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MATCH試合情報

2022 明治安田生命J2リーグ 第13節 - ファジアーノ岡山 vs 東京ヴェルディ

マッチレポート

コーチコメント

和田 一郎 コーチ

試合を振り返ってください。
勝てていない中で最善を尽くしてこのゲームに臨みましたが、残念ながら勝つことができずに非常に申し訳ないという責任を感じています。

前半の入りに関しては悪くなかったように見えましたが、そこから難しい戦いを強いられた要因をどのように捉えていますか?
相手の岡山さんがどうかは分かりませんが、前半自分たちの内容はそこまで悪くはなかったですが、自分たちの方が前半を終えた際の消耗度に関して少し余裕がなかったという部分がありました。そこで後半に入ってから少し間延びしてしまったり、距離が遠くなっているのは事実だと思います

後半から小池選手を左サイドに、新井選手を右サイドへ立ち位置を入れ替えた狙いを聞かせてください。
新井のドリブルの良さと(小池)純輝が内側の足(右足)を使うという部分。あとは相手に対して変化を与えるという意味で、一旦あの形にしました。

中2日で臨む次節の仙台戦に向けてトレーニングで意識する部分を聞かせてください。
一番は精神的にも肉体的にもリカバリーが必要なので、そこで少しでもリフレッシュしていくこと。あとはチーム全体でやってきているところで、バックアップの選手たちのコンディションを見極めてベストのメンバーを選んで挑んでいきたいと思います。

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選手コメント

MF 18バスケス バイロン

加入後初ゴールを振り返ってください。
(杉本)竜士さんがサイドに流れたときにクロスが来ると思い、外ではなくちょっと中に入ろうと思っていたら、良いボールが来たので、そこにうまく合わせてゴールを決められたという感じでした。

体幹の強さに加えて、ヘディングの技術も必要な難しいシュートだったと思いますが?
普段の練習からクロスにヘディングで合わせる練習をしていて、いつもは(加藤)蓮さんとかが左から上げてくれるので、試合が終わった後にも「練習の成果が出たね」という話をしました。ヘディングはそんなに得意ではなかったので、普段から練習しています。

どんなイメージでピッチに入りましたか?
途中出場はパワーをもたらさないといけないですし、本当は0-1の段階で入る予定でしたが、そこで2失点目をしてしまいました。それでも、点を取りに行くという強い気持ち、2失点してちょっと落ち込んで下を向いている選手が何人か見受けられたので、そこに声をかけながら、点を取りに行く上でどんどん仕掛けていくプレーを意識しました。何度かボールを失ってしまう良くないシーンもあったので、そこは反省しつつもう少し2点目に迫るような場面を作りたかったですが、負けたことが悔しいです。

投入後にチームのシステムも変わりましたが、求められた役割を聞かせてください。
サイドに張ってボールが来たらとにかく仕掛けて、左足でのクロスや抜いて右足でのクロス。あとは逆サイドにボールがあるときにはゴール前に入っていくことが役割だったのかなと思います。

前半はチームの戦いをどのように受け止めていましたか?
この前の試合に比べて元気もありましたし、攻撃では自分たちのやり方を信じてやるという話もあったので、何度か良いサイドチェンジはありました。なかなかシュートがなかったですが、守備でもボールを失った後に素早い切り替えでボールを奪い返したりできていたので、シュートは増やしたかったですが、守備に関しては悪くなかったと思います。ただ、後半に1失点してから立て続けに失点してしまったことが悔やまれます。

前節の試合後には悔し涙を流す姿もありましたが、今日の試合に向けてどんな気持ちで臨みましたか?
チームが苦しい中でアシストだけでなくゴールも狙っていかなければいけないと思っていました。その気持ちをもって臨んだ中、この前の試合も出ましたが、自分に疲れは全くないので、なるべく長い時間出られるようにして良いプレーをしようという強い気持ちをもって準備の段階から臨んでいました。

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MF 4梶川 諒太

試合を振り返ってください。
ピッチコンディション的に乾いたグラウンドで、そこはおそらく相手の狙いのひとつだったと思いますが、ロングボールで相手に少し押し込まれる形になりました。ただ、みんなが本当に身体を張って、もちろんボールを奪った後の繋ぐところなど課題はありましたが、みんなが勝利のためにプレーし続けていました。守る難しい展開になりましたが、それでもみんなが身体を張ってやり続けた前半でした。 後半はこの試合を取りに行こうという部分で入りましたが、もったいない失点の形で少しダメージをくらってしまいました。最後までみんなが点を取るために戦い続ける姿勢はあったと思います。僕自身はベテランというか、上の年代としてもっともっとプレーでも声でも示していかないといけないですし、ああいう若手の頑張りに刺激を受けながら自分自身成長するためにやっていきたいと思いました。

どういったプランで今日の試合に臨みましたか?
相手の前のかけ方が1枚で来るのか、2枚で来るのかというところ。基本的にはミッチェル・デューク選手が1枚で来ていたので、まずは1列目を剥がしていつものようにというイメージでした。久しぶりに後ろが4枚の相手だったので、しっかりと揺さぶりながら片方に固めて、逆サイドに展開していくのが有効ではないかなと思いながら試合に入りました。ピッチが乾いているというところで、逆に自分たちも裏のボールを使って少し長くなったとしても止まるので、そういう部分をもう少し使えれば良かったかなと思います。ただ、ボールを奪った後のところで、守備の切り替えは速いと思いますが、奪った後のボールを動かす際にボールを呼び込む動きや引っ張るための動きは課題として残ったと思います。

前半は相手のファーストラインを越えるのに苦戦した印象ですが?
思ったよりもボールが伸びてこなかったり、球足が遅くなる部分で相手のスライドが間に合ったりする感覚が強かったです。ただ、もう少しうまく揺さぶることができたとは思うので、もっと相手を走らせたり、もっと裏を狙うことも必要だったかなと思います。

ボールを奪った後の苦戦に関しては守備時に陣形を崩された影響が大きかったという感覚でしょうか?
一発のサイドチェンジであったり、こちらのスライドを動かされて自陣の奥深くまで行かれたところや、こちらが奪った後の攻撃のところで、相手の切り替えが速く、自分たちがなかなか剥がせなかったのが今日の前半でした。

前後半の入りは前からの守備、うまく押し込んでセカンドボールを拾って波状攻撃という良い形もありましたが、フィニッシュまで持ち込めない場面も目立った印象ですが?
後半は(相手に)蹴らせてセカンドボールを回収し、さらにこちらが裏へ蹴った際のクリアボールも回収してマイボールの時間は増えたと思います。奥深くまで行ってからのクロスの質や仕掛けの部分の質が上がれば、もっと得点に近くなるのかなと思います。結構クロスをフリーで上げるシーンも多かったと思いますし、そこまで押し込めていたところからの戻したボールに対してのシュートやクロスの質を上げていきたいです。得点シーンではシンプルに上げる形でしたが、あのようなシーンも増やしていく必要があります。あれを見せることでシュートのコースも出てくるので、最後の質をとにかく上げていきたいです。

後半途中から攻撃的な3バックへの変更がありましたが、点を取りに行く上で普段から持っているオプションのひとつですか?
色んなオプションを与えてもらっているので、あとは中の選手たちがそれをしっかりと理解しながら、どう攻めていくかという部分です。

チームが難しい状況の際にご自身のタスクが増え、それゆえにミスが増えるという印象もありますが?
そこは難しいですが、うまく役割を分散していく必要がありますし、個人としてやらなければいけない部分でもあり、そういった状況でもミスを減らしていく必要があります。そこは僕が伸びるというか、レベルを上げていく必要があります。

昨シーズンの未勝利が続いた状況に比べ、ここ数試合では勝てていない状況でもよりチームとして前向きに取り組めている印象ですが?
もちろん、勝てていない状況は苦しいですし、みんなでここを乗り越えようという中でやっています。ただ、本当に全員がチームのため仲間のために戦い、監督やコーチもファン・サポーターや応援してくれる人のために戦うということを常日頃から言われているところです。本当に下を向いている暇はないですし、みんながファイティングポーズを取るのをやめたら終わってしまう面があるので、みんなが今年はどんな苦しい状況においてもネガティブな状況になっていません。だからこそこの苦しい状況を乗り越えて、今までのヴェルディとは違うというところを結果で示したいです。

ここから短い準備期間で仙台、新潟と上位陣との5連戦の残りを戦います。そこに向けてどのような立て直しを考えていますか?
今日ここに来ていないメンバーも、本当に日ごろからチームのためにやってくれていますし、いつ誰がどこでチャンスが巡ってくるかは分からないという状況の中、どの選手も良い意味で危機感を感じながらプレーしています。本当に総力戦だと思いますし、準備期間は短いですが、やるべきことは変わらないので、とにかく目の前の試合に集中していきたいです。

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