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MATCH試合情報

2023 J1昇格プレーオフ 決勝 - 東京ヴェルディ vs 清水エスパルス

マッチレポート

監督コメント

城福 浩 監督

試合を振り返ってください。
まずは多くのファン・サポーターと昇格を喜び合えて本当によかったと思います。16年ぶりというのは自分には想像もつかない長さですし、重さですし、その間に味わった悔しさについて自分は分かりません。ただ、このチームを指揮するということはそれを背負ってやるということだと思っていましたし、自分の経歴を考えたら、ここに何しにきたんだと言われてもおかしくない状況で来ましたので、絶対にこのチームを上げるという覚悟でいました。 決して選手層の厚い、経験豊富な選手たちがいるわけではないですけど、チーム一丸となって、毎日毎日よい練習をして、特に今週のメンバー選考は本当に苦しみました。それぐらい彼らは目を輝かせて練習をしてくれて、その中で今日に挑めたのは、最後追い付けた要因かなと思います。とにもかくにも、多くのファン・サポーターの後押しがあって、彼らと一緒に喜べ合えたことはよかったです。

1点ビハインドの状況で相手の堅い5枚の守備ブロックを攻略するプランはどのあたりと考えていましたか。
最後の1分を切る状況になれば、もちろんパワープレーも選択しましたが、それは我々らしくないですし、我々は辛抱強く幅を使って回しながらペナの中に入っていく。これを繰り返して今シーズン勝ち点75を取ってきたので、そういうメンバーを最後に選んでピッチに送り出しましたし、中盤で戦うところ、しっかりと我々が回しながら入っていくところをやり抜いたことで最後PKを得られたと思っています。やり方を変えないということが大事だったと思います。

キャプテンを務めた森田選手の今年1年の仕事ぶりについて聞かせてください。
このチームは毎年主力が流出しています。去年も私が就任してから夏に2人、冬に4人のレギュラーがいなくなりました。もちろん彼も大きな選択を迫られた冬でした。なぜならこのチームではそれが当たり前だからです。シーズンが終われば主力がいなくなるのは当たり前で、ただ彼は残る決断をした。彼のキャラクターからすれば、おそらくキャプテンに任命されるのは、到底考えられなかった、想像できなかったと思います。そのなかでこの1年一緒に格闘してもがいてきて、辛抱強く積み重ねてきて最後に彼と昇格を勝ち取れたことは、言葉では説明できないものです。

昇格に導くゴールを決めた染野選手についても聞かせてください。
このチームは非常に若いチームで、今日のスタメンの平均年齢が25.09だったと思います。時には24歳代になる、非常に若いチームです。もちろんポテンシャルがあり可能性があってこのチームで出場機会を求めて来ていますが、彼らが自覚を持つようになったのは、このチームのベテランの姿勢だと思います。今日も最後にロッカーアウトの前に奈良輪に対して、プロで何年やったかと聞いて20年ぐらいですかねと返ってきた。こういった場に何度立ったか、今日で2回目ですと答えた。彼らはそれだけ得難い機会でピッチに立たせてもらっているということです。そして、そのベテランの練習場での姿勢です。奈良輪の言葉はおそらく重く響いたと思いますし、毎週のことですが今週18人を選ぶことは本当に難しかったです。誰しもが目を輝かせてベテランも練習から身体を張って練習し、それでも18人に入れない。ピッチに立てない。その重みを染野たち若い選手たちが感じる。それこそが成長であって、ただ試合に出るから成長するというものではなく、このチームのベテランは非常に大きな存在だったと思います。

2012年の甲府時代に続く自身2度目のJ1昇格となりました。あのときと今でどういった心境の違いを感じられていますか。
まずサッカーがすごく変わってきているという部分があります。もうひとつはチーム格差、編成費にかけられる費用の格差が当時と今では格段に違います。トップの2、3チームにプラスして5チームぐらいのセカンドグループまでとそれ以外が、当時と比較にならないぐらいに差があります。それは実際にやっていてというか、去年の冬の移籍の獲得合戦から、正直全戦全敗だったので、これぐらい格差があるのか、今はそれぐらいの格差があるなかでJ2ではやるのかというところで、正直驚きました。ただ、その格差ほど選手の差はないと自分は踏んでいたので、ひとつひとつ積み上げていければ必ずチャンスはあると思っていましたし、そういう意味では当時の本命は湘南さんや千葉さんだったと思いますが、今年の大本命のトップ5ぐらいの編成費用にかけられる格差は比較にならないです。 もちろん個人としてJ1でやりたい気持ちはありました。(昨年の)冬にヴェルディさんから話があってそのときは断りました。自分がヴェルディに行けるわけはないと思っていました。ただ、夏にもう一度オファーを頂いたときには東京ダービーを再現できれば、またJリーグが盛り上がる。Jリーグは盛り上がらないといけないですし、今は若手がヨーロッパに行って空洞化が起こっているなかで、Jリーグをどうやって盛り上げるのか、それに対して自分がどれだけ寄与ができるのか、少なくとも僕は400メートルのトラックの第2コーナーを走っているわけではなく、第4コーナーに差し掛かっていると思っているので、これからサッカー界、Jリーグに対してどういう貢献ができるのか。その覚悟を決めて夏に受けました。おそらく結果を出さなければ、あそこから来たからだろうと言われることも覚悟していました。でも自分はこのクラブがJ1に上がれば、必ずキラーコンテンツになる、必ずJリーグがもう一度盛り上がる。それに寄与できると思っていましたし、なににもましてヴェルディですから、このヴェルディがもう一度日本一を争えるチームになるということは、こんなに素敵なストーリーはないと思っています。

これまでのキャリアを通じて高い志を持ったサッカーを志向してきましたが、このチームでそういったものを見せたいと思った動機を聞かせてください。
前々日の会見で今季の目標を全然言わなかったと指摘されました。昇格の単語も勝ち点も言わなかったのはなぜですかという質問をされたとき、それは予算規模に関係なく目指すサッカーをやり続けることが、昇格というか自分たちが立ちたいステージに到達する近道というふうに思っていたので、相手チームの対策や目の前の勝利に勝つことは大事ですが、ヴェルディがどういうサッカーをするのか形容されるようなチームにすることが大事で、そうなれば必然的に我々が望むステージに上がっていけると、それを信じてきました。あとはおそらく春先に我々が昇格すると話せば本気で聞いてくれるメディアの方は一人もいなかったと思います。そういう意地もありました。なのでとにかく我々が目指したいサッカーに近づいていく、勝敗やメンバーがどうであれ、その姿勢こそがチームにとって不動のものをもたらすというふうに今も思っています。ちなみに第4コーナーはまだ僕はバトンをもらったばかりだと思っていますし、ゴール前ではないと考えています。

天皇杯でFC東京に敗れた際、次はJ1の舞台でリベンジしたいと話されていました。あらためてJ1でFC東京とのダービーマッチが復活するという意味について聞かせてください。
その試合だけにフォーカスしているわけではなく、自分のキャリアから考えると、なんで緑でやるんだという状況において覚悟を持ってオファーを受けた。ただ、ダービーがリーグ戦で今日のような人数のお客さんが入るようなJリーグにしたいと思いますし、とにもかくにも我々が目指すものを目指し続けないとエレベータークラブになってしまうと思います。それぐらい我々の今の予算規模を考えれば楽観視していません。ダービーがあるから楽しみだなどと言っていられないと思いますし、もうすでに来年の準備をしなければいけないですし、始まっていると思っています。

8月の岡山に敗れて以降、無敗のままシーズンを終えて昇格を勝ち取りました。あらためてチームマネジメントについて聞かせてください。
週明けに全員がその週末のメンバーに入りたいとやっています。その質や競争力を高めることが一番大事で、それが火曜日から水曜日、木曜日と進んで試合前日の土曜日になったら落胆するんですよ。なぜなら本気でメンバーに入りたいと考えて練習するので、次の週にはまた希望を持ってみんなが練習するわけです。その練習の質と競争力がなによりも源であって何かをやったからマネジメントできるとか、何かをやったから人の心をなだめられるとかそういうものはないです。とにかくあの18人に入りたい、それをフェアにジャッジしていく。だけども人間なので落胆することはありますが、そこからもう一度這い上がらせるということは私の力だけではできないです。最高のスタッフがいないと、とてもカバーできないです。

久々の昇格争いのなかで経験の少ない若いチームに厳しい争いをイメージさせるのは難しかったと思います。
これはチームの外に向けてだけではなく、中に対しても目指すものがある。その延長線上で3位に終わったという事実がある。昇格プレーオフの千葉戦だから何か特別な準備はしていないです。今回も清水だから特別な準備というものはまったくしていないです。我々の目指すハイラインで相手陣でサッカーをしてボールを動かす。即時奪回して人数をかけていく。これはもちろん相手が違うので、力の差によって思うようにいかないときもありますが、これをどのようにしていくのかだけにフォーカスしてやってきたので、プレーオフだからといってなにか心の準備や生きるか死ぬかだとか、そういうようなイメージの伝え方は一切していないです。

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選手コメント

GK 1マテウス

昇格を決めた率直な思いを聞かせてください。
今はいろんな感情が混ざっていて言葉に表すのは少し難しいです。自分がここに来て4年目で、ここに来たときからずっと掲げてきた目標を今日達成できたことをうれしく思います。もちろん長いシーズンが終わって今日は喜ぶべきですが、J1に行くということは休暇中も全選手が準備する必要があります。16年前にチームが昇格したときも1年で落ちてしまうと、今日の喜びは何の意味も持たなくなってしまうので、それを全員が理解してここから準備をしていきたいです。

染野選手のPKの場面ではどのようにされていましたか。
(緊張で)気分が悪くなっていました(笑)。本当にどの選手もやるべきことをやってくれたと思います。

PKで1失点したものの、あらためて今季のヴェルディの守備の堅さを表現する試合になりました。
自分が加入してからヴェルディはどうしても失点が多いチームのひとつだったと思いますが、城福監督が来てからしっかりとディフェンスの部分が強化され、もちろんスタッフの働きもそうですが、試合に出ている選手、出ていない選手を含めて練習からそこを全員が意識してできていたことが、この結果につながったと思います。

昇格を決めたことで自身の昇格プレーオフを含めたリーグ全試合フル出場の価値が大きなものとなりました。
ヴェルディの歴史に今日この試合に関わったメンバーが名を刻めたことは率直にうれしいです。クラブハウスに飾ってある記念写真はすごく昔のものが多かったので、自分たちがそこに新しい歴史として刻めればうれしいと思います。

選手、スタッフを含めて今季のゴールキーパーユニットは素晴らしい仕事を果たしました。
まずはキーパーコーチを含めて自分以外の出られなかった3人。キーパーは1人しかプレーできないなかで自分が全試合に出場したイコール、出られない選手が3人いたという意味になります。そのなかで自分としては他の3人の選手が練習でまったく手を抜くことなく毎日やってくれたことによって全体のレベルが上がったと思います。白井さんや途中から参加したエノさん(強化部の榎本達也氏)というキーパーコーチの手伝いもあったなか、自分たちでもどうすればいいのか日々コミュニケーションを取りながら改善してきました。あとはゲンタ(岩打通訳)も通訳以上の働きをしてくれましたし、みんなに感謝しています。

15年ぶんの想いを乗せて応援してくれたファン・サポーターへの想いを聞かせてください。
もちろん自分が来た4年間以上の期間でヴェルディを応援してくださった方々は、どんなときもクラブから離れることなく応援してくれて感謝しています。自分以上に苦しんだシーズンもありましたし、こういう瞬間を一緒に分かち合えたことを本当にうれしく思います。このJ1昇格はそのファン・サポーターに向けたひとつの恩返しになったと思います。ここから自分を含め今いる選手。これから入ってくる新しい選手を含めて、またこのクラブを大きなクラブにしていけるように頑張っていきたいです。

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DF 3谷口 栄斗

昇格を決めた率直な思いを聞かせてください。
まだ実感はないですが、言葉で表すことができないぐらいのものを手にできたと思っています。

個人としては今季初めての清水との対戦となりました。
J1に行くのであれば、ああいったタレントの選手と対峙しなければいけないというのは当たり前のことなので、今日はそこを意識して臨みました。乾選手が自由に動くぶん、自分たちの味方が絞ったときにサイドが空いてしまうことは仕方ない部分がありました。ただ、クロスの対応は1年間積み上げてきた部分だったので、しっかりと対応できました。

後半は失点直前に相手が並びを変えていましたが、その変化への対応のイメージは?
自分たちがよりボールを持つ展開となり、自分たちがやりたいというか特徴が出る展開になっていたので、しっかりとボールをつなぐことだったり、取られた後の切り替えは今年1年間積み上げてきたので、それが出たと思います。1失点した後に相手がやり方を変えてきたので、そこまでピンチというピンチはなく自分たちの失い方の問題でピンチになる場面もありましたが、そこはリスク管理もしていましたし、相手がそこまで寄ってこないという部分もあってそういう展開になりました。

後半は攻めあぐねている印象もありましたが、ピッチ内での感覚はいかがでしたか。
自分たちはサイドからの攻撃が特徴的ですし、まずは相手を広げることが大事になってくると思っていました。そうすることで間も空いてくるという感覚はありました。

染野選手のPKが決まった場面や試合終了直後には感情的な様子も見られました。
僕たちはレギュレーション上、同点に追いつくことができれば優位に試合を進められるので、少し込み上げてくるものもありました。

試合終了後に森田選手に駆け寄っていました。
彼のハンドでPKを与えてしまってサッカーの神様は本当に残酷なことをするんだなと試合中に少し思っていました。ただ、追いついたことで(森田)晃樹もすごく安心したと思いますし、晃樹がキャプテンでJ1昇格を成し遂げることができて本当によかったです。自分が言うのもなんですが、本当にたくましくなったと思います。

城福監督から試合後のロッカールームではどんな声掛けがありましたか。
覚えていないです(笑)。ただ、「お前ら最高だ」と言ってもらえました。

今後J1で戦っていくうえで、今日は引き分けではなく勝ちたかったという気持ちもありましたか。
勝ってしっかり決めたかったというのが正直な気持ちです。ただ、昇格を掴むには引き分け以上という条件だったので、そこはもうよかったなと思います。

16年ぶりの昇格を勝ち取ったことについて聞かせてください。
僕たちはタイミングよく昇格の場に立てただけで、この15年にはいろんな歴史があって僕がジュニア時代には経営危機でクラブ存続できるかできないかの瀬戸際でしたし、その経営危機以外ではJ2で15年戦ってきた選手や監督、スタッフ。いろんな人の苦労があったからこそ今日僕たちがこのタイミングで昇格を掴み取れたので、そういう人たちに対する敬意を示さなければいけないですし、そういう人たちの苦労があったからこそこういう大きな喜びを味わうことができたと思います。 今シーズン開幕から徐々に観客が増えたなかで今日は5万人を超える観客がスタジアムに集いました。 ちょっと感慨深いものがありますし、少し言葉で言い表すのは難しいですが、自分たちが1年間やってきたことが、そういったところに表れたことはよかったと思います。試合中はそこまで意識しませんでしたが、入場のときは素晴らしい雰囲気を作ってくれたので、感謝していますし、素晴らしいファン・サポーターとともに歴史を動かせてよかったです。

クラブにとって重要な場所でもある国立で新たな歴史を刻みました。
昇格を達成できましたが、本当の勝負はこれからだと思います。クラブとしてもう一度気を引き締めていきたいです。

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FW 27山田 剛綺

プレーオフ準決勝に続き決勝の舞台でも先発の機会を与えられ、攻守に奮闘しました。
前からの守備やボールを収めるところは自分が得意としている部分でもあるので、そこは自信を持ってやれてよかったです。

試合を通しては全体的にボールを動かす部分で苦戦しました。
この舞台でワンプレーで結果が変わってしまうというなかで、普段感じているプレッシャーよりも相手のプレッシャーを速く感じてしまうというか、少しミスを恐れてしまう部分がありました。普段なら見えているスペースがなかなか見えなかったり、普段ならトラップできているところでも緊張からできなかったり、コンビネーションでも相手が来ているという声が聞こえなくてパスミスしてしまうところもありました。そういう部分を含めて1年目からすごくよい経験をさせてもらえましたし、ヴェルディに感謝したいです。

PKで1失点はしたものの、前半を中心に簡単にゴールを許さない堅さをこの試合でも見せました。
自分たちの守備の堅さには自信を持っていましたし、はね返した後に相手の二次攻撃をさせないために自分がひとつ前で起点を作るなど失点しないとは思っていました。個人としては二次攻撃、三次攻撃をさせないことを意識しながらプレーしていました。

ベンチからPKの場面、試合終了の瞬間を見守りましたが、どんな気持ちでしたか。
PKのときは「頼む、決めてくれ」というそれだけでした。勝った瞬間はいつもの試合に勝ったのとあまり変わらない感じで、J1昇格という実感があまり湧かないというか、これから湧いてくるかもしれませんが、「これでJ1や」という感じではなく引き分けでしたが、試合に勝てたという感覚でした。

プロ1年目は設定された目標には届かなかったものの、チームのJ1昇格に貢献する充実の1年になりました。
得点やアシストという部分では自分が目標にしていた2桁得点に届かなかったです。リーグ戦では3ゴール3アシストに終わりましたが、もっと取れると思っていましたし、取らなければいけないと思っていました。チームが勝つために走る、守備をやるという部分は今年1年すごく勉強になりましたし、チームが勝つためにプレーすることの大切さを改めて実感しました。来年はゴールを決めることもそうですが、相手のレベルが上がるという部分でより一層守備のところでも頭を整理し、来年に向けてしっかりとやっていきたいです。

来年は今日のような相手と戦っていくことになりますが、あらためて来季に向けて改善していきたい部分を聞かせてください。
やっぱりゴール前の質やボールをもらうところや扱いの部分、すべての基準がまだまだ足りないと思うので、そこを見つめ直して来年に向けてやっていきたいです。

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FW 39染野 唯月

昇格に導いたゴールを振り返ってください。
点を決められてホッとしていますし、あの場面で蹴れたことがよかったです。コースがよかったのかなと思います。

あらかじめPKキッカーは決まっていたのでしょうか。
いや、ファウルも自分が取ったので自分が蹴ろうと思って蹴りました。

PKを獲得した背後への抜け出しは狙い通りの形でしたか。
常に背後は狙っていたので、それがうまく自分のよい形に持っていけたのかなと思います。

試合を通しては厳しい戦いになりました。
1試合通してチーム全体で粘りながら試合を進められましたが、あのワンシーンが失点につながってしまいました。そこで全員が気持ちを切らさずに最後まで戦えたと思います。

プライベートでも仲がよい森田選手から試合後にどういった声掛けがありましたか。
本当にありがとうという言葉を伝えられました。

森田選手は今日の試合を含めてキャプテンとして大きな責任を背負って今シーズンを戦い切りました。
本当にいろんな責任を背負ってきましたし、いろんな想いがあったと思います。それは自分たちが一番理解していたので、J1に連れていくことができて本当によかったです。

2年連続の途中加入という覚悟を持ってこのクラブに来ました。あらためて昇格を達成した意味を聞かせてください。
今まで自分はヴェルディをJ1に上げたかったです。そのために来たので、それを成し遂げることができてよかったです。

町田戦の2ゴールに続き、再び国立の舞台でゴールを決めました。
自分は本当によいイメージで試合に臨めましたし、それで点を取ることができたのは自分にとってもよい仕事ができたと思います。

今季の開幕から徐々に観客が増えていったなか、今日は5万人を超える観客がスタジアムに集いました。
今年自分はヴェルディに再び加入する前から試合を見ていましたが、そこでどんどんファン・サポーターの数が増えていくところを実感していました。このヴェルディに携わってくれている方々に感謝したいです。

大きな舞台でのゴールにこだわってきたなかで、あらためて今日のゴールはご自身のキャリアにどんなものを与えましたか。
このゴールは通過点だと思っています。これからもどんどんゴールを決められればと考えています。

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