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MATCH試合情報

明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド 第14節 - 東京ヴェルディ vs 柏レイソル

マッチレポート

監督コメント

城福 浩 監督

試合を振り返ってください。
前半はなかなか自分たちの時間を作ることができず耐える時間が多かったですが、最後のところ、肝心なところで選手がよく我々の基準を保ってくれました。特に前半は決定的なシーンというものはほとんど作られていないと思います。ただ、選手はちょっとボールを握られて前から嵌められない時間でイライラしたところもあったと思うので、もう少し早く改善できれば良かったなと思います。35分ぐらいまではなかなか解決策を選手が見いだせなかった。我々もやや伝え切れなかったところがあって、前半の最後ぐらいからそのイメージを持てて、そのまま後半に入れましたので、後半はしっかり戦えるかなとは思いました。ただ、むしろ後半の方が決定的なシーンを作られたという意味では、サッカーというものはなかなか難しいなというふうに思います。それも1回か2回だと思うので、最後ゴールキーパーを含めて一歩の寄せがコースを限定できたと思いますし、そういうことをみんながやり続けられたので、やはりチャンスが来て、そこを決め切れて勝点3を取れたと思います。とにかく良くない時こそ我々の本質というか、我々の基準を手放さないというところをみんなができたということは非常に大事なことかなと思います。

前節インアウトだった新井悠太選手が今日決定的な仕事をしましたが、この前の試合前から今日送り出すまでにどういったアプローチをしましたか?
正直、今日まで全くアプローチをしていないです。ただ、前節の鹿島戦でチームとして我々が良かったところ。我々が課題として克服したいところを共有したシーンの中に、もちろんポジティブな面もネガティブな面でも彼はいました。特別にフォローするというよりは、必ず彼は次にチャンスがあると思うで、そこで何が良くて、例えば途中から出た時には何を手放してはいけないのかと。そのなかで自分の特長をどう出すのかというのは、彼なりに整理して入ってくれたのかなと思います。今日は入る直前も守備は信頼していると(伝えました)。ただ、彼の攻撃での前への推進力の出し方というのは、どうやって出すかというところ、そこだけだと。守備は「思う存分やってこい」というような形で言いました。良い形で前への推進力を出してくれたと思います。

前半35分過ぎに平川怜選手を呼んで指示を出されていましたが、どういった声掛けでしたか?
柏さんの3バックが大きく開いてボランチが下りてきて、バイタルエリアに小泉(佳穂)選手が下りてくるというのに対して中盤を厚くする。我々の想定ではない立ち方をした時に、それをどう振る舞うのかというのを、全員で意思統一できていなかった。ただ、やるべきところで2度追いしたりだとか、歪みを個人の頑張りや寄せで解決していたのですが、チームとして「それをどうやろう」というのをあそこで伝えて、そこから少し選手はすっきりしたかなと思います。

長沢祐弥選手を筆頭に各選手の頭から湯気を出した上での成長がチームの勝点といった数字につながっている印象です。
頭から湯気を出すというのは精神論でもありますが、どういうふうに湯気を出すのかというのは、攻守において我々は具体的に伝え続けています。これは日々のコーチ陣含めて辛抱強く、それはゲームに関わっている選手、サブの選手、メンバーに入れない選手含めて、我々ヴェルディがどういうふうに湯気を出すんだというところを、攻守において日々ピッチの上で膝を突き合わせてやっています。選手がよくそこに応えようとして食らいついてきてくれているので、それが少しずつ勝点とつながってくると確信になってくると思いますので、このサイクルはそれができているとはちょっと僕はまだ言えないですが、そのサイクルしか、このクラブはJ1で戦う術がないと思うので、それを続けるのみです。この百年構想リーグというのは特別な大会ですが、試合に向けて一日一日の練習をどのように大事にするかというところは、僕らのなかでは普通のリーグと変わらないでやっているので、これが勝点とリンクして自信につながっていくのは非常に良いことです。ただ勝点がどうであれ、日々のアプローチがすべてですし、彼らが日々積み上げてきたものが何日間か見たらわからないかもしれないけど、6カ月単位で見たら確実に成長している。メンバー外だった選手がメンバーに絡んできている。これしか我々に方法はないと思っているので、それを続けるのみです。

長沢祐弥選手のパフォーマンスに対する評価を聞かせてください。
今日一番危なかったのは、細谷(真大)選手がプルアウェイして、そこにスルーパスが出たシーンで、彼のコントロールも良かったと思います。ただ、長沢のあのシュートストップに至るタイミングだとか、それは本当に見事だったなというふうに思います。これは試合に出ていることによって、その感覚というものはより研ぎ澄まされてきているなというふうに思います。やられたとはいえ、足音を聞かせるようなディフェンダーの諦めない寄せというものがゴールキーパーの判断を良くしていると思うので、これはあのシーンだけではなくて、他にも言えることです。ゴールキーパーがよく見えるということは、それだけ限定できているディフェンス陣がいるというふうにもつながると思うので、これはみんなで、あのシーンを作りたくはないけれども、最後のところで足音を聞かせるような諦めない姿勢というものは大事にしたいなというふうに思います。

選手交代と守備とのバランスで難しさもあったかもしれませんが、齋藤功佑選手と白井亮丞選手を同時出場させた狙いについて聞かせてください。
前半の時から修正して、ハーフタイムにも修正したことを伝え、引き続き(途中出場した)彼らにはやってもらったので、彼らが入ってから守備の形が変わったということではないです。ただ、良い守備をするのであれば、ある程度良い攻撃をしないと良い守備にならない。良い攻撃をするのであれば良い守備から。これは全部つながっているので、彼らが足元に入った時にすぐ相手に手放すのではなくて、ある程度自分たちの時間になれば、本来のシャドーの位置でプレーできる時間ができます。ボールを手放さない技術が彼らにはあるので、そこで本来のシャドーの位置でプレーできているように見えたんだと思います。それで今度攻めに行った時のオープンな形になった時に、もうひとつは垣田(裕暉)から細谷に代わって、我々が小泉をしっかり捕まえに行った時に、林(尚輝)と相手の細谷選手が“裸になる”と僕らは言うのですが、1対1になる。そこを目がけてラフなボールを入れてくるという戦術に変えてきてピンチになっていたので、あそこは我々も相手がどういうふうに人を代えて戦術を変えてきたのかというところを、両センターバックがもう少し早く気づけるようにはしてあげたいなと思います。全部一緒に食いついていくと、あそこが1対1になるので、あれは状況を見て相手の戦術が変わってきたところをもっと感じられるような、そういうチームにはしていきたいなというふうに思います。

試合終盤まで交代カードを我慢していたように見えましたが、その辺りの意図を聞かせてください。
ひとつはだいぶボールを動かされていたというのと、今日は結構暑かったです。足を攣る選手が出そうな感じがしていて、2回目の交代、3回目の交代というのは少し慎重にやらないといけないなと。交代してから最終ラインで足が攣ったりするとなかなか難しいゲームになるので、パフォーマンスもそうですけど、ピッチ上で痙攣を含めた状況を見極めながら、ギリギリまで引っ張ったというのが正直なところです。我々は疲れとか足の痙攣を見極めながら、誰を交代出場させるかは、どこに推進力を持たせるか、どこでキープ力を増すかというところで、齋藤功佑を(ボランチに)落とすというのは大きな選択肢のひとつだったので、そこで推進力のある選手を出場させるというところは、我々が用意していたうちのひとつでした。

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選手コメント

MF 10森田 晃樹

試合を振り返ってください。
相当相手の時間も長かったですが、そのなかでも最後のところで体を張って、ディフェンス陣とかゴールキーパーが止めてくれたことがすごく大きかったなと思います。それとしっかり(新井)悠太が短い時間でしたけど、試合に出て決め切ってくれたというのはすごく大きかったです。

交代前には惜しいミドルシュートもありました。
まあちょろちょろでしたけど、今までで一番ゴールに近かったかなと思うので、あれをもっと精度を高めて、ああいうところから決められるようになると、もうワンランク上の選手になれるかなと思うので、そこは引き続き練習あるのみという感じです。

体力的な部分で厳しさもありましたか?
そうですね。今日は特にそうですけど、だいぶ走らされた感じはあるので、だいぶ疲労も溜まっていたのですが、そこも含めて最後までやれるぐらいの感じが大事です。

前半半ばには素晴らしいドリブル突破もありましたが、あれは感覚的なプレーですか?
あれは感覚ですね。相手を認知した上での選択ではあります。でも、基本的には感覚的ではあると思います。

負傷者も出ている中で難しい試合を勝ち切るという底力も出てきた印象です。
最近は特にそうですけど、粘り強さみたいなものが出てきて、最後に体を張ったり、簡単に失点していないというのは感じます。やっぱり選手が変わったとしても、ベースにあるものは一緒です。そこをやれていることが、一番チームとして良いことなのかなと思っています。

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DF 22内田 陽介

久々の先発出場で90分戦い切りました。守備を中心に良いパフォーマンスだったと思います。
でも、背後を何回かやられたので、そこの体の向きとか予測というのは久しぶりだったという部分で、ちょっと自分のなかで違和感があったのですが、次の試合に向けて修正できればと思います。

相手の変化という部分では普段右サイドの久保藤次郎選手とマッチアップする形になりました。
初めて対応したので、最初はどんな感じで来るのかなと思ったのですが、思ったよりもスピードがあったので、最初はちょっと引き気味になりましたが、ボールの移動中に寄せるところだったり、そういうところは意識しました。

サイドは相手の頻繁なローテーションという部分で受け渡しの判断含めて非常に難しい部分があったように見えました。
自分と(鈴木)海音は相手のシャドーとウイングバックについていて、縦ズレできない状態だったので、(松橋)優安くんにボランチと3バックの左の2枚を見させてという感じで、本当に(自分たちの)シャドーが走ってくれたおかげで、守備のところはやられずに済んだのかなというふうに思っています。

前回対戦の反省を踏まえてサイドでの無理な縦ズレは自重していた印象です。
そこは変に縦ズレしないようにしました。無理やり前から行ったら逆に外されるなというのを感じていたので、そこはチームとして意識しました。

最後のところで守備が耐えたところが結果につながった印象です。
最後の最後でチームとして失点しなかったというのは本当に大きかったです。

前半終盤には右からのクロスに対して、大外で反応した久保選手の手前で体を張る素晴らしい守備もありました。
あそこは最後の最後なので、意識しながらやらせないようにしました。

攻撃の部分では全体が押し込まれた中で少し課題も出ました。
もう少しつながりが持てればという感じでした。あとはもっと相手陣地でサッカーをやりたいなというのと、ソメくん(染野唯月)がちょっと孤立していた感じがあったので、そこに入った後に関わっていく意識を次の試合ではしたいなと思います。(ウイングバックとしては)出て行ったタイミングで相手の切り替えで奪われて、また戻ってきて、自分が出たスペースを使われる場面もあったので、怖さもありつつという感じですね。

ウイングバックで切磋琢磨してきた吉田泰授選手の想いも背負ってプレーしましたでしょうか?
泰授くんの想いも背負いながら、泰授くんはすごく悔しいと思いますけど、自分たちがその想いも背負ってチームとして結果を残していきたいなと思っています。

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FW 27白井 亮丞

途中出場で良い仕事ができたと思います。
得点につながったシーンで競り勝てたことは大きいと思いますけど、だいぶ体が重くてバテてしまって、相手にチャンスを作られたのは、ほぼ僕のところからだったと思うので、そこは反省して次に向けて準備をしていきたいと思います。

決勝点の起点となった場面を振り返ってください。
僕ら2人に対して、相手のディフェンダーが1枚しかいなくて、良い感じにボールが流れていくなと思っていたのと、疲労で僕自身はちょっときつくて、ポジション取りが遅くなったのですが、それが良い具合に相手も流してくれていたので、あそこにソメくん(染野唯月)が走ってくれているのを信じて落とせました。

その場面以外でも染野唯月選手の決定機を演出するプレーもありました。
あのプレーは良かったですけど、ああいうプレーを増やしていきたいです。それ以外のところでは僕にボールが来た時に失ったシーンだったり、五分五分のボールに対して自分の反応より相手の方が早いとか、そういうシーンも多かったので、そこは反省したいです。絶対に集中していればいけたシーンですし、僕自身きつくて負けた。自分自身に負けたと思うので、そこは反省して、もっと強くなりたいなと思います。体的に乳酸が溜まっても走れる、そういう体作りと、気持ち的にここで絶対にボールを取られない、そういう部分がソメくんとかにあって、僕にないものだと思うので、あそこで簡単に転がらないようにしたいと感じています。

交代出場直後には深澤大輝選手との連携でコーナーキックを取る相手陣での良い守備もありました。
そうですね。でも、まだまだボールを中へ蹴られていますし、縦につけた後のワンツーについていけていないシーンだったり、レイソルはそういうところがすごく上手いですけど、僕自身そこについていけていないと、城福さんの信用を得られないですし、自分自身の成長にもつながらないので、足に当てるか、ついていくかはっきりさせてやっていきたいです。

押し込まれる難しい状況での出場で意識したところを聞かせてください。
勝ちに行きたかったので、攻撃でタメというか自分たちのボールにして、自分たちも攻撃ができるようにという意味で、僕と(齋藤)功佑くんの投入だったと思いますし、クマくん(熊取谷一星)、(松橋)優安くんがあれだけ走って前から守備をやって交代したので、そこを受け継いで、僕らがまたそこから空気を変えられるようにというふうな感じでやっていました。

前回対戦の反省が活きた試合という感覚ですか?
ゼロで終えられたことがすべてですけど、ああやって背後に走られること。そこにちゃんとリンくん(林尚輝)とか(井上)竜太くんとかが対応してくれていたことが大きかったです。小泉(佳穂)選手のところもうまく対応できていたのかなとは思います。

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