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明日(8/13)の天皇杯・ラウンド16 名古屋グランパス戦に向けて、城福監督が8/11にメディアの取材に応じました。そのダイジェストをお届けします。
3連戦の戦い方についてお聞かせください。
リーグ戦は一昨日(横浜FM戦に)勝ったからといって何も保証されているわけではないです。1試合1試合で状況は変わると思います。
我々としては色々なメンバーの変化がある中での超野心的な目標というのは捉え方によるので、リーグ戦でそれを見せることも諦めていないですし、実際に一昨日勝ったからといって何かを確約されたわけではないので、リーグ戦は非常に大事に考えています。
その上で天皇杯をどのように戦い勝ち進むかというところは、リーグ戦に出たメンバーと次のリーグ戦に備える選手、ここまで色々な思いを持って常に準備をしてしている選手の掛け合わせになると思います。まずはしっかり走れる状態の選手を揃えたいです。自分たちがいま「へそ」や頂点を使い外回りにならないサッカーをどのメンバーが出てもやりたいのですが、少なくとも90分走れる。それだけのものを培ってきた選手をしっかりピッチに立たせたいと思っています。
横浜FM戦で東京ヴェルディ初出場となった寺沼選手・平尾選手の評価を聞かせてください。
すごく賢くやったかというと、コーチが落とし込んでいる段階なので、もう少しこうしたら良かった、こうしたらもっと効果的だったという部分はありますが、いま彼らがやり得ることは試合で見せてくれたと思います。
大事なことはそれで他の選手が背中を押されるということです。「彼があれだけやっているからもっとラインを上げないと」「もう少し踏ん張らないと」と、そういう伝播をさせられる姿勢を見せたことが大事です。彼らがもっともっと時間を増やしていけるようにチームへの擦り込みはやっていきたいですし、これが競争力を付けていくことになると思いますので、一定の手応えに満足せずに、もっと何がやれたか、もっと時間を増やすためにどうしたらよいかというところは追求していきたいなと思います。
リーグ戦とは異なるかもしれませんが、名古屋の印象を教えてください。
ここのところ少し勝点を盛り返してきている中で、昨日は残念ながら逆転されましたが、名古屋が持つアベレージは示していると思います。
名古屋さんは(天皇杯前後)中2日と中2日で試合があります。こういう時こそ選手層の厚さが極めて大きなアドバンテージになり、それが名古屋さんにあります。それこそ向こうの選手は、このチャンスで俺が立ち位置を変えてやる、俺の経験値でこんなはずではないと思っている選手はたくさんいるはずなので、非常に手強い相手になる、厳しい戦いになると思っています。
ただ、相手の経験値やネームバリューに関係なく、我々が自分たちにフォーカスして、我々が自分たちのテンポで戦う。90分やれる選手が60分でガス欠になるくらいの試合をやらないと恐らく対等に戦えないと思います。我々も次のラウンドに行くという強い意志を持ってやりたいですし、これをきっかけにこのチームの立ち位置を変える選手が1人でも2人でも出てきてほしいと思っています。
Next Game
天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会 ラウンド16
8月13日(水)19:00キックオフ
味の素スタジアム
東京ヴェルディ vs 名古屋グランパス