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MATCH試合情報

2020明治安田生命J2リーグ 第16節 - ジュビロ磐田 vs 東京ヴェルディ

マッチレポート

【試合展開】

秋の5連戦はホームで京都サンガF.C.に2-0で快勝して幸先の良いスタートを切ったヴェルディ。中3日で迎える16節は、敵地に乗り込んでジュビロ磐田と対戦した。

 

前節とのメンバーの変更は2選手。右サイドアタッカーに開幕以来のスタメンとなるクレビーニョを起用し、フロントボランチの一角には佐藤優平を置いた。古巣との対戦となる大久保嘉人はフリーマンの位置でスタメンに名を連ねた。

 

序盤から持ち味を存分に発揮したのはヴェルディだった。開始直後の1分には、テンポの良いパス回しから右サイドの裏のスペースに小池純輝が抜け出す。クロスボールはニアでブロックされたが、4分後には同じ形でチャンスメイク。左サイドからワイドに振って、佐藤のスルーパスにまたも小池がスペースへ抜け出したが、シュートはわずかにゴール左へと逸れた。手を緩めないヴェルディは3度目の正直を果たす。自陣で相手のプレスを丁寧にはがすと、井上潮音が囮になってボールを前につなぎ、藤田譲瑠チマが運んだボールを佐藤がクレビーニョに預ける。クレビーニョはゴール正面の小池にグラウンダーの強いパス。ワントラップでDFを外した小池がゴール右の位置からニアハイに蹴り込んで先制に成功する。

 

しかし、11分にはマテウスのコントロールミスを突かれて失点。反撃に出たいヴェルディは、テンポの良いパスワークを維持して相手を徐々に押し込んでいき、自陣に貼りつかせたまま試合を進める。30分には左サイドに抜け出した福村貴幸のクロスボールがファーサイドに流れたところに大久保が入り込み、前に出ていてGKの頭上をループシュートで抜いたが、これは惜しくもゴールカバーのDFにクリアされた。試合の主導権は完全にヴェルディにあったが、個の突破を許す。44分、ルキアンに独力でバイタルエリアを突破されると、飛び出したマテウスもボールに触れずシュートはゴールに流れ込んでしまった。

 

逆転を許したものの、指揮官は自分たちのサッカーができたこと、崩されて失点していないことを選手たちに伝え、後半も継続してペースを掴み、勝ち切ってくるよう発破を掛けた。すると立ち上がりの磐田の猛プレスを丁寧につないではがしていくと、徐々にペースを掴んで、相手が前に出てこれない状況を作る。9人でブロックを作る相手に対して、焦れずにボールを左右前後に動かしながら、崩すタイミングをうかがうヴェルディ。58分には左サイドでボールを持った井上が逆サイドのペナルティエリア内にループパス。小池が抜け出してマイナスのクロスを入れたが、ゴール正面で待ち構えていた大久保の手前で相手にブロックされた。72分には途中出場の井出遥也が左サイドで起点になって井上がペナルティエリア内へ。左足を振ったシュートは相手GKに阻まれ、セカンドボールも詰めたヴェルディの選手の手前でクリアされた。引いた相手を攻略できる道筋を示していたチームは、飛び道具で局面を打開する。72分、左からのコーナーキックのチャンスで佐藤がニアに鋭いボールを入れる。走り込んできた近藤直也が頭ですらすと、角度が変わったボールはニアからゴールに流れ込んだ。

 

同点に追いついたことで相手も前に出てきて、よりスペースができたことでヴェルディの流れになる。77分には終盤最大のチャンス。コーナーキックのこぼれ球を拾うと、左サイドの福村がゴール前を横切るクロスボールを供給し、ファーサイドのゴール目前で小池がフリーでトラップする。振り切ったシュートは間合いを詰めた相手GKにブロックされた。81分には右からのコーナーキックで平智広がドンピシャで合わせるが、シュートはゴールわずか左に逸れた。その後もボールを保持してチャンスを作るヴェルディだが、フィニッシュ手前のプレーがわずかに合わず、主導権を握りながらも逆転まで持ち込めずに引き分けた。

 

失点場面はどちらも自分たち次第で防げただけに悔いが残るが、それ以上に試合を進めるパスワークのテンポとクオリティが自分たちの狙い通りに進んだことに自信を深めたい。決してボールを持たされたわけではなく、磐田を自陣に貼りつかせた状態でもゴールを幾度となく脅かした。そこに勝ち点1の価値を見出し、その意味をより大きなものにするために中2日でのホームゲームで、試合を完全に支配して勝利を目指す。

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監督コメント

永井 秀樹 監督

試合を振り返ってください。
アウェイで非常に上位の強敵であるジュビロさんを相手に、まず今日に関してはボール支配率、保持率のところで必ず相手を上回るというコンセプトの中でゲームをスタートしました。ボールを保持してゲームを支配していくという狙いの中で我々のプラン通りの攻撃の形から素晴らしい点が取れましたし、非常に試合の入りは良かったと思います。失点に関しては多少のミスはありましたが、年に何回かは人間なのでああいうことはあるかなと思います。マテウスに関しましてはそれ以上に助けられているところもあるので、あのミスに関してはそれほど気にしていません。 そして、もう1点失点してしまい、ちょっと個のところで負けてしまったところもありますが、その後は特に後半に関して距離感、サポートの微調整を伝えまして、選手たちは本当に言った通り、それ以上のことをやってくれました。後半に関してはほとんど我々のゲームをやってくれた選手たちに感謝したいです。その中で最後の崩しのところは今週もかなりトレーニングからやってきましたが、あれだけ引かれてしまうと難しいところはありますが、そこを崩し切って点を取っていくのが、我々のサッカーが完成に近づく道だと思っています。最後のところを崩し切る、悪い失い方をしないところの改善は、あまり時間はないですが、きちんとやっていきたいと思います。連戦で大変コンディション的に難しい中、選手たちは本当に100%を出してくれていますし、感謝してもし尽くせないというのが、正直な気持ちです。また、次にホームゲームがあるので、良い準備をしてさらに質を上げて良いサッカーをしていくことに集中してやっていきたいと思います。

敵地で勝ち点1を持ち帰るという考えはどの程度ありましたか?
今日は正直なところ、勝ち点3しか狙っていなかったです。最後の最後まで崩し切って3点目を取りに行くというのは、自分の頭の中にずっとありました。勝ち点1でもいいという考えは、自分の中では最後の最後までなかったと思います。

選手交代に関して一番初めに大久保選手を下げて井出選手を入れた狙いを聞かせてください。
(大久保)嘉人は試合の初めから本当によくやってくれていましたし、連戦ということもあり少し次の試合を見据えた中でのある意味プラン通りの交代でした。嘉人をあのまま引っ張っても、十分に点を取るプランもありましたが、非常に難しい判断でした。いくつかあったプランの中での選択です。

ハーフタイムに入る際に井上選手が監督を探して指示を仰ぎにいく場面がありましたが、どんなやり取りがあったのでしょうか?
左サイドの最後の崩しのところでの立ち方や入り方の確認でした。ああいうところに表れていると思いますが、(井上)潮音の成長と言いますか、前向きな姿勢、そして自分がやるんだという素晴らしい成長を毎試合のように見せてくれています。それは素晴らしいことだと思います。潮音だけではなく、みんながこのサッカーを完成させるべく、本当にハードにやってくれているところは素晴らしいと思っています。

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選手コメント

DF3近藤 直也

試合を振り返ってください。
前半は少しミス絡みで失点してしまいましたが、後半に何とか自分たちの展開に持って行きながら逆転を狙っていきたいという展開でした。最後のゴールは割れずという試合でした。

前半は相手の前からのプレスをいなす場面が多かったことを考えれば、ハッキリと引かれた方がやり辛さを感じていましたか?
僕らはどちらでも崩せるチームだと思っていますが、前半は前から来られたところを上手く剥がせていたと思います。後半は引かれた相手をどう引き出して、そのスペースを突くかというところでしたが、最後のところではなかなかゴールを取れなかったです。セットプレーでは点を取れましたが、逆転も可能だったと思います。

相手が完全に引いた際にはセンターバック間のパス交換が増えてなかなか縦パスを入れ辛い状況が続きましたが、改善点はどこにあったのでしょうか?
焦れずにというか、まずは僕と平のところでしっかりと相手のファーストラインを越えていくこと。そこから中に縦パスをつけられればという感じでした。あとはボールを回しながら相手を引き付けるところは狙っていましたが、最後のところで崩せないというか、あれだけ引かれてしまうと崩し切るのは難しい部分もありました。

貴重な同点ゴールとなった移籍後初ゴールを振り返ってください。
このヤマハスタジアムでゴールを決めたことがあって同じ形でのニアを狙っていました。本当に(佐藤)優平が良いボールを入れてくれたので、自分は触るだけでした。本当に優平に感謝しています。ああいう形で点を取ることは多いですし、あの場面では少しニアが空いていたので、あそこで触れればゴールになる可能性はあると思っていました。良い形で決められました。去年もゴールを決めなければいけない場面もありましたし、今年はなかなか出場機会がなかったですが、どのタイミングで出てもいいようにしっかりと準備はしてきました。そういう中でゴールという形で結果を残せて嬉しいです。

ルキアン選手と見応えのあるマッチアップでしたが、事前にどんな準備をしていましたか?
(高橋)祥平や(大久保)嘉人君から事前に情報は聞いていました。ただ、思った以上に強かったです。スピードもありましたし、まずは裏を取られないことを意識していました。あとはクサビが入ったところを潰しに行くことを意識していました。あそこで起点を作られてしまうと、2列目の選手たちがどんどん出てきてしまうので、あそこで負けないようにという感じです。僕自身、クサビへの対応は強みであると思っているので、そこは意識していました。

個人技で決められた2失点目に関してチームとしてもっとやれたと思う部分を聞かせてください。
あらためて映像を見返してみたいです。今の時点ではちょっとコメントし辛いですね。ただ、ミス絡みではあるので、そこはきっちりと修正したいです。

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MF19小池 純輝

試合を振り返ってください。
自分たちのミスからと相手の個人技でやられてしまいましたが、チームとしてやりたいことができている時間は長かったので、そういう意味では最後までしっかりと追いついて、3点目まで取れれば良かったですが、追いつけたことは良かったと思います。

相手のウイングバックの背後を狙うプレーがよく出ていましたが。
今日は相手が5バックで守っていたので、相手を引き出してその背後を狙うということはチームとして取り組んできたことです。僕自身のストロングが背後への抜け出しでもあるので、そこは意識してやっていました。

クレビーニョ選手とサイドでコンビを組むのは今シーズン初めてでしたが、連係面で意識した部分を聞かせてください。
クレビ自身が久々の先発出場でしたし、すごく攻撃の部分での能力は誰もが認めているところなので、気持ちよくプレーできるようにしてあげたいと思っていました。なるべく僕のところで前からプレスをかけることで守備の負担がないようにしてあげたいと思っていました。

そのクレビーニョ選手のアシストからご自身が決めた先制点を振り返ってください。
最初は背後を狙っていて誰だったかは忘れてしまいましたが、クレビにボールを出した選手(佐藤優平)からそのまま自分がボールを受けようと背後を狙っていました。その動きによって相手選手が内側に絞ったことで、クレビにボールが入りました。そこからのクロスを狙っていましたが、上手くトラップが決まりました。トラップの瞬間は特に何も考えていませんでしたが、欲張らずにやった結果だと思います。その前にも優平からもらったパスをファーを狙って外していたので、次はニアに打ちたいという感覚でした。北九州戦もカウンターでニア上を狙って外してしまった場面があったので、今日は決まって良かったです。

後半の攻撃の場面で左サイドの井上選手から受けたパスを折り返す場面がありましたが、あの場面でイメージしていたことを教えてください。
あそこのポストゾーンを狙っていくことはチームとしてやっていることだったので、そこにボールを出すというイメージでした。ただ、少し相手のディフェンスの選手が触るか、触らないか微妙なところでしたが、マイナスの選手に出そうとするイメージでした。それ以外にディフェンスとキーパーの間に速いボールを入れるかという部分で迷ったところはありました。

3点目を奪って勝ち切るという部分で改善点を聞かせてください。
僕自身のところでは同じようなポストゾーンのところからシュートを打ったシーンがありましたが、そこを僕が決めていれば3点目になっていたので、そこは個人的にすごく反省しています。

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