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MATCH試合情報

2019 明治安田生命J2リーグ 第42節 - 東京ヴェルディ vs FC岐阜

マッチレポート

【試合展開】

今シーズンも最後の試合を迎えた。昨シーズン、一昨シーズンの成績に比べると、支えてくださった皆様に非常に厳しい結果を突き付ける結果になってしまった。創立50周年、現行エンブレムの最後、田村直也の引退というどうしても譲れぬ状況の中、必勝態勢でこの日の一戦に臨んだ。

 

現役最後の試合となる田村直也がスタメンに名を連ね、平智広とセンターバックでコンビを組んだ。また、2種登録の藤田譲瑠チマがリーグ戦初スタメンを飾り、ベンチには同学年で2種登録の石浦大雅が初めて公式戦のベンチ入りを果たした。

 

試合は序盤からヴェルディのペースで進んだ。リベロの位置に入った藤田が抜群のポジショニングで、攻撃ではリンクマンに、守備では前線でのセカンドボールの回収役になってチームの陣形を高い位置へと押し上げた。ピッチの横幅を大きく使い、さらに縦方向にも深さを持ってボールを動かし、自陣に下がる相手をゆさぶってチャンスへの糸口をつかんだ。ほとんどの時間を相手陣内で過ごす中で、ようやく歓喜が生まれたのは38分。梶川諒太がハーフライン付近からピッチを斜めに通すスルーパスが出ると、右ワイドストライカーの小池純輝がスペースへと抜け出してチャンスを創出する。相手GKとの1対1を小池が落ち着いてゴールに流し込んで先制した。つかんだ流れを離さないヴェルディ。44分には、左サイドで起点になったパライバからグラウンダーの強いボールがゴール前に入る。ニア、ゴール正面で会わなかったが、ファーサイドで小池がワンタッチでゴールに流し込んで追加点を挙げた。さらに45+1分には、パライバのインターセプトからカウンターを発動すると、相手ゴール前でパスを受けたレアンドロが冷静にゴール隅へと流し込んで畳みかけるようにゴールを奪って前半を折り返した。

 

後半に入ってもテンポを変えずに攻め続けるヴェルディは、立ち上がりから岐阜ゴールに迫り続ける。相手の反撃を単発に抑えると、なおも一方的に攻め続ける。74分にはパライバが強引に相手DFを抜いてゴール前へ。ゴール左の角度がないところでパライバが強烈なシュートを打つと、相手GKの手を弾き飛ばして背後に抜けたボールを小池が詰めてキャリア2度目のハットトリックを達成した。さらに86分には、藤田のパスを受けたパライバがドリブルで仕掛けてミドルシュートを叩き込んで5ゴール目。88分に失点したものの、失った分を取り戻そうと最後まで攻撃姿勢を貫いてタイムアップを迎えた。

 

安定して結果を出すことができなかったシーズンだが、最後の一戦で支えて下さる方々と勝利の歓喜を分かち合えたことは、最後につかんだ将来につながるきっかけにしなければいけない。苦しんだ今シーズンがジャンプの前の助走だった。来季のこの時期、そう振り返るために、新たにチームを編成し、トレーニングを重ねてチームを作り、そして来季の開幕へと準備を進めていきたい。

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監督コメント

永井 秀樹 監督

試合を振り返ってください。
シーズン最終戦ということで、非常にモチベーションが難しい中、選手はすごく4カ月の集大成を出そうということでよくやってくれたと思います。今日でユニフォームを脱ぐ選手がいて新しくプロのスタートを切る選手がいて、非常に新旧交代がピッチの中でも行われることになった中で、自分たちがやりたいサッカーを誰が出てもある程度のレベルでやれるということを証明してくれたことはすごく良かったと思います。シーズン最終戦でホームゲームということもあり、たくさんのお客さんやファン、サポーターの方が来てくれていました。その中で皆さんを笑顔にできたことを嬉しく思いますし、良かったなと思います。しかし、我々の挑戦というのはまだ4カ月終わったばかりで、また来シーズンからさらに質を高めていけるよう、我々のサッカーの完成度を高めていけるよう、また明日から準備に取り掛かりたいと思います。

今日スタメン出場した藤田譲瑠チマ選手と、途中出場した石浦大雅選手の評価を聞かせてください。
彼に関しては2年半、約3年見ている選手なので、十分にやれるというポテンシャルも理解しています。ユースを指導している時から一番頭の中の理解度が高かった選手です。あとはメンタルと言いますか、それを実際にピッチに立った時に平常心ですべてを出せるかというところは、ずっと彼の課題でした。彼の成長もあって今日は自分の思った以上のパフォーマンスを出してくれ、非常に良かったと思います。石浦大雅に関しては同様で、彼しかないサッカーセンスや感覚という部分があるので、初めてのピッチで多少の緊張はあったと思います、自分のサッカーを約3年間やってきたメンバーなので、違和感なく自分のやるべき仕事を理解しながらピッチに立っていたと思いますし、まずまずだったと思います。

藤田選手のスタメン起用に関して本来の主力である佐藤優平選手のコンディションを考慮しての起用だったのか、狙いをもって藤田選手を起用したのか、意図を聞かせてください。
両方ですね。もちろん、優平のケガの具合もありますが、優平でも梶川でもジョエルでもあのポジションで問題なくプレーできると考えています。その中でジョエルに関してはディフェンスの最初の潰しに関して期待しているところでもありましたし、よくやってくれたと思います。誰を起用するにしてもそれぞれのストロングがありますので、対戦相手を見ながらと言いますか、自分たちが選ぶプランによって起用する選手を決めようというふうに来シーズンに向けて考えています。

ワイドストライカーを務める小池純輝選手とジャイルトン・パライバ選手のサイドをここ2試合入れ替えた狙いを聞かせてください。
色んな戦略、プランの中で純輝が右、パライバが左。またはその逆というように毎試合、相手がありきという部分もありながら、自分たちのプランの中での立ち位置の変化は、より自分たちがやりたいことができるようにと考えて彼らの起用法を決めています。今日に関しても我々のプランに合わせたうえでの配置です。今日に関してひとつだけ言えることは、梶川選手を右のフロントボランチで起用するということで、梶川選手と小池純輝選手の関係性が良いこと。また、その先の我々がニアゾーンを攻略していく中で純輝が右、パライバが左の方が今日はより有効だという狙いがありました。

途中就任後、最初のシーズンを終えましたが、現時点で少しホッとした部分はありますか?
ホッとしたという気持ちは全くありません。次の戦いと言いますか、次の準備が始まったと個人的に考えています。今日の試合に関してもよくやってくれましたが、まだまだ自分たちが本当にやりたいことに関しては半分以上はできたと思いますが、もっとやれると信じていますし、まだまだやらなければならないことがたくさんあります。その中でホッとしている時間は正直なところ、全くありません。

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選手コメント

MF 23田村 直也

持ち味の球際の守備は健在でした。
ピッチがこれだけ濡れていれば、ワンタッチで来るとか予測ができるので、そこは経験でカバーできました。今日に関しては攻めであれだけ上手くやってくれれば、全体で10回ぐらいを気を付けてやればというような感覚でした。それを上手く凌げればという感じでした。最後の失点はしっかりと気を引き締めろという戒めになったと思います。この先今季のチームは一度解散になりますが、キャンプなど準備を経て新しい選手が来て、こういうベーシックをさらに上積みする強力な個がたぶん加わると思うので、そこは楽しみです。

今日の90分間についてどのような心境でしたか?
正直、早く終わってほしかったです。勝ちたかったので。全然、名残惜しいとか思っていなくて、とにかく最後の試合で勝ちたいという気持ちでした。今日に関しては内容も求めていた中で相手の事情もありますが、自分たちとしてはやりたいことができました。ジョエルが入ったことでリスクマネジメントも素晴らしかったですし、逆に一列上がったカジもより生きていたと思いますし、そこはパライバや純輝、モンちゃんも含めて上手く機能していたと思います。

最後にはキャプテンマークも巻きましたが。
周りに巻かされた感じでした。個人的にはいらなかったですが、指名されたこともあったので。これから先、今季は寛也がキャプテンを任されてケガでかわいそうな形になりましたが、彼は熱い気持ちを持った選手ですし、今後誰が任されるかは分かりませんが、より競争というか、ユースだからとかではなく、これから新たに来る選手がやってもいいと思いますし、良い意味で競争してほしいです。

最後まで何かを吸収したいと話していましたが。
改めてウチのコンビネーションで崩すという形は良いですし、前にパスを付けられなくても自分が角度を変えることで出せるとか、練習では普段からやっていますが、それをゲームで出せるのは勉強になりました。ギリギリで判断を変えるとかはこういうピッチでしか味わえないことなので、そこは指導者というか、今後に向けてプロはやめますが、サッカーは辞めないのですごく理想を求めていきたいと思いました。

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MF 24奈良輪 雄太

試合を振り返ってください。
相手関係なく自分たちのやりたいことが攻守両面でできたと思います。

攻撃面においてそれぞれの狙いやアクションがよく出た試合になりました。
自分たちが長い間ボールを持ってどんな局面においても数多くの選択肢を持った状態で攻撃を進めていくというのが、自分たちの目指すサッカーです。ゴールシーンにおいてもそうですが、常にシュートを打つ選手がシュート以外の選択肢を持てるような場所に違う選手が立つなど、質と量が伴った試合になったと思います。

守備面においてもファーストディフェンスやセカンドボールへの対応で良い面が多く出ました。
一番大事なのでファーストディフェンダーだと思うので、今日に関してはファーストディフェンダーが常にハッキリしていたので、そこがハッキリすると後ろも連動して守ることができるので、その点が一番良かったと思います。

今日の試合では現行エンブレムでのラストゲーム、田村選手の現役ラストマッチとより気持ちが入る要素もありましたが。
そういった要素が良いモチベーションに繋がりましたが、どんな試合でもモチベーションのあるなしでプレーすることは考えていません。J2は拮抗したリーグで、1試合でも疎かにできません。そういう部分で今年はすべての試合に高いモチベーションで臨めたかというと、イエスとは言えないシーズンにしてしまったので、しっかりと来年戦えるように個人としてもチームとしても準備していきたいです。

今シーズンに関しては過去2年に比べて厳しいシーズンになりましたが。
去年昇格を逃したことで、今年は厳しいシーズンになることが分かっていた中で実際そうなってしまいました。あの時にこうしておけば良かったというようなことは少なからずありますが、個人的にはその時、その時に自分のベストの選択をしてきたつもりです。そういう意味では後悔がひとつもなくシーズンを過ごせたと思います。そこは来年に繋がっていくと思います。

今季もほとんどの試合でプレーした中、シーズン終盤はコンディション面において難しい調整を続けていた部分もありますが。
先ほども話したように自分なりのベストは尽くしてきました。コンディション面でも状態が悪いということでトレーニングの量を落とす時期もありましたが、個人的にはトレーニングを積んで量だけでなく質も高めていきたかったので、その部分は少し消化不良の部分もあります。そこは来年に向けてしっかりと身体を休めて1年を通してケガをしないようにシーズンをスタートできるようにしたいです。そして、1年間を通して質を高められるような来シーズンにしたいです。

今日の試合で現チームの志向するスタイルの一端を見せられましたが、さらに積み上げていくべき部分を聞かせてください。
やっぱり量と質の部分だと思います。

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MF 19小池 純輝

今季2度目のハットトリックを振り返ってください。
1点目は良い形でボールを奪って真ん中にスペースが空いたのが分かったので走り込んだら、カジから良いスルーパスが来ました。狭いスペースでしたが、自分の動きに合わせて通してくれました。日ごろからの関係性が出たという感じです。2点目に関してはチームとして良い流れの中で狙っていたポストゾーンを取れたのでチームとしてのゴールです。3点目もあそこの場所を狙っていれば、パライバの個人技で1枚剥がせることは分かっていたので。それ以外にもチャンスがあった中であれが入ってくれて良かったです。

キャリアハイを大幅に更新する今季16点となりました。
まさか32歳になってこんなに点が取れるとは思っていなかったです。キャンプの頃はあまりコンディションも上がらず、あまり試合に出られないのではないかと個人的に思っていたので、何とかコツを掴み切れた年になったと思います。年齢関係なく成長できるという、自分自身にとっても良い1年で周りにそれを証明できたと思います。

今季の成功の秘訣は何だと考えていますか。
正直、申し訳ないぐらいこれまでとやっていることは変わっていないです。浦和レッズでプロキャリアをスタートし、ザスパ、水戸、ヴェルディ、横浜FC、千葉、愛媛、そしてヴェルディと色んなクラブでプレーし、色んな方に応援してもらい、その時には良い時も悪い時もあったというか、出ていない時期もありました。ただ、変わらずに続けてきたことが誇りじゃないですが、そういう姿勢が今年になって表現できたのではないかと思います。

サイドバックやウイングバックなど今季様々なポジションをこなしての16点は非常に価値があるものだと思いますが。
色んなポジションでプレーしてきた中、その経験が生きた部分もあります。これまでプロではフォワードでスタートし、その後にサイドハーフやサイドバックもやってきましたが、この32歳でのキャリアハイという過程において若い頃にはできなかったような幅という部分はそういうところから生まれた気もします。

永井監督の体制になって個人的に変わった部分はありますか?
これまで多くの監督の指導を受けてきましたが、基本的に自分にできることや得意なことは自分で理解しているつもりなので、それを監督のサッカーの中でどのように生かすかを考えてやっています。チームとしてワイドストライカーが点を取るという狙いの中で点を取れている部分もあります。

攻撃面においてそれぞれの狙いやアクションがよく出た試合になりました。
シュート数は毎試合18本を目標としている中で今日は達成できませんでしたが、相手の事情もありますが、そこは相手云々ではなく常に自分たちのやりたいサッカーを出す。常に自分たちに目を向けてより良いサッカーになるように取り組んでいきたいです。

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MF 38梶川 諒太

先制点のアシストを振り返ってください。
目が合ったのと一瞬の隙があったのと、永井監督が普段から言っている相手を見ながらという部分で純輝君も上手く抜け出してくれましたし、そこに上手く合わせられたと思います。

今日はフロントボランチの選手がいつも以上に周囲に選択肢を与えるプレーができていた印象ですが。
特にフロントボランチのところは相手がウチのワイドに入った時にポケットを狙って動き出すなど、そういった動きによってスペースができますし、ボール保持者に対しても選択肢を増やすことになるので、ボールが出てこなくてもそういう動きを頻繁に繰り返したり、奈良輪さんのサイドから逆のフロントボランチが裏を取る場面もありましたし、そういう動きがないと、逆に上手く足元で繋ぐことは難しいので、相手を押し込むというか、相手を自陣に押し込むという意味でああいう裏への動きはいつも言われている部分でもありますが、今日はうまく出せたと思います。

攻撃面においてそれぞれの狙いやアクションがよく出た試合になりました。
シュート本数は目標の18本には届かなかったので、そこはもっとゴールに向かう姿勢は増やさないとダメです。ただ、そこに至るまでに関しては多くの形が出ていたので、僕自身も含めて決め切れるようになれば、より相手を圧倒できたと思います。

リベロで今季初スタメンとなった藤田選手に対して特別に気をかけた部分はありましたか?
常に顔を出してほしいポジションですし、とにかくボールを受けてほしいという要求や守備のところでは前の動かし方などは声をかけていました。ただ、ジョエルは元々しゃべれる選手なのでそこに関して変なストレスはありませんでした。よくやってくれたと思います。ユースの子はあまり声が出ない方ですが、ジョエルに関しては珍しいタイプです。

今シーズンに関しては過去2年に比べて厳しいシーズンになりましたが。
本当に正反対の半年というか、戦術面ややり方になりました。7月ぐらいまでは選手たちがピッチ内で自由度が高い中で主体性を持ってやる形が多かったです。逆に7月以降は戦術がハッキリある中で初めは少し全員が型に捉われ過ぎて主体性がなくなっていた部分もあります。それでも、徐々に自分たちがやるべきことや、トレーニングで言われたことをやっていく中で試合ではもっと自分たちのフィーリングを大事にしてほしいと言われていたので、そのへんを少しずつ出せて結果を出せるようになった部分もあります。ただ、最終的に目標を達成できなかったので、今積み上げてきているものをしっかりと来年に繋げないと何も意味がありません。今シーズンは終わりますが、来年に向けてしっかりと良い準備をしていきたいと思います。

個人としては今季をどのように振り返りますか?
出れない時期も試合に出れている時期もこれまでありましたが、その中で変わることはあまりなかったです。そのタイミングで自分に足りていないものを居残りでトレーニングしたりをずっとやってきました。前半戦は特に出れない期間が長かったので、そこをトレーニングしながらでした。逆に、後半戦は試合に絡みながら今までなかった感覚だったり、永井さんを始めコーチングスタッフからの指示を上手く吸収しながらできたと思います。

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MF 39石浦 大雅

トップチームデビューを振り返ってください。
今日は緊張することなく楽しんでやれました。正直、練習の方が緊張しています。

投入時レアンドロ選手の巻いていたキャプテンマークを田村選手に渡していましたが、ベンチからの指示ですか?
ベンチからは平君に渡せと言われていましたが、ピッチ内のみんながタムさんに渡せと言っていたのでその通りにしました。

投入時はどんな指示を受けましたか?
永井さんからユースで3年間見てもらっていたので、これまで3年間ユースでやってきたことをいつも通りにやってこいと言われました。何も考えずに、というわけではないですが、いつも通りボールにたくさん絡んで攻撃でチャンスを作ることを意識しました。ただ、今日はあまりボールに触れなかったです。少し悔しい気持ちはあります。

5点目の場面では起点になりました。
自分がボールをカットしてパライバに出して、もう一度自分で受け直してシュートを決めるイメージでした。ただ、相手のサイドバックが中を切って縦に行かせようとしていたので、自分が走って縦を意識させてパライバに中に行ってもらう形に変えました。

今後に向けて自信になった部分はありますか?
しっかりと立ち位置を取れれば、相手にぶつかられることもありませんし、しっかりと予測できれば当たられることなくボールを取れると感じました。フィジカルをつける必要もありますが、頭で勝負したいという気持ちもあります。

同期の選手たちから試合後に何か声掛けはありましたか?
足が遅いと言われました(笑)。 自分は正直スピードがあまりないので、できるだけつけられるように努力しながらスピード以外で勝負したいと思います。

同期の山本選手、藤田選手に遅れてのトップデビューになりましたが。
常に悔しい気持ちはありましたが、練習ではジョエルの方が良いプレーをしていたのは分かっていたことなので、そこは自分自身の実力が足りないと考えていました。来年、スタートから出るためにここから頑張っていきたいです。

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MF 40藤田 譲瑠チマ

初先発となった試合を振り返ってください。
初めから行くとなってから少し緊張した部分がありましたが、試合に入ってからは自信を持ってプレーしようと考えてミスも少なくできました。先発は昨日の練習中のセットプレーの練習などでハッキリ分かりました。

先日、課題と話していた球際の部分で今日は良い対応が随所に出ました。
やっぱり自分たちが攻撃してボールを取られた後のパス一本を自分が取れたりした部分から、チームとしてもずっと相手のコートで良いリズムでサッカーができるようになったと思います。数的優位で攻撃しているぶん、相手もパスコースがあまりなかったと思うので、自分はそのパスを狙うだけでした。そこでちゃんと取れて良かったです。

初めての90分間のプレーでしたが、体力的にはいかがでしたか?
最後は少し足が攣りそうになっていましたが、最後までチームのために出し切ろうと思ってやっていました。

マイボール時は相手のプレッシャーを巧みなターンでいなすシーンも多かったですが。
相手がプレッシャーに来ていることは周囲の声や自分自身分かっていたので、余裕を持ってやれていたと思います。球際では終盤に少し軽くなってしまいましたが、試合を通しては競り勝てる場面が多かったと思います。

持ち味の声出しの部分はいかがでしたか?
試合終盤は疲れもあって少し声が出せなくなりましたが、全体的に指示はできていたと思います。ただ、自分の指示がいらないぐらいみんなが良い動きだったと思います。

途中から同期の石浦選手が入ってきましたが。
あいつは緊張するタイプですが、自分も助ける余裕はなかったので、お互いに全力でやろうと話し合っていました。

今日の試合で出た良かった部分と課題を聞かせてください。
攻撃に関しては最後に純輝君へのパスがずれたぐらいで自分のミスでボールを奪われるシーンは少なかったと思います。これまでの試合ではそういうミスが出ていたので、それがなかったことは良かったと思います。課題は守備面で一発で外されてしまったり、相手のフォワードに簡単にパスを出されたところは修正したいです。相手の個人能力やパススピードなどユースとの違いは感じています。

来年に向けては開幕スタメンがひとつの目標になりますね。
個人としてはすべての試合に先発で出たいと思っていますが、そんなに簡単にはいかないと思っています。このオフ期間を通じて自分に足りない部分を伸ばしつつ、プレシーズンも意識して取り組んでいきたいです。

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