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2025.06.14 トップ

城福監督 試合前囲み取材 J1リーグ第20節 柏レイソル

明日(6/15)の柏レイソル戦に向けて、城福監督が6/13にメディアの取材に応じました。そのダイジェストをお届けします。

―天皇杯・栃木SC戦ではリーグ前半戦で出場機会の少なかった選手が結果を残しました。その手応えを聞かせてください。

我々は1試合1試合の課題と成果に対して根気強くやっていますが、カテゴリーがどうであれ、あの負けられない状況の中で得られた経験は大きいと思います。普段やっていないメンバーでポジティブな面も見られましたし、前線の組み合わせは初めてでしたし、最終ラインもそうでした。最終ラインの立ち位置もどこからどういったボールが出てくるのか、前線のボールを引き出す動きのコンビネーションというものは非常に良いものが見えました。自分たちが絶対に手放してはいけない強度や守備の献身性を保ちつつ、今後攻撃においてさらによいものを見せていくという意味では、新たな競争のフェーズに入ったかなと思います。

―ここ数試合でセットプレーのキックを含めて存在感を高めている熊取谷一星 選手への期待を聞かせてください。

リーグ戦で最初の頃にメンバーに入って、なかなかチームやJ1の舞台で戦うことに慣れるまで時間はかかったと思いますが、辛抱強く彼もエクストラトレーニングの中では非常に高い安定感を示していたので、どこかのタイミングで起用したいと思っていました。シャドーとウイングバック両方あるなと思っていましたが、守備の強度という意味ではまだまだ課題はあるのでそこは目的意識を持って取り組んでほしいですが、ボールを持った時の彼のキックの精度と、その精度があるからこそのキックフェイント。そこは我々にとっては大きな武器になりますし、クロスやセットプレーのボールのスピードも上がるので、我々にとっては彼が台頭してくれることは非常に大きなことかなと思います。

―ルヴァンカップで対戦した柏レイソルとの一戦となります。

我々が攻撃においていま何をこの短い期間の中で上積みできるのか。それは自分たちのストロングを削っているのか、ストロングをさらに伸ばしているのか、というのを見極めながら選手にどんなエッセンスを加えていくか。攻撃においては加え過ぎないこと。迷いや混乱を彼らの中でもたらせないようにしながら攻撃においてはひとつエッセンスを加えたいです。守備においても、攻撃が良くなれば、良い守備の始まりにもなるので、そこはボールの近くの選手が反応できるような失い方、勇気のある失い方をしたいですし、そこから強い強度を持って前から奪う形になればもっと我々が望む姿になると思いますので、相手の可変の仕方をここ2試合で学んだことを頭の中に刻み込みながら、我々の攻撃のエッセンスをいかに自然な形ですり込ませられるかが勝負になるかなと思います。

―次節の柏戦を指揮すると東京ヴェルディのリーグ戦歴代最多指揮を更新することになります。

全くそういうことは頭になかったですし、いま目の前の試合を戦って、どういうふうに勝点3を奪っていくかに頭がいっぱいです。ただ結果としてヴェルディでこんなに長く指揮を執ることができたのは、改めてクラブの自分への信頼や理解があって、選手が勝とうとする、このチームで這い上がっていこうとする姿勢があって、コーチ陣の自分へのサポートがあるからこそだと思いますので、周囲に感謝したいと思います。そういう日なのであればなおさら勝ちたいです。

▼Next Home Game
明治安田J1リーグ 第20節
6月15日(日)18:00キックオフ
味の素スタジアム
東京ヴェルディ vs 柏レイソル
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