入れるまでの流れは良かったと思いますが、その時に崩しに人数をかけ過ぎてしまい、自分がニアに入った後にファーに誰かが入るというように、今日の得点シーンのような形をもっと出す必要がありました。そこがちょっと足りなかったと思います。自分がニアに飛び込んでもファーに誰もいなければ、無駄なオトリになってしまいますし、もっと個人として主体性を出したかったですが、ちょっと見極めが難しかったです。そこに関して最後の10分間、少しもやもやしながらプレーしていた部分はあります。そこは試合後に何人かの選手に要求しました。クロスに入っていくことでこぼれ球をマイボールにしたり、セカンドボールを回収することで二次攻撃にも繋ぐなどずっとボールを握れる展開にもなるので、サイド、サイドでやっていく中で変な取られ方をするとカウンターも受けますし、色々考えながらやっていく必要があります。今日に関しては相手のスーパーシュートと自分たちのミスによる1失点でほぼ終わってしまったところもあるので、もったいなかったと思います。

最後の精度には課題がありますが、そこに至るまでの流れに成長を感じる部分もありますが。
そこは間違いなく成長していると思いますし、最初の頃に比べてボールの動かし方など同じ絵を描けていると思います。そこまで行けたけど、初めの頃に言われていた片サイドに寄せて逆サイドへ一気に振って優位性を作るなど、最後の詰めがまだ足りないと思います。そこは言われたことを思い出しながら自分たちで工夫していく必要があります。ただ、成長はめちゃくちゃ感じています。今日で言えば、カジ君は最近調子も良いですし、良いサイドチェンジなどに対して周囲も共有できています。そこがお互いの良さを生かすという部分にも繋がっていますが、最後はそういう良いプレーが出てきている中で最後をいかにゴールに結び付けるかという段階に入っていると思います。

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MF 19小池 純輝

試合を振り返ってください。
一発でやられてしまったという感覚です。僕らがめちゃくちゃ悪かったというわけではなかったですが、決めるべきところを決められてしまった感じです。

前半に関しては崩しの一歩手前までうまくいきながら最後の精度が課題になりました。
結構、自分のところでは相手の北爪選手が自分よりのポジションを取っていたというか、だいぶ背後を気にされていました。そこでわざと中に入ったり、左サイドは特にローテーションというか、僕が中に入っていって奈良輪選手が外を取ったりというような動きができていたのは、良かったかなと思います。その形からチャンスもありましたし、それは今後も継続していきたいです。

1点差に縮めた流れで同点まで行きたかった展開だったと思いますが。
もう一個取れれば、また違う流れになっていたのかなと思います。そこを取り切れなかったので、僕たちはまた積み上げていくしかないと思います。

残り10分間でなかなか決定機を作れない展開になりましたが。
相手も前半から中央を堅く締めていましたし、そこをこじ開けられませんでした。

2失点したものの守備の狙いはある程度出せていたと思いますが。
2失点目に関しては自分たちが前から嵌めに行って、ボールを奪えそうなところからのショートカウンターでしたが、そこも突き詰めていくしかないと思います。

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DF 2若狭 大志

皆川選手とかなり激しいマッチアップが続きました。
ちょっとポジションの奪い合いに関して審判にアピールした部分もありましたが、なかなか上手くいかなかったです。自分のファウルになるシーンが多く、そこを上手く前に身体を入れるなりしてマイボールにできれば良かったのですが、個人的に少し悔しい部分です。あそこをマイボールにできてこそ良いディフェンダーだと思っているので、これから頑張っていきたいです。

後半半ばに同点ゴールに迫る場面もありましたが。
ちょっとバックヘッドというか背中あたりに当たりました。あそこはしっかりとボールを叩けるようにして、次こそは決めます。

センターバック2枚で積極的にボールを前に持ち出す場面が目立ちました。
相手がプレスに来た際にも落ち着いてかわすことができましたし、全体の意思疎通に関しては徐々に良くなっています。

ハーフスペースに入った味方に良いクサビが入るシーンも多かったと思いますが。
そこは毎試合、個人的に狙っている部分ですし、クレビが良いところに立ってくれているので、通せる時はそこに一本ズバッと通して、クレビがターンすることが理想ですが、相手もタイトに付いて来たりもするので、その場合はクレビに当てた後の3人目のサポートも重要になります。僕が直接入れられなくても(澤井)直人に一度当てて、そこからクレビに入る場面もありますし、直人に寄ってすぐに角度を変えて入れるとかもあるので、そこは練習していきたいです。

最後の精度には課題がありますが、そこに至るまでの流れに成長を感じる部分もありますが。
チームとして共有し合っている部分は増えていますし、残りの試合でもっと成長、成熟していけるようにしていきたいです。

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MF 9佐藤 優平

試合を振り返ってください。
自分たちが前から嵌めにいったところを引っくり返された場面と得点シーン以外に相手はあまりチャンスがなかったと思います。それを仕留める力があったと思いますが、自分たちもボールを握った時間が長かったです。ボールポゼッション率に関しては数字上イーブンぐらいだと思いますが、中でやっている感覚と外から見ていても自分たちが持てていたと思います。プレーオフ進出に向けてはかなり厳しい状況ですが、その中で何が大事なのかをしっかりと考えていく必要があります。永井監督のサッカーに変わってからまだ日が浅いですし、今後の戦いの中で積み上げていくことが重要だと思います。ラスト5分ではボールを蹴り込んでしまいましたが、自分たちはそういうサッカーをやっていないので、最後まで繋ぎ倒すサッカーをやっていきたいです。

周囲との距離感は意識したポイントでしょうか?
パスのテンポや距離は意識しました。ただ、それが上手くいったかどうかは分かりません。相手のラインがかなり下がっていたので、ちょっと分からない部分もあります。

投入時のプレーイメージを聞かせてください。
自分のところでもっとサイドに振っていくことを意識していましたが、自分のところ以外にセンターバックがすごくフリーになっている感覚があったので、センターバックがフリーになった場面で一番良いボールを入れられると思い、監督にも伝えましたが、センターバックの方がサイドに散らす役割がやりやすいと考えていました。あとはもっと徹底的にサイドに振るなど揺さぶりをかけていかないと、今日のような相手に対しては崩し切れないという気持ちもあります。そういう意味で少しもったいなかったです。今回の試合では相手のプレスを剥がすという仕事よりも、引いた相手に対して最後の仕上げをいかに上手くやるかという課題が残る試合になりました。

残り10分間でなかなか決定機を作れない展開になりましたが。
理想はボールを動かし続けての崩しでしたが、ボールを奪われないとか、フィニッシュでやり切らないとこういう結果になってしまいます。相手はロングボールが多い中で自分たちの方がやりたいサッカーを表現できたと思います。相手は繋ぎたかったけど繋げなかったという感じでした。

最後の崩しの精度やアイデアに関しては課題が残りました。
サイドに入った後の崩しは少し物足りなかったです。チームでボールを運んでいるので、あそこまで運べるのならば、もっとコンビネーションを深めて崩しのイメージを共有することもできると思います。今日に関してはフリーランをもっと入れられれば、相手の後ろの5枚を崩し切れたと思います。そこはフリーマンの選手が斜めに抜けるなど、アクセントを付けられれば、崩し切れたのかなとも思います。いつもであれば、晃樹がフリーランで抜ける場面が結構ありますが、どんな場面でも攻撃に深さを出すことが大事です。あとはボールを受けられないのであれば、深さを出すなどもっと賢くプレーすることが必要だったかもしれません。

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