MATCH試合情報
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試合を振り返ってください。
平日のナイトゲームで、チーム状況が難しい中でもたくさん来ていただいたファン・サポーターの方にまず感謝したいと思います。ゲームに関しては、もっと攻撃で主導権を握って、もっともっとチャンスを作って点を獲らせてあげたかったです。選手にも言いましたが、立ち上がりは本当に選手が気合いが入っていて少し硬い感じでした。とはいえ、20分より45分、45分より60分、60分より90分、90分より105分、105分より120分。少しずつ僕が本来思っていた景色になってきたかなと思います。最後のところはまだまだですが、昨日ほぼ1日の準備だったので、それは言い訳になりますけど、とはいえ選手にも言いましたが、城福さんが一番大事にしていた、勝つためにやるべきことをやってくれたおかげで、最後に勝利を持ってこられたかなと思います。
短い準備期間で本日の先発11人とベンチ入り9人をどのような意図で選びましたか?
本当に全員を選びたいぐらい、月曜日の日常の変化からこの2日間、昨日、一昨日で選手が本当に前を向いて良いトレーニングをしてくれていたので、全員をピッチに立たせたかったです。ただ、勝負がかかっているので、相手のことも考えて、とにかく攻撃で主導権を握りたいというふうに思っていました。少しリスクはあったかもしれないですが、僕がやらせてもらっているU-21の選手をベンチに入れて、こういう展開になるかなとも思っていたので、彼らが今やっているような形で表現したかったですけど、なかなか簡単なものではないと思いながらも、全員がメンバーに入るのに値したので、本当にとても悩みました。
2日前に城福浩監督の契約解除が発表された中で選手たちにも動揺があったと思われます。その中でどのようなマネジメントを意識されていましたか?
もちろんとても衝撃的というか、それは隠しようもない事実でした。少しお時間をいただきたいのですが、自分がなぜこの東京ヴェルディにお世話になっているのか。僕は2023年に自分の未熟さで、ガンバ大阪のたくさんの方にご迷惑やご心配をかけて、半年間、高知ユナイテッドSCでお世話になって、高知から帰ってきた12月、確か12月24日だと思いますが、今(日本サッカー)協会にいらっしゃる僕と同じ大阪で育った小倉(勉)さんを介して、推薦していただいたようで、江尻さん(江尻篤彦強化部長)に声をかけていただいて、それをクラブの中村(考昭)社長がそういう状況の僕を受け入れてくれました。一番は現場のボスである城福さんが受け入れてくれなければ、今の僕はないと思っています。あのままの状況だと、おそらくこの世界でやっていけない状況でした。そこで手を差し伸べてくれたのが城福さんでした。城福さんが何歳までやられるか、それはわからないですが、城福さんも「自分の監督人生が第4コーナーを回った」と言っていたので、最後「良い監督人生だったな」と思ってもらえるように、できる限りの力を尽くしたいと思っていました。その志半ばだったので、とても責任を感じていました。ただ、大切なクラブの財産である選手がいるので、自分も逃げるわけにいかないので、なんとか自分を奮い立たせました。月曜日の朝、城福さんが選手に挨拶されたのですが、その後に全員をジムに集めて、今は何を言ったか少し覚えていないですけど、とにかくたくさん話をしました。この3日間は選手とものすごく話しました。やっぱりうちの選手たちはとても気概があって根性があるので、本当に今日は難しかったと思うのですが、なんとか今までの状況を変えるきっかけに、これから明るい未来になるきっかけに、今日の試合からやろうという形でスタートしました。PK戦でしたが、カテゴリー関係なく相手もたくさんのJ1・J2のチームを破ってきていて簡単ではなかったですけど、最後彼らの思いが勝利を持ってきてくれたかなと思います。何を伝えたかというより、僕の東京ヴェルディ、それから城福さんに対しての感謝の気持ち、思いをまず伝えて、みんな一緒だと思うので、だからそこに共感してくれたのだと思います。
今日の試合を踏まえて次の試合に向けてどう向かっていきますか?
日曜日にJリーグが再開します。選手にも言いましたが、幸い試合が迫ってきてくれるというか、何かマイナスな感じで試合があるのではなくて、またサッカーがやれる、またこの素晴らしいスタジアムで素晴らしい相手とやれるという喜びの方を感じて、状況は難しいですけど、それはサッカーだけではなくて、本当に状況の捉え方ひとつで、その感情ひとつで全然違うことになると思うので、とにかく前向きに積極的に「また試合ができるんだ」という気持ちでやってもらいたいなと思います。
今日の試合後に選手たちにはどういった声掛けをされましたか?
まずとてもタフな3日間のみんなの振る舞いにお礼を言いました。なかなか簡単にできるものではないです。まずその感謝の気持ちを伝えました。そして少しずつ、少しずつプレーヤーからフットボーラーになっていったというか、時間とともにプレーする勇気が出てきたのではないかなと思います。最初は少し怖がっているような感じもありましたが、(プレーする勇気が出てきたことが)僕は一番嬉しかったです。すぐに広島戦があるので、これをただPK戦で勝ったで終わらせるのではなくて、この間のU-21後にも言いましたが、僕はラインダンスも大好きですけど、僕らが控え室に戻る時のファン・サポーターの応援がとても大好きで、また皆さんに喜んでもらえるように選手、スタッフ、クラブみんなで頑張りたいなと思います。
ご自身の個人的なリーダーとしての展望のようなものを聞かせてください。
最近は「仁志、これからどうしたい?」というふうに本当にたくさんの方から聞いていただきます。でも、僕も何回かこの日常、当たり前のようにグラウンドに行っていた日常をなくした時間があります。だからこそ、今日もヴェルディで最後のつもりでやりましたし、一日一日僕はもう最後のつもりで過ごしています。やっぱり何不自由なくサッカーができるということが当たり前ではないと思います。やりたくてもやれない人もいますし、極端に言ったらこの世界に行きたくても行けなかった人もたくさんいます。僕らはただ好きで始めたサッカーでこれだけの人に応援してもらっています。だから少ししんどいぐらいで頭を下げていたら、そういう方たちに申し訳ないので、何をやりたいと言われても難しいのですが、一日一日を本当に「今日もサッカーをやれてありがたいな」という思いを持っています。その先に何かが見えてくるのではないかなと思います。なぜなら高知に半年行って自分に向き合って、そういう時に手を差し伸べてくれたのが東京ヴェルディであり、城福さんなので、やっぱり見てくれている人は見てくれているな、神様も捨てたものではないなと思ったので、そう思って一日また明日大切に積み重ねたいなと思います。
GK 1マテウス
試合を振り返ってください。
正直なところ、心の底から喜べるかと言われればそうではないですし、今日のパフォーマンスをしているようだと、やっぱりどこのチームにも勝てないのかなというのは正直なところ思います。ただ、やっぱり難しいチーム状況でもありますし、その中でどんな形であれ勝ったというところはよかったのかなと思います。
PK戦ではデータがほとんどない中で素晴らしい2本のセーブがありました。
特に情報はそこまでなかったですけど、うまく当てられたのかなと思います。
城福浩監督の契約解除という大きな出来事があった中でどんな思いで試合に臨みましたか?
城福さんの体制もすごく長かったので、選手としても慣れていった部分というものが多少あったかもしれない中で、気持ち的に難しいところがありました。ファン・サポーター含め、いろいろな方々は監督の責任だというふうに言うと思うのですが、やっぱり中にいる人間からすると、そこの責任だけではなくて、やっている選手たちの責任であるのは間違いないと思います。そこは各々が感じる部分であります。だから、監督が変わったからといって今日のパフォーマンスだったり、今のレベルでやっているようでは何も変わらないと思います。プロとして、しっかり城福さんが築き上げてきたものだったり、闘うものはしっかり続けながら、より良いものを求めていかないと、勝利にはなかなか近づいていかないのかなというふうに思います。
短い準備期間でこの窮地を乗り越えるために選手間やチームとしてどういったコミュニケーションを取りましたか?
時間がなかった中で、そこまで選手間での話というものはなかったですが、今日はヒトシさん(森下仁志ヘッドコーチ)が指揮をしてくれた試合ということもありますし、ヒトシさんがここまでチームに対してやってくれていたことだったりも自分たちは感じる部分もあります。全選手に対してしっかりリスペクトを持って接してくれる方です。選手みんながヒトシさんを慕っている中でヒトシさんが責任を持ってこの試合を指揮してくれたと感じています。しっかりヒトシさんに勝利という形をつけられてよかったなと思います。
MF 8齋藤 功佑
PK戦とはいえ結果を残せたことは大きいと思います。
本当に大きなことだと思いますし、本当にこれを自分たちにとって良いきっかけにしないといけないと思っています。
2日前に城福浩監督の契約解除が発表された中、難しい状況での試合になりました。
最初はやっぱりショックでしたし、悔しいというか、いろいろな思いがこみ上げてきました。正直なところだいぶ食らっちゃっていました。ただ、その状況で間違いなく、ヒトシさん(森下仁志ヘッドコーチ)の男気というか、その人間力に助けられたという部分がある中で、なんとか今日の試合に臨むことができました。
この短い期間で森下仁志ヘッドコーチからはどんな声掛けがありましたか?
ヒトシさんも城福さんが契約解除となってしまったということについての責任を感じていましたし、城福さんに対する強いリスペクトがあると思います。その悔しさを、感極まった感じで最初に話してくれました。それでも、指揮を執らないといけないところで大変だったと思うのですが、心を強く持つことやサッカーに対する向き合い方だったり、大事にしないといけない気持ちのところを奮い立たせてくれました。その時にすごく良い言葉を頂いたのですが、城福さんもヒトシさんもやっぱり一日一日の振る舞いというか、それがあるからこそ、選手にすごく響くものがあると思います。本当に偉大だなと思いました。
個人として求められるプレーの役割の変化はありましたか?
そこまで役割は変わらないですが、今日はあまりうまくやれなかったかなと思っています。ビルドアップの時の最終ラインと前との関係性が効果的ではなかったなというのはあって、少し迷いながらやっている部分もありました。でも、(体制が)変わった時というのは当たり前というか、付き物だと思うので、まずはトライしてチームが崩れないことが一番大事だと思います。少しずつみんなでコミュニケーションを取りながら良くなっていければ良いのかなと思います。
今日の試合を踏まえてリーグ戦に向けてどう改善していきますか?
ヒトシさんはこの数日間で大事なことを伝えてくれていました。その心というか、そこだけはどんなサッカーをしようができる部分だと思うので、チームで前を向いてやっていきたいと思います。これまで積み上げたものを手放すのはもったいないですし、城福さんが築き上げてきたものは僕らのストロングになっていますし、それは本当になくしてはいけないなと思っています。
FW 27白井 亮丞
試合を振り返ってください。
ボールを持つ展開が多い中、チャンスも少なからず作れていたと思うので、フォワードとして決められるところを決めきれなかった責任を感じています。
染野唯月選手との2トップに藤本寛也選手がトップ下に入る新たな形でした。どういったところを意識してプレーしましたか?
そこは入れ替わりながらやっていました。ビルドアップの時に(藤本)寛也くんが右サイドに落ち気味でやっていたと思いますが、左サイドのところをどう使うかという部分では、僕だったり、ソメくん(染野唯月)だったりが中盤に落ちて関わって前進できればというところでした。そこが自分の中ではなかなか難しさがあって、(齋藤)功佑くんにもいろいろアドバイスをもらいながらやっていました。映像を確認してもう一回見直したいと思います。2トップの今までにない形でやっていたと思うので、シャドーだったらあそこにシャドーが落ちてという形でできたと思うのですが、2トップのメリットとして、やっぱりゴール前に蹴った時とか、前に枚数が多いので、そこで何回か僕が前半シュートまで行けたのは良かったところだと思います。でも、ビルドアップのところはゲーム中に考えながらやらないといけないところだったと思うので、そこは反省して次に生かしたいと思います。
試合の入りは気合いも含めて少し硬さはありましたか?
前半の入りに比べれば後半は良くなりましたし、延長もボールを持つことができたとは思いますが、やっぱり前半の入りは普段やっていないサッカーという部分の難しさはありました。でも、個人の能力になりますし、絶対に自由にやればできることだと思うので、そこのところは僕自身も緊張がありましたし、もっと最初からボールに関わりたいと思います。
前半の決定機では相手に先に触られた中での咄嗟の反応になりました。
そんなに強いシュートがいるわけではなかったので、当てて枠に飛ばそうというふうに考えていました。決めきらないといけないシーンだったと思います。
守備の切り替えの部分ではU-21川崎フロンターレ戦の反省を踏まえて個人的に良いシーンもありました。
そこは城福さんから言われ続けていたところで、3年間言われ続けてそれなりにできるようにはなってきたのかなとは思います。ただやっぱり他のところで点を獲っていれば全て変わると思いますし、フォワードとしてやるべきこともあると思うので、そこをもっと磨いていかないといけないと思っています。
このタイミングでの試合で森下仁志ヘッドコーチが先発で起用した意味をどう捉えていますか?
本当にありがたいことですし、点を獲ってチームを勝たせてやりたかったです。ただできなかったので、もっともっとやらないと期待に応えられないというか、もっともっとできると思ってくれているだろうし、自分でも思っているので、もっとやらないといけないです。