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MATCH試合情報

2020明治安田生命J2リーグ 第26節 - 愛媛FC vs 東京ヴェルディ

マッチレポート

【試合展開】

後半戦負けなしでホーム連戦に臨んだ前節、ファジアーノ岡山にセットプレーで失った1点を守り切られて黒星を喫した。中2日で迎えるこの愛媛FC戦では、上位を追う上では落とせない一戦。前半戦で敗れたリベンジの意気込みも強く、敵地に乗り込んだ。

 

前節からメンバー構成を大きく代えてきたヴェルディ。新井瑞希が今シーズン初スタメンに名を連ね、澤井直人も久々のスタメン出場を果たした。リベロには山本理仁を置き、右サイドアタッカーにはクレビーニョを起用。前節途中出場で違いを見せた森田晃樹をフロントボランチでスタメン起用した。

 

試合はいきなり動いた。2分、相手が自陣で大きくサイドを変える中で、左サイドで新井がインターセプト。ショートカウンターを発動すると、こぼれを拾った井上潮音からのリターンを受けた新井がペナルティエリア内のやや左寄りのエリアに侵入する。新井は左足を強振してダイアゴナルにシュートを流し込んでヴェルディが先制に成功する。その後も高い位置で相手を押し込みながらチャンスを作るヴェルディ。16分にはカウンタープレスから新井が強烈なミドルシュートを放ち、21分にはフリーキックのチャンスでクレビーニョがコースを突くシュートを放つ。効果的な攻撃を仕掛けていく中で、試合の趨勢を決める場面が訪れる。23分、山本に対するアフターチャージで愛媛の長沼がこの日2枚目のイエローカードを受けて退場。ヴェルディが数的優位を持って試合を進めていく。29分にはコーナーキックをきっかけに相手を押し込むと、クレビーニョのクロスボールを相手GKが弾き切れなかったところに平智広が飛び込みヘディングでループシュート。ポストに直撃したものの、撥ね返りを高橋祥平が押し込んで追加点を挙げる。前半終了間際の45+3分には、左サイドで福村貴幸が起点を作ると、新井が拾って仕掛けて守備網を破る。ゴールライン際でマイナスのクロスを入れると、ファーサイドで小池純輝がフリーでヘディングシュート。一度はポストに弾かれたが、目前にこぼれたボールを再び小池がプッシュし、リードを広げて試合を折り返した。

 

後半に入ると、相手が前に出てくる圧力を強めてくる。それに対して、ヴェルディは冷静にいなしてボールを保持し、ジワジワと相手を押し込んでいく。決定機を作ったのはまたも新井だった。60分、左サイドで仕掛けてルックアップすると、ゴール正面に走り込んできた澤井を見てグラウンダーの強いクロスボールを入れる。手前で相手DFがクリアできず、ボールはフリーの澤井の足元へ。相手GKの出端を突いてシュートを放ったが、これは枠の上へと逸れた。そこから試合は落ち着いた展開になるが、相手の勢いを受け流すヴェルディが虎視眈々と4点目を狙う。79分にはパスワークで相手を自陣に貼りつかせ、バイタルエリアでフリーになっていた澤井がボールを受け、ゴール正面の位置からミドルシュートを放つが、ゴール右上を捉えたボールは相手GKの攻守に阻まれた。ダメ押しゴールが動いたのは85分、途中投入された大久保嘉人と佐藤優平が絡む。相手陣内右のスペースで足元にボールを呼び込んだ澤井が、ワンタッチで相手最終ラインの背後を狙う。ミートできずにボールが浮いたが、相手DFが処理しそこなったボールがゴール方向に流れると、そこで待ち構えていた大久保がドリブルで仕掛ける。ゴール右斜めの位置でシュートを打つとみせかけて中央に流すと、佐藤がフリーで飛び込んできて冷静に流し込んで4点目。アディショナルタイムにミスから余計な失点を食らったが、4-1で勝利した。

 

前半戦の対決では相手を押し込みながらあと一手が出ずに1点に泣いたが、この一戦では攻守が完璧にはまり、新井の獅子奮迅の働きもあってゴールをこじ開けた。リベンジを果たすとともに、前節のゴールをこじ開けきれなかったうっ憤も晴らし、週末から続くホーム連戦に良い流れをつないだ。準備期間はまたも中2日。できることは限られるが、総力戦で味スタでの連勝を狙う。

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監督コメント

永井 秀樹 監督

試合を振り返ってください。
我々は前節、大変悔しい試合をしてしまい、加えて愛媛さんには前半戦で非常に悔しい負けがありましたので、リベンジマッチということでこの試合に入りました。立ち上がりから選手たちが我々のプラン通り、本当に集中してやってくれましたし、素晴らしかったと思います。なかなか普段は出場機会が少ない選手であったり、抜擢した選手もいましたが、我々は誰が出ても同じサッカー、同じレベルのプレーができると信じていますし、まさにそのことを証明してくれたことを嬉しく思います。 90分通して崩しに行くところ、ボールの循環、ボールを保持していく中で崩してゴールを奪っていくというものが、非常に良くできたと思います。守備のところも前から嵌めていく形、相手のロングボールに対するラインコントロールなど、すべてのところでよくやってくれたと思います。また、中2日ですが、選手たちとともに良い準備をして次のホームゲームに今日の勝ちを繋げていきたいと思います。今日は本当に選手たちがよくやってくれたことに感謝しています。

今日の試合で抜擢した新井選手や澤井選手が非常に高い貢献を見せましたが、両選手に関する個人的な評価を聞かせてください。
(新井)瑞希に関しては普段のトレーニングも100%でやってくれています。先週のトレーニングマッチでは少し不甲斐ないプレーがあり、かなり厳しく『サッカーをやめろ』ぐらいの叱責がありました。彼はそこから見つめ直してではないですが、また歯を食いしばって上がってきてくれたことを嬉しく思います。本当に今日の試合で決めてくれた左足のシュートなんかは居残り練習で藤吉コーチ、保坂コーチがそれこそ付きっ切りで指導していた中、その成果が出たことを本当に嬉しく思います。改めて練習は嘘をつかないということを実感しましたし、これからこのチームのプラスになる存在だと思いますし、瑞希自身も彼のポテンシャルを考えれば、もっとやれると思っているので、ここからのさらなる成長が楽しみです。 サワダ(澤井)に関してはよくやってくれたと思いますし、彼はここで長くプレーしている中で誰よりも人のためにプレーし、ハードワークできる選手だと感じていますし、普段彼にいつも言っているのは、今のサッカーを理解して正しいポジションを取り、言われた通りにプレーしなければいけないという部分に関して、非常に責任感が強いだけにちょっとその気持ちが強すぎて、時に空回りしてしまう場面もありました。ですが、今日に関しては入りのところから非常によくやってくれましたし、素晴らしい仕事をしてくれたと思います。欲を言いますと、自分が数えた中でもビッグチャンスが3度ほどあったので、あれをきちんと決めていれば、ハットトリックで今日のヒーローになることもできたと思います。ただ、そうならないところが、サワダらしくていいなとも思います。また、今日の成果を自信にして次に向けて成長してほしいと感じていますし、2人ともよくやってくれました。

攻撃時の並びに関して井上選手と澤井選手をダブルフリーマンに配した4-2-4のように見えましたが、その狙いを聞かせてください。
マンツーマン気味に愛媛さんが嵌めてくる中で色んなことを想定しながら、ベストな選択肢を考えた上での配置でした。非常に優位性をもってやってくれたと思います。プラン通りによくやってくれたと思いますし、ふたりには満足していますし、スタートからのチーム全体のパフォーマンスにも満足しています。途中から入った選手も全員が自分の役割を理解してよくやってくれましたし、感謝しています。

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選手コメント

MF18新井 瑞希

試合を振り返ってください。
個人的にもすごくアピールというか、この試合に懸ける想いは強かったので、それが結果に出て良かったと思います。

スタメンを知らされたのはいつでしたか?
昨日の練習でした。スタメン組に入っていたので、そこで知りました。

初スタメンを飾った中、永井監督からはどんなプレーを期待されていましたか?
やっぱり、今のヴェルディに足りないというか、相手がマンツーマンで嵌めにきた時に個で打開できる、個的優位が大事になるという話を事前にしてくれていて、そこで相手との1対1の勝負で勝って、ゴールに直結するプレーをしてほしいという指示がありました。そこの部分ではシュートまで行けていましたし、ドリブルからチャンスも作れていたと思います。そこの部分は良かったと思います。

それ以外のプレーに関するご自身の評価を聞かせてください。
守備のところでは相手が1人少なくなったところはありますが、チーム全体としてハードワークすることが、今のヴェルディでは大事なことなので、そこは自分もみんなと同じ強度でやれていたと思います。

先制点の場面を振り返ってください。
インターセプト気味というか、ちょっと相手とごちゃごちゃっとなった中でボールを足に当てて(井上)潮音にこぼれて、そこから戻ってきたボールを決めたというゴールでした。入りのところから勢いをもってやりたかったので、前から行けそうな時は行きたいと思っていたので、五分ではありましたが中途半端なボールがこぼれてきたので、思い切って行ったら上手く潮音のところにこぼれて、走り出したタイミングで潮音から良いパスが来たので、あとは決めるだけでした。

左足でのシュートはあまり見せていない形でしたが。
これまであまり左足で点を決めることは少なかったですが、今年のあまり試合に絡めていない時期に居残りでスタッフ陣と左足のシュートを練習していたので、それが上手く形に出たと思います。

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MF21山本 理仁

ディフェンスの貢献度が非常に高かったと思いますが、90分通しての手応えを聞かせてください。
後半は特にあれだけ攻めている中で失点しないことも大事だと思っていました。守備の仕事を意識しつつ、左右に振りながら相手を散らして真ん中に差すことは意識していました。

前半に良い形でのシュートシーンもありましたが。
上手く当たりましたが、コースが甘かったのでちょっと後悔しています。

今日のプレーを通じてコンディションがだいぶ向上しているように見えましたが。
前半の最後の方になっても守備できっちり行けるようになってきましたし、徐々にゲーム体力は上がってきていると思います。

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