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MATCH試合情報

2022-23 Yogibo WEリーグ 第8節 - 日テレ・東京ヴェルディベレーザ vs マイナビ仙台レディース

マッチレポート

監督コメント

竹本 一彦 監督

今日の試合を振り返ってください。
新年明けましておめでとうございます。 2023年最初のリーグ戦だったのでもちろん勝ち点3を取るプランで試合に入りました。前半はご覧のとおり、攻めあぐむというか1点が奪えませんでした。後半も同じような展開になり、チームとしてはとても残念な内容、結果になり、とても反省をしないといけないところです。 今日、会場の西が丘に足を運んでいただいたファン・サポーターの方、チーム関係者、応援していただいている方に勝利を見せられなかったことが残念です。 皇后杯があり、広島と試合をしますので、こうした試合にならないように、1点を奪ってしっかりと勝ち切ることができるようにしたいと考えています。リーグは少し中断するので、皇后杯に向けてこの教訓を活かせるようにしたいと考えています。

攻め続けても得点がないというところは、これまでのあえて黄金時代というが、大野忍さんなどがいたときと比べてどんな違いがあるか?
今の植木選手や小林選手、藤野選手は、タレント力としては持っていると思っています。チームを勝たせていくという自信。パスワークだけでは点は奪えないですし、個人技でもっと自分がゴールを奪うという強い気持ちを持ってほしいと思います。3人それぞれに良いものがあります。試合の中でどうやって相手と駆け引きをするか。特にキーパーとの駆け引きでは、今日の松本さんは当たっていたということもありますが、そこも頭に入れてシュートを打つという部分がまだ足りないと思います。 大野さんは性格も知っていますが、相手からしたらとても嫌な選手です。常に相手の裏を取り、隙を見せたらすぐに嫌らしく突いていきます。それが世界一につながっていると思います。こういったところが、まだまだ正直すぎると思います。彼女たちともそういう話をしながら、改善できるところを改善したいと思います。

後半途中から植木選手を左サイドで起用した意図を教えてください。
菅野選手は足もとの技術がとても高いので、そこでボールをおさめることによって、中央からの展開を考えました。植木選手のヘディングの高さや守備のときの力強さといった良さを活かしたかったです。左サイドの北村選手も良いスピードを持っているのですが、植木選手のサイドでの突破力を活かしたいと思って左サイドで起用しました。

ベレーザとしてこういう試合を勝ち切るために必要なことは?
セットプレーです。コーナーキック、フリーキックと練習をしていますが、ゴールを奪い切れていません。PKもありましたが、しっかりと決め切る。そこを逃していたら勝てる試合も取れない。スローインやキックオフのパターンもそうですが、みんな惜しいところで終わってしまっています。そこをゴールに繋げられるように改善したいと思います。

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選手コメント

DF 3村松 智子

試合を振り返ってください
相手が前から来ると予想していましたが、前半からブロックを敷かれ、そこを崩せなかったことが今日勝てなかった要因かなと思います。終始ボールを持って試合を支配できた中で、得点が遠かったです。こういった試合はサッカーではよくあることなので、相手のブロックをどう崩すかということをもっと全員が真剣に取り組んでいかないといけないなと思います。

今季、得点が遠い試合が数試合ありますが、ゴールを奪い切るために必要なことは?
センターバックとしては前線の選手にどれだけ良いボールを入れられるかということが肝になってきます。前線の選手は、良いボールを預ければ絶対に決めてくれると信頼をしているので、そこを意識したいです。後はゴール前のアイディアをもっと出していかないといけないと感じています。皇后杯の仙台戦ではクロスボールからゴールを奪えましたが、今日の試合ではクロスボールを上げずにやり直すことが多かったです。中を締められたときに外から攻めるパターンをもっと練習から取り組んでいかないといけないと思います。

竹本監督がセットプレーからの得点を増やしていきたいと言っていました。村松選手自身もセットプレーから得点をもっと狙っていきたいですか?
セットプレーは練習でも取り組んでいます。今季はWEリーグカップ含めて何度か合わせてゴールを奪えています。このような拮抗した試合は必ずあるので、セットプレーでチームを助けられるゴールを決めたかったです。

今日の試合をもってひとつ区切りになると思いますが、これまでの試合を振り返って?
大事な試合で勝ち点を取れなかったということが印象に残っています。敗れた広島戦も似たような試合展開で、終盤に失点を喫しました。今日の試合は失点をしなかったから良かったと思ってはだめだと思います。私たちはボールを持って試合を支配したいので、今日と同じような試合展開は今後もあると思いますので、そこからどう変われるかを後半戦に向けて取り組んでいきたいです。

前節までのデータだと被シュート数が40本とリーグ最小です。シュートを打たせていないということですが、守備の手応えはありますか?
守備のところは練習から細かく取り組んでいます。今はトップの3人がプレスバックで相手のボールを奪ってくれるので、前線で守備を完結させてくれているところもあります。相手にゴール前まで運ばせずに、高い位置で奪ってショートカウンターを狙うことが自分たちの最大の武器だと思います。そのデータはポジティブに捉えて、カウンターで絶対にゴールを奪えるという自信を植え付けていきたいです。

皇后杯に向けての意気込みを教えてください。
リーグ戦で思うような結果を残せていないので、皇后杯は絶対に獲らないといけないなと思っています。ここ数年タイトルを奪えていなくて悔しい気持ちです。なかなか今日の結果をすぐに切り替えるのは難しいですが、すぐ試合がやってくるので、1週間で課題を修正して、今できることを頑張りたいと思います。

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DF 30宇津木 瑠美

今日の試合を振り返ってください。
悔しい試合でした。ゴールを取られなくても奪えなければ勝てません。逆を言えば、点を取られても、それ以上にゴールを奪えれば勝てるので、本当にそういうことを身にしみた試合でした。 自分たちがゴールを奪うために、テクニックやアイディアなどを時間を掛けながら磨いています。ただ他のチームよりチャンスが少なかったり、シュートシーンでもパスを選択していることがあります。面白いゲームを魅せるために、こうしたことに取り組むとしても、確実にチャンスを決め切るということを形にできなければ、今日のような試合になってしまいます。 もう一度、ゴールを奪うためにどうするかをチーム含めて考えていきたいです。皇后杯は、負けたら終わりですし、泥臭くても点を奪うことを目指したいです。

攻めているとき、インナーラップを仕掛けるプレーがあったが?
それは私が点を奪いたいという気持ちでもありますし、リスクを冒しながらでも戦うという姿勢でもあります。監督・チームメイトの理解もあって、そういう部分を前面に出しているという結果だと思います。 前半の早いタイミングでポストに当たるチャンスがありました。そこをものにできれば、リスクを冒さずにプレーするという流れになったと思います。後半にチャンスのシーンが少なかったことで、両サイドバックが攻めるシーンが出たと思います。その分、ピンチの場面もありました。リスクを冒す、冒さないのところを前半からコントロールできるような試合展開にできればと思います。

基本はリスクを冒したくはない?
スコアと相手の選手がどういうタイプかによります。まずはサイドバックなので守備をしっかりとやるということが前提になります。監督含めてそこを前提にプレーをしています。

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