MATCH試合情報
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試合を振り返ってください。
選手がよく粘って我々の守備のベースのところは、みんながやり切ってくれたと思います。それが失点0につながって、最後PK戦に持ち込めたという意味では、今我々がやれることはよくやってくれたなというふうに思います。ただ、自分が3枚しか(交代カードを)切れなかったというのが今の現状で、我々は誰か外から来て、何かをお願いするようなチームではないので、成長させるという意味で僕は危機感を感じています。今日も最後レフェリーのジャッジが非常に僕はクエスチョンなところもある状況で、それも含めて押し込まれた状況になったと理解していますが、倒れた方に笛を吹くようなところは、ちょっと確認はしたいなと思っています。ただ、最後我々が守り切るような状況になったということが今の自分たちの力なので、しっかり(交代)カードを切れるように選手層を厚くしていくこと。このままでは2026/27シーズンに向けて僕は危機感しかないので、我々が成長しないと、誰かに何かを頼むわけではないので、そういう思いで(試合)終盤を見ていました。いずれにしても、最後にファン・サポーターと一緒に喜び合えたことは、今日のこのゲームの重みというのを改めて感じましたし、みんなとラインダンスを踊れたことは良かったなというふうに思います。
監督自身としては東京ダービーにおいて両クラブを率いて勝利した初めての監督になりました。東京ヴェルディの指揮官として初めてFC東京に勝利した率直な気持ちを聞かせてください。
(PK戦での勝利という部分で)今日が勝ったと言うのかどうか。もちろん両方のクラブで監督としてやれたということはすごくありがたいことですし、自分の中の宝物だと思っています。ただ今の心境を聞かれたら、僕は危機感しかないと。この選手層では、このままでは大変なことになりますし、おそらく相手チームは去年の夏と冬と同じように補強をすると思います。今はそれしかないです。
前線からの守備が嵌っていたように見えましたが、今日の試合における守備面の狙いについて聞かせてください。
縦ズレ、横ズレでアグレッシブにいくところが、最初の10分ぐらいは慎重に入ってしまったと思います。途中からアグレッシブな縦ズレ、横ズレに変わったので、相手陣で我々がプレーをすることも、相手陣でプレーをさせることもできたと思います。そういう意味では、前半の守備というのは非常に機能していましたし、願わくば前半の良い時間帯に点を取りたかったなというふうには思います。立ち位置的に中間ポジションをどういうふうに取るのかという意味では、アグレッシブなポジションの中間ポジションを取れたことが前半良かったことかなというふうに思います。
2026/27シーズンに向けて危機感を抱いているという部分をより詳しく聞かせてください。
チームのレベルアップというのは高いレベルの競争以外にはないと思っています。即戦力を補強して高いレベルを生み出すというのがJ1の通常のクラブですが、我々は時間との戦いで成長なんです。もっと言えば、ウィンドーが開くごとに我々はチャンスというよりもピンチになることが多いクラブなので、とにかく成長のスピードを上げないといけない。それがポジションの競争力を高めることになる。そういう意味では、自分が今日3枚しか(交代カードを)切れなかったという、ちょっと自分に対するまだまだやり切れていないという思いの方が強かったです。
65歳という年齢までJリーグの舞台で指揮を執っていることについてどう考えていますか?
考えたこともないですが、自分は選手に育てられていると思っています。自分がアップデートできなければ、この世界にいられないと思っています。コーチにも恵まれていると思っていますし、とにかく今この選手たちと一緒に成長して、このクラブをもう少し高みに持っていきたいと、その思いだけなので、後ろを振り返る余裕は全くないです。
個人としては今季初のPK戦で2本のセーブを見せた長沢祐弥選手の評価を聞かせてください。
少し記憶が定かではないですが、去年も一昨年もマテウスは3年連続でリーグ戦全試合に出ています。(長沢は)カップ戦は多少出たかもしれませんが、そういう立ち位置の中でやり続けるというのは簡単ではないです。いつ何が起こってもいけるような準備を毎日するというのは、彼の中でテーマを見つけながら、一つひとつ積み重ねながらやらない限り、いきなり出て結果を出すなんてことはできないので、その努力はすごいなというふうに思います。誰しもセカンドキーパーで甘んじて、それに満足するゴールキーパーはいないですが、セカンドキーパーの時も雰囲気を壊すことなく、淡々とチームを支えてくれていましたし、いまファーストチョイスになっても、彼の振る舞いが何ら変わることがないところがすごいなと、尊敬に値するなというふうに思います。
DF 6宮原 和也
個人としてのパフォーマンスを振り返ってください。
守備に関して、今日は行くところがはっきりしていたので、すごく行きやすかった部分がありました。浦和戦や川崎F戦では、ちょっと浮く時が何回かあったのですが、今回ははっきりマークしていて、そこに対応できたのかなと思います。前線の選手がしっかり追いかけてくれているので、カバーしやすいというのもありますし、そこは考えながらやっていました。
チーム全体としてマークの受け渡しもスムーズに見えました。
相手に自由を与えるとやれるチームだと思っていたので、しっかり自由を与えないようにしっかりアグレッシブに行こうという話はしていました。
PK勝ちとはいえ、30歳のバースデーでの勝利はいかがですか?
本当に誕生日の日にこの試合ができるというのも幸せなことですし、その中で勝てて良かったです。
30歳の誓いはありますか?
別にやることは変わらないですが、本当に一日一日を大事にして、チームのために頑張りたいなと思います。
相手の前線の高さがない部分で蹴らせる守備ができた点も大きかった気がします。
それももちろんありました。前から嵌めてショートカウンターというのも形としてはあると思っていたので、そこが点につながれば、より良かったと思います。ただ、後ろはしっかりゼロで耐えられて良かったと思います。
昨年からメンバーが入れ替わった中で今季2度目のクリーンシートの手応えはいかがですか?
やっぱり無失点で終えることというのは、後ろをやっていて本当に気持ちの良いことですし、そこにこだわってやっているので、今日はPK勝ちとはいえ、無失点で抑えたことは良かったと思います。
今日も素晴らしいプレーを見せた長沢祐弥選手について聞かせてください。
本当に練習からでも素晴らしいパフォーマンスをしていますし、ここ数試合出ていますが、本当に安定感があります。しっかり足元もあるし判断も良いですし、素晴らしい選手だと思っています。今日も祐弥としゃべりながら「ゼロで抑えよう」という話はしていました。
MF 8齋藤 功佑
ダービーマッチを勝利した率直な気持ちを聞かせてください。
最高です。ただみんな喜んでいましたけど、そこまでではなくて、監督も喜びを爆発させるというよりかはしっかりと冷静に判断して、さらなる成長を促す感じだったので、チームとしてはこの引き分け、この勝利に満足せず、次に向かっていくというイメージです。
前半は前から嵌めに行く守備が機能しました。
そこはうまく嵌ったんじゃないかなと思います。ちょっと難しい時間帯もありましたし、最後押し込まれましたけど、最後に体を張って守り切れたので、本当に自分たちが大事にしているところは結果としても示せたかなと思います。隙を作らずにやれたので、結果としてもゼロで抑えられたのではないかなと思います。
染野唯月選手の存在感は大きかったですね。
僕もその印象だったのですが、試合が終わった後、ソメ(染野)は「今日全然(空中戦で)勝てなかったな」と言っていたので、驚きました。本当にチームとしてすごく助かっています。ただ、チームとしてはその後のクオリティ、自分も今日3本ぐらいシュートを打ちましたけど、やっぱりそこを決め切るというところにフォーカスして、もう1個上に上がっていけるようにやりたいなと思います。
シュート3本のうち、どの場面が一番ゴールに近かったですか?
全部決定機でしたが、(松橋)優安のクロスはすごく良くて、個人的にはちょっと焦って体を投げ出すのが早かったかなという印象です。守備でハードワークした後にゴール前とかでバランスを崩したりだとか、強度を出せない状態で、良い質でプレーできるかというところは、継続してやっていきたいなと思います。
前節からセカンドボールの回収は改善された印象です。
チーム全体でも意識してやりましたし、今日はすごくそこがキーになると監督も言っていたので、集中してやれたと思います。
相手のボランチの動きに少し苦戦しましたが、徐々にアジャストしました。
システム上、押し込まれた時にボランチがバイタルエリアを消してから相手のボランチのところに出るところはちょっと強度が必要になるので、チームとしても監督もそこは指摘していましたけど、今日はそこに関して自分たちのボランチが無理をきかせて頑張ってくれたかなと思います。
交代した状況でPK戦を見守る形になりました。
あとは見守るだけなので、本当に見ていて頼もしいというか。(長沢)祐弥くんもすごく止めてくれていましたし、蹴る側の選手も思い切って蹴れていたと思います。あとはゴール裏のファン・サポーターの圧というか、力は大きかったのではないかなと思います。祐弥くんはいつも上手いので、なんか誘導しているというか、蹴らせるみたいな感じです。だから、チームメイトはすごくそれを体感していましたし、「やっぱりすげえな」という感じで見ていました。
GK 21長沢 祐弥
多くの東京ヴェルディのファン・サポーターの前で勝利をもたらしました。率直な気持ちを聞かせてください。
普段サブとかで直接勝利に関わることはない中で、こうやって少しでも結果としてチームの力になれたというのは、すごくうれしいです。雰囲気も最高でした。PKを受ける前に毎回毎回後ろを見たら、スタンドいっぱいの緑で最高でした。
PK戦では相手に蹴るコースを誘っている感じですか?
別に何か特別なことをしたことはないです。よく憶えていないですけど、そんな感じです。
セカンドキーパーが長く続いた状況でどういった意識を持ちながら、日々取り組んでいましたか?
シンプルなところで「スタメンを取る」ということだけを考えてきました。そういう気持ちで練習とかをやって、試合になったらサブでの役割もあるので、それはそれでしっかりと意識しています。自分がサブとわかっていたら、スタメンが気持ちよくプレーできるようにとか、そういうのも考えますが、それ以外の練習では常にスタメンを取るつもりでやってきました。
J1の舞台で戦うなかで個人として意識しているところを聞かせてください。
チームに勝ちを持ってこれるかどうかというところだけ。そこだけを考えています。