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MATCH試合情報

2020明治安田生命J2リーグ 第31節 - 東京ヴェルディ vs ツエーゲン金沢

マッチレポート

【試合展開】

今季5度目の5連戦に突入したヴェルディは、前節、敵地に乗り込んだアルビレックス新潟戦で2-2で引き分け、モンテディオ山形戦の0-4という悪い流れを一旦ストップ。5連戦2試合目は、味の素フィールド西が丘にツエーゲン金沢を迎えた。

 

メンバーは、当日にマテウスがコンディション不良でメンバーから外れるトラブルがあり、柴崎貴広がスタメンに起用された。最終ラインの顔ぶれは前節と変わらず、リベロには藤田譲瑠チマを配置。フロントボランチは佐藤優平と井出遥也が組んだ。

 

試合は序盤からヴェルディがマイボールを保持して相手を自陣に押し込む展開で進んでいく。12分には左サイドで連係で崩して藤田がフリーでシュートを放つが相手GKの攻守に阻まれる。金沢の狙いはヴェルディの最終ラインの背後。押し込まれる展開から、早めにロングボールを入れてカウンター気味に反撃を狙ってくる。14分には斜めのパスでヴェルディの背後をとったが、シュートはミートできず。相手の徹底したロングボール攻勢をケアしつつ、ヴェルディは中盤を掌握してバイタルエリアに何度も侵入するが、給水タイム後に一瞬のエアポケットを突かれる。29分、センターサークル付近でフリーキックを与えると、相手のクイックリスタートに準備が遅れ、ロングボールで最終ラインの背後を突かれてネットを揺らされる。リズムを掴んでいた中での痛恨の失点で反撃攻勢を強めるヴェルディ。30分には山下諒也の個人技からゴールに迫ると、34分にゴールをこじ開ける。左からのコーナーキックの場面。福村貴幸のキックは一度ファーサイドに流れるが、ペナルティエリア手前で拾った藤田がボックス内に持ち出す。ゴールライン際でボールを持ち直すと、背後からサポートに入ってきた佐藤へ落とす。佐藤はワンタッチで右足を振り抜き、ほぼ角度のないところから鋭く曲げながら落とすシュートを逆サイドネットに突き刺して豪快にゴールを奪う。43分には、佐藤のパスを受けた小池純輝がボックス内に侵入してDFをかわしてシュートまで持ち込むが、これは相手GKが食らいついて逆転までは持ち込めずに前半を折り返す。

 

リズムを維持したまま試合の主導権を握ったヴェルディは後半も序盤から攻撃姿勢を前面に押し出す。52分、相手ボールを奪うと、自陣で受けた藤田がドリブルで持ち上がり、味方を囮にしながらペナルティエリア手前まで侵入してシュートを放つ。56分にはカウンタープレスでボールを奪うと、藤田がすぐに中央の井出を使いチャンスをお膳立てした。リズムとテンポが生まれた58分、試合が動く。相手をゴール前に貼りつかせて押し込むと、クリアボールを藤田が拾い、佐藤へ縦パス。反転した佐藤は迷わずに右足を振り抜き、アウトスイングのシュートをゴール右上隅へと流し込んだ。早々に逆転に成功した後も、ヴェルディは集中力を保って試合を進める。最終ラインをコントロールしながら相手のロングボール攻勢に対処しつつ、攻撃では焦れずにボールを動かしながら相手を揺さぶってフィニッシュまで持ち込む。ここまではヴェルディの思惑通りだったが、66分の交代が流れを変える。68分、左サイドからアーリークロスを入れられると、66分に投入されたばかりの近藤直也とルカオが競り合うと、身長差を生かしたルカオのヘディングシュートがゴール左上隅のクロスバーに当たりながら、柴崎の伸ばした指先を越えてゴールに流れ込む。終盤はややオープンな展開になり、自分たちもチャンスを作るが、逆襲を食らって相手に決定機を与える場面が続く。最後に押し込み続けたのはヴェルディだったが、ラストワンプレーでも攻め急がずに左右に揺さぶりながら、最後はゴール右前で佐藤がフリーでボールをもらったが、豪快なシュートは相手GKに弾き出されてハットトリックとはならず、ここでタイムアップの笛が鳴った。

 

冷たい雨が降る山形で喫した屈辱から立ち直り、攻撃面は確実に成果を残し始めている。2試合連続で2失点している守備も、流れの中で崩された場面はない。チームとしては、確実に立ち直りつつある。それだけに、セットプレーやパワープレーなど、飛び道具で勝ち点2を逃している現実が歯がゆい。チーム全体で危機感を共有し、あと一歩、あと数秒の差を詰めて、盤石の戦いを展開したい。

 

次節までの準備期間はわずか2日。しかし、現在首位に立ち、開幕戦で完敗した徳島ヴォルティスが相手とあれば、燃えないわけがない。引き寄せつつある良いリズムを完全に自分たちのものにするために、やれることをやり尽くして7日を迎える。

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監督コメント

永井 秀樹 監督

試合を振り返ってください。
今日は我々の聖地のひとつである西が丘でサポーターの方も来ていただき、非常に良い雰囲気を作っていただいた中、素晴らしい環境の中でゲームができたことに感謝いたします。ゲームに関しては90分間を通して我々がやりたいサッカーを選手たちがよくやってくれたと思いますし、失点のところはもちろん反省しなければならないですし、また次に向けて改善したいところではありますが、やはり攻撃のところ、最後の決め切るところ、崩し切るところまでは非常によくやってくれていますので、本当に最後のところ、決め切るところを次に向けて質を上げていきたいと思います。 選手はよくやってくれたと思いますし、気持ちを見せてくれたと思います。また準備期間は非常に短いですが、タイトなスケジュールの中ではありますが、また選手たちと気持ちをひとつにして次はホームゲームで必ずファン・サポーターの方々に素晴らしい試合を届けていきたいと思います。今日も本当にヴェルディの勝利を願い祈ってファン・サポーターの方々がパワーを送り続けてくれたことには本当に感謝していますし、それに対する恩返しが勝利という形でできなかったことを本当に申し訳なく思っています。しかしながら、選手たちは本当に前向きにファン・サポーターの方々への恩返しというものを一人ひとりが前向きに取り組んでくれているので、次のホーム戦では必ずたくさんのファン・サポーターの方々に恩返しできるように、またしっかりと準備していきたいです。そして、最後にホームゲームをこうやって素晴らしい環境を作って頂いたスタッフ、すべての方々に感謝したいと思います。

前節に続いて少しあっさりとした形での失点が続いていますが、それを防ぐ有効な手立てをどのように考えていますか?
1失点目に関しては一瞬の気の緩みと言いますか、集中力の欠如というところは非常に問題でしたし、2失点目に関してもボールの出どころに対してフリーで蹴らせないというところや、本当に細かいところで勝負を分けると思うので、そこはさらに緩みが出ないように、また次に向けて改善していきたいと思います。

負傷交代した若狭選手の現在の状態に関して分かる範囲で教えてください。
まだ、具体的な報告は受けていないですが、頭部に相手のスパイクが入って切れたようなので、大事に至らないことを願っています。

後半に入ってから相手のペースに付き合うように縦に急ぐ形の攻めが多かった印象ですが。
基本的に我々はきちんと相手と相談しながら相手がいないところを攻めるというところをテーマにやっています。相手を見ながらの展開だったと思います。基本的に相手がいないところを攻めるのは当然のことですし、選手たちの判断だけでなく我々のプランの中でも当然そこはあります。

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選手コメント

MF9佐藤 優平

試合を振り返ってください。
立ち上がりから悪くはなかったですけど、失点のシーンだけは一瞬集中力が切れていた印象です。そこ以外は、自分たちのボール運びも、人を見られて運べていたと思います。全体の印象としては最後のあと一歩、決め切れなかった、崩し切れなかったという感じです。

ご自身の1点目の場面を振り返ってください。
藤田“何とか”(譲瑠チマ)という選手が変な落としをしてきたので、選択肢があれしかなかったです。中は(端戸)仁とヤマ(山下)で高さがなかったので、速いボールが来ていましたし、あそこに蹴るしかなかったです。コースとかいうより、たまたまキーパーを超えてくれた感じです。

2点目の場面を振り返ってください。
あれも藤田“何とか”が速いパスを入れてきて、前を向いたらシュートというイメージでした。一瞬コースが見えて、一瞬時が止まったような感じでした。

後半に入ってから相手のペースに付き合うように縦に急ぐ形の攻めが多かった印象ですが。
2失点目をしてしまって、どうしてもオープンな展開になってしまいました。2失点目がなければ、もう少し自分たちがボールを保持しながら運べたかなと思いますが、早い時間帯に失点してしまったので仕方がないかなと思います。

フロントボランチはよりサイドに張る立ち位置を取っているように見えましたが。
そこは狙いでした。マンツーマンなので、マンツーマンで自分たちが開いた時に仁とかへのパスコースが空けばいいというような考えの中、フリーであれば自分たちが受ければいいという意図でやっていました。だいぶ、自分はフリーで受けられたと思います。

ラストプレーの決定的なシュートの場面を振り返ってください。
ニア上を狙っていましたが、少しコースが甘くなって真ん中に行ってしまいました。

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MF36藤田 譲瑠チマ

試合を振り返ってください。
自分たちがボールを持つ時間が多かったですが、前回と同様に点を取ってから守備に回る時間が増えてしまったことが、相手にフリーでクロスを上げさせて、点を取られる結果になってしまったのかなと思います。自分たちは守るサッカーではなく攻めるサッカーなので、守って勝つというプランではなかったと思いますが、結果的にそうなってしまったかなと思います。

後半に入ってから相手のペースに付き合うように縦に急ぐ形の攻めが多かった印象ですが。
試合の後半はオープンゲームになっていてスペースも多く空いていたので、自分たちも交代選手が前目の選手が多かったこともあり、そこに(山下)諒也君、(新井)瑞希君という個で剥がせる選手を置いたというところで、カウンターを狙うというところも監督の考えの中にあったと思うので、そういう流れの中で早く決めていくことが必要だったと思います。

個人としても積極的な持ち上がりが目立っていましたが、意識的なプレーでしたか?
自分は前半に2本、後半に3本くらいシュートを打つ場面がありましたが、前半のワンツーで入っていった場面や、後半に落としてもらった場面はチームとしての形で、そこは良かったと思います。ただ、持ち運んだところはあまりイメージがなく、「どうしようか」と考えているうちにゴール前に行っていたので、自分の思い描いていた形ではなかったです。そこでシュートを打てていれば、また違ったのかなと思います。

後半にゴール前で反転シュートを放った場面はシュートコースがあそこしかなかったのか、コースを狙う余裕がなかったのか、どちらでしょうか?
あそこは諒也君だったか、誰かからパスが来て反転するところまでは自分自身すごくうまくいってフリーということも分かっていましたが、フリーでしたが、自分自身あそこまで深くに入っていくシーンをあまり経験していなかったので、上手く行き過ぎて少し慌ててしまったというか、コースを狙ったつもりではありましたが、思ったコースには行かなかったです。

後半に自分の意図で仕掛けてシュートまで狙っていく場面もあったように見えましたが。
そこはあまり覚えていないです。

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GK1柴崎 貴広

先日の磐田戦に続きスクランブル起用という形になりましたが、試合を振り返ってください。
準備のところはいつも通りやっていました。試合当日に出場を告げられたのは初めての経験でしたが、結果がすべてだと思いますし、2失点してしまっているので、チームの力になれていない部分は残念に思います。とにかく、勝ち試合にしたかったです。

1失点目ではチームとして相手のリスタートに対して気の緩みが出てしまったように見えましたが。
リスタートのところでしたが、相手は前半に関してキーパーと最終ラインの間にボールを落とす場面が多かったので、チーム全体として集中していなければならなかったですが、映像を確認する必要はありますが、少し難しい対応になってしまいました。とにかくチームとして改善していきたいです。ディフェンスからすれば、出てほしいと思うところだと感じる部分もありますし、背後のスペースのケアは練習からやっているところでもあるので、個人的には出ていってボールに触れれば良かったと思います。映像を確認する必要はありますが、結果的に失点してしまったので、キーパーの責任だと感じています。

試合終盤にはチームを救うビッグセーブもありました。直前の接触プレーで笛が鳴りそうな中で集中を保つのが難しい状況でも見事な対応だったと思いますが。
シュートの角度自体はあまりなかったと思うので、自分の止められる範囲に飛んできたボールは必ず止めようと考えながら、良いセービングができたと思います。ただ、それ以上に2失点目の場面が悔やまれます。ルカオ選手が投入された段階で相手のやり方はある程度分かっていた中でやられてしまいました。個人的に失点はキーパーの責任だと思っているので、そこは改善していきたいです。チームとしてどんな守り方をするのか、そこには個の力も関係している部分もありますが、改善が必要だと思いました。

最後尾からチームの攻撃に関してどのように感じていましたか?
良いシーンもたくさん作れていましたし、本当にあと一歩というところがたくさんありました。あとは決めるだけですが、全員がゴールを目指してゴールを奪うためにこういうボールの動かし方、人の配置、戦術があります。それがあと一歩で上手くいかないというところで、選手自身、サポーターの方々も、特にホームということもあり歯痒さを感じていると思いますが、すぐに試合はやってきますし、チーム全体で切り替えてやっていかないといけないです。ただ、チームとして2点を取ることができている部分に関して下を向く必要はないですし、自信を持ってプレーしていけばいいと思います。個人としては常にどんな状況で出番が与えられても結果を出せる、そういう選手になることはできると思いますし、まだまだ成長していきたいです。チームの多くの選手は成長していますし、自分もそこに付いて行ければと思っています。

次節の徳島戦は先日の北九州戦のように悪い流れから良い流れに持っていくキッカケとなり得る試合になると思いますが。
自分たちには失うものはないですし、常に相手あってのことですが、そこは自分たちでしっかりと分析して短い準備期間ですが、やれることをしっかりとやって、また気持ちを切り替えてピッチに立ちたいと思います。サポーターの皆さんは自分たちが勝つ姿を見たいと思っていると思いますし、一緒に勝利を分かち合いたいと思って応援してくれていると思うので、現状は本当に申し訳ないと思っています。ただ、次も自分たちは勝つために全力でやっていくので、次の試合でも応援していただきたいと思います。

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MF24奈良輪 雄太

約2カ月ぶりの試合になりましたが感触を聞かせてください。
サッカー選手なのでプレーしてなんぼだと思っていますし、とりあえずピッチに立てて良かったです。ピッチの中でしか感じられないものは多々ありますし、ケガの間もずっと外からチームの試合を見ていましたが、中で感じるものは全然違うとあらためて感じました。

今日はベンチから戦況をどのように見ていましたか?
非常に良いサッカーをしていたと思いますし、勝てる試合だったと思います。自分がピッチに立ったら、勝利に貢献できればいいなというイメージで見ていました。

今季ここまで逆転勝利がない中で一時は逆転まで持って行きましたが、その後にリードを守り切れない難しい試合になりました。
自分たちはリードを守り切るというよりか、リードをさらに広げていくイメージのサッカーをやっています。今日は守り切れなかったというよりも、何度も追加点を奪えるチャンスがあった中で追加点を取り切れなかったところに課題を感じます。自分がリードしている状態で出ていれば、守備のところでより貢献できたかなという気持ちはあります。

ご自身の離脱している間を通じてチームは完成度を高めていますが、結果に繋がらない生みの苦しみが続いています。
サッカーは結局、ゴールの数を競うゲームだと思います。内容は常に良いと思っていますが、それが結果に結び付く試合とそうではない試合と少し不安定な状況が続いています。そこの波をできるだけ小さくしたいと思っています。自分が出ている時にはそこをまず意識しています。

次節の徳島戦は先日の北九州戦のように悪い流れから良い流れに持っていくキッカケとなり得る試合になると思いますが。
ホームですし、内容と結果共に出すことができれば、チームとして良い方向に進んでいけると思います。残りの試合数を考えれば、次の試合は本当に重要になると思うので個人としても良い試合にしたいと思います。

開幕戦で悔しい思いをした相手に対してチームの成長を見せつける意味合いもあると思いますが。
開幕戦は少し苦い思いがありますが、そこからチームは積み重ねています。逆に相手も良いチームだと思うので、結果と内容を同時に出せればいいなと思います。

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