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MATCH試合情報

2022 明治安田生命J2リーグ 第9節 - 東京ヴェルディ vs ロアッソ熊本

マッチレポート

監督コメント

堀 孝史 監督

試合を振り返ってください。
今日は幸先よく先に得点を取れましたが、その後に失点を重ねてしまった部分がありました。そこはもう一度、見つめ直さないといけない部分だと思います。ただ、最後まで選手たちがゴールに向かってくれた、その姿勢は今後につながると思います。また、こういう試合をした後が大事です。しっかり選手と向き合って、次のゲームに向かいたいと思います。

熊本に内容面で上回られた部分についてどのように捉えていますか?
熊本さんの前への姿勢が強く、また運動量も多く、その部分で後手に回った部分があったんじゃないかと思います。

出足の部分で劣った要因についてはどのようにお考えですか?
ボールの近くに関しては、熊本さんが良い人数をかけている部分がありました。その戦い方に対応し切れない部分があったのかなと思います。後半に関しては攻撃の部分で持ち直した部分がありましたが、熊本さんはボールの近くに多くの人数をかけてくるスタイルで、その辺でいつもと違う感じのゲームだったかなと思います。

守備面で相手を捕まえづらかった要因はどのあたりありましたか?
映像を見て確認しないと分かりませんが、相手の組み立てに対してこう行こうと話していた中で、相手がうまくボールのところに人数をかけたところがあったと思います。

コンディション的な部分での問題は感じていませんでしたか?
連戦を終えてしっかりとコンディションは整えてきたので、当然蓄積したものはあると思いますが、そこは熊本さんも同じなので、そこに理由を求めることはあまり良いものだとは考えていません。

前半半ばの杉本選手の交代は腰の負傷が原因でしょうか?
ちょっと強く打ったみたいで選手から難しいという訴えがあったので、交代という形になりました。(軽傷の可能性が高い?)おそらく、大丈夫だと思います。ただ、先ほどのことなので、まだしっかりとは確認ができていません。

熊本のプレスを剥がす当初のプラン、前半うまくいかなかった中で修正を施した部分を聞かせてください。
熊本さんが前から来ることはわかっていたので、それに対して自分たちがこうやっていこうというものは準備していました。ただ、なかなかうまくいかないところがあったので、修正というか、異なるプランでボールを進めていくところをいくつか話しました。後半は前半に比べてうまくいったところはあったと思います。

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選手コメント

DF 16山越 康平

先制点のアシストを振り返ってください。
相手はマンツーマン気味で1対1だったので、相手の1枚を剥がせればチャンスになると思っていて、うまく突破ができて、(森田)晃樹にうまく合わせられました。決めてくれて良かったと思います。

クロスの精度が上がっている印象ですが、意識している部分を聞かせてください。
ゴールキーパーとディフェンスラインのところに速いクロス、逆にそこを相手が埋めていたら、マイナスに流すことを個人として意識しています。

前半は特に球際や運動量で下回った印象がありましたが?
前半から相手はマンツー気味にきていて、そこをうまく剥がせず、後半途中までその流れが続いてしまいました。自分たちがそこを修正できなかったことが、今日の敗因だと感じています。

後半途中から修正できた部分はどのあたりでしょうか?
交代で入った選手たちがもう一度前から行ってくれて、そこから相手の3バックに対してうまく自分たちのウイングの選手をあてることができたので、そこからうまく嵌っていった感触がありました。

今季初黒星となりましたが、次節以降に向けた修正のプランを聞かせてください。
負けた後の試合が大事だと思うので、この1週間は山口戦に向けて勝ち点3をアウェイで取れるようにやっていきたいと思います。

前半相手の守備に嵌められた中、背後へのボールにも対応されたところで、より難しくなった印象でしょうか?
それも一因です。あれだけ前から来られれば裏が空いてきますが、そこを自分たちがうまく使えなかったところが苦戦の要因だと思います。

今日の相手の守備を崩す上での改善点はどのあたりにありましたか?
最初はセンターバック2人とゴールキーパーのところでビルドアップをしていましたが、途中から自分が下がって3枚の形で相手を引き出しながら、流動性のあるポジショニングを一人ひとりが取れれば、もっとスムーズにやれたのかなと試合後に感じています。

新井選手やバスケスバイロン選手の個での仕掛けが流れを引き寄せる上で糸口になりそうでしたが?
相手がマンツーマン気味に来ていたので、そこで1枚剝がせればチャンスになります。こういう相手に対しては個で剥がすことが重要なので、(新井)瑞希やバイロンが入って剥がすことができていたので、パスだけでなくドリブルで剥がしていくことも重要だと感じています。

サイドバックでの新しいチャレンジに対して、手応え、プレーの幅が広がる実感はありますか?
サイドバックをやっていると、新たにセンターバックからこういうボールを受けるとやり易いということを感じることが多いので、逆にセンターバックに戻ったときに、サイドバックの気持ちも分かると思うので、そういった部分はプラスになっています。また、サイドバックでプレーすることによって幅も広がっていますし、そこは自信になっています。ただ、細かい部分の精度は低いですし、課題だらけなので、そこはもっと練習していきたいです。

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DF 32宮本 優

結果は残念でしたが、プロデビューを飾りました。率直な感想を聞かせてください。
最初はめちゃくちゃ緊張するのかなと思っていましたが、状況も状況だったので、すんなりと試合に入れたのかなと思います。

ビハインドを背負ってからの投入になりましたが、当初は同点のタイミングでの投入予定でしたか?
2-2のタイミングで入ろうと思っていた中での失点でした。負けている状況になってしまったので、点を取りに行く、その中で逆サイドからクロスが上がった場合、しっかりと中に入っていくようにという指示を受けて試合に臨みました。

後半の右サイドはバスケスバイロン選手のところで優位性があった中、そのサポートを強く意識していた感覚ですか?
基本的にバイロンは仕掛けることができるので、そのドリブルの邪魔にならないようにと考えていました。それにプラスして背後でボールを受けたり、中に入ってクロスを上げられるようなポジショニングを意識していました。

開幕9試合目でのデビューになりましたが?
自分自身、加入してから始めの方は試合に絡めるのか不安なところもあり、うまくいかないことも多かったです。それでも、少しずつヴェルディのサッカーを理解し、チームに馴染めている状況だったので、このタイミングで試合に絡めたことは良かったと思います。ただ、連戦において試合に出られなかった悔しさもあるので、そこはもっと周囲に認められる選手になれるように日々の練習からコツコツ努力を重ねていきたいです。

厳しいポジション争いの中でアピールポイントを聞かせてください。
まずは運動量のところはチーム内でも負けない自信を持っているので、そこを攻守両面でストロングとして出していきたいです。あとは後ろからのビルドアップの局面で個人的には運べる選手だと思っているので、自分で運びながら前にパスを付けるプレーでアピールしていきたいです。

逆に、個人としての課題を聞かせてください。
サイドバックのポジションは去年からやり始めてまだしっかりと理解していない部分が多少あると感じていて、その守備のところやディフェンスラインでのスライドといった部分は、監督からも課題だと言われています。そこの部分を理解しつつ自分の意図を持ちながら守備と攻撃の両方をできるようにやっていきたいです。

今日プロデビューを飾りましたが、今後の目標についても聞かせてください。
自分の中でまずは10試合に出場することを目標に掲げていて、どんな形かは分かりませんが、必ずチャンスはあると思うので、そのときにチャンスをしっかりと掴み取れるように日々の練習から努力し続けていきたいです。

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MF 7森田 晃樹

試合を振り返ってください。
前半、自分たちが守備のところで前から嵌めにいきたいと考えていましたが、後ろは少しリトリートというか、あんまり前からプレスにいくという選択をしていなくて、そこでのずれが少しあって相手に余裕のある形でボールを持たれてしまった感覚です。後半は途中からフレッシュな選手の投入で前からプレスをかけると、相手のビルドアップの質が下がった印象もあったので、前半の守備のやり方に関してはもっと全体で声をかけ合いながら修正したかった感じです。

今季初ゴールを振り返ってください。
コシくん(山越)はああ見えて攻撃的というか、突破力がある選手だと自分の中では思っているので、あのような場面でもコシくんは突破してくると考えてゴール前に入りました。足元に来たボールをうまく当てることができたという感じでした。

目に見える数字は今季より一層こだわっている部分だと思いますが?
個人的な問題として点を取ることができていなかったので、今日の試合で取れたことは素直にうれしいです。ただ、チームは負けてしまいましたし、もっとチームを勝たせる点を取りたいと思います。

前半は石浦選手が相手のアンカーの河原創選手を消しながら森田選手のところで3バックに制限をかける形が多かった印象ですが?
前からプレスにいきたい中で、デイフェンスラインと2列目の間で相手がフリーで簡単にプレーできる状態になってしまっていて、そこから相手に前向きでボールをつなげられる部分が厳しかったです。自分たちとしては、今まで通りに前からプレスにいきたかったです。フリーでやらせてしまっている部分で、自分たちが後手の形でプレスにいっても簡単に取れるわけではないので、もっと自分たちが主導権を持って守備にいきたかったなと思います。

ビルドアップの部分では相手のマンマーク気味の守備対応に苦戦した印象でしたが?
相手がマンマークにきている中で、相手に付かれた状態で中盤に落ちたり、背後への抜け出しを狙っても相手が付いてきてしまうので、そこはもっとポジションチェンジや流動的な崩し、より賢くスペースを使う動きが必要だったかなと思います。

大分戦の後半途中と同様に今日は最前線でのプレーになりましたが、周囲との連携を含めて個人としてのパフォーマンスはいかがでしたか?
僕自身も久々でしたし、(石浦)大雅とやるのも久々だったので、少し合わなかった部分はありました。そこは誰が出ても連携をうまくやるべきだと感じました。

後半途中からフロントボランチでのプレーになり、より快適な印象もありましたが?
一番前では相手を背負ってプレーしたり、今日に関しては特別ロングボールが多かったので、前向きな状態で横からのボールをトラップして仕掛けられる形は個人的にやり易さを感じていました。相手もマンマークでしたが、自分が右サイドにずっといるとマークに付かれますが、真ん中にいると付いてこないことを分かっていたので、そこを考えながらプレーしていました。

前半終了後に保坂信之コーチと石浦選手の3人で話し合っている場面も見受けられましたが、どのような話をされていましたか?
あそこは大雅と保坂コーチが話をしていて自分は話に加わっていたわけではないですが、一緒に話を聞きながら大雅がどんなイメージでプレーしていて、自分にどういうことをやってほしいのかなと考えながら聞いていました。

今季初黒星に加えて、追いつかれて逆転される展開は初めてでしたが、試合後の雰囲気はいかがですか?
去年もそうでしたが、逆転されたりビハインドの展開からの戦いは自分たちの課題で、この前の数試合では同点にしたり、逆転まで持っていったりして自信をつけています。そこまで悲観的にはなっていません。

今季初敗戦後の次節山口戦はチームにとってより重要となりますが?
負けた後の次の試合は全員が重要だと考えていますし、今日負けて悔しい思いをして課題も多く出ています。J2でずっと負けなしで戦うのは厳しいと思っていましたし、いかに勝ち点を取っていくかが大事なので、今出ている人だけでなくベンチにいる人、怪我している人や怪我から戻ってきている人を含めて、ここからチーム内での競争も激しくなってくると思いますが、次の試合で勝てるようにチームとして良い準備をしたいです。

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FW 27佐藤 凌我

投入前の流れをどう見て、何を意識して試合に入りましたか?
守備の部分で相手に好きに(ボールを)持たれてしまい、押し込まれる時間が長かったです。自分が入って前から追って、より自分たちの持つ時間を長くすることを意識していました。

ゴールシーンについて。バスケスバイロン選手からのパスを豪快に振り抜く形でしたが、あそこへのパスは予測していましたか?
出てきそうだと思いましたし、バイロンが打つにしてもこぼれ球にいけるように準備していました。良いところに置いてくれたので、思い切って振るだけでした。

その後にもチャンスもあった中、決め切ることができなかった要因は?
勝ち越された段階で、(新井)瑞希くんからの横パスでチャンスになったシーンが1回ありましたが、自分がボールを止めきれずにゴールラインを割ってしまいました。そういうところをしっかり止めて、決められるようにならないといけないです。まだまだ足りないし、しっかり練習していきたいです。

今季初黒星となりましたが、ここからどう立て直していきたいでしょうか?
リーグ戦42試合ある中で、こういった試合は必ずあります。ただ、こういう負けた試合を次に生かせるかが重要だと思うので、チームとしてしっかりと反省して次の試合で連敗しないようにしっかりと勝ち点3を取っていきたいです。

前半は特に球際や運動量で下回った印象がありましたが?
そういった部分で勝っていかないとダメです。球際、走るという部分で(相手を)上回らないと、より上の順位にはいけないと思います。そこはチームとしてしっかりと反省して、次の試合ではないように自分たちのサッカーができるようにしたいです。

同じタイミングで投入されたバスケス バイロン選手のようなアグレッシブな選手とプレーする上で意識している部分を聞かせてください。
自分で仕掛けられる選手なので、どのタイミングでボールが出てくるか予測するのは難しいところはありますが、そこは練習からこういうタイミングでほしいというような話はしていました。今日も入る前に、得点の場面と状況は違いましたが、中が見えたらクロスを入れるという話はしていました。そういったところを意識しながらプレーしています。

2-2に追いついてからは、バランスよりもあくまで勝ち点3を取りに行くという姿勢でしたか?
そうですね。あの時間帯は自分たちに勢いがありましたし、もう1点取れる自信もあったので、今日はそれが良い方向にいかなかったという感覚です。

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