MATCH試合情報
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試合を振り返ってください。
ファン・サポーターには本当に悔しい思いをさせました。際のところや一度中断した時が一番得点が動くといったところ。肝心なところをまだ伝えきれていない、自分のいたらなさだったと思います。
優勢に進めた前半に関して相手ウイングバックへの対応はいかがでしたか?
今日は相手の方がいいサッカーをやったということではないでしょうか。
先制を許したあとの攻撃に関してチャンスの構築の部分でかみ合わなかった印象です。
町田の選手ほどの経験があれば、あの試合展開において、あの1点の重みを十分にわかっていると思います。そこをこじ開けていくという力が、我々にはまだないということだと思います。
前半の右サイドのローリングでかなりチャンスを作れていた印象です。天皇杯も含めてユニットとしての狙いについて聞かせてください。
決め切れない甘さと、そういう状況だからこそのリスタート。相手のリスタートでしか、我々は危険を感じていなかったので、だからこそあの頭部同士の接触プレーで中断したあの瞬間の空気感や、(失点場面で)あれだけボールが空中に浮いていたなかで、誰もシュートブロックにいかない。あの甘さしか、今は頭の中にありません。前半やったのかどうか、我々は日々それを目指してやっているので、日々やろうとしていることをやれたと、あれで言えるのかという部分で、自分はそう言いたくないです。
DF 4林 尚輝
試合を振り返ってください。
前半はいい戦いができたと思いますが、結果を見れば、0-1という形で結局負けてしまっています。一瞬の隙で失点してしまっている部分は自分たちの課題かなと思います。もちろん攻撃していい流れの時に決め切るということも、本当にこのチームにとって大切なことになると思うので、そこはもう一回、みんながやり直さないといけない部分なのかなと思っています。
ゴール前での混戦でシュートチャンスもありました。
せっかくのチャンスだったので、決め切れればよかったですが、あそこで決め切れないのが、今の自分の実力だと思います。
約3カ月ぶりの公式戦復帰となりました。プレーの感覚はいかがでしたか?
やっぱり実戦とトレーニングというのは違う部分もありますし、もう少し自分のところで落ち着かせられたら、またボールをつないでという展開に変えられたかもしれないですけど、少しツナが前線にいるというのもあって、交代出場時の指示とは違って蹴りすぎてしまったかなというのは、あとから話して思いました。
試合後にはどういったコミュニケーションがありましたか?
このあと次の試合まで少し間が空くので、オフ明けはフルで全部切り替えてやる気持ちというか、自分たちがああいう少しの油断ではないですけど、そういうのをしていたら勝てないですし、(J1に)残れないという話はすごく言われました。そのぶんオフ明けからフルでやれるような準備が求められていると思っています。
長いリハビリを経て復帰できた率直な気持ちと今後への思いを聞かせてください。
今日でちょうど3カ月ぶりの復帰という形で、実戦に戻ってこられたことはよかったですが、ここからポジション争いがあります。自分自身チームに貢献していくことで、チームの結果というのも上がっていくと思うので、まずは自分にベクトルを向けて、自分が成長して、しっかりピッチに立てるようにやっていこうというふうに思っています。
FW 9染野 唯月
試合を振り返ってください。
責任を負うということは、こういうことなのかと、改めて実感しました。フォワードの責任のところで、1本のシュートに対する思いはより強くなりました。
翁長聖選手のクロスにゴール前で合わせる決定機がありました。
ボールスピードも速かったので、当てることだけを意識して狙いました。あそこはコースも甘くなってしまいましたし、あそこを決めなければいけないです。
天皇杯の鳥栖戦のゴールと同じ形で松橋優安選手からの決定的なクロスもありました。
(直前のイレギュラーバウンドは)特になかったです。少しゴールキーパーが視界に入ってしまってコースギリギリを狙おうと思って、そこで外れてしまったという感じです。
MF 19松橋 優安
天皇杯の鳥栖戦のアシストと同じような素晴らしいクロスがありました。
あそこはいいイメージでクロスまでいけたと思います。
前半のファーストプレーではボックス内でいい仕掛けもありました。
今日は入りの部分がすべてだと思っていたので、そこは意識していました。
宮原和也選手、齋藤功佑選手との右サイドでのローテーションは非常に機能していた印象です。
そこはひとつの武器になっているというか、いい感触があるので、もっと質を高めて得点につなげられればと思います。
その連携はここ最近に入って改めて磨いているところでしょうか?
マンツーマンの相手に対して変化が必要だと思うので、そこで生まれたアイデアだと思います。
齋藤功佑選手が引き出した昌子源選手の背後はご自身のところで狙いどころでしたか?
そうですね。ただ、相手を見ながらローテーションするところは、その質をもっと高めていけるなというのは感じています。
シャドーでのプレーを含めて右サイドから内側へのドリブルが効いている印象です。
自分の中でも右の感触はいまかなり上がってきています。
後半の接触プレーでの一時中断後の相手のリスタートは警戒すべきポイントだったと思います。ピッチ内での声掛けはいかがでしたか?
少しは出ていましたが、まだまだアラートさが足りなかったのかと思います。あの時間帯にもう少し話し合って、一旦締めるというのは必要だったと思います。
失点場面以外の守備はうまくやれていた印象です。
ほとんど相手にチャンスはなかったので、非常に悔しいです。
前半は町田相手にあそこまで押し込む展開は想定していましたか?
自分たちが準備してきたものを出せましたが、結果負けているので、もう一度やり続けるしかないなと思います。
今日の結果をどう今後につなげていきたいですか?
まだやっぱり甘いですし、足りないと思うので、この中断でもう一回切り替えて、質高くやり続けるしかないと思います。