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MATCH試合情報

2024 明治安田J1リーグ 第15節 - FC町田ゼルビア vs 東京ヴェルディ

マッチレポート

監督コメント

城福 浩 監督

試合を振り返ってください。
完敗でした。3千人と聞きましたけど、こんなに多くのファン・サポーターが来てくれたにもかかわらず、彼らに本当に悔しい思いをさせてしまいました。勝敗が決するようなゴールが入っても、まだ声援を送ってくれた彼らに申し訳ないと思っています。今シーズンはこの歴然とした差をどう埋めていくかというところが、我々のやるべきことだなと思います。(相手の)インテンシティの高いときにどんなサッカーをするのか。つなげるようになったときにシュートまでどう持っていくのか。そこは前半も後半も足りなかったですし、何よりももちろん個の差はあるといえども、最後の一対一のところでの粘りであったり、そういうところで負けないことは、本当に基本中の基本で我々が大事にしていて、そこが緩んだら、J1では勝負できない。もちろん選手に疲れもありますが、そこのところは真摯に受け止めて次に向かいたいと思います。このチームにとって今一番の課題は競争の部分です。高いレベルで競争した選手がピッチに出ていくという意味で、そこの問題が今回の試合で露呈したと感じています。しっかりチーム内競争力があるチームにして、この大敗を次に活かしたいと思います。

両サイドを破られるなど守勢の入りに関してどういった問題点がありましたか?
まずはじめに私に問題があったと思いますが、入りはすごくよかったと思います。ただ、我々が用意してきたフリーキックで、本来蹴るはずではなかった選手が蹴った。我々が準備した状況よりも違うもの、そういうものを引き出してしまったという部分で、コントロールがきいていなかったです。そこからちょっと相手に勢いが出て裏を突かれてしまいました。おそらく、入りの5分ぐらいまでは非常にいい入りをしたと思います。(相手が)裏に来るのもわかっていましたが、失点の場面を含めてボールが(ラインを越えて)出たのかなと思ったら出ていなかったりだとか、ちょっとした油断があったと思います。相手のスローインのところで、我々に準備をする時間があったにもかかわらず、ボールホルダーへの対応も中のマークもできていなかった。我々が準備してきたところでアラートにできなかったところの原因をしっかりと検証したいと思います。もちろん、プレーを断ち切るのと同じようにマイボールにもしなければいけない。あの失点までずっと相手にボールを持たれて自陣から抜け出せないような状況がありました。今回の負けというのは、もちろん戦い方というのはこういう状況になることは予想通りでしたが、こういった形になってしまったのは準備の仕方の反省とやはり競争力。今日は普段競争がないと思われるポジションの選手がよくなかった。これは我々が抱える問題で、チーム内競争というところが、J1を戦っていくなかで絶対に必要なものだと改めて感じました。

ボール保持の際に相手の圧力を回避するためにどういった工夫が必要でしたか?
しっかり映像で見直してみないと何とも言えませんが、相手が前から来ているということは相手の最終ラインの裏だけではなく、中盤でも空くスペースがあります。そこをうまく使うには、ボールを受ける選手と出す選手の両方が直前で判断を変えるようなボールの持ち方が必要です。そこがうまく使えずに、最終ラインのマーカーを引き連れる形になると、ずっと相手の攻めを受け続けることになる。前半は少し立ち位置を変えて前から相手が奪いに来た際に、空く中盤のスペースをうまく使いたかったのですが、ちょっとそこを使い切るクオリティが我々にはなかったです。そこの勇気がなかったというか、自信がなかったです。自信を持ってやれるレベルでなかったところは自分の反省です。

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選手コメント

DF 4林 尚輝

試合を振り返ってください。
完敗です。相手の強度ややりたいサッカーというものに自分たちが対応し切れていなかったというところが、ひとつの要因だと思います。

前半から難しい展開を強いられました。
立ち上がりの入りは悪くなかったと思います。立ち上がりのところは意識して入ったぶん、悪くなかっただけに途中から失点して、ラインのところを上げ切れなくなっていたところや、対人の部分、あとは笛のところというのを自分たちがもっと理解して戦わなければいけなかったですし、そういう意味で相手の方がひとつ上手だったのかなと思います。

前半は特にボールを持った際の前進で苦戦しました。
相手も先に得点をしていたので、前から行く必要性というのはなくしっかりブロックを作られた状況でした。センターバックとボランチのところのあの四角形のところを崩せなかったので、サイドからの攻撃を意識しましたが、それが効果的だったかというのは自分たちも反省が必要です。(後ろを)3枚にするというシーンもありましたけど、それもどういう狙いを持ってというところをチームとして認識してやらないといけないと思うので、ただボールを動かしてしまっているというシーンが多くなってしまったかなと思います。

これまでの追いついてきた経験を活かして臨んだ後半の戦いについて聞かせてください。
もちろん自分たちは2点、3点を追いついた試合がたくさんありますし、全然追いつけるという気持ちはありました。最初は(後ろ)4枚で回していたところを、後ろが3枚になるというのをもう少し明確にして、あとは綱島を右サイドにして、ある意味で右上がりな状況を作ろうとして入りましたけど、失点を重ねてしまって難しくなってしまったかなと思います。

相手のリスタートでの揺さぶりへの対応はいかがでしたか?
町田さんのよさというものを思う存分に出されてしまったと感じています。失点シーンもロングスローからこぼれ球をボレーで打たれたり、クロスからの攻撃が、しっかり強さのある選手が中で構えていているという状況で、ある意味ここで差があるなと正直に感じました。これを乗り越えないとJ1では戦っていけないですし、だから町田さんは今上位にいると思います。相手にとって嫌なことをするというところは、すごくそれができているチームだなというふうに思いました。ディフェンスラインとしては上げた方がいいのか、下げるべきなのか。早く下げた方がいいのかなというときもありましたけど、途中から下げたときにしっかり手前も使われるシーンというのもあったので、これが相手が守りにくくしている要因なんだなというのは、自分たちがピッチに立って思い知りました。その共通理解というか、どうやっていこうだとか、どこにポイントがあるか、というのは本当に明確なチームだなと思います。

12戦ぶりの敗戦となりましたが、負けていなかったここ11試合のなかでもあった課題の部分が浮き彫りになったという印象もありますか?
ひとつずつ失点して、学んでいくみたいな感じでしたけど、今回は5失点してしまっているので、そこはもう反省せざるを得ないというか、変えていかないといけないというのは感じますし、甘さがあったというのはその通りだと思います。

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MF 7森田 晃樹

試合を振り返ってください。
完敗です。攻撃のところもそうですけど、守備のところに関してはオ セフン選手のところの起点だったり、サイドのスペースを使うところの徹底という部分で、起点を作られて攻撃をされていたというのがあります。攻撃のところでも染野選手と木村選手のところが警戒されている中で、もっとやりようがあったなと思います。具体的に言うと中盤の部分で、僕のところで真ん中にいるのではなくて、もっと相手を迷わせるポジションを取れれば、サイドハーフに出せるパスも多くなったのかなとか、そういう反省はたくさんあります。

後半に入って少し縦パスの数も増えていきましたが、前半は相手の圧力で難しかったですか?
齋藤選手が入ってきて、中盤の選手がボールをピックアップするような場面が増えて、相手の間に立ったりしながら相手を迷わせながら、うまくサイドハーフのところにボールが出せたなかで、やっぱり自分たちがそこからもらって縦パスというのは後半に入ってから何本もあったので、そういったところを前半からもっと自分中心にチームとしてやれればよかったなと思います。僕自身はそんなに相手のプレスのところも全然苦しくはなかったのですが、中に堅い守備があるので、どうしても縦パスが入った後もなかなかチャンスまで持っていけなかった印象はあります。

12戦ぶりの敗戦となりました。
負けてすごく悔しいです。難しいですが、チームにとって本当に今日の試合がターニングポイントというか、町田さんは今上位にいますし、リーグ戦だと次は神戸との試合もありますし、そういう上位にいるチームはこれぐらいやるんだというのは、チーム全員がわかったと思います。これをきっかけにチーム全体としてもっと意識を高めてやれたらいいなと思っています。

試合後に城福監督からどんな声かけがありましたか?
本当にこの結果をチームとして受け止めるところと、これからどれだけ町田さんとの差を埋められるか、というところをしっかり反省しながらやっていこうという話でした。本当にカップ戦もすぐにありますし、試合は続いていくので、下を向かずに前を向いてやろうと話していました。

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MF 23綱島 悠斗

試合を振り返ってください。
結果を見れば、すごく悔しい試合というのが正直なところです。もっと改善するべき点はたくさんありましたし、逆に伸びしろがすごくあるなというのも感じました。

後半は右サイドバックでのスクランブル起用となりました。
トレーニングでもやっていなかったですし、この試合がプロになって初めてのサイドバックでした。でも、自分は中学2年までサイドバックをやっていたので、そこのイメージを持ちながらというか、相手を見て自分たちの形を変化させることは、ボランチも含めて変わらない部分もあるので、そこのところは常に距離感というのは意識して臨みました。(どういった指示があったか?)まず思い切りやってほしいというところがひとつあって、自分が幅を取ったときにも攻撃参加を積極的にしていいという話もありました。スカウティングで2列目、3列目からクロスに入っていくとチャンスになるという話もあったので、そこのところは意識して入りました。

前半はオ セフン選手との空中戦の競り合いという部分が最も求められたタスクのひとつでした。
なかなか自分が経験したことのない強さがありましたし、自分が上に行くためにはああいった選手にもやっぱり勝たなければいけないと思います。身長がどうとか、経験がどうとかというのは全く関係なくて、試合の中で改善して彼に勝つ術を試合中に見つけられればよかったかなと思います。初めて彼と競って、おそらくプロに入って一番強かったと思います。自分の見えないところから入ってきますし、自分の感覚ではこれは勝ったなと思ってもそらされたというシーンもあったので、そこの競り方は相手が1枚上手だったなというのは感じています。そういった相手に対しては先にジャンプするというのは大切だと思いますし、先にジャンプしたら自分の方が先に触っていたシーンもありましたが、そこで前にはね返すのは自分の伸びしろだなと思います。

前半は特にボールを持った際の前進で苦戦しました。
自分たちの4バックに相手は前線の4枚で対応してきていて、2トップが(森田)晃樹のところをうまく消しながらボールに来ていたので、引き出すのに対しては、チームの中で探りながらやっていた部分があったので、そこのところは最終ラインの形を少し変形させたりとかも、チームの中で出ていたので、そこは改善できる点だと思います。

前半はサイドで背後を取られるシーンが目立ちました。
危険なエリアに相手はどんどんボールを入れてくるわけですし、オ セフン選手が膨らんで入ってくることはわかっていたので、自分としてはそこをケアしながらというイメージでしたが、バイタルエリアが空いてしまったのが問題だったので、そこは改善しなければと思っていましたが、なかなかうまく改善することができなかったことが悔しいです。

個人としてはいろんな役割をこなしながらのフル出場となりました。
フル出場できたことはすごくよかったとは思いますが、そのぶん課題がたくさん見つかったので、そこはプラスに捉えたいです。もっとチームを勝たせられる選手になるために何が必要なのかというのは、自分の課題を克服するとともに見えてくると思うので、そこのところは常にトレーニングをしっかりやっていきたいなと思います。

今後のターニングポイントになり得る厳しい敗戦となりました。
この敗戦というのは忘れてはいけないと思いますが、この敗戦を引きずって次の神戸戦もずるずるといってしまうことが一番避けたいことなので、選手はこの経験を活かしながら切り替えて、次に向かっていくしかないと思います。中2日でルヴァンカップもありますし、そこでまたチームが勝利して勢いに乗っていけたらなと思います。

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