8/21（日）ヴァンフォーレ甲府戦　初のホーム・アウェイ両クラブによる『Green Heart Room』招待および入場セレモニー参加について

東京ヴェルディでは、2021シーズンより味の素スタジアムでのホームゲームにおいて、障がいのある方がご家族で試合観戦を楽しめる『Green Heart Room』を運用しています。

Green Heart Roomは障がいの種類に合わせて仕様をカスタマイズする部屋で、コンセプトはご自宅のリビングルームのようにリラックスしてＪリーグを観戦していただくことです。

センサリールームの主な対象となる自閉症の感覚過敏の方だけではなく、可能な限りあらゆる種類の障がいのある方をお迎えすることを目指しています。

 

設置にあたっては事前に東京都立多摩桜の丘学園（特別支援学校）の先生方にアドバイスをいただき、部屋の仕様を検討しました。

またコーポレートパートナーである株式会社エムールからのご協賛、ホームスタジアムである味の素スタジアムからのご協力もとに、年間5試合ほどの運営を継続しています。

 

そして8月21日（日）開催予定のヴァンフォーレ甲府戦では、初めてホーム・アウェイ両クラブのサポーターを招待することになりました。

東京ヴェルディ、ヴァンフォーレ甲府を応援するご家族にそれぞれご来場いただき、2部屋ご用意するGreen Heart Roomからのご観戦に加え、選手入場時のセレモニーにもご参加いただく予定です。

 

2021シーズンにGreen Heart Roomをスタートしたとき、全国各地のスタジアムに同様の部屋が設置され、障がいのある方がどの街に行ってもＪリーグの試合を楽しめる未来を思い描いていました。

今回初めてアウェイからお迎えするのが、地域貢献活動や障がい者スポーツ普及に熱心に取り組まれているヴァンフォーレ甲府サポーターの方であることを、大変うれしく思います。

 

当日の様子は、改めて公式ウェブサイトなどでご報告します。

東京ヴェルディは誰もがスポーツを楽しめる社会を目指して、今後も活動を続けていきます。

 

■過去のGreen Heart Room運用レポートはこちら