中原輝 選手 チーム合流後の囲み取材を実施

7月21日、中原輝 選手がチーム練習を終え、取材に応じました。

 

―東京ヴェルディに加入してどんな雰囲気を感じていますか。

 

昇格争いをしているチームなのでとても雰囲気が良いと思います。若い選手もいて勢いもありますし、今シーズン結果を出している雰囲気を感じ取れます。

 

―移籍を決断した理由を教えてください。

 

僕自身セレッソでは昨シーズンから立ち位置的に途中出場の状況が多い中で、今季もそこを覆すことができずにいました。そして今夏に（移籍加入の）お話をいただいて僕自身もう一度サッカー選手として成長するためには試合に出場しないといけないなと思い、J1昇格争いをしているチーム、そして城福監督と話をして（ヴェルディが）やっているサッカーに僕自身がフィットしそうだなと思い決断しました。

 

―セレッソ大阪でも出場はしている状況でした。

 

そうですね。怪我なども少しありましたが、基本的にはメンバーに入って途中から出場することが多かったです。僕は途中から出場して残り時間で結果を出すスピードスターではないですし、僕のプレースタイル的にはスタートからプレーできた方が周りから良いイメージを持ってもらえると思っています。スタートから出場することにこだわっていますし、僕ももう27歳なのでこれからもう一段階上に行くためには（今季残り）半年間を途中出場で過ごすよりは、このチームに来て僕自身結果を出しながらヴェルディがJ1に昇格できるように取り組んでいきたいと思いました。そうすれば僕自身の評価も自然と上がると思いますし、結果にこだわってやっていきたいです。

 

―ヴェルディのチームスタイルも移籍を決断するうえで大きかったですか。

攻撃的なスタイルですし、ショートパスも使いながらテンポ良く攻撃しているサッカーはとてもやりやすい印象がありました。実際に練習をしてみて技術のある選手も多いですし、良いサッカーができると思います。

 

―モンテディオ山形にも在籍しヴェルディと対戦していますが、その時のチームの印象を教えてください。

もちろんその当時と今とでは監督も違うのでなんとも言えないのですが、ヴェルディとは山形に移籍した最初のシーズンの第2節で戦いました。その時は山形で初めてスターティングメンバ―で出場した試合で、そこから上手くプレーできたので良いきっかけになった試合でした。

 

―ピッチ外で自分から周りのチームメイトへ積極的に声を掛ける性格ですか。

僕は全然いかないです（笑）。でもピッチでは思ったことをしっかりと伝えています。若い選手もたくさん出場していますし、僕も中堅の立ち位置になったのでうまくコミュニケーションをとっていきたいです。ピッチ外では（それぞれの選手が）どんなキャラクターなのかまだ掴めていませんし、周りも自分に対してそうですし、試合を戦っていく中で自然と深まっていくかなと思います。